とある異世界の物語、その一端



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初投稿です


盾砕きと噂のその人

この物語はとある異世界での一幕、

あるいはその一端を記した物である。

 

 

 

 

『盾砕き』と呼ばれている存在がいる。

 大概の場合噂というものには伝言の形からなる事から、実際の所とは形が違うというものが多いものだが、主にその者はその身の強大な力を持ってして、敵や障害となるものの尽くを砕くという点、そして盾や鎧を気にする事もなく打ち破っていく様から『盾砕き』や『鎧砕き』と呼ばれているとされている。

 

 『盾砕き』は主にその武器を持つ魔術師を1人連れ各地を旅していると噂され、それは人々からの依頼を受ける冒険者の中でも特に強いと各地で話の種にされている。

 

 

『盾砕き』本人のその身は出会った者達のほぼ全てに驚愕をもたらすとも言われている。

 

 

 

ー実際の所何故そのような噂話がされているのかー

勿論受けた依頼の達成率やその内容が良いのであれば、有名になる事はおかしい事でもなく寧ろ当然の結果と言える。

だが「驚愕をもたらす」とされているという点、勿論強い者である為にその人格や行動などがあまりにも想像と違うといった事から起こるものであろう。

 

しかしこの『盾砕き』そう言った点での驚きを与えているのではない。

ならばその真実というのは何か?

 

 

 

 

ーその答えはー

 

 

 

 

 

 

 

鎧を装備した男と軽装のローブを纏った少女

その2人に話しかける1人の冒険者

「よう盾砕き(・・・)ィッ!」

どうやら件の盾砕きに話しかけているようである。

「何ぃ!」

それに反応する声。

 

「今日もそのガキのお守りかァ!?」

男の方に話しかけているようだ

 

それに対して少女が叫ぶ

「誰がガキよ!」

「ちょっと、あんなこと言わせて良いの!」

 

男が話す

「気にするな…」

「言わせておけば良い…」

 

それに対して少女が少し不機嫌そうに喋る

「もおう!」

 

 

 

「あたしが盾砕き(・・・)なのに!」

 

 

 

「やっぱりあたしよりお前の方が盾砕きらしいって思われてんのなんかムカつく」

 

「そうか…」

 

「まっそれはそれとして今回の依頼っと」

「おっこれなんて良いんじゃないの?

新人のダンジョン探索の同行者だってさ」

 

「事前調査ではどうやら周囲に死霊が出やすいようだな」

 

「たまにはこういうのも行ってみるかな、

依頼の内容を見るに新人は2人いる上で

男と女が1人ずつって感じみたい?」

 

「まずは相手と合流することとしようか」

 

「今回の依頼は当たりか外れかどっちかなぁ!」

 

この物語は『盾砕き』と呼ばれる少女とその武器を運ぶ魔術師による数奇でありながらも痛快なそんな人々に話され続けるであろう物語である。

 





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