「ファ〜」
「あくびって珍しいね。ユッキー」
「ん?倉橋おはようさん。いや、少しだけ小説読んでいたら寝不足で」
「小説?」
「ん。これ」
俺が見せる。それは有名なライトノベルであり、アニメ化もされている有名作だ
「へぇ〜ユッキーでもこんな小説読むんだ」
「いや。普通にヒーローものとか主人公が強い小説とかヒロインが可愛ければみるだろ。面白いし」
「なるほど。で?それ面白いの?」
「あぁ。コメディー小説だからな。シンプルに面白いぞ」
といいながら話しているとすると殺せんせーが仲に入ってくる
「……今日から来た外国語の臨時講師を紹介する」
「イリーナ・イェラビッチと申します。皆さんよろしく!!」
烏間先生に紹介された笑顔で明るい女の人は、スタイル抜群で金髪巨乳美人の外国人だった。その上で胸の谷間を強調しており、
何故か先生を抱きついていた
「……ん?そういえばさ。殺せんせーの恋愛事情ってどうなんだ?」
「うん?普通に戸惑うんじゃない?人間とタコだよ」
「でも満更じゃなさそうじゃね?多分色仕掛けに特化した暗殺者だろうし」
と俺とカルマが後ろで話している。正直に俺は告げる
「あぁ、見れば見るほど素敵ですわぁ。その正露丸みたいなつぶらな瞳、曖昧な関節……私、虜になってしまいそう」
「いやぁ、お恥ずかしい」
「……っ」
グッと突っ込みを堪える。内心笑いが止まらないがお互いにいい思いをしているらしい
「……そういやさ。英語の授業できるの?一応学校ってことだけど」
「教員免許取っているわけではなさそうだけど」
「まぁそうだろうな。また問題ごとの匂いがする」
俺はぐったりしてしまう。それでも
「まぁ面白そうだからいいや」
「冬夜も相変わらずだね〜」
俺とカルマは傍観に徹することにしたらしく何も言わずにホームルームを終えた
ざわざわ
休憩時間が終わりイリーナ先生の授業になると、俺は教室に戻るとみんなの様子がおかしかった
「あれ?なんかあったのか?」
「実は」
色仕掛けで殺せんせーに近づいたこと
と俺がいない間にイリーナ先生が渚に情報を吐かせる為に渚にキスをしたことなど多くカルマから説明を受けた
「へぇ〜面白いことになってるじゃん」
「笑い事じゃないだろ。大島」
俺がケラケラ笑うと前原が俺に呆れたようにしていた
でも面白いことは面白いのだ
「んで?授業って何するの?」
「さぁ。この調子だったら自習じゃね?」
「ふ〜ん、なら寝ようかな。どうせ失敗するし」
「は?」
俺はうつ伏せになり、目を閉じる
多分殺せんせーも気づいているだろうしな
俺はそうした中で安心して熟睡していた
イリーナ先生が倉庫に連れ込んでいく殺せんせーが入っていく
「……烏間先生。私達、あの女のこと好きになれません」
「……すまない、プロの彼女に一任しろとの国の指示でな。……だが、わずか一日で全ての準備を整える手際。殺し屋として一流なのは確かだろう」
片岡がほとんど全員の総意となる言葉に全員が頷くが烏間先生は目をそらし謝る
実際烏間先生も感じているのだろう
するとすぐさま銃撃が聞こえてくると同時にカルマが近づいてくる
「そういや、冬夜、さっきビッチ姉さん殺せんせーの暗殺が失敗するって言っていたよね。なんか根拠でもあるの?」
「ん?だって殺せんせーがそんな簡単なことに気づかないわけないだろ?」
「ま、そうだろうね」
「どういうこと?」
「俺もよく使うんだけど最初ってあえて何もしない時があるんだよ。基本的に相手にいい思いをさせて一番いい思いの時にどん底に落とす。まぁ一対多で使うことが多いんだ……思い通りに動いているって思っている奴ほど操りやすいものはないしな」
「「「「うわぁ!!」」」」
どす黒い笑いが出てしまう。ついでに昔はこれで光輝や龍太郎、香織のことを上手く操っていたこともあり、俺は雫から呆れ顔で見られた時があった
そう説明している時に
「いやぁあああ!!」
と倉庫の方から声が聞こえてくる
というよりも叫び声と同時にぬるぬると音が聞こえてくるんだけど、何してるんだ?
「めっちゃ執拗にヌルヌルされてる!!」
「行ってみよう!!」
俺たちが倉庫に駆けて行くとそこには倉庫から出てくる殺せんせー
「殺せんせー!!」
「おっぱいは?」
失礼すぎるが確かに今の評価はそれくらいがいいだろう
つーか俺に至っては暗殺の状況すら知らないし
「いやぁ、もう少し楽しみたかったですが……皆さんとの授業の方が楽しみですから。明日の小テストは手強いですよぉ」
「……あはは、まぁ頑張るよ」
渚が答えるとするとクラスはほんわかとした空気になる。嫌いな奴に殺されるよりかは十分マシなんだろう
そしてイリーナはなぜか体操服とハチマキ姿で出てくる
「……まさか、わずか一分であんなことをされるなんて……」
ヘトヘトで疲れ切ったようなイリーナはポツリと告げる
「肩と腰のこりを解されて、オイルと小顔とリンパのマッサージされて……早着替えさせられて……その上まさか、触手とヌルヌルであんなことを……」
(((どんなことだ!? )))
クラス全員がそう思っただろう。だから渚が純粋な疑問で答える
「殺せんせー、何したの?」
「さぁねぇ、大人には大人の手入れってやつがありますから」
「……絶対見せられないことしただろ」
俺はため息混じりで息を吐く
「あっ!そういや俺これからイリーナ先生の英語の時間さぼっから」
「「「は?」」」
「にゅや?」
「いや、受験生なのに毎回自習でイライラしながらタブレットだけいじる先生を見るだけとか嫌すぎるだろ。それなら別室で授業受ける方がいいしな。ちゃんと英語の時間になるまでは受ける意味なんてなさそうだし」
ボロクソだけど殺せんせーすら言い返せない。もちろん。烏間先生もだ
「ついでに俺はもし他の暗殺者が授業及び暗殺者転校生が授業の邪魔をしてこちらに理がないと思ったらさぼっから。最低限の暗殺環境を整えられないようじゃ、安心して暗殺できないし」
「……わかった。イリーナにはそう伝えておこう」
「カルマは?」
「もちろんふけるに決まってるじゃん」
まぁちゃんとどちらかの先生が上手くやるだろうけど
俺はそんな中で次の時間の小テストを安定の満点で切り抜け、次からのイリーナ先生の授業をサボり始めるのであった
なお、サボる期間は二回だけでよく、その代わりにイリーナ先生はビッチ先生と言い始められたらしい
速水とカエデについて
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