ありふれた幼馴染と暗殺教室   作:孤独なバカ

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中間対策の時間

「「「さて、始めましょうか」」」

 

大量に分身した殺せんせーを見て俺たちはこう思っただろう

何をっと

 

「学校の中間テストが迫ってきました」

「そうそう」

「そんなわけでこの時間は」

「高速強化テスト勉強を行います」

 

あーテスト対策かぁ。それでも

 

「…先生俺、雫達と約束があるんだけど」

「にゅや?」

「そういえば言ってたね。幼馴染五人で勉強会するのだったよね?」

 

それが俺にとっての日常だ。俺、雫、光輝が龍太郎と香織を教えるといういつもの勉強パターンながあるのだ

 

「……そうなんですか?」

「授業中ならできるけど、放課後は図書館予約しているらしいし、その後は雫の家に集合するから」

「にゅや?でも、テストは」

「ん?俺基本的にいつも10番〜30番くらいだし社会に限ったら毎回トップから落ちたことないぞ?雫も基本的に10番以内だし、光輝に至っては毎回二位だから」

「白崎さんも50番以内には毎回入ってたよね」

「龍太郎もCだけど勉強は100番には入っているからな。まぁ教えることも勉強だし、何よりも勉強もちゃんとしないと俺は結構退学に近いことやってるから」

 

結構暴力沙汰まではいかないが、E組をかばっていることもあり俺たちは正直あまりいい印象を生んでない

実際勉強を教える立場としても明らかに劣っているといるわけではない。勉強も第二の刃を持っているから学校は追い出せないのだ

 

「元々俺たちはみんなでテスト対策をするのがいつも通りでルーティーンになっているんだよ。いつも通りやれば俺はできるから。それに暗殺を成功するにしろ他のやつが暗殺するにしろ、俺は学業をおろそかにするつもりはないさ。だから放課後は参加しないでいいか?」

「本当ですか?」

「本当だよ。それに、俺はE組で最後までいるつもりだし、俺は例え暗殺に成功しても、あいつらと通える最後の学校だと思うから」

「……あっ」

 

椚ヶ丘ではエスカレーター式で高校までいけるのだ。だけどE組は入るには外部試験を受けるしか椚ヶ丘に通える可能性がないのだ

 

「……そうですか。それじゃあ仕方ないですねぇ」

「よっしゃ」

「ちゃんと授業中のやつには参加してくださいよ。大島くんは数学が少しだけ苦手なんですから」

「……それでも70は取れるんだけど」

 

と苦笑しながら俺はノートに向かう

別に勉強をすることは悪くはないことなので別にいいだろう

 

 

「ということでここはAになるんだ」

 

と俺が歴史の雑学を加えつつ説明をすると全員が納得するように俺を見る

 

「本当に分かりやすいわよね。冬夜の説明って。特に日本史と地理は」

「うん。おかげで社会はもう何とかなりそうかな」

「数学は、まぁ冬夜が怪しいけどな」

「うっせ。これでも香織よりかは解けるから別にいいだろ」

 

テスト勉強をし始めてもう2時間にもなる。翌日テストを控えている中で俺たちは雫の家で復習をしていた

そんな中で疲れてお茶を飲んでいるときに龍太郎が声が

 

「そういえば。一つだけ気になっていたんだけど何でテスト範囲外のところやっているんだ?」

「あっそれ俺も気になっていた。確かテスト範囲ってもう少し少なかっただろ?」

 

大柄の龍太郎と俺は気になっていることを告げると雫と香織、光輝がキョトンとする。あれ?おかしなこと言ったか?

 

「もしかして二人とも知らないのか?二日前にテスト範囲が変更なったこと」

「ほへ?」

「は?」

「最近理事長が授業してたでしょ?もしかして二人とも寝てたってことは…まぁ冬夜はないと思うけど」

「あ〜そういえばそうだったか?」

 

俺は少しだけ疑問に思う。そしてクラスチャットにすぐさま書き込む。するとクラスの範囲がやっぱりそこは

 

「やっぱりE組は知らないっぽい。悪い。雫。テスト範囲教えて?」

「いいけど?間に合うの?」

「俺は間に合うと思うけど…他が厳しそうかな」

 

俺はすぐさま新範囲としてクラスチャットに送るとチャット欄がめちゃくちゃ荒れているのが分かる

元々殺せんせーに教わったところだから問題はないけど

もう夜の八時だし、ページ数的にも20ページくらいの大幅な変更。さすがに厳しいだろう

 

「…でも、冬夜は大丈夫なのか?」

「元々全教科俺は予習と復習は雫とやってたからな。まぁ本校舎側の妨害だろうけど」

「妨害って?」

「E組は底辺でいないといけないやつか?……赤髪や磯貝、片岡や冬夜がいる時点で違うだろうけど」

「赤羽な」

 

名前を間違える龍太郎に呆れつつ、俺は少しだけ息を吸う

そして雫と光輝を見る

 

「雫。今日泊まるから少し新しい範囲について教えてくれないか?」

「えっ?」

「少しだけ、イラついたから、せめてカルマと俺くらいは高得点ださないとな。……それに期末テストに繋がるし」

「それなら俺も雫の家に泊まろうか?」

 

すると光輝がおそるおそるだけど告げる

 

「いいのか?」

「どうせ、冬夜ならなんとかしそうだけどな」

「そうそう。冬夜君誰かのためなら雫ちゃん以上に頼りがいがあるもん。私は夜食作ってあげるね」

「はぁ、お母さんに聞いてくるけど……でも久しぶりねみんなで泊まるの」

 

俺は少しだけ苦笑してしまう。テスト前日になって気づいたことに俺は内心、少しだけ笑ってしまう

逆境こそ面白くなってしまう俺に雫たちは気づいていたのか少しだけ苦笑していたのであった

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