前回指摘あったんですが、高知にいたのは一ヶ月です、空白の1週間は高知にいるその他支援者仲間に挨拶回りしていた設定です。抜けてましたすいません。
今回は、高知行って数週間経った話です。キャルちゃんのはじめてのおつかい!果たしてどうなるのか!(掛かり気味)
もち、安全安心!キャルちゃんの身の回りには沢山のエキストラさん(護衛さんや警察の方々)!GPS通信機に盗聴器完備に上空から人工衛星にて姿をバッチし追跡!ヤンデレさんもびっくりの態勢で行われています。
ゴールドシップについてなんですが、マジでキャラブレブレで定まっていないんで書きにくいのが本音です。他の二次創作見てきましたがちゃんとゴルシしてました、すごい…。(語彙力)
二次創作なんで、オリジナリティあってもいい言われたんですが、ウマ娘ファンとしてはなるべくキャラ崩壊させたくないです。かと言って原作のゴルシ様はどうかと言うと、こっちもブレブレで定まって無いので、もう気にしないようにしました。
そうしないといつまでたっても書けないんで。
「まあ、ゴルシだし」で理解してくださいね。
余談なんですが、ウマ娘世界って見れば見るほど謎ですよね。
例えば電話機とスマホ。
明らかに文明違いますよね。たぶん1990年代の要素入れてるんだと思うんですよね。だって、ダイヤル式ですよ?
個人的な感想ですけど、たぶんあの受話器変形式なんだよ。
かっこよく変形するんだよ。こう、トランスフォーマーみたいに(妄想)
要は年代と科学技術、あと電話機等の媒体の落差が本当に謎ってことなんです。
ウマ娘世界だからで納得するしかないですが。
この作品も近未来技術とかダスカもしれません、その時はウマ娘世界だからと納得下されば幸いです。
長くなりましたがどうぞ。
4話 出会い2 (ゴールドシップ編)
高知に行ってから数週間の時が過ぎた。あれからは変わった事といえば毎日ウララから手紙が送られてくる様になった。
何処どこのにんじんが美味しいや今日は沢山走ったやお父さんとお母さんと一緒に出かけたなど、更には綺麗なお花が咲いていたと言ってお花まで送ってくる始末。
あたしはウララらしいと笑う。あたしは基本的に研究所暮らしの為、書けるレパートリーが無いのだ。
検査、訓練、食事、寝る、他は研究員とおしゃべりくらいしか無いので、ほぼ似たような内容になる。でも、ウララは毎回同じ内容なのにとても嬉しそうに読んでいるようだ。(ウララの親談)
そうそう、ウララの親からもお礼の電話を受けた。結構テンパったのは此処だけの話。
その後、ウララが親と一緒に作った言う御守りが手紙と一緒に来たのもあたしにとってはいい思い出だ。お花と御守りは宝箱にしまっている。(真帆がくれた宝箱)
そんなウララとの文通が始まり、早数週間だ。今度はどこへ行くのか気になっている。そんな事を考えつつ訓練ぼ準備をしていると、部屋に姉さんと真帆が入ってきた。
「準備中ごめんなさい。少しいいかしら? 今後の事で、伝えときたい事があるの」
不安そうな表情でこちらを見つめてくる姉さん。あたしがまた何かしらしたのではないかと思い気持ちが焦り始めた時、
「ちょ、美波さん、その言い方だとキャルちゃんが何かしたみたいに聞こえますよ?」
真帆がすかさずフォローを入れる。
「ご、ごめんなさい。キャルちゃんは別に何もしていないから安心して? 次の試験の事だから」
姉さんもそのことに気づいたのか慌てて言う。
どうやら、次の試験が近々あるみたいだ。焦りから一転ワクワクしながら話を聞く。
「今回の試験はお使いよ」
そう言う姉さんにあたしは不思議そうな顔で見る。いきなりお使いと言われても理解しかねるのだ。
「だから、いろいろ抜けてますよぉ! 美波さん!」
真帆がツッコミ、姉さんがまた慌てだす。
「全く、美波さんはキャルちゃんの事になるとポンコツになるんですから……」
真帆が呆れたようにつぶやく
「ご、ごめんなさい。どうしてもキャルちゃんの事になると……」
姉さんが照れながら言う。あたしはそのやり取りを黙って見ていた。
その後、ちゃんと説明をしてもらう、要は【キャルちゃんはじめてのおつかい大作戦】簡潔に言えばこうゆう事になる。
今後一人でも外出ができるようにする為にやるみたいだ。勿論お使いの為一人での外出になる。
だからか姉さんが今まで以上に心配しているのである。
それにしても、
『お使いか……。前世でも小さな子が一人でお使いする番組あったなぁ。確か、その地域と連携してやってたっけ。沢山のエキストラがいて……』
そう心の中で言っていると
「安心して! あなたは何があっても守るから! そう、たとえ何があっても……」「大丈夫よいろいろ策は考えてある。絶対に……。(ボソボソ)」
瞳孔が開いた状態で言う姉さん、後半ぼそぼそ言っていて何言ってるか分からないが、少し怖かった。
「ア、アハハ……」
と少し引き気味に笑う真帆がとても印象的だった。
この日はいつもより遅くはなったが訓練をした。
就寝時、姉さんの様子が気になったが、何かしら考えがあるのだろうと気にしないようにして寝た。
お使い当日がやってきた。
あたしは恰好を改めてみる、白のパーカーに黒いジャケット、チェック柄のスカートそして耳を隠すようにキャスケットを被っている。
ここまではいい。数日前に研究所内の女性研究員達総出で行われたキャルちゃんコディネート
中には巫女服やメイド服、チャイナ服などのコスプレ衣装まであったのだ。皆目が獲物を前にした肉食獣の様で怖かったのは内緒だ。この話はおいおいとして、
兎に角目立つのはダメなので大人しいのになった。服装に関しては何の問題もない、初めてのスカートでスースーした感じには未だ慣れないが。
問題は、持ち物だショルダーバッグの中を覗く、財布はこれからお買い物だからヨシ! 携帯に防犯ブザーも分かる、そして一番重要なウララ印の御守り! これは外せない、あとは……警棒にスタンガンに催涙スプレー、タクティカルライト。ン???
ちなみに服の下には防弾防刃ベストを着ている。たかがお使いにここまでするのか……と啞然となる。(キャルちゃんは知らないが周り、上空からも監視の目が光っている)
こんなものなくてもマジカル八極拳があればどうとでもなるはずだ、そんな物騒な事を考えていると姉さん達がこちらに来た。
「いい? 知らない人について行っちゃいけませんよ。あと知らない人からもらった物は口にしない事、危ないと思ったらすぐに逃げける事、車には気をつける事、飛び出しとかホントに気を付けてね。それから財布にお使い用とは別にお小遣い入れてあるけど使いすぎないように。寄り道なんかしちゃだめよ? どうしても危険と思ったらカバンに付けてあるボタンを押しなさい。あとあと…」
姉さんのいつもの癖みたいだ。こうなった姉さんは止まらないのである。
「美波さん、美波さん、キャルちゃんもちゃんと理解しているみたいですし、子ども扱いしすぎると嫌われちゃいますよ」
慌てた様子で言う真帆、流石空気読む天才だ。(キャルちゃんが絡んだ時限定)
「ごめんなさい。でも、本当に心配で……」
心配そうな表情になる姉さん
「心配なのは分かりますが、心配しすぎてもこの子の為にはなりませんよ。ほら、……なんでしたっけ? ああ!杞憂って言うじゃないですか! 子を信じてあげるのも親の役目ですよ」(そうだっけ?)
真帆が姉さんに言う。普段おちゃらけているのにこうゆう時は凄いと思う。(キャルちゃんがいる時限定)
「そ……うね、分かったわ。信じる。キャルちゃんいってらっしゃい。……やっぱり私もついて行ったほうが……」
「ええ! 全然分かって無いじゃないですか!」
二人のこんなやり取りを聞きつつあたしは行く時間になったので二人に向かい
「二人とも! 行ってくるわ! 心配しないで、ちゃんと試験は成功させるわ!」
そう言うと門に向かい歩き始めたのであった。不安ではあるがそれ以上に楽しみでしょうがないのだ。待っていろ、外の世界! ウララが作ってくれた御守りを手に門を抜けたのであった。
「こちらα、対象移動開始しました」 「「「「了解!」」」」
研究所を出て、指示通りに街を歩く、しかし、今日はやけに警察が多い、パトロール強化期間なのだろうか。
駅に着き電車に乗る、今回の試験は食材と自分の生活用品その他諸々を買ってくるのが任務だ、お小遣いを使っていいみたいだがこの世界はウマ娘関連以外何が人気なのかとか理解してないので今の所は食事以外の使い道を考えていない。
電車の中を見渡す、今世では初の電車だが、ここもやけに人が少ない、東京って平日だともこんなに人がいないのか? 前世では地元が田舎で電車なんか通っていなかった為よく知らないのだ。
今日は何かあるのだろうと解釈してその疑問から一度離れたのであった。
目的地であるデパートに到着。ここは先ほどよりもヒトがいて賑わっている、それに安心しつつ、頼まれていた食材を買いに歩き始めた。
「おっ! 面白そうな奴いるな! 後で話してみっか! さてさて、今はここらにいるごっついおっちゃん探しなきゃ」
ブルッ!
今何か直感的に危険を感じたような……気のせいだろうか。
この後、この直感が間違いでは無かった事を知るキャルちゃんであった。
あらかた食材を集め終わり郵送してもらう。食材に関しては郵送する手筈なので重い物を持って帰る事は無いのが安心した。
残る事あとはあたしの生活用品の歯ブラシや下着なんかだ、ヨシ! もうひと頑張り。
歯ブラシやコップ何かの小物類、生理用品なんかも買った。この体はヒトではないにしろ構造が一緒の為、あたしも女の子の日が来るのだ。最初来たときは痛みで何が何だか分からず取り乱したのを思い出す。いや、前世男なのに分かれ言うのは無理な話である、女の子の日事態は知っていたがここまでとは知らなかった。女性の皆さん本当にご苦労様ですと思ったのであった。
生理用品買う時とても緊張したが、若い女の店員さんが丁寧に教えてくれて助かった。
そして、問題の下着売り場。その辺の適当な物でも良かったのだが姉さん達にちゃんとしたものを買えと叱られたのである。
店に入る前からとても緊張してしまう、謎のプレッシャーすら感じるまでである。こわばった顔で店を見てると、中から店員と思われる女性がゆっくりと近づいてきた。
「どうしたの?」
優しく屈んで聞いてくる。あたしは緊張して言葉が出てこずカタコトになりながらも身振り手振りで説明したら
「ふふ、安心してね、あなたに似合うの選んであげるから」
彼女はそう言うとあたしの手を引き下着選びを手伝ってくれたのであった。
下着売り場を後にした、試着はしなかった、してしまうとバレてしまうからだ。
とにかく慣れない事ばかりで疲れたため今はデパート近くにある公園で自販機で買った飲み物を飲んでいる。
近場にハチミーなるものが売っていた怖いのでやめておいた。
『千円越えとかこわッ! あれが東京のパリピ達が飲んでいるス〇バか……』(違います)
飲みながら物思いにふけていると、
「おい、なに宇宙人と一緒にマグロ釣り上げたみてぇな顔してんだよ」
体が固まる、そして直感が危機を察するように警報を鳴らしている。
ゆっくりと声のした方向に顔を向けると、そこにいたのは...
綺麗な銀髪が腰近くまで伸びており、ピンクっぽい綺麗な瞳に均等の取れた抜群なプロポーション、お前本当に小学生かと言いたくなるような、とても綺麗なウマ娘がいた。
彼女はあたしの事をまじまじと見つめて、
「おまえ猫が宇宙行ったような顔してんな」
と言い放った。
あたしの中の何かが彼女とは関わるなと警報を鳴らし続けている。
「あ、あんたは……」
絞りだしたように言う。彼女に見覚えがあった、何かが足りないが、確かにあったのだ。
「おっ! アタシはゴールドシップだ! 気軽にゴルシちゃんって呼んでくれよな!」
そう、あのゴールドシップだ、
ウマ娘界で実際に会ってはいけないウマ娘であった。
「お前名前は? アタシは言ったんだから、おめぇも言えよな!」
そんな事を考えていると彼女はあたしに名乗るように言ってきたのだ。
「キャ、キャル」
戸惑いながら名乗ると
「キャルな、お前今暇? 暇なら富士山行こうぜ!」
元気よく意味不明な事を言う彼女に
「はぁ?」
意味が分からない。
「んじゃあ、行くかぁ!」
あたしの返事も聞かずに手を掴む
「ちょ! ちょっと! まだ行くとは一言も言ってないじゃない!」
慌てて言うが
「今行くって言ったから行くんだよぉ!」
と返してくる。
「はあああああ!」
訳も分からず、彼女に引っ張られるあたしだった。
一方、護衛達
「対象ロスト!!!居場所がつかめません!」
「何ぃ!!!急いで探れぇ!何としてでも見つけ出すんだ!」
「「「「「了解!!!」」」」」
~富士山頂~
「ふう~、山頂アタックは気持ちいぜ~!」
「…………」
あ……ありのまま 今 起こった事を話すわよ!
「彼女が富士山に向かおうと言いながらあたしの手を引っ張ったと思ったら富士山頂にいたのよ」
な……何を言っているのかわからないと思うけど
あたしも何をされたのかわからなかった……
頭がどうにかなりそうだった……
「ハッ!?」
今アタシは何を……。
「んじゃ、次は何する?」
彼女があたしに聞いてくるが、
「あ、あんた今何したのよ! 今さっきまで公園にいたわよね! そうよ! 町中にいたのよ……」
「なんで山の山頂にいるのよおおおおおおおおお!」
あたしは訳が分からず叫ぶ。
「おお! やまびこか! アタシもするぜ!」
「 うおおおおおおおおお、お宝はどこじゃあああああい!」
彼女の事が一層理解できなくなった
「違うわよ! なんで今の状況でやまびこなんてすると思うのよ! この訳分からない現象を説明しなさいよ!!!」
思わずそう言わずにはいられなかったのだ。
「そんなかっか怒んなって、寛容な女の方が人気あるぞ」
「ええ、そうよね、寛容な態度で……って違うわよ!」
「ヨシ! 次は何する!」
「あたしの話を聞きなさあああああああああああい!」
その後、普通に元の公園にワープした時何も言えなくなった。
ベンチに再度座って言う
「はぁ~、あんたって結構変わってんのね」
彼女も隣に座り
「そうか? アタシはいたって普通だろ」
「全然普通じゃないわよ! ワープできる奴が普通なわけないでしょ!」
「そう怒んなって、ビビンバ食うか?」
彼女がビビンバを懐から出してきたのだ。
「ちょっと! それ何処から出したのよ!」
驚きつつツッコむ
「ふっ、このゴルシちゃんに掛かればこれくらい朝飯前だ」
「やっぱり普通じゃないわよ!」
そんなやり取りが数十分続くのであった。
「ハァハァ、あんたに構ってると疲れるわ」
行き絶え絶えになりながら彼女に言うと
「なんたってゴルシちゃんだからな!」
全く気にしてないようにはつらつと答える。
「あんた、そんなんで友達とかいんの?」
あたしは何気なく聞いてみると
「……。そんなもん気合と根性で何とかなるだろ。アタシはんなもん居なくたって別に困ってないし、自由にできないならいる必要ないだろうよ」
途端さっきまでの勢いがなくなり、辛そうに言う彼女
「ッ⁉」
その言葉に詰まるあたし、あたしも前世ではそう思っていたのだ、友達なんて必要ないと。
ただ、この世界に来て姉さんや真帆、研究所の人々、そしてウララ、彼女らに会って考えが改まったのだ、確かに友達の重要性は人それぞれだ
前世のあたしの様に一匹狼のごとく過ごすのが好きな奴のいるのは確かだ。だが、友達が一人でもできるだけで、世界が違って見えるのだ、時に笑いあい、喧嘩しあいそうしていく事で内面が成長する、また心に余裕が生まれるのだ、一人の時は周りが全員敵の様に見えた。でも、友達出来た今と違い内面的な成長全くしてこなかったのだ。
彼女はどうなのだあろうか。原作のトレセンにいる時の彼女はもっと生き生きしている、でも、幼少の頃は? 今の彼女は誰かに支えられているのだろうか、認められているのだろうか。
彼女は生き生きとしていたほうが似合っている。誰か分からないがそれを窘めているのなら、あたしは……。
そう思った時
「別にいいんじゃないそれで」
口が勝手に開いていた。
「え?」
彼女は意外そうにこちらを向いてきた、
「別に友達なんて生きていくうえで必ずしも必要って訳じゃないわ、実際いないっていう人もこの世の中には沢山いるわよ。友達作らないと死にますなんてことは無いんだもん。一人だと誰にも縛られないし、相手に気を使わなくたっていい、とても気楽でいいじゃない。それについてああだこうだ言う奴はさぞいい人生を送ってるのね。...何様よ! あたしの事を知りもしないで、友達できないのはお前が悪いから? 自主性がない? 知った事か! これがあたしなんだ! あんたらに決められてそれに従って動く人形でもない! .そう思ってた、でも、友達もそこまで悪いもんじゃなかったわ。上部面だけで仲良くしてる奴より心の底から信頼しあえる親友を見つければ見方だって変わる。実際あたしも前まで友達はいらない思ってたもの、屁理屈たたいて強がってた。でもそんなあたしを友達って泣きながら言ってくれた子がいたの、嬉しかった。こんなあたしを認めてくれたの。……だから必ずしも友達がいるっていうのも悪い事ではないわ。一人でもちゃんと理解して、認めてくれる人がいるだけで凄く変われるし、見えていた世界が広がるのよ。ごめんなさい。長々と言っちゃって、そんな事言われなくても分かってるかもしれないけど、あたしと同じように言っていたあなたには伝えたかった、友達が悪いものでもないってこと」
あたしは彼女に向けて思ったこと伝える。
「別にあんたが悪いって言ったつもりはないわ、あんたの性格がそれなのも短時間付き合っただけで理解できたし。でも、もう少し相手を信用してもいいんじゃない? さっきの顔まるで拒絶しないでって言ってるみたいだったわよ」
続け様に言ってやった。そう、彼女はあのゴールドシップだ、破天荒で性格気性難だが今の彼女はまだ子供だ。原作の様にこの先誰かが彼女を救うだろう、でも、だからと言って今の彼女を放っておく事は出来なかった。
あたしの話なんかでは彼女は救われないだろうが少しは気晴らしになれたら嬉しい。
「お、おまえはわたし、を、否定しなのか? さっきもあんな事したのに」
彼女が泣きそうな顔で見つめてくる、そんな表情想像できなかったが
「ええ、引いたけど、それもあんたの良さなんじゃないの? はっちゃけてて意味が分からないけど生き生きと笑っているあんたはとても楽しそうだったわよ。否定なんてできるわけ無いじゃない。
あんたはあんたなんだから、他人に物事言われたくらいでへこたれるんじゃないわよ」
原作の彼女も悲しさも吹っ飛ばすくらい楽しそうに周りを巻き込んでいた、これこそが彼女の本質だろう。
「おまえはわたしを認めてくれるのか……?」
不安そうな表情で聞いてくる。
「認めるも何もそれがあんたなんでしょ? ならあたしは認めるわよ!」
「あ、あたしは、このままでもいいのか?」
少しづつだが顔に活気が戻ってきてる。
「ええ! それがゴールドシップなんでしょ? ならあんたを貫きとしなさい! 誰に何と言われようともその破天荒に巻き込んで認めさせちゃえばいいのよ!」
彼女は意を決したように
「アタシと、と、友達になってくれるか……?」
消え入りそうな声で聞いてくる。
「あんたがいいならあたしは構わないわよ」
彼女が少しでも笑顔でいてくれるなら、構わないのだ、ウマ娘ファンとして、そしてキャルとしても、
「そ、そっか、すまん、ちょいと向こう向いてくれ、今のあたしは人様に見せれるような顔してねぇんだ」
そういう彼女
「全くもう! そんなこと言えるなら平気そうね」
あたしは彼女に背中を向ける、すると、背中にポンと衝撃が来たのだ、ちらっと見ると彼女の頭だった。
「グスッ……ヒクッ……」
あたしは静かに彼女が元に戻るまで待ち続けた。
「ゴルシちゃん復~活!!! わりぃな、背中汚して」
会ったばかりの活気のいい笑顔である、いや、先ほどよりもキラキラしていた。
「ええ、気にしてないわよ。それよりもう大丈夫そうね」
彼女を気にしつつ言う
「ああ、あんたのおかげで悩み事がすっきりしたぜ! ……で、でよ、友達の件なんだが、嘘じゃねえよな?」
またも不安そうな表情で聞いてくる彼女に
「嘘なんかつくわけないでしょ。あんたもやっぱりやめたなんて言わないでよ」
すると
「うおおおおおおしゃあああああああああ!」
「これからアタシとお前は友達なんだ、お前の事はキャルって呼ぶからお前もアタシの事はゴルシちゃんって言えよな!」
とても嬉しそうにはしゃぐ彼女に
「ちゃんは付けないわよ! まあ、これからよろしくね。……ゴルシ」
照れたように答えるあたしだった。
その後は特に変わった事なく彼女と話し合った。
彼女とは晴れて友達となったわけだが、彼女に自分の事を伝えようと思ったら唐突に怖くなったのだ。
あんだけ彼女に上から目線で語ったのにだ、ヘタレな部分はどうしても治らないのである。
そんな雰囲気を感じ取ったのか
「おいおい、んな怯えんなって。別に今更獲って食ったりしねーからさぁ。この友達! のゴルシちゃんに言ってみ?」
とおちゃらけたように言う彼女にあたしは
「ふ、ふふっ。何それ、わ、分かったわ、そこまで言うなら……」
笑ってしまった、そうだゴルシはこうだったと改めて再確認させられた。先ほどまでキャラ崩壊起こりすぎてて忘れていたのだ。
あたしは彼女の前に立ちゆっくりと帽子をとった。
「これがあたしの秘密よ、あんたは友達なんだから特別に見せてあげたわ! ……今更友達辞めるなんて言ったら許さないから」
不安になり早口になるあたし
「おお! スゲー、イカした耳してんじゃん! うおおおおおお尻尾もスゲー!」
彼女はあたしの周りをそんな事を言いながら回り始めた。
「へ?…気味悪く思わないの? あたしウマ娘じゃないのよ?」
先ほどの彼女の様に消え入りそうね声で聞くと
「ンあ? 別に思わねぇよ。それにアタシからしたらこっちの方がイカしててかっけーからな!」
彼女は何言ってんだこいつみたいな顔で言ってきたのだ
「なによ、それ。でも、ありがとう」
少し涙目になりつつも言う、彼女に打ち明けて良かったと思った。
こうして二人で笑いあいながら中を深めれたような気がした。
この日新たな友達ができた。
研究所に帰ると物凄い勢いで姉さん達に質問攻めにあう、どうやら、あたしとゴルシが富士山頂に行った時にあたしの消息が消えたためらしい。
順を追って説明して何とか理解してもらう、どうやらGPSや盗聴器などが軒並みダメになっていたようで記録として残ってたのは人工衛星だけだったらしい。
てか、盗聴器ってなんだ、それについて問いただすと彼女達はそそくさと逃げていった。良かったならあの言葉は聞かれてないかと安堵する。
でもまさかゴルシと友達になれるとは、世の中何が起こるか分からないな。
疲れたので早めの夕食をとり、お風呂に入る。
部屋に戻りベッドに寝転がり、
「ああああああああああ! 何言ってるのよあたしは! 友達はわるくないわ(キリッ 。 ああああああ! 知ってるわ! アタシが認めるわ! 上から目線すぎでしょうが! 何様よおおおおおおおお!」
顔を手で押さえゴロゴロと転がりながら叫ぶ。
そんな羞恥心にかられながらゴロゴロしていると
ピロン♪
と携帯が鳴る。
あたしは気になりベッドから起き携帯を取る。
今日ゴルシとの別れの際に連絡先を交換したのだ。
一件メールが来ていた、内容はまた一緒に遊ぼうとの事
ゴルシらしからぬメールに苦笑しつつ
「ええ、いいわよっと」
と打ち込み、携帯を机に置かれた充電器にさし、布団に入る。
羞恥心はまだあるものの今までの事を思い出す。
新しくできた友達のゴルシにウララ、より一層この世界が楽しく感じる。
ゴルシは今後救われるだろう、あたしなんかより上手く。あたしが言った事は世界の修正力なんかでたぶん忘れるであろうけど、ゴルシの笑顔を少しでも守れたのなら良かった。
ゴルシが幸せになれるなら今日の事忘れられても悔いはないのだ。
あ、でもロリゴルシの泣き顔みたのはあたしだけなのよね……それはそれで最高じゃないか? このことは絶対忘れないように脳内メモリーに刻んでおこう。
今後も仲良くそして新たな出会いに期待しつつ寝るのであった。
~ゴルシside~
夜の街に綺麗な銀色の光が照らす、ゴールドシップの髪に光が当たり反射した光だ、その姿はまるで小さいながらも女神の様であった。
そんな彼女は今ある一人の少女について考えていた。
キャルと別れてからとても気分がいい、まるで羽が生えたみたいだ。
友達ができるとここまで違うとは、やはりアタシはまだまだ未熟だったんだと思い知らされた。
アタシの為にあそこまで熱く語ったのはキャルだけだった、こいつと友達になりたいと一緒にいたいと心の底から思ったのだ。
頭の中がキャルでいっぱいになる、確か彼女は研究所で生活してると言っていた、なんでも外には危険があるため出られないとも言っていた。
「大丈夫だぜ、キャル。アタシがお前を守ってやるからな。……アタシにここまで想わせたんだ、責任取ってもらうからな」
アタシはこれから彼女との生活を夢に見つつ、家に向かうのであった。
~ゴルシside end~
またまた、やってしまいました。
これ悪いキャラ崩壊ですかね(震え声)
今回はロリゴルシというね
まだ小さいので心までは強くなかったようで、友達出来ない事や周りの目を気にしていたっていう設定です。
いや、ロリゴルシとか分かんないから。(断言)
作者の中では小さい頃からはっちゃけてたと思ったので、そして時たまみせる子供らしい仕草に萌えるんです。
とにかくキャラ崩壊はごめんなさい、大きくなれば皆様の知ってるゴルシになるから!あっ、多少違いますよ?キャルちゃんとの友情カタメマシマシゴールドシップでした。すみません。
キャルちゃんとの友情?が今後どうなっていくのか見物だな(謎の上から目線)
そしてロリゴルシという概念
あと、他キャラ視点って必要ですか?
勿論主要キャラ達の視点は番外編で書くつもりですが、今回の護衛しかりキャルちゃん着せ替え大会しかり
見たいと思う人多いのでしたら書きますけど。
話変わって、皆様スコーピオ杯の準備はどうでしょうか。
前回のライブラ杯では運良くAグループで1位取れまして歓喜したんですが、
今回は正直自信無いです。育成中々上手くいかないですね。
おのれ、【夜ふかし気味】めッ!お前だけは絶対に許されないッ!!!
駆逐してやるっ!!!!!
とまあ、こんな感じに絶好調に上げた次に普通ないしは不調まで下がるの繰り返しで萎えてます。
何かの呪い受けてるのか・・・・
皆様も夜ふかし気味にはお気を付けください。
誤字脱字報告お願いします。
感想も一言だけでもあると嬉しいです。
今後ともよろしくお願い致します。
次話は未定ですね、明日かもしれないし明後日かもしれません。
今後の参考に聞きたいです、ご協力をお願いします。
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地の文もう少し減らしてもいいと思う
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もう少し会話パート増やしてほしい
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このままでも全然OK!