ふたなり自己妊娠系狐獣人始祖不滅ロリババアになりたいから書いた話。   作:砂透腐

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何もわからなくなってきた。
最初に書いていた大まかな流れからブレ始め、それこそ本当にこの先がわからない。
これが所謂キャラクターが勝手に動く、の正体?


わからないこと+わからないこと=何故か知っているけど分解し始めるとわからない話。

力の認識が、本人の一番強い欲か、あるいは強く関心や感情を向けている物かによって変化するのではないかと考えた私は、ある程度成長して言葉を解するようになった子達を含め、子達が興味を色々な物について自身が持つ限りの知識を使い、程々に説明をして、かつ纏めて紙に記録しておいた。こうしておけば、しばらくしてからまた見たときに何か思い浮かぶ事があるかもしれないし、これを見て何かを思い付く子も居るかもしれない。

 

そうしてどのくらい経ったか、この先農業やらを始める可能性も考え、消費する食料より手に入れられる食料がまあまあ多い程度で安定させ、どう変化するのか観察するためにも私のもう一つの体を完全に木へと変化させ切った頃。

小さかった我が子達の中には、小さく土を盛り上げたり掘り起こしたりできる子や、体から大きな花を咲かせた子、軽い風や水の流れを発生させられる子、小さな雲を発生させ、掌に雨を降らせた子等、力を様々な方法で使い、生活の小さな不満や悩みを解消したり、思い付いた事を子達同士で実験してみたりする子が出始めた。

想像力や行動力が強く育ってくれたようだ。

 

 

だが、最初に考えていた金属に関する使い方をする子は現れてはいなかった。力を金属に変換するという使い方はできないのか、単純に、そういった子が居ないだけなのか。

 

後者の場合は幾ら考えても仕方が無いのでひとまず前者だと仮定すると、無から有は生み出せないという至って解り易い結果に行き着いた。

だが、これが正解なのかを確定させようとすると、今度は大気中の湿度や、酸素や炭素などの反応を観測できるだけの設備が必要なので、一旦仮説に留めておいて、機会があったらまた実験してみる事にし、頭の片隅に仕舞っておいた。

 

 

そうして幾らか同じような気候が巡った頃、私が最初に産んだ子達の内の一が少し怠そうにしている事に気が付いた。

どこか体を悪くしたのかと心あたりを聞きつつ調べてみると、その子は、その子の身には、命が宿っていた。

こんなに早く訪れるとは……

確かに体は成熟しており、子を成すことも確かに可能とはいえどまさかこんなに早く見る事になるとは思わなかった。

というかいつの間にやる事やっていたのか、私は全く気づかなかったぞ。実際の所知らないのが正解なのかもしれないけど、それでも、心構えができていない状態で知ると凄く驚く。

 

しかも、おそらくこの子は私がこの子達を宿していた時より辛さの緩和というか力の使い方が上手く使えており、ただ怠いだけ、と感じていたそうだ。私の子、もしや天才か???

こんなに早いとは思ってなかったから、そこら辺はまだあんまり教えられてないよ?

 

ともかく、狐になって約数十年経ち、思ったより早く私はおばあちゃんになりそうだ。




ロリババアってよく言うけどババアは年齢の事を指していて実際に孫が居たりするのってあんまり見ない気がする。
視界に入ってないだけかも。
孫がいるんならロリおばあちゃんって言って区別するとか考えるのも大変だしそれでいいのかも。
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