ふたなり自己妊娠系狐獣人始祖不滅ロリババアになりたいから書いた話。 作:砂透腐
私は、新しい種族をこの世に生み出すための準備を始めた。
仲間を作る材料を集める為には自分の体を犠牲することも厭わなかった。
ひたすら食べ物を食べ、体を大きく、太く、長く……
そうして一時的に異形のものへと肉体を変化させる。
そしてできる限り痛みを感じにくくした状態で切り落とし再生させる。
これを繰り返してできた私の欠片を脂肪や筋肉や神経、そして骨や血など、基本的な生物の構成要素となるものに変換し、外部へと漏れ出る力の量を制限したり外部の物質との反応を極力抑える事でストックしておく。
その作業と並行して頭の中では考え得る限りの失敗への対抗策を考え、途中で思い付いた切り落とした腕を再生させるとどうなるのかという発想からは自らの複製という、成功ではないにしろ予想外の結果を得られ、多少の時間短縮に繋がった事を喜びと、結果的に数日かけ、失敗に対応するのに十分な量の予備の資材を揃え終わった。
そうしてできた大量の肉体の材料と考えられる限りの対応策を蓄え、やっと仲間が出来ると私は自らの同族を作り始めた。
しかし結果的に私が作り出したソレは、私が望んだ形をしており、しかし私が望んだ通りのものでは無かった。
ソレは、ただの精巧なぬいぐるみでしかなかったのだ。
私にはわからなかった。
その体は完璧なはずだった。
なら、何が足りない?臓器もしっかりと作った。
なら、何が足りない?力の動きからも生きているはずだ。
なら、なぜ動こうとしない?筋肉や骨の強度も十分足りている。
なら、なぜ動かない?意思を持たない?この脳は動いている。
なら、これの脳は、神経は、正しく働かない?全て正確だ。
なぜなら私という前例があるのだから!
現に、私は、その体で動いている!
寝不足かつ貧血気味の脳で考え続け…倒れる。
幾ら考えても答えは出ない。
瞼が降りる。意識が薄くなっていく。
おそらく次の瞬間には数時間は経っているのだろう。
仲間が欲しい、その想いを出発点にしてただ一直線に進み続けたせいで狭くなった視界のその外に、答えはあった。
私はなぜ、身を獣へと転じさせて、今ここにいる?
私にはなぜ生まれた後の記憶より前に、死ぬ前の記憶がある?
私には、生命を生み出すという事を真に理解できていなかった。
理屈でも理論でもない。
作り方を知らないもの、心、魂。
それを肉体に宿す方法は、私の記憶の中には一つしかなかった。
私の肉体は、私の好きなように変えられる。それで十分。
その日私は自らを犯し、小さなその身にもう一つの命を宿した。
もうちょっと伸ばそうかとも思ったけどキリがいいのでここまで。
これで最低限タイトル詐欺とは言われないでしょ(震え声)
途中で不意に思い付いて、なぜ?の所を指の長さに合わせようとしたせいで余計に悩んだ。
これ獣人って一回に生まれる量はどっちなんですかね。ひとまず今のこの子は獣ベースなんで複数産ませようと思ってますけど。
つまり複乳ってことだ。いうて見た目ほぼ点みたいな感じだけど。
ちなみにこの子は自分の手からソレを生やして前屈みになってヤッたって事にしといてください。
最初は普通にふたなりにしてクルッとさせようかと思ったけど写真とか見て考えてるときつそうだなってなったので。
なんかもっと良いの思い付いたらそっちに脳内変換しといてください。
考えてるとき一瞬尻尾の先から生えてるの想像してシュールな光景に吹き出しそうになったのは秘密。