義勇さんが熱を出します
しのぶさんが看病します

以上です(((


※初投稿作品

※言葉が変なところがあれば教えていただけるとうれしいです

※鬼滅の刃にあまり詳しくないので…
 登場人物の口調が違うところあると思います
 温かい目でご覧下さい




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君と熱

 

 

「う、ぅ……」

暑い。そう感じ、ほぼ無意識に掛けていた布団をよけた。

目を開けると朝…と思いきや、ただの暗闇。時刻を確認しようと、明かりをつけるために起き上がった。

しかし、異様に体が重い。それに寒い。夜だからかと思ったが、考えてみればまだ9月も始まったばかり。

布団を掛けていたときは、暑いとさえ思っていたではないか。

もしかして、と思いながら重い体を引きずり、明かりをつけて熱を測った。

「はぁ………」

目盛りは、39.2℃を示していた。

まずい。最初に思ったのはそれだった。明日は柱合会議の日。しかも午後から任務も入っていた。

こんな熱を出したのはいつぶりだ。確かに最近は立て続けに任務が重なり、かなり忙しい日々が続いていた。

しかし、まさか熱まで出すとは…。とにかく薬を飲まなければ。

そう思いしのぶの薬を探したが、どこにもない。

「そうだった…。」

思い出した。この間、これまた珍しく炭治郎が熱を出したとき、しのぶがちょうど任務に出ていて、

自分の薬を渡したのだ。薬を飲まなければ明日までに回復できるとは思えない。

だが、もうすでに深夜。新しく薬を貰いには行けない。

仕方なく、氷水で熱を冷まし、とにかく寝ることにした。

布団に入るとすぐに睡魔が襲い、深い眠りに落ちていった。

 

 

 

翌日。熱は37℃台まで下がっていた。このまま任務は厳しいが、柱合会議なら大丈夫だろう。

終わってからしのぶに薬を貰えば、任務までにも平気になる。

まだだるさが残る中、鬼殺隊本部へ向かった。

 

 

 

着くと、不死川、伊黒、煉獄がすでに到着していた。

「どうした、冨岡!いつも最初に来てるのに、今日は少し遅かったな!具合でも悪いのか?!」

なぜわかった?

「大丈夫だ。昨日なかなか寝付けなかっただけだ。」

「そうか!ならよかった!」

正直、大丈夫とは言えなかった。頭痛も加わってきたし、熱も家を出るときより上がったように感じる。

今すぐにでもしのぶに薬を貰いたいが、まだ来ていない。

結局、しのぶは任務が長引き、会議が始まる直前に到着し、薬は貰えなかった。

耐えるしかない。柱合会議が終わるまで持ちこたえればいいのだ。

覚悟を決めて会議に参加した。

「はぁ……」

他の柱の報告を聞く間、また熱が上がってくる感覚がした。

そのとき、一瞬体から力が抜け、前にいた煉獄に額をぶつけてしまった。

「ん!?なんだ!?冨岡!やっぱり具合が悪かったのか!?

って、あつっ!お前、熱あるじゃないか!」

「どうした?杏寿郎、義勇。熱?」

「いいえ、大丈夫です、お館様。会議を続けてください…!」

「…冨岡さん、僕には大丈夫そうには見えないけど…」

「時透くんの言うとおりです、冨岡さん。…失礼しますね。」

しのぶは俺の額に手を当てると、

「やっぱりかなり熱があります。無理はダメですよ。」

「なんだァ、冨岡ァ、体調管理もできねェのかよ!!!」

「実弥。」

「……申し訳ありません」

「では、今日はこの辺で終わりにしようか。

義勇。確かに最近、任務が続いていたみたいだね。ゆっくり休むといい。

しのぶ、蝶屋敷で手当て、よろしくね。」

「はい、喜んで。…宇髄さん、蝶屋敷まで、お願いできますか?」

「おう!ド派手に飛ばして行ってやる!」

「お館様、本当に申し訳ありません。宇髄もすまない。」

「冨岡さん、そういうときはね、ありがとうでいいのよ!」

「甘露寺の言うとおりだ!柱も助け合ってこそ、強くなれるだろう!」

「っ…!ありがとう…。あ…」

「?どうしました?」

「今日も、午後から任務が…」

「ああ!それなら、誰か代わりに行ける者はいるか?」

「俺は今日たまたま任務がない。行ってやれる。」

「うむ!じゃあ伊黒、頼むぞ!」

「ありがとう…伊黒…」

「んじゃ、そろそろ行くか、冨岡、つかまってろよ!」

「ありがとうございます、宇髄さん。私も行って用意しておきますね。」

 

 

 

 

 

~ しのぶ side ~

 

今日は柱合会議。しかし、前日からの任務が長引いてしまった。

鬼自体、下弦程度の実力があったように思う。

それに加えて、けが人も多かった。とにかく急がなければ。

 

着くと、案の定全員到着していた。

挨拶する間もなく、会議が始まった。

しばらくすると、煉獄さんの声が聞こえた。

「ん!?なんだ!?冨岡!やっぱり具合が悪かったのか!?

って、あつっ!お前、熱あるじゃないか!」

「どうした?杏寿郎、義勇。熱?」

「いいえ、大丈夫です、お館様。会議を続けてください…!」

「…冨岡さん、僕には大丈夫そうには見えないけど…」

「時透くんの言うとおりです、冨岡さん。…失礼しますね。」

しのぶは俺の額に手を当てると、

「やっぱりかなり熱があります。無理はダメですよ。」

「なんだァ、冨岡ァ、体調管理もできねェのかよ!!!」

「実弥。」

「……申し訳ありません」

「では、今日はこの辺で終わりにしようか。

義勇。確かに最近、任務が続いていたみたいだね。ゆっくり休むといい。

しのぶ、蝶屋敷で手当て、よろしくね。」

「はい、喜んで。…宇髄さん、蝶屋敷まで、お願いできますか?」

「おう!ド派手に飛ばして行ってやる!」

「お館様、本当に申し訳ありません。宇髄もすまない。」

「冨岡さん、そういうときはね、ありがとうでいいのよ!」

「甘露寺の言うとおりだ!柱も助け合ってこそ、強くなれるだろう!」

「っ…!ありがとう…。あ…」

「?どうしました?」

「今日も、午後から任務が…」

「ああ!それなら、誰か代わりに行ける者はいるか?」

「俺は今日たまたま任務がない。行ってやれる。」

「うむ!じゃあ伊黒、頼むぞ!」

「ありがとう…伊黒…」

「んじゃ、そろそろ行くか、冨岡、つかまってろよ!」

「ありがとうございます、宇髄さん。私も行って用意しておきますね。」

急いで向かわないと。

気づいて声をかけられなかったのが悔しい。煉獄さんがあのとき気づいたからよかったが、

あの口下手無表情男だ。誰にも言わずに一人で休むつもりだったかもしれない。

人には無理するなって言うくせに……

 

蝶屋敷に着くと、アオイが用意をしてくれていた。

「胡蝶様!お館様から連絡を受けました。冨岡様が熱を出したとのことですが…」

「そのようですね。準備ありがとう、アオイ。」

そのとき、宇髄さんの声がした。

「胡蝶~!!」

「は~い!!アオイ、氷枕と体温計、お願い。」

「かしこまりました。」

 

「ありがとうございます、宇髄さん。こちらへお願いします。」

「おう!」

 

「っしょっと~、おい冨岡、大丈夫か?冨岡?」

「眠ってるみたいですね。宇髄さん、ここまでありがとうございました。」

「いいってことよ!じゃ、失礼するぜ!」

宇髄さんが出て行った。

「うっ…ん……。ここ…は……」

「義勇さん!大丈夫ですか?」

「しのぶ?」

 

コンコン

 

ノックがした。

「失礼します。氷枕と体温計です。」

「ありがとうアオイ。次、善逸くんたちのほうに行ってくれる?」

「かしこまりました。」

アオイが出て行った。

「義勇さん、大丈夫ですか?氷枕、入れますよ。」

「ありがとう…」

「はい。熱、測ってください。」

さっき額に手を当てたときの感じだと、39℃はありそうだ。

「38.5℃だ…」

「わかりました。症状はいつから?」

よかった、想像より低い。

「昨日の夜、熱を測ったら39.2℃だった。」

「薬は?」

「炭治郎にやって…飲んでいない。」

……この男は…………。

「はぁ……どうしてもっと早く私に薬を貰いに来なかったんですか?

炭治郎くんが熱を出したのは1週間ほど前のことですよね?

私でなくても、風邪薬くらいならアオイでも調合できますよ。」

「忙しくて…すまない。」

しまった。少し言いすぎたかもしれない。

熱を出して、身体的にも辛いだろうし、負い目も感じているだろう。

少し悲しそうにも見える。普通の人から見れば、いつもの無表情だが。

「…謝らないでください。私も言いすぎました。」

「いや、(いい。しのぶは)正しい。」

また言葉が足りていない。

それだから誤解されるということにいつになったら気づくのだろう。

まあ、そんなところも、

「…好き…だったり。」

「?何か言ったか?」

「いえ、なにも。」

「……そうか」

 

「しのぶ、お前も疲れているだろう。俺のことはいい。休め。」

「何言ってるんですか?」

「え?」

確かに最近は毒の研究をしていて、夜は寝ていない日が多かった。

けど、まさか、

「まさか、自分の恋人が体調を崩しているのに、一人だけ休むなんてことできませんよ。」

「っ…!!」

あ、顔が赤くn……って、え!!

「ぎ、義勇さん、何してっ!」

「好きだ。しのぶ。」

急に抱きしめてきて何かと思ったら…

「馬鹿。」

「!!(心外)」

「私だって好きですから。」

「!!!」

「なんですか?顔、赤いですよ?」

「熱…上がる…」

「あら、じゃあ付きっきりで看病しないと…ですね」

「!!!!!!!!!!」

ふふふっ。照れてる。かわい。

 

どうやら彼女の方が何枚も上手のようですね☆

そんな二人の様子を見て硬直する黄色い影がいたのは、また別のお話。

 

 

 

~『君と熱』Fin. ~


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