ふたなり自己妊娠系狐獣人始祖不滅ロリババアになりたいから書いた話。   作:砂透腐

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ふと頭に浮かんで書いたものの、そもそもこの話に入れるのかすら不明なおはなし。黒歴史候補。

番外編から移動させました。内容は変わっていません。


ある日見た夢

物語では世界たり得ないのか??紡がれる言の葉に意味はないのか?

暗闇を、その窮屈に感じたなにかを抜ける。

ふとあなたは世界から溢れ

視界が広がる。

見えなかったもの/見てはいけなかったものが見える

そこには大きな木が生えていた。

世界はまるで樹のように

大地から生える枝とも言えそうな大きな幹から幾本もの太い枝が生えており、所々からさらに小さな枝が幾本も伸びている。

どの枝からも大小の葉が広がっており、時折その大きさや形を変えている。

 

ある細い枝はいくつかの枝から別れた細い枝。それがところによっては絡まり、一つの線となり。

それはいくつもの物語を繋ぎ

ある細い枝は円を描く様に、何重螺旋を描く様にと常に並んで成長し、一本の枝のようになり。

それはいくつもの世界を渡り

ある細い枝は、様々な場所から伸びた先で一つとなり。

それは幾度とも語られ

ある細い枝はしばらく伸びたかと思ったら、突然青い炎に包まれ萎び、短くなってゆき、ある一定の地点まで戻ったかと思えばまた伸び始めとひたすらに同じ挙動を繰り返し。

それは幾度とも物語を繰り返し

 

枝とも葉とも見えるそれらは、木からそれまでの長さも、枝/葉自体の太さ/厚さも、その表面の質感も、何一つとして全てが一致はしない。

 

 

ある地点から生える大きな葉が突然宙に浮かび、葉の身は果実と転じ、葉脈はその天辺から伸びる一筋の枝へと転じる。

その物語は一つの象徴へと

いくつかの葉がその果実へ根を伸ばし、絡み、何かを吸い取る。

世界の要素を吸い取り、繋げ、模倣する

 

 

 

木は成長する、伸び、別れ、広がる。ただひたすらに。

その光がみるみる消えゆく事も気にせずに。

世界は膨張し、徐々に熱を失っていく

光の消えかかった枝葉には、より大きな枝より光の雫が流れ込み、雫の光により、また世界は光り輝く。

世界が終わり、生贄を呼び、失った力を補填する

あぁ……私にはわかる。あれは私と同種の輝きだ。

 

あなたは、消えかかったこの世界の輝きを補填するために、この世界へと落ちてきた。

 

 

この樹のように伸びる世界達の根本は、はたしてどこにあり、どのようになっているのか?

終は遠く

私はそれを見てみたいと思ったが、同時に、私ではあまりにも大きさが足りないことを自覚した。

あなたでは足りない

 

そうして暫くこの光景に見惚れ、気がついたら目の前まで迫っていた枝の1本が私を突き刺し、飲み込み……

世界は再び養分/脱走者を取り込み

起きた私は、今まで見ていた夢を、すっかり忘れていた。




誤字報告で何十螺旋を何十もの螺旋をと報告いただいたのですが、そもそも十ではなく重でした。報告いただきありがとうございます。(二重螺旋のノリで書いたけど数がニじゃないから確定させずにx重って感じで何重って書いたつもりでいた。)
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