そういえば、闇シェリルと闇ランカちゃんも出ましたね。出てから大分経ちますけど(
出してーなって思いはするけどそうななっちゃうとシェリルとランカを認知する=バサラやリン・ミンメイも認知することになるから出し辛い(主人公くんをほっぽり出すので)
やっとのことで闇レイナの拘束を振り切りやることを始める。とは言っても洗濯や食器洗いを終えた朝のやることもほぼ終わらせる。そのほとんどが家事によるものだが…。
ある程度のやることを終わらせ、朝のやることも最後だ。
テクテクと歩きながら彼女達から貰った携帯端末を見ながら歩いてく。
画面に映し出される遺跡の構造と自分の現在地。正直、この機能は助かる。なにせ、この遺跡の構造が複雑すぎてほとんどの部屋を覚えきれないのだ。
ちょっとはマシな生活になり始めて安堵する。
そんなことを思いながら歩いていくと…着いた。
「ん」とこちらが来たのに気付いて彼女───闇マキナが振り向いた。
いつもと違う彼女。いつもであれば目が行く露出された彼女の谷間。
それが見えないのだ。いつもであれば薄着の彼女なのに今回は厚着の服を着ているのだ。
少し残念ではあるが安心している。彼女と行動する時はいつも目のやり場に困るのだ。
「行こっか」
目の前の扉の前に立ち、横の端末を操作して扉の電子ロックを解除しだす。
扉が開くと部屋の冷気が頬を撫でる。
今開いた扉は冷凍室の部屋。巨大生物の肉塊などを冷凍保存してる部屋だ。
ここに来た目的はここの食料の個数確認だ。
ここのシステムは基本的にYami_Q_rayが掌握している。
食料確認だけなら自分だけでもいいのだが彼女達はそれを認めてくれない。なんか危険がどうとかで彼女達の誰かが同伴でないと認められないらしい。
その条件を受け、今こういう状況なのだ。
「行こ」と彼女が腕を掴んで部屋に入るように引っ張ってくる。
それだけならまだいいもののそのままこちらの右腕を両腕で絡めてくる。
ギュ、と右腕を抱きしめるように腕を固定される。動きにくいし、なんか柔らかいものが当たってるような気がするが気のせいだろう。
なにせお互い防寒着を着ているのだ。彼女の胸の感触なんてほぼわからないようなものだ。正直、そうであってほしい。
昂りそうな気持ちを抑えるために自分にそう言い聞かせる。
それにしてもやはり寒い…。防寒着を着ているとは言え防げない部分から流れてくる冷気がどうすることもできない。
「大丈夫?」
闇マキナがこちらの顔色を伺ってくる。問題ないと告げ作業を始める。この惑星の海でとれた魚?みたいな生物に原生生物の肉塊と色々と個数を確認していく。個数を確認しながら大まかでどのくらいの日数保つか計算をしていく。
それでも大きな問題が一つある。彼女達だ。
なにせ彼女達は基本的に食事を必要としないが気まぐれで食事をすることがあるそれを計算に入れるとだいぶ狂うが……いや、計算に入れないほうがいいだろう。
そうなるとだいぶ差が出てくる……。だとするともはや計算しないほうがいいかもしれない。
そんなことを考えながらすでに計算をやめて個数だけ数える。
数え終え、携帯端末にメモをして闇マキナへと声をかける。ちょっと彼女が不機嫌そうな顔をしているように見えるが気のせいだろう。
まぁ、ただ単にこんな寒いところに長居したくないだけだろう。そう思って彼女と一緒に部屋を出る───はずだった。
ビーッ、という警告音と共に端末画面が紅くなる。不思議に思った彼女が首を傾げながら端末を操作する。
ビーッ、という音が複数回したあと彼女がこちらを振り返った。
「故障したかも」
耳を疑った。それはつまり……。
「開かなくなっちゃった…」
彼女の言葉を確かめるべく自分も端末を操作する。だが、それを証明するかのように何度も警告音が鳴り響き、画面にはエラー画面が表示されている。
どうやらホントらしい。ため息を付きながらどうしてこんなことにと思い浮かべる。
「とりあえず他の皆が来るまで待とう?」
そう言って彼女が座らせてくる。とりあえずその言葉に頷き床に座り壁に背を預けた。
どうやら今日は災難な日らしい。朝は悪夢を見るし、闇レイナがいつもと違ってすごく絡んでくる。そして今も冷凍室に閉じ込められる。
これでまだ午前というのだ……。
そう思いながら朝の闇レイナの姿を思い出す。そう、ベッドに居座っていた闇レイナの……いや、これ以上はやめよう。
頭の中で考えていたことを振り払う。変な事を考えてしまいそうな自分をしまい込む。
それにしても───寒い。やはり防寒着を着ていも長時間もこんなところにいれば段々と体が震えてくる。
ブルブルと手の震えが止まらなくなってきている。闇マキナがこちらの震えに気付いたのか手を握ってきた。
その行動に少し安心する。誰かが隣にいるという謎の安心感。
なぜそんなのを感じるのだろう。人間の本能なのだろうかそれとも……。いや、こんなことを考えるのはよそう。
そもそも…寒すぎて思考がまともに動かなくなってくる……。
体の震えが大きくなりながらハァ、ハァ、ハァ、とかろうじて呼吸をする。
大きく震えるこちらに気付いたのか闇マキナが立つ。
それだけではないパチパチと防寒着のボタンを外し、ジッパーを下ろすとおもむろに防寒着を脱いだ。
一体、何を、と言おうと思ったが唇が悴んで思うように言葉が出なかった。
顕になる彼女の上半身。そしてやはりというべきか防寒着の下には黒いビキニのような下着。
そして防寒着だけでは飽き足らず彼女が両腕を自身の背へと回す。
その行動には震える体を持ち上げて彼女の手首を掴み制止させる。
こちらの意味を理解したのかそれをやめてこちらを壁へと押し倒してきた。
「───脱がすよ」
彼女が一言そう言ってこちらの同意を聞かずにこちらの防寒着へと手を伸ばした。
彼女の行動に理解できない。さすがに先程、無理やり体を起こしたせいか抵抗する体力もないようだ。
瞬く間に防寒着を脱がされ上着も脱がされた。ついには薄着となった。
───寒い。
そう思った直後だった。ギュ、と体を抱きしめられた。背中に手をまわされて優しく抱きしめられている。
「ほら、貴方も抱きしめて」
触れる彼女の肌に暖かみを感じる、これは……人肌で暖めあうという原始的なやり方だ。
無意識のうちに彼女の背に手を回していた。
───暖かい。
自身の肌で彼女の温もりを感じると同時に心なしか手の震えが止まってるようにも思えた。
どこか安心するような感覚。誰かといるという安心感が凍死への恐怖を和らげているからだろうか。
まぁ、今はいいだろう。寒さを防げるなら……。
───ウィン、と背後から扉が開く音が聞こえた。
振り向くと扉が開いていた。どうやら助かったらしい。
それに気付いてすぐに彼女から離れる。仕方がなかったとはいえいつまでも彼女と抱き合ってるわけにもいかない。
すぐに服を着て二人で部屋を出る。
おかしい、未だに体というよりも顔に熱を感じる。それが彼女の温もりか自身の恥ずかしさのかはわからなった…。
ちょっとシチュエーションがヤケクソのような……
まぁ、ええか!
ここのシステムを掌握しているのに故障……?
おかしいな…