俺の薬に副作用は無い。
故に俺の発案し製作した薬は絶大な信頼、そして圧倒的な需要がある。
因みにタキオンの薬には無いものである。
俺と出会い真面目になったが遊び心が入るので、光ったり悪夢を見たりと地味に嫌な副作用がある上に俺の薬を参考にしているので効果は完璧という微妙な表情になる要素が合わさり不人気だ。
閑話休題
本題はトレーナーに対する投薬を強制しなければならない事態が多発している事、そもそもトレーナーがそれを問題としていないので病院に来ない事でウマ娘が受け取りに来ることだ。
(はぁあ~!!あのクソボケトレーナーどもがよ!!俺もな~ウマ娘に睡眠時間の心配してもらいてぇなぁ~)
このクソボケ医師は自分が必要な患者が来る度に跳ね起きて睡眠時間が不定期過ぎる為に平均睡眠時間が割り出せない哀れな奴なので無視していただければ幸いです。
「代行受診……いや、もはや睡眠薬の配布嘆願か」
問題になっているのは働き過ぎて2徹3徹が当たり前のトレーナーを寝かせてあげたいというウマ娘の嘆願。
(ホントにヤベェのは寝てるトレーナーに掛かり散らかしてやらかす可能性あるウマ娘が割合単位で居んのよなぁ~)
「説得はウマ娘が泣き落とし、遅効性の睡眠薬の管理をやよいとして……受け渡すのは信用できるたづなから、担当のウマ娘が泣き落としてからたづなが直接渡して仮眠室で飲めば被害を抑えられるか?」
そもそもトレーナーには必需品とされている害も依存性も副作用も無い上に睡眠の質も上げる睡眠薬を飲まずに徹夜するトレーナーが圧倒的に悪いのだが
朝にトレーニングメニューだけ渡して自分の割り当てられた仕事をさっさと終わらせ担当のトレーニングを見もせずに真っ昼間に帰る害悪もいる、それよりは月とすっぽんなので協力したくなるのは人情なのだ。
当たり前だがすっぽんのトレーナーは担当を得て二週間で職を失った。
集会にて説明会が開かれていた。対象は全校生徒と職員全員である。
「という先生の努力の結果として睡眠薬は届けられた。法的にも問題はないように手回ししていただいたので……悪用すれば諸君らは退学となる、悪ふざけで済ませるつもりはないので理事長室にある特注薬品金庫には触れないように」
そんな事をするウマ娘と職員が居ないと信じている、と微笑みながら笑っていない目で脅しまくるのはシンボリルドルフ。
だが一瞬で微笑ましい者を見る目に変わる。
「大切なトレーナーに元気を、という気持ちは尊重する。自分の為に睡眠を削るトレーナーをみて泰然自若とはいかない、故に理事長とたづな秘書に一声かければトレーナーを安眠させられる仮眠室も増設した。説得はウマ娘側に任せる為、一生懸命にトレーナーを労る気持ちを言葉と態度で示して仮眠室まで連行してきてほしい」
最後にニヤリと笑ったのは引きずられるトレーナー達にか、担当の必死の説得という心を抉る行為についてか。
余談だが、シンボリルドルフはトレーナーの働き過ぎによって起こった問題で登壇するのは通算36回目である。
こんな感じで脈絡も時系列も関係なくやります。
それでも良い方だけお読みください。