戦争狂じゃないんです!!(リメイク版)   作:ベーコンエッグトースト

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どうも〜、初回投稿プロローグのみってのもアレなんで、早速第一話載せてっちゃいマース!!


誤字脱字等ございましたら御報告よろしくお願いいたしますm(_ _)m

それでは、本編をどうぞ!!


第一話ナチ娘ミレニアムダービー

Умереть!!

 

ん...?

何だ...?

 

нац■■ты!!

 

 

うるさいなぁ...せっかく人が気持ちよく寝てる時に他人様の家に土足で上がり込んで騒ぎ出すなよ...

 

У■ри нацисты!!

 

ん...?上がり込んで?騒ぐ?

 

俺が今現在の状況の異常さに気がついた瞬間、

 

(キィィィエェエアァアア?!)

 

 

頭にとてつもない激痛が走り意識が覚醒した。

 

 

激痛と共に頭に流れ込んできた情報

 

『艦娘』 『深海棲艦』 『鎮守府』 『提督』 『戦争』 『ミレニアム』 『飛行船艦娘』『Deus Ex Machina』

 

 

(いやいやいやいや!! ちょっと待てよ?!)

 

 

 

流れ込んできた情報を元手にだいたいの現状を理解した......が情報として理解するのと、頭で理解するのは別問題だ。とりあえず今は周囲の状況を把握するのが先だろうと思い目を開けると...

 

 

 

美少女達に見つめられていた......天国か?!ここは!!

 

 

て、んな訳はない...先程情報を理解した俺には全て解っている......今この現状がどちらかと言えば地獄と言うことも。

 

 

 

俺を見つめる『黒衣』の美少女達の正体も。

 

今、俺のいる何かの乗り物の艦橋と思わしき場所も。

 

 

(ハ、ハハ...俺の二度目の人生、終わったかもしれない......)

 

 

 

「お目覚めですか?代行指揮官殿」

 

...と考えていたところで突如、真横から声をかけられた。

 

 

俺に声をかけてきたのは一人の女性だった。

 

 

今の俺と同じくらいの身長で金髪の髪を肩辺りで切りそろえたスレンダーな美人だったが......なんとも奇妙な格好をしていた。

 

顔にはレンズが複数枚ついた変わった形のメガネをかけ、羽織っている白衣は彼女が医者もしくは科学者であることを示していたが真っ紅な返り血に塗られていた。

 

 

 

(誰だ...?)

 

一瞬そう思った(現状を理解したといっても大雑把にしか理解していないのだ)が、その格好を見てその人物が誰であるかについてすぐに思い当たったのだが試しに聞いてみることにした。

 

 

(どちら様ですか?)

「君の名前は?」

 

 

そんな俺の問に対し目の前の女性は恭しく頭を下げ、

 

 

 

「申し訳ございません、自己紹介が遅れました。この度、代行指揮官殿の補佐を勤めさせていただきます

ドク妖精と申します。どうぞドクとお呼びください」

 

 

と、彼女から返事が帰ってきたが、今俺の頭の中はそれ所では無い。

 

(これはとてつもなくマズイのでは...?!)

 

否!!まただ!!まだ、希望を捨てるべき時では無い!!

 

よし!もう一度...!

 

 

(そうですか、考える時間が欲しいのでしばらく一人になりたいです。10分後くらいに、ご報告よろしくお願いします)

「そうか...よし、ではドク私は少し考えをまとめる...10分後に報告に来てくれ」

 

 

 

(アァア゙ア゙ア゙ァ゛ア゙?! やっぱりぃ?!!!!!!)

 

 

そんな内心荒れに荒れまくっている俺をよそに、ドクがポケットからリモコンを取り出し操作すると、ガコンという音と共に椅子ごと下に下がりはじめた。

 

 

 

(いやー、言わなくても気をつかえるとか、できる部下は違うなー......というかツェッペリンIIにもあったこの機構、マキナにもついてんだー)

 

 

 

そんな風に思考を放棄しながら俺は下の部屋へと

ドナドナされていった。

 

 

 

_______________________________________________

 

 

 

さて、あれから暫くの時間が経ちだいぶ落ち着いてきたので現在の状況を整理したいと思う。

 

 

 

その一→店から出たところでトラックにはねられ死亡

 

 

その二→気がついたら謎空間にいた

 

 

その三→そこで自分の姿が変わっていることに気がついた

 

 

その四→こっちの世界にとばされた

 

 

その五→new自分の身体がミレニアム大隊の所有する空中艦隊旗艦 Deus Ex Machinaであることが判明

 

 

その六→new『黒衣(SS軍服)の美少女達』...大隊員が妖精さん化してた

 

 

その七→newドクとの会話にて自分の喋る内容全てが少佐っぽくなっていることが判明

今ココ⤴

(たーのしーい)

「心が踊るなぁ...!!」 

 

試しに某狩りごっこが好きなフレンズの名セリフを言ってみたもののやはりダメらしい。

普通に(コミュニケーション的に)ハードモードでは?

 

まぁ、唯一の救いがドク*1に懐疑心を抱かれていないという事だろうか......

 

 

 

うん、ぶっちゃけドクは普通に頭いいから中身一般人だとバレたらやばいと思う......

 

 

(カリスマなしで言葉だけ偉そうとかまじで笑えんぞ...)

 

それに何だっけ...?

今世の身体はDeus Ex Machina?

あの軽金装甲とV1ロケットをガン積みした、トンデモ飛行船の......?

 

......。

 

ええぃッ!!!!!

 

ま、まぁ異世界転生でチートってのはよくある事だッ!!

 

うん、それに艦これという年中戦争やってる世界でチートを手に入れることができた...むしろラッキーと言えよう(そもそもこっちの世界に来なかったら必要ですら無かったけど)

 

つまり俺の身体はァアアア!!

ゲルマン民族最高知能の結晶であり!!誇りであるゥウウウ!!!!!

つまり!!

 

全ての艦娘を超えたのだァ!!

 

 

(フハハ八八ノヽノヽノヽノ \ッ!!!!!!!

 

ハァーハッハッハッハハッハッハッハッ...グッゲホッゴホッ!!!!!

(あ〜、逃げたいよ...(現実から))

 

 

 

コンッ コンッ コンッ

 

俺が自分の行く末と現実に対して半分思考を放棄し始めていたところに、こ気味良いノックと共に入室の許可を求める声が聞こえてきた。少佐っぽくなってしまう事(長くてめんどくさいからとりあえずのところは少佐フィルターと呼ぼう)を半ば諦めながら入室を促す。

 

(あ...と、とりあえず平静を装って......)

 

(どうぞー)

「入りたまえ」

 

「失礼します代行指揮官殿。先程申し付けられたとおりの時間に参りましたが......お考えの程はどのように...?」

 

あ〜、うん...まぁ治らないよねぇ......

 

 

まぁ、とりあえずアレだ...話を先に進めねば......

 

 

「ドク、ヴェアヴォルフ隊及び各小隊長を至急司令室へと招集しろ。報告はそこで受け取る...と、後もう一つ。詳しい現在地がわかるまで全エンジンが停止しているのであればそのままにしておくように、下手な所へ流されては適わん」

 

「ハッ、了解しました。代行指揮官殿」

 

うん、来てそうそう追い返す形になって申し訳ないけど話し合いはみんなでするべきだと思うんだよね?

 

「私は先に司令室へ向かっているぞ?」

 

 

 

_______________________________________________

 

さっき指示を出す過程でエンジンについて指示を出していたけれど、これについてはまぁ色々と考えがあったりする訳だ。

 

実の所を言うと報告内容に関して言えば、現在位置について俺は割と重要視していたりする。

 

理由を挙げるとするならば、俺達は必然的にどこかの国の庇護を受ける必要性があるのだがここで重要になってくるのが深海棲艦へ対する戦力となる艦娘の人数である。

 

そう、そこで俺が目をつけたのは我らが日本国である。

 

というのもだ。日本では大戦時に多くの艦が建造され沈んだ為か艦娘の数が頭一つ抜けて他の国よりも多いのだ。

 

 

俺の目標は生き残ること。

 

戦争狂集団ミレニアムの旗艦Deus Ex Machinaとして転生してしまった以上、戦いを避ける事はできないと思っている。

 

 

であるならば戦力の豊富な日本の方がそれだけ生存率も上がるという訳だ。

 

 

 

───と、まぁまぁそんな事を考えながら歩いていれば......

 

Haupt quartier→(主要区画)

 

 

お、あったあった!!

Deus Ex Machinaの艦内ってちょいちょい案内板?的なものがあるからそれを『読む』ことによって艦内構造を把握してなくても割とスイスイ歩けるんだよねぇ〜

 

......まぁ、実はこれも転生特典の一つだったりするんだけど。

 

艦内を歩いている時に気がついたがどうやらこの身体、ドイツ語が読めるらしい。

 

うん、出来ればこういうのは前世の方に欲しかったかな......?そしたらワンチャン女の子達からチヤホヤされたかもしれないのに...!!(血涙)

 

まぁ、絵に描いた餅、絵空事、甘い夢......そんなことある訳ないんだけど...

 

 

(ん?なんかドアの前に誰かいる?)

 

 

司令室を表す看板の下に何やら人影らしきものがいることに気がついた。

 

 

その人物はこちらを確認すると直立の姿勢で右手をピンと張り一度、胸の前で手を水平に構えてから、手を下に向けた状態で右腕を斜め上に突き出した完璧な敬礼を取り...

 

「お待ちしておりました。代行指揮官殿」ビシッ

 

と、見事な『ナチス式敬礼』を送ってきた。

 

 

......。

 

あぁ...いや、うん......分かるよ?

確かにここはナチス残党組織ミレニアムだからナチス式敬礼が来るのは分かるけどさ......

 

前世一般人の感覚からするとどうにも抵抗感が否めないというか、なんと言うか......

 

まぁ、そんなこんなで何となく気まずい気分になった俺は何も返事を返さずにいるのも悪いと思い、小さく右手を挙げ礼を返しながらその先へと進んで行ったのであった。

 

_______________________________________________

 

ゴゥウウウウウウン、ガコンッ!!

 

巨大な両開きの扉をくぐり抜けたその先には、広大な空間が広がっていた。

 

壁一面にモニターを貼り付けた大画面のスクリーン。大隊員を収容整列させてもまだ余りある広大な床面に描かれた紋章、その優美な翼を堂々たる様相で広げる鷲の鉤爪に掴まれたナチス党の象徴...『鉤十字』

 

漫画やOVAで見た司令室が現実となって目の前に存在するのだから、やはりファンとしてはグッとくるものがあるだろう......

 

あるのだろう!!...本来であれば、

「「「「ザッ,ビシッ!!」」」」

 

───お兄さんもう疲れたよ...

 

 

 

なんかもう返事を返すのも面倒くさくなってきたので適当に右手を挙げて、「あ、どうも」的な感覚で返しておくと、何となくそういう気分を察したのか敬礼を即座に辞め直立不動の姿勢で整列し始めた。うん、多分そういう気持ちも汲み取ってくれるのだろう......実に良く訓練されていると思う。

 

とりま司令室の奥の方の指揮官席に座るか(なんか、大隊員の整列で一直線に道ができてるし...)

 

カツカツカツカツ...ドサッ

(よっこいせ...お、この椅子意外と座り心地がいいな)

 

前世において革張りのソファという物はお尻が蒸れるのであまり好きでは無かったのだが、多分ドクの特注製?なのかは分からないけど通気性が良さそう&硬すぎず柔らかすぎずのジャストフィットなので普通にアリだと思う。

やはり少佐の専用席なだけあって、椅子ひとつ取っても深いこだわりが見えてくるのだから面白いものだ。

 

 

ん?待てよ...?専用席...?

ここはミレニアムの司令室であって、この椅子は大隊指揮官である少佐の席である=勝手に座ったらヤバくね...?

 

(......。)

 

(まッ!!、まままマズイぞ?!!!!!!!!

隣にはドク、目の前には各小隊長がいるのに目の前でそんなことしたら袋叩きに遭うんじゃ...!!)

 

今自分の置かれている状況が思ったより危機的なものなのではないかと思い、戦々恐々としながら周りを見渡してみたのだが...

 

「......。」パラッパラッ...

 

「......。」ビシッ

 

 

あ、アレ...なんか大丈夫っぽい......?

ドクは報告書の確認してるし、各小隊長も先程同様直立不動の姿勢で立ってるし...

 

ま、まぁ、問題ないなら無いに越したことはないいんだけどさ...?にしても肝が冷えたわぁ...、何がコイツらにとっての地雷なのか未だに把握出来ていないからなぁ......

 

俺は無意識の内に行ってしまっていた行動に対して戦々恐々としていたのだが、そこでふと各小隊長は全員揃っていたのだが、『ヴェアヴォルフ隊』の面々がまだ来ていないことに気がついた。

 

(ん?そういえばドク、大隊員は妖精さん化してたけどヴェアヴォルフ隊の方はどうなってんだろ...?)

 

ゴゥウウウウウウン、ガコンッ!!

 

お、誰か来た...?

 

「さしものやつもぶっ切れてさー?」

「うるさいぞ、あの人の前だ...少しは気を引き締めろ」

「はいはい、またそれかよ。わかってる、わかってますってー」

 

 

 

「ご覧になりましたか?トランプ遊戯においてこの私の右に出る者はいないと」

「でもさー、トバルカイン能力使ったよね?」

「さて?なんのことでしょう...」

「シラを切るなんてずるいや。大尉もそう思うでしょ〜?」

「......。」

 

「だから前から言ってるだろう?アンタもヴェアヴォルフ隊ならもう少ししっかりしな」

「ま、まだあの時のことを引きずるのですか〜...」

「その前からだよ」

 

 

...うん。

なんかエラく濃いヤツらが複数人入室してきた。

 

1組目に入ってきたのは2人組で、1人がジャージにピアスといったストリートギャング風の格好をした短髪褐色女、もう1人は白スーツに白のロングコートを身につけており、髪色は金髪ロングで何やら気取った雰囲気がある。

 

2組目に入ってきた3人組は、1人が茶色の中折帽とコート、スーツを着こなしたペルシャ風美女、そしてそのペルシャ風美女に対して何やら抗議していたもう1人がナチス青少年団(ヒトラーユーゲント)の格好をしたネコミミショタ?(ロリ?)で、最後にネコミミショタ?(ロリ?)から話を振られていたのが熱帯戦線仕様のコートを身につけた無口無表情の高身長銀髪美女。

 

最後に入ってきたのは2人組で1人が大鎌を片手にSS軍服の下半分、黒のタンクトップを身につけ右半身に無数の刺青を入れた斜視気味の短髪筋肉女。そしてその短髪筋肉女からの言葉を耳が痛いとばかりに顔をしかめながら聞いているもう1人は降下猟兵団指揮官服を身につけた黒髪ロングソバカス美女でその手にはマスケット銃が握られていた。

 

 

(噂をすれば何とやら...)

 

 

ミレニアム大隊最高戦力『ヴェアヴォルフ隊(リメイク)』の皆さんデーす、いぇーい!!!!!

 

 

......ハァ?!!!!!!!!

色々変わりすぎだろ!!!!!ほとんど原型残ってねぇじゃねぇか!!ナチ娘ミレニアムダービーッてか?!!!!!(投稿主が街で平野氏(HELLSING原作者)にばったり出会ったらそのまま飛び蹴りくらうんじゃね......?)

 

ま、まぁ一つ一つ情報を整理していこうそうしよう...さすれば自ずと道は開ける!!

たぶん、おそらく、きっと、めいびー...

 

 

 

えーとまず、最初に入ってきた2人組が、白ロングコートのスカシとフルアーマーピアスのチンピラ...多分バレンタイン兄弟*2のルーク・バレンタイン*3とヤン・バレンタイン*4かな...?ん?今はどっちだ?兄弟?姉妹?

 

てか、初っ端からめちゃくちゃ濃いのが来たな......(コイツら退場が早かったけどその分巻末のギャグパートでレギュラー取ってたし...)

 

 

で、次に入ってきた3人組のうちの1人は...トバルカイン*5かな?で、もう1人がシュレディンガー准尉*6か、あいつはほとんど変わらないからわかりやすいな。で無口無表情が多分大尉*7...だと思う。

 

 

で、最後に入ってきたソバカスマスケットと筋肉タトゥーがリップヴァーン・ウィンクル中尉*8とゾーリン・ブリッツ中尉*9で間違いはないだろう。

 

 

 

うん、なんと言うかもう...ね......

 

「それで?代行殿。早速始めるのですか?」

 

そう質問を出してきたのは筋肉タトゥーことゾーリン・ブリッツ中尉だ。

 

(そうだね、そろそろ報告書を読み上げてくれないn...「いえ、まだ2名来ておりませんので」)

 

俺がドクへ報告を促そうとするもドクによって遮られる。(そもそものところで、まだ喋ってすらいないから遮ったことにはならないんだけど...)

 

「2名?あぁ、アルフレートとアルトゥールか...」

 

なんかゾーリンも他の大隊員も訳知り顔と言った感じだし...

 

ここで「俺知りません」て言うの、かなり勇気がいらない...?

 

俺がそんなこんなで『聞くはいっときの恥、聞かぬは一生の恥』理論で迷っていると......

 

ゴゥウウウウウウン、ガコンッ!!

 

扉の開く音と共に、1つの『黒い弾丸』が飛び出して来た。

 

「マキナお姉さまぁああ!!」

 

その黒い弾丸は一直線に、こちらに向かって駆け寄ってきて...

 

ダキッ!!(グボラァ?!!!)

 

その運動エネルギーを保持したまま勢い良く飛びついて来た。

 

俺の顔面へムニムニと押し付けられ潰れる『2つの双丘』

 

(あ、あわわわわわわ?!!!!!お、俺の顔にたわわ様が押し付けられてッ、ついでに俺のたわわ様もお腹ですり潰され...?!!!ん、...ひぁ...ッ)

 

(て、いかん!!)

 

俺がTS物の薄い本のようになる前に何とか彼女を引き剥がすことに成功した。

 

「ご、ごめんなさい!!大丈夫ですか?」

 

いや、大丈夫も何も色々な意味で死にかけたのだが...

 

「......。」ウルウル

 

やめてくれ、そんな無言の上目遣いで俺を見ないでくれ...

 

「......。」ウルウル

 

はぁ、男たるものここで許すしかないか〜...

ここで許さないとか言ったらとんだ鬼畜生野郎である。

 

とりあえず名前を聞いてみよう、と思ったのだが...

「あぁ、ところで君の名前h...「そんな...代行殿はアルフのことを忘れてしまったのですか...?」」

 

俺が名前を尋ねれば潤んでいた目尻にとうとう大粒の涙が溜まり始め...

 

(だァアアアア!!わかった!!わかったから泣くな!!頼むから泣き止んでくれ!!)

 

お、落ち着けッ!!落ち着くんだ俺!!

ここにいるということは間違いなく!!そう、100%作中に出ていた筈だ!!

ア、アルフ...?そんなやついたか?

アルフ、アルフ、アルフ、アルフ?

 

まて、さっきゾーリンは何と言っていた?

『2名?あぁ、アルフレートとアルトゥールか...』

 

アルフレートぉ......

ん?アルフレート...?

 

〜「作中回想中」〜

 

『空中巡洋艦第二番艦

アルフレートローゼンベルク、炎上中!!ダメージコントロール限界点です!!』

 

〜「回想終了」〜

 

アルフレートローゼンベルクってGraf ZeppelinⅡ*10のことか!!

 

どうりで聞き覚えが無いわけだ。

作中はほとんどGraf ZeppelinⅡの名で通っていたからなぁ...、

 

まぁ、そういう訳で答え合わせといこうか。

 

「あぁ、そうだツェッペリンⅡか」

ドキドキドキドキ...

 

あってる?あってる?

さて、どうだろう...

 

「む〜、ツェッペリンⅡなんて硬い呼び名じゃなくてアルフと呼んでください!!」

 

そうプリプリと怒りながら抗議する彼女の様子に、俺は内心胸を撫で下ろした。

(ふぅ...良かった、どうやら間違ってはいなかったらしい)

 

すまん、とひと言謝れば「じゃあ、あたま撫ででくれたら許してあげます」と言うので素直に撫でてやることにした。

 

うん、何だろう...

見た目、スゴい美人なんだけど雰囲気?が幼子というか、懐きの良い猫を撫でてる感じで全然邪な念が湧いてこないというかなんて言うか...

 

_______________________________________________

 

「遅れてしまい申し訳ありません。代行指揮官殿」

 

しばらくアルフの頭を撫でてやっていた頃、

司令室内へまた一人誰かが入室してきたようだ。

 

誰であろうと気になりふと顔を上げてみれば...

 

今俺の膝の上でうずくまり、気持ち良さげに頭を撫でられているアルフと、全く同じ顔をした女性がそこに立っていた。

 

(え?は?いや、何?アルフちゃんここにいるよね?え、じゃあアレか...?目の前にいるの噂に聞くドッペルゲンガーとか言うやつ?!!!)

 

そんな、内心混乱状態の俺を他所にアルフちゃんとアルフちゃんのドッペルゲンガー(暫定)は会話を進めていく。

 

「あ〜!!アルトちゃん、どこ行ってたの!!突然いなくなっちゃうんだから心配したんだよ?」

 

「いえ、むしろ途中で居なくなったのはアルフお姉様の方ではありませんか?申し訳ありません、代行指揮官殿。アルフレートローゼンベルクを探しておりましたら遅れてしまいました」

 

......。

 

ハッ、今の俺に話しかけてきたんだよな?

ならばはよう返事を返さねば...

 

え?放心してたくせに状況掴めてんのかだって?

ばきゃあろう、一字一句聴き逃しただけで命の危機に直面する状況下で、高々放心してたぐらいで状況判断出来なくなるわけねぇだろ!!(逆ギレ)

 

つまり、アレだろ?さっきの会話にて、アルフちゃんのことを『お姉様』呼びしてたって事は、コイツがもう一人のGraf Zeppelin級航空巡洋艦『アルトゥールザイスインクヴァルト』と言うわけだ。

 

「あぁ、Graf ZeppelinⅢka...「アルトですアルトでお願いします」......。」

 

そこは頑なに譲らないようだ。

 

 

 

 

 

*1
ドク───ナチス残党勢力ミレニアムに所属する科学者であり人造吸血鬼の生みの親でもある。ミレニアム大隊、大隊指揮官である少佐を心から尊敬しており少佐の副官的立ち位置も任されている。

*2
バレンタイン兄弟───漫画「HELLSING」に登場した吸血鬼兄弟(人造)であり兄がルーク・バレンタイン、弟がヤン・バレンタインとなっている。

*3
ルーク・バレンタイン───バレンタイン兄弟の兄の方でミレニアムでの階級は准尉。優れた反射神経とスピードを活かしての戦闘が得意であり、その実力に裏打ちされた絶対的な自信を持っている。(なお、作中ではその自信が仇となり死亡した模様)

*4
ヤン・バレンタイン───バレンタイン兄弟の弟の方、ミレニアムでの階級は不明である。性格は残忍かつ下劣であり虐殺に対して性的快楽を覚える。(それが顕著に見て取れるセリフを挙げるのであれば「最高に勃〇モンだぜェ!!」というものが挙げられる)が特にこれといった特殊能力は持ち合わせておらず、他の人造吸血鬼と違う点と言えば多少タフな程度である。

*5
トバルカイン・アルハンブラ───ミレニアム大隊に所属しており階級は不明(実はヴェアヴォルフ隊の所属ではなかったりする)トランプを用いた変幻自在な攻撃を得意としており周囲からは伊達男と呼ばれている(今の場合伊達女...?)

*6
シュレディンガー准尉───同じくミレニアムに所属しており階級は准尉。戦闘能力は一切持たない反面、自身を認識し続ける限りどこにでもいてどこにもいないという「シュレディンガーの猫」に準ずる能力を所持している。性格は...なんと言うかこう、自由な感じ?で平気な顔をして上官である少佐に対してタメ口を使ったりする。

*7
大尉───同じくミレニアムに所属しており階級は大尉。人造吸血鬼ではなく少佐に拾われた最後の人狼であり人狼としての戦闘能力や霧化などといった多彩な能力を持つ。(基本無口無表情でOVA版でも声優は割り振られてはいなかった)

*8
リップヴァーン・ウィンクル中尉───ミレニアムに所属しており、階級は中尉。ホーミング可能な弾丸を放つ能力を有している。(なお、メンタル面は主人公(ラスボス)が相手であったが故に仕方なかったとはいえ結構よわよわな模様)

*9
ゾーリン・ブリッツ中尉───同じくミレニアムに所属しており、階級は中尉。相手の精神へ干渉し、幻術を見せるといった能力を持つ。肉体はそこまで強くない反面(作中、拳銃とタックルでやられてた)性格面で言えば部下からの信頼も厚いいわゆるところの指揮官タイプである(右半身にタトゥーをビッチリと入れており、HELLSING原作者より「いちいちタトゥーを描くのが面倒くさい」といった理由で顔面をもみじおろしにされ死亡した)

*10
Graf Zeppelin級航空巡洋艦───ミレニアム大隊の所有する3隻の飛行船の内1隻であり、16門のV1改発射台と外套を覆う軽金装甲が特徴の一つである




うむ、中途半端なところで切ってスマヌ...

何か、この後のも続けて書くと投稿が更に2週間伸びそうな気がしたので...

さて、次も頑張ってくぞぉ!!(*」>д<)」ォーー!

それでは次回、お楽しみに!!
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