ふたなり自己妊娠系狐獣人始祖不滅ロリババアになりたいから書いた話。   作:砂透腐

31 / 45
過去の話の句読点とか改行とか色々直してたりしますけど内容は変わって無いので読み返しとかはいらないです。
これからもやる気が出たらちょくちょく直すかも。

私にとっての読みやすさが皆にとっての読みやすさとは限らないのがなんともむつかしい。


野生を失う。もう失ってるようなものだった。

私の目が覚めても屋敷の娘は寝ていたが、その様子を微笑ましそうに見つめる人間の女が居た。私は驚き、慌てて逃げ出そうと思ったが、屋敷の娘が私を枕にして寝ている事を思い出し、逃げ出す事を諦めて、疲れも溜まっていたのでぐったりと力を抜いた。

人間の女は驚いたような顔をしたあと、不思議そうな、しかし微笑ましそうな顔をしてこちらを見ていた。

 

 

 

しばらくして、思い出したように女が娘を起こした。

いまいち聞き取りにくいが、ぐずる娘が言っている事を信じるのなら、この女は娘の母親のようだ。

その母親が私を持ち上げたかと思えば背を下に仰向けになるように寝かされて、股のあたりを探り!?ちょっ、と待って、流石に恥ずかしい!

脚をバタバタとさせる私の抵抗も虚しく、私の股に付いたそれらは、娘の母親らしきその人間の女の目の前に曝されてしまった。

しかも、両方付いているままだ。あぁ、完全に終わった。こんな珍しい生き物など、逃してくれるわけがない。

 

 

 

女に抱き上げられ、連れて行かれた先に居た男によって柵の中へと閉じ込められた。

 

体感的におそらく一週間ほど待ってみたが、食事は野菜の切れ端か穀物かなにかを茹でたもの……おそらく家人の食事の用意したあまりか?を持ってこられる程度。時折人が見に来るのも気に入らない。

ここの家に取り入るのは諦めて、また別の権力者の家を探すか?また、何日も何日も歩いて?ひとまず、今日は眠ろう。

 

 

物音がして目が覚めた。眼前の柵の戸が開き、その向こうには頬を赤く腫らした屋敷の主人と、少し目を赤くしたその娘が居た。

 

この屋敷に入り込んだ時に私の体中を散々好きにしてくれた娘だが、どうやら私を大層好ましく思っていたらしく、柵の中に捉えられた私を見て可哀想に思ったのか、私を開放するようにと父親に直談判し、中々縦に振られない首の頬に一発食らわせてやったらしい。

 

何はともあれ外に出られた訳だが、私を好ましく思っているからと言って乱雑なその撫で方が気持ちよくなるわけではなく、反撃するわけにもいかないので、娘に撫でられているときになんとか逃げ出し、程よく娘に追いかけさせつつ、娘の母親のもとまでやってきた。

 

あの娘の親だが子を持つ母親、娘の乱雑な撫で方に注意をし、正しい撫で方を教えてあげてくれるだろう!と思い、来た。

実際母親の撫で方は気持ちよかった。良かったのだが、撫でる場所自体がなんとも微妙だったので、脚で押したり口で咥えて誘導したりで、なんとか気持ちのいい場所を撫でてくれるようになった。

娘もそれを見て学んだようだし、これで撫でられている間じっと我慢することも必要なくなるだろう。

そうこうしているうちに、私は眠りにつき、次に目覚めたときには娘に抱かれて撫でられていた。

この娘、学んでしまえばなんとも気持ちのいい撫で方をする。

私はこの娘の事が少し気に入った。




実際両方付いて生まれてくる動物って人間以外にも居るのだろうか。居るんだろうな……
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。