「そういえば、暗殺って今どうなんだ?」
「ん?うまくいっているはずないだろうが」
俺は旅館の風呂に浸かりながら今までの暗殺について光輝と龍太郎に答える。ゆっくり入っている分体も温まる
「まぁそうだね」
「実際一番良かったのは冬夜のカルマの隙をついた粉わさびと鎖分銅を使った暗殺だからな」
「お前何を使っているだよ。でも粉わさび?」
「ん。昔めちゃくちゃ辛い歯磨き粉を龍太郎に仕掛けたことあっただろ?あの時の奴。無臭に近いし仕込みやすいから」
「お前昔はそういういたずら結構好きだったな」
「小学生のころはな。流石にできるタイミングがないだろ。まぁ時々E組の奴らに今度少しだけ仕掛けるか。……カルマと一緒に」
「いいね〜。みんなの面白い反応が見れそう」
「「「「鬼か!!」」」」
と風呂に浸かりながらグテ〜とうつ伏せになる
でも少しだけこういうのも久しぶりだな
「そういやさ、冬夜って剣術のほかに八重樫で何習っているんだ?」
「ありふれた剣術とちょっとした雑技かな」
「……どういうことだよ」
「教える気は無いってことでしょ。ただ俺は少しだけ予想はつくけどね」
カルマはやっぱりわかりそうだな。鎖分銅を使えるのは少ししかいない
元々カルマは妙に勘がいいのもありだいぶ八重樫の正体については分かっているのだろう
「察するのはいいけど、雫にはいうなよ」
「流石にそこまでは分かるさ。……多分隠してきたんだろ?八重樫さんのご両親も」
「まぁ、本当に数人くらいしか通ってないからな。暗殺がなければ一生知らなかっただろうけど、流石に地球の危機となったらさすがに使わざるをえないだろう」
師範からも言われているし、暗殺のタイミングを見はからってやるしかない
お風呂は結構長風呂なのでくつろいでいると龍太郎がふと気づいたように俺に告げる
「でも、やっぱりでかいよなお前」
「ん?何が?」
「失礼だぞ龍太郎。いや、まぁ確かに大きいけど」
「?」
俺は首を傾げると全員がある一点に向けられる
その部位が下半身の一部であることに気づき俺は龍太郎と光輝にお湯をぶっかけるのであった
「全くこどもかよ」
「あはは。あの二人もそんなこと気になるんだね」
「まぁ男の子ってことだよ。あいつらも」
と俺は渚と杉野と一緒にゲームセンターに来ていた。小さな旅館のゲームコーナーなのでレトロなゲームがいくつかある
そんな中でどうやら先客がいるらしく騒がしい音が聞こえる
どうやら同じ班の女子組だったらしく神崎がゲームをしているのだが
「うおお!!どうやって避けてるかさっぱり分からねぇ」
「すげぇ。これ結構難しいゲームとして有名だぞ」
弾幕ゲームの難易度がえげつないものをいとも簡単に避けている神崎に俺と杉野が驚いている
「すごい!!意外です。神崎さんがゲームが得意なんて」
「黙っていたの。遊びが出来ても進学校じゃ白い目で見られるだけだし」
まぁゲームは結構そういう目で見られやすい。特に勉強だけとかで決めているこの学校では特に
「でも大島くんの言葉で少しだけすっきりしたの」
「俺?」
「肩書きなんて関係ない。自分がどうやって生きたのか、その過程が大切なんだよね」
「…俺にとったらな。渚の自爆特攻の時と同じだよ。もしかしたらあの時殺せんせーを殺していたかもしれない。でも友達が傷ついて地球が救われたって俺にとって前を見てその後生きれるかといったら別だろ」
「まぁな。確かに気分がいいことじゃないし」
「…本当にごめんねあの時」
人としてどうかってことだろう。例え成績がよかろうが殺せんせーを殺そうが変わらない
クズはクズだし、ダチはダチだ
「だからありがとう。大島くん。あの時助けに来てくれたことも、含めて」
「ん。つーか攫われるって分かっていたからな。囮にした方が悪いだろ」
「それは冬夜がどれだけ八重樫さんを想っていたのか俺たちは知っているしな」
俺は小さく苦笑する。まぁバレてない方が難しいと思うし隠すつもりはない
それに少しずつだけど自信がつき始めてる
「そういえばその雫たちは?結局こっちで泊まるんだろ?」
「今倉橋さんたちとお風呂なんじゃないかな?話したいことがあるって言ってたから」
「倉橋?」
ちょっとだけ意外な組み合わせに俺は少しだけ首を傾げる
まぁ気にしないでいっかと俺は近くのゲーム機に100円投下するのであった
「なぁ、大島って結局八重樫さんとはどうなんだ?」
前原と磯貝が俺の近くに寄ってくる。大部屋に入りトランプをしている最中だった
「別に、未だに何も変わらないよな」
「進展どころか、今年に入ってかなり積極的になってはいるけど全く気づく気配すらないからな。あいつ」
自分で言うのも何だけど、今年結構せめている。
まぁ、まだ時間があるのだから焦る必要はなくなったんだけどそれでもここまで気づいてもらえないのはさすがに結構くるものがある。
「つーか前原や磯貝とかじゃどうなんだよ?磯貝は聞くまでもないけど、前原だってモテるんだろ?」
「俺?」
「そうそう。このクラスって本校舎よりも可愛いやつが美人なやつ多いだろ?だから結構人気になるやつも多いだろうし。」
「……あ〜確かに神崎とか白崎とか?八重樫も綺麗だよな。」
「ん?それじゃあ匿名で投票アンケート取ってみるか?雫と香織以外で。」
「「えっ?」」
「いや、安定策とるだろ?俺に限っては雫になるし、少し話す時間もあっただろうからE組で誰がタイプか光輝と龍太郎はどの女子と友達になりたいかでいいから。香織と雫以外で決めようって。」
「へぇ〜面白そうじゃん。やろうぜ!!」
俺の提案に全員がメモを取り出す。やっぱり修学旅行の時って恋バナだよな。
俺も少し考えに一名の女子生徒を書き出す。
「オッケー。んじゃ集計するな。」
俺は簡単に集計する。そしたら
「やっぱり矢田と神崎人気だな。」
「まぁ妥当だろ。三位は倉橋か?」
「一応香織とかも混ぜるか?」
「いいだろ。そうすると白崎さんがほぼトップだろうし。」
まぁ学校一の人気があり、クラス分け隔てなく優しい香織は本校舎時代も先輩後輩分け隔てなく人気だった。
「ついでに大島は誰入れた?」
「俺は倉橋。正直速水とは迷ったけど。」
「言うのかよ。」
「つーかお前胸小さくてもいけるの?」
「……俺胸目当てで雫が好きなわけじゃないから。まぁ雫とタイプはめちゃくちゃ違うけど、なんだろうな。一番話しやすいし倉橋が近くに居てたら楽しいからな。」
「……まぁ分かる。でも速水は?」
「速水はなんというかデレた時の破壊力がえぐいぞ?中二だったかな?雫も動物が好きだからよくペットショップに寄っていくんだけど、その時に速水に結構あったんだよ。あの時の速水やばいぞ。つーかいつもクールな奴がデレデレしてたら、…本当に破壊力がやばい。」
「お前ギャップに結構弱いのか?」
「弱いな。意外性のあるしある女子って結構ドキッとするし。」
俺のことで話すとするとカルマが障子を開け入ってくる。
「お、面白そうなことしてんじゃん。」
「カルマか?気になる女子っているか?」
「皆も言ってんだ。逃げらんねーぞ。」
と囲まれ少しだけ考え始めるカルマ。
「……うーん、奥田さんかな。」
「あー悪戯で相性良さそうだな。」
「そうそう彼女、怪しげな薬とかクロロホルムとか作れそーだし。俺の悪戯の幅が広がるじゃん。」
「絶対くっついて欲しくない二人だな。」
「まぁ、言うまでもなくこれは男子の秘密ってこと…」
と俺が周囲を見たら、殺せんせーがメモっている。視線の方向に気づいたのかクラスメイトもその方向を見つめる
そして襖を閉め殺せんせーはどこかに行った。
「メモって逃げやがったっ!!殺せっ!!」
即座に対先生ナイフや銃を取り出した皆は、殺せんせーを殺すべく一斉に大部屋を飛び出していく。
「……なぁ、これが普通なのか?」
「これが日常だよ。面白いだろ?」
「……俺は頭が痛くなってきた。」
呆気に取られる二人に苦笑しながら俺もナイフを取り出す。
「さて、どうせ殺せないだけど殺しに行きますか。」
俺はナイフを持って俺もその後を追いかける。
既に俺もE組として馴染み切っていた。
速水とカエデについて
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