ふたなり自己妊娠系狐獣人始祖不滅ロリババアになりたいから書いた話。 作:砂透腐
十分に成長できずにかつ逆子で首にへその緒巻き付いて2〜3時間かけてやっと生まれてきたくらい。
例え話を書きたくて無理やり書いたけどそれだけの条件が重なっていたらそれこそ赤ちゃんも母体もヤベーのでは?
肉体の更新に行き詰まり、気分転換……いや、そう、罪の精算をしようと準備をし、村を出て数日。一番近くに見えた、近付いてみれば思ったよりも大きめの人間の街へと来ていた。
里で余らせていた果実のいくらかを、人に聞いた適当な場所で換金し、街を見て回る事にする。
だが……?いや、気のせいだろうか。
しばらく、街を歩く。
やっぱり。違和感は気のせいなどではない。
前に人間の村で住んでいたときにはあまりわからなかったけれど、貨幣や建物の作りなど、色々な物が、私の知っている、過去の物とは少し違う?
ここまでの事をしておきながら何をという話だが、同じ世界の昔に来たものだと思っていたけれど、もしかして違う世界だったのか?
……いや、大丈夫だ、まだ大丈夫。仮にそうだとしても、特に問題はない。生前好きだった作品が無いのなら残念だが、実際にそうと決まったわけではない。
まだ、大丈夫。言葉だって通じる。
好きだった作品だって、きっと……
気分を落ち着かせるためにも、目に付いた露天に並ぶ商品を眺める。
「見ない顔だね、何が欲しいんですかい?」
「いえ、何かは決めてませんが、少し……」
「そうかい。まぁ、何か買ってくれるんならいい。好きに見ていきな。」
並んだ商品を眺め、
「……それは?」
隅に置かれた小さな結晶に目が行く。
「ああ、これですかい?これはうちの倅がついこの間拾ってきたものなんですがね、そんなもの売れやしないって言ってるのにどうしてもって言うもんで仕方なく並べてやってるんですよ。」
これは、水晶か何かなのでは?
水晶……響き……ラジオ……?成長する……いや、水が……?
色々な事は思い付くがともかく、その通りの事ができるとすれば、これは良い物だ。
「どこから拾ってきたのかも言いやしないし、そりゃあたしかにキラキラと光って綺麗かもしれないが、石なんて持っていてもこんなに小さけりゃ何にも使えや「これください。」……へ?」
「私には、その石が欲しいんです。この中からどれを払えば?慣れてないんです。」
貨幣の価値とか、本当にわからないので、持っている分をいくらか手に広げ、差し出す。
「そ、そうだな。これと、これを2つ貰おうか。だが、本当にいいのか?いらないって返されても困るぞ?」
「えぇ、大丈夫です。頼まれたって返しませんよ。」
「はっは!そりゃあ嬉しい。」
「良い物が手に入りました。ありがとうございます?」
「いやいや、こっちこそ、俺にとっちゃあただの売れ残りだが、買ってくれてありがとうな」
気まぐれに訪れた人間の街で、思わぬ収穫を得られた。
森の側で夜を過ごし翌日、狐の姿で街を歩き回ってみた。
高い声で話しかけられまくったし、めっちゃ撫でられまくった。
何故???
心に困惑と苛立ちを残し、感じていた恐怖感がまた別の恐怖感に変わった私は、来たときと大体同じ場所を通り、帰った。
ちなみにこの話、最初は同じ世界にーって考えてたんですけど、それをやると私怨で何人もの人や国が消しかねないので途中でよく似た世界、いわゆるパラレルワールド?に切り替えました。
道中で狩ってきた猪を→里で余らせていた果実のいくらかをに変更しました。