ありふれた幼馴染と暗殺教室   作:孤独なバカ

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中間考査の時間

テスト当日、俺たちは久しぶりの本校舎でテストを受けることになる

テスト問題を見てやっぱり雫の言っていたことは間違ってなかったと感じる

小さく要点を絞り的確に問題を取る

武道も暗殺も勉強も同じことだ

基礎を怠らず、そして適所を潰していく

問題文の重要なところを見極め、そして基礎を当てはめる

眠気があるがそれでも周囲には心強い味方がいてくれた

問題11以降新範囲の問題が多くなり、さらにその応用問題が多くなる

一日くらいで丸暗記したところで忘れる

クラスメイトは倒れていく中で既に立っているのは

 

「やっぱりカルマか」

「そっちも、殺せんせーの進み具合からここまでは俺らしかいけないだろうね」

 

俺とカルマだけ高得点争いに残ることになる

問題を見て時間配分は未だに残っているどころか余裕がある

 

「そういや、カルマは?どう?」

「まぁ90点は余裕かな。そっちは?」

「俺もかな」

 

見直しの時間もキッチリ残していたこともあり、俺は未だに自己採点は一問たりとも落としていない

本校舎の情報を俺はしっかり抑えてある

特に光輝と雫、香織のノートは分かりやすく、どこが大事か、どの辺りがでるのか予想が立てやすく、結果的に100ページある教科書の中から20ページ程度まで減らすことができていた

最後の問題は少しだけ外れたけどまぁ、三角程度は取れるだろう

 

負ける気がしないさ。……雫や光輝たちが背を押してくれるなら

 

そんな気がする。間違える気がしないで問題を解いていき、その十分後、テスト終了のチャイムがなるのだった

 

 

渚said

 

 

「……これはいったいどういうことでしょうか。公正さを著しく欠くと感じましたが」

 

烏間先生の声音が教室の片隅から聞こえてくる。スマホで話しているため会話内容までは聞き取れないけど、本校舎の方に抗議の電話をしていることは容易に分かる

だが僕たちも緊急の冬夜くんのメールが来るまで分からなかった。一応冬夜くんは幼馴染の白崎さんのノートを見せてくれたけど

 

「……伝達ミスなど覚えはないし、そもそもどう考えても普通じゃない。テスト二日前に出題範囲を全教科で大幅に変えるなんて」

 

どうしようもなかった。みんなのテストの結果は言うまでもなく完敗だった。学年五十位以内に入れた人は多分カルマくん以外は誰もいない。教室の空気がそれを如実に表していた

 

「……先生の責任です。この学校の仕組みを甘く見過ぎていました……君達に顔向けできません」

 

あれだけ大丈夫だと太鼓判を押していたが、あのときの理事長はすでに手を打っていたのだろう

みんなが意気消沈、そして一人だけ熟睡している中で後ろの方から対先生ナイフが殺せんせーに向かって飛んでいった

 

「にゅやッ!?」

 

それを殺せんせーは驚きながらも振り向かずに躱してみせる

殺せんせーも含めて皆の視線が後ろに向けられる。そうしてナイフの投擲元を辿っていくと、そこには教壇へと歩いていくカルマ君の姿があった

 

「いいの〜?顔向けできなかったら俺が殺しに来んのも見えないよ?」

「カルマ君!! 今、先生は落ち込んでーーー」

 

と言った矢先にカルマくんはプリントを見せるとそこには高点数のカルマくんの回答用紙があった

数学は満点であり、すべてのテストで90点を超えている

 

「俺、問題変わっても関係ないし。ま、あんたが成績に合わせて余計な範囲まで教えたからだけどね。まぁ一番頑張っていたのは何も知らない冬夜だったけど」

「にゅや?」

「あいつ。学年順位を上げて学年8位だよ。数学だけやまが外れたって言っていたけどそれでもあいつ満点3つ取ってきてるから」

 

とその上から冬夜のテスト問題を広げると驚くべきものが書いてあった

三つのテストの点数が100と書かれ、すべての点数で90を超えている。数学がやまを外したと言ったとはいえ十分高得点を叩き出していた

 

「……すげぇ。国語、社会、理科で満点かよ」

「英語も98で数学も90?」

 

この点数だったら確実に学年上位に食い込んでいるだろう。つまり本校舎の生徒達に見劣りしないどころか凌駕する実力を示したことになる。E組を出るための条件は満たしたってことになる

 

「だけど俺はE組出る気はないよ。……で、そっちはどーすんの?このまま尻尾巻いて逃げちゃうの?それって結局さぁ、殺されんのが怖いだけなんじゃないの?」

 

すると磯貝くんや前原くんが目線で合図を送る 

 

「なーんだ、殺せんせー怖かったのかぁ」

「それなら正直に言えば良かったのに」

「ねー、“怖いから逃げたい”って」

 

クラス中じゅ煽りにミキミキと音を立ててあお青筋を浮かべる殺せんせー

 

「にゅやーッ!!逃げるわけありません!! 期末テストであいつらに倍返しでリベンジです!!」

 

顔を真っ赤にする殺せんせーにクラス中からわら笑い声がこ溢れるだか。中間テストで僕たちは大きな壁にぶつかった。でも僕は胸を張った。このE組であることに

 

「…でも、前から気になっていたんだけど、大島って何でそれならE組に落ちたんだ?」

「…えっ?」

「素行不良って言うけどカルマと比べて運動もできるし人望もそれなりにある。勉強だってできるのになんでE組に落ちたんだろって」

「それは冬夜が去年卒業する予定だったA組の卒業生を警察にぶち込んだんだよ。E組を庇っていた八重樫さんが代わりに犯されそうになったから」

 

カルマくんがそう告げる。クラス中から驚きの声が上がる

 

「……皆は冬夜の恐ろしさを知らないから知らないと思うけど、冬夜が怒るとどんな手段でもだれであろうと、殺しにかかるよ。実際にその当時のA組の担任は理事長から首になっているし、そいつらは実際に社会的に殺したから」

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