ふたなり自己妊娠系狐獣人始祖不滅ロリババアになりたいから書いた話。   作:砂透腐

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初手動物に転生させてる以上これはやっとかないとなって思った。

句読点とか改行とか変えました。内容は変わらず。


厳しさ

この獣(顔の形や尻尾、鳴き声などからしてもおそらく狐の類)はほぼ肉食。

 

狩りの練習が始まった。

 

私は狐の身へと転じたとはいえ、精神は狩りなどしたことのない元の人間のそれ。

私よりも体が大きく、かつ精神からしても狩りに優れた兄姉達についていくこともできず、それらの真似をしつつ、側に生えていた野草や果実(多分ベリー系?)を食んでいた。親にも止められなかったし、多分大丈夫だろう。

 

 

そうして時間を潰していた何度目かの練習の際、ふと兄姉達がどうしているのか気になって覗いてみると……上手く捕まえた獲物たちを食べているようだった。

 

そこで近付いたのがいけなかった。私は、それをはっきりと見てしまった。

 

当たり前の話だが、獲物達とはつまり他の生物。その生物の命を奪い、食べる。私はその事を深く理解できておらず、ただの食事として捉えてしまっていたのだ。

 

そこにあったのは、いかにもついさっきまで生きていましたという見た目をした小動物などの死体の山。

私はそれに不快感を覚え、それらをその体内へと収めていく兄姉達を、ただただ見つめていることしか出来なかった。

兄姉達がソレ等の山を体内へと収め終わったその時、私には兄姉達であったはずのソレ等が、ただただ異質な物にしか見えていなかった。

生前、調理された物しか食した事の無かった私には、獣に転じ、獣として生きていけるように価値観を変えるなどといったことは、そう簡単には出来ていなかったのだ。

 

 

何度目かの狩りの練習の際、兄姉達が獲物を食べている間に、親が獲物を一つ取ってきてくれた。

今まで獲物を一つも食べる事が出来なかった私を、ただ鈍臭いか、あるいは兄姉達の間に割って入る事が出来なかったとでも思ったのか。

それを見て兄姉達も気付いたのか、兄姉達が食べるには小さく、しかして私の体には程よい大きさであろう獲物の一二を分けてくれるものが幾らか居た。

しかし、私にそれを食べる気が無いと知ると、折角取ってきた獲物を無駄にするわけもいかないのか、兄姉達は親に言われるがままに獲物を食べ、私の前に残ったのは、毛と、血と、骨と…ともかく、私にとってはあまり目にしていたくないものだけだった。

 

私は、生きるということを、そこで初めて理解したのかもしれない。

 

幸い私は時間を潰していた際に食べていた果実や野草が食べられる事を知ることができていたため良かったが、このまま食べるものも無く、ただ空腹だけが心を満たしでもしていれば、本物の獣へと……本当の野生へと帰っていたのかもしれない。

 

それを守らないのはひとえに私のわがままであり、私の、本来の姿を知っておけという、運命からの警告だったのかもしれない。




本当にこれでいいのか不安になってきた。いつも通り。
はやく擬人化させて孕ませなきゃタイトル詐欺が続く…
……擬人化させて孕ませるって相当なパワーワードなのでは???
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