ありふれた幼馴染と暗殺教室   作:孤独なバカ

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修学旅行の時間②

「にゅや!!大島くんのせいで先生新幹線の外でずっと居たんですよ!!」

「いや。俺のせいじゃないだろ。雫たちは仲良いからこうなるわけで修学旅行中は殆ど新幹線の中しか居られないんだぞ?」

「まぁ、どれだけあのメンバーが仲がいいのか分かったけど。でもいいよね。こっちに来てもちゃんと信頼してくれるんだなって。」

 

俺が殺せんせーに愚痴愚痴文句を言われていると矢田が苦笑気味に告げる。

実際羨ましいと思っているクラスメイトが多いらしく、普段馴染みのない寺坂までもが頷いていた。

 

「まぁ、大島くんは少し可愛そうだったけど。」

「もう慣れたから。てか神崎見つからないなら俺の予備渡そうか?」

「えっ?」

「しおり見つからないんだろ?一応俺コピーでまとめたものの予備持っているから渡そうか?」

「にゅや?二人ともしおりを、纏めていたって真面目ですね〜。ですが大丈夫。先生の作ったしおりがあればもう安心。」

「「「それを持ち歩きたくないから纏めているんだ!!」

 

俺は苦笑しながらしおりを探そうとしたところで通話アプリの着信がなる。

誰からかと思えば雫の文字が見える。

 

「ん?どした?」

『あんた最初の一言目で一言掛けなさいよ。』

「いや、なんか急用だろ?流石にこんなに早くにかけてくるって思わないしそっち夕食前だろ?」

『まぁそうなんだけど。ごめんなさい。新幹線の落し物にしおりなかったかしら。』

「ん?しおり?」

 

俺は少しだけ疑問に思ってしまう。雫もしおりをなくしたのか?

 

「お前小さいポケットの中入れてなかったか?」

『確認したけどないのよ。香織にも確認してもらったけど。』

「ん〜まぁ聞いてみるけど期待すんなよ。」

『えぇ。』

「どうした?」

「雫のしおりも無くなっているからこっちに落ちてないか確認してほしいって。」

「いや。落し物はなかったはずだが。」

 

烏間先生が最後に確認しているから多分見落としはない。ということは

かなりきな臭くなってきたな。

 

「もしもし、雫。ダメっぽい。」

『……そう。それなら高校生とぶつかった時に落としたのかしら。』

「高校生?」

『えぇ。新幹線の時に一回行きしなにぶつかっていたのよ。その時かしら。』

 

雫の会話はもう少しだけ続けたあとに雫サイドは夕飯もあり電話を切ったあと神崎に聞いてみる。

 

「神崎、お前って高校生とぶつかってなかった?」

「えっ?うん。見えていたの?お茶買う時に一度ぶつかったけど。」

「了解。とりあえずこれしおり。」

「ありがとう。大島くん。」

 

と俺は神崎に話を終えたあと一つだけダイアルを入れる。

ほぼ黒だろうな。これ。

 

「もしもし龍太郎?明日の自由時間について話があるんだけど。光輝にも後から電話する予定だけどちょっと時間とってもらっていいか?」

 

と俺は最初の予定から大きく切り替え荒事の準備をするのであった。

 

 

 

「……やっぱりここって」

「そういえばここだっけ?坂本龍馬の暗殺地。」

 

二日目の俺たちは本当に暗殺旅行ということを実行していた。

 

「元々本能寺とか二条城とか暗殺と関連することも多いから俺が行きたかったんだよ。まぁ、昔の暗殺の跡地くらいの寄り道くらいはいいと思ってな。」

「へぇ〜。よく覚えているじゃん。でも二条城?」

「二条城は暗殺っていうよりも時代の移り変わりかな。元々京都という街は歴史が動きやすい土地だしな京都御所もあっただろ。」

「京の都で京都だからねー。以下にも冬夜が好きな地形だよ。」

 

まぁまぁ、暗殺の多さでではなく歴史が動いた土地として京都は有名だったからじっくり見たかったんだけど、そんな余裕は無さそうだしなぁ。

そんなことを考えながら歩いていく。しばらくは歴史的建築物を見ていたが昼食をとった後は神崎が、指定した場所に向かう。

恐らくそこが犯行現場になるだろう。

しばらく歩くと祇園街に着く。

ここは元より人が通りにくいことで有名であり、昼間はあまり人通りが少ない。

つーか。もういいか。

 

「おい。さっきからついついてきてるやつ付いてきてるやつ出てこいか。どうせいるんだろ?」

「……えっ?」

「へぇー、気づいてたんだ。お前。」

 

すると予想していた通りにその場所から人が出てくる。予想していた通りにその人物は顔を出した。

 

「高校生か。…制服を見るにあんまりいい噂を聞かない学校だな。」

「俺たちの高校を知っているもんで。」

「よくない噂だけどな。んで。その高校生が何の用?」

「あっ?女を攫いに来たに決まってるだろ?男連中には関係ねぇ。少しお寝んねしてもらうぞ。」

「ふ〜ん。カルマどうする?」

「どうするも何も。全員潰すに決まってるでしょ。」

 

そしてカルマは一人の頭を掴み思いっきり電柱に叩きつける。

…相談しといて何だけど容赦ねぇな。こいつ。

 

「ほらね。渚くん。目撃者いないとこならケンカしても。」

「カルマ油断するな!!」

 

背後にいる高校生がカルマの背後から鉄パイプで殴りつけようとしていたので俺は手を引きカルマを庇うと腹部にかなりの強い衝撃を受け座り込んでしまうと同時に四方八方から殴る蹴るなどの暴行が始まる。

そしてしばらく暴行を加えられたところで俺は意識が暗くなるのだった。

速水とカエデについて

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