ラミィ・ねね・ポルカ「「「頑張れししろん!!!!」」」ぼたん「wwwwww」〜リィンバウムに迷い込んだホロライブ五期生〜   作:SOD

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【残酷な描写】

ついに、ねぽらぼにリィンバウムの洗礼が襲いかかる‥‥!!

投稿遅かったのは、ちょっとブイズパーティ作ってたもんでw


ねね・ポルカ・ラミィ「「「助けてししろん!!!!」」」ししろん「やっべえ死にそうwww」

獅白ぼたん、われわれ一同が挨拶できないこの状況をお許しください。

現在、ライオン顔の獣人が弓を番えながら迫ってきています。

ねねちゃんが接近戦を挑んだ瞬間、大剣に持ち替えられたので、今度はねぽらぼ一願となって命辛辛逃げてます!

でもおまるんがラミちゃん背負ってて遅いんでもうあの世スレスレです。しかも逃げてる途中に一匹増えた!!

何故こうなったのか?

遡ること……いや、時間が分からんなw

 

森の中を進んで、どのくらい時間が経っただろうか?

私は獅白ぼたんのカラダのおかげでもう、とにかく元気だった。獅子は良いぞ。って感じでゴキゲンに歩いてた。

 

ねねちゃんもそんな感じだった。19歳の若い肉体。そこにねねちゃんメンタル。弱いわけがない。

 

子泣きじじい(ラミィ)という宿業を背負い、生まれたての子鹿の如く勇ましい歩を進めるおまるん!

 

 

ポルカ「…………泣き、そう…」

 

ねね「おまるん、替わろっか?」

 

ポルカ「………いえ、ガンバリマス。」

 

ぼたん「私かねねちゃんの方がずっと力あるんだけどね〜」

 

 

ポルカ「ポルカがやるのおおおおおおおおーーー!!!!!(泣)」

 

 

ぼたん「もう手出せねえじゃんwww」

 

ねね「いやーこれはしゃーないね。」

 

ぼたん・ねね「「私達は悪くない!!」」

 

 

こんな感じで、私達はメイメイさんのお店を探して、森を進んでいた。

 

そして多分数分後………

 

 

ポルカ「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーー!!!!!!!」

 

 

………こうなった。(投げやり)

 

 

 

ぼたん「おまるん、走れ走れ走れー!!」

 

ねね「走るか死ぬかの二択やぞー!」

 

 

ポルカ「配信じゃ無いんだから助けてよ!!!!?」

 

 

ぼたん「矢が無いんでw」

 

ねね「斧がおまるんの首に行くんでw」

 

 

ポルカ「味方がいねえ!!!!」

 

 

ラミィ「ハァ……ハァ…んんっ……」

 

ポルカ「ちょ、ラミィ!?耳元でハァハァ言わないで!?エロい!!力抜ける!!」

 

ラミィ「あぁ……ん…っ……」

 

ポルカ「ラミィーーー!!!!死ぬ!!ポルカ達死ぬて!!ラミィもやぞ!?」

 

おまるんの背中で喘ぐラミちゃんの表情は、女慣れしていない男性達をまとめてこう……ブルドーザーでガガガー!と恋の穴に落としていきそうな、潤んだ瞳と弱った表情をしていた。

これは魔性の女ですわw

 

まあ、この魔性の女、酒が切れてるだけなんですけどねw千年の恋も冷めるでこれは。

 

 

ぼたん「っと、流石にそろそろ助けに行かないとマズイな。」

 

 

タン、と地面を蹴ってカラダを可能な限り水平に保って直進していく。

まさに二足歩行の獅子にふさわしいスピードで走り抜く。ししろんのカラダじゃなかったら絶対に出来ないね。

 

「GAAAAAAAAO!!!!!」

 

遥か先に弓を番える獣人の姿。おまるんには見えていないようだ。

 

ヒュン−−!!

 

私がおまるんに着くより先に矢が放たれる。間に合うか?

 

ぼたん「おまるん伏せ!!!」

 

ポルカ「え!?ワン!!!」

 

獣の筋力で射撃された矢は撃って来たと思ったらもう目の前にあるぐらい早い。

多分わたし以外見えてない説はある。だから矢は私が対処するしかない。

 

顔面アウトの射線から頭をずらして、矢を頭の横に迎える。ここまでくれば多分……

 

パシッ。

 

ぼたん「よし!!矢確保!!」

 

ポルカ「え!?アンタ掴んだんか!?」

 

ラミィ「……うにゅ…??」

 

ねね「いいぞししろん!!」

 

手に入れた貴重な一本の矢を番える。今更ながらこちら洋弓なので、素人でも全く撃てないなんてことはない。

でなきゃゼロ距離といえど射撃なんか出来るわけもない。

それでも私と獣人の距離は遠い。マイクラならギリ当たるかもな距離。素人が間違っても射抜ける距離ではない。

よって

 

ぼたん「おし、逃げろおまるん!」

 

ポルカ「ポルカ、逃げまーす!!」

 

敵は獣人二匹。武器は弓と大剣持ちが一匹。槍持ちが一匹。

距離を詰めれば仕留められるかもしれない。弓持ちを倒せれば矢筒を奪えるはず。

いや、無理でしょ。ここはやっぱり……

 

 

ぼたん「ねねちゃん!足止めしよう!」

 

ねね「おっけー!」

 

槍持ちの獣人が迫ってくる中、ねねちゃんも追いついてきて、私の横を通り過ぎて行く。

両者激突する雰囲気。

 

弓持ちは私が弓を番えているのを警戒しているのか、私から目を離さない。

実力がバレてないって素晴らしいですねえw

 

ぼたん(……けど、連携が出来るほど知能はヒト寄りのモンスターなんだね。

罠にハメてトドメだけ刺すって言うのは、無理臭いなあ。)

 

ねね「おりゃあ!!」

 

考えを纏めている間に、ねねちゃんが槍持ちにたどり着いて交戦開始。

勢い良く攻めているような声を出してるけど、槍のほうが当然リーチは長いし、斧は剣と違って刃を当てて引けば斬れるってわけでもなく、ある程度振り回して、打撃に近い行動を取らなきゃいけない。

 

「ガオッ!!」

 

ねね「くっ……!!」

 

それに引き換え、槍の方は自分のカラダを小さく纏めて腕を前に出すだけで、外皮が柔らかい相手には充分な殺傷力がある。

どうあがいても、直線で攻撃してくる槍に、曲線で攻撃する斧が速さで勝てるわけもなく。ねねちゃんは全く攻撃に移れない。

斧を横にして、盾のように防ぐので精一杯だ。

 

「グオオオオオー!!!」

 

一方、弓持ちの方も武器を大剣に変えて私に接近してきた。

 

ぼたん「うわあ、やっばいw」

 

咄嗟に近くの木に登って上を取る。それと同時に剣が私が登った木を切り倒す。

 

ぼたん「いや嘘やんwww」

 

剣で木切ったぞコイツw

 

ねね「やっばいよコレ……っ!!」

 

木が倒れる前に他の木に飛び移った。ちらりとねねちゃんの方を見ると、所々で防ぎきれずに切り傷が出来ている。

これは予想以上にマズイ。おまるんもなんとか遠くに逃げたし、私達も離脱しないと。

 

けど、どっちへ逃げるべきか?おまるん達と離れるのは、危険ではある。けど今元気モリモリなこいつらを連れて行っても、同じことの繰り返しなのは目見えるわけで‥‥まじどうしようか。

 

ぼたん「‥‥‥‥‥。」

 

ねね「はあっ‥‥はあっ‥‥!!!!」

 

ねねちゃんは限界だな。そもそも獣人なんて見るからに身体スペックが違う相手で、武器まで相性有利。

だっていうのにねねちゃんは、肉体は瑞々しくなっても、種族はヒューマン。ここまで耐えただけでも相当だ。

 

ぼたん「‥‥‥しゃーねえな。SSRBは、この状態で入れる保険あったら紹介してくれよな。」

 

 

覚悟は決めた。よろしい。ならば実行だ。

 

一本だけ手に入った弓を番えて、槍持ちに照準を合わせる。

 

ねね「きゃあっ!!」

 

ねねちゃんが、足に槍を食らって膝をつく。ナイスタイミングだ。

 

シュッ−−!!

 

「ガアアアアアー!??」

 

撃った矢が上手いこと槍持ちの肩に当たった。

 

ぼたん「うりゃあ!!」

 

そして刺さった矢に向かってライダーキック。ししろんだから出来たこと。

 

槍持ちが更に絶叫を上げたところで、弓持ちの矢が私の横腹を横切っていった。

 

ぼたん「うぐうっ!!?」

 

ねね「ししろん!?」

 

ぼたん「ねねちゃん、そいつにトドメ刺して!!」

 

ねね「−−!!」

 

私の声ですぐに落としていた斧を拾いにいく。怪我した足を庇いもしないあたり、さすがねねちゃんだ。根性が違う。

 

だからわたしも、背後の弓持ちに向き直る。

 

 

「ガアアアアアアアアアーーー!!!!」

 

 

ぼたん「すぅー‥‥‥うおおおおおおおおおおおおおおおおおーーー!!!!!」

 

 

気持ちで負けないように吠える。腹部から流れてくる血潮の量が増えたけど、どうせ死んだら中身は空っぽになるんだよ!!

 

 

ぼたん「せめて、ねねちゃんだけでも逃してみせる。」

 

 

空元気、強がり、そんな心境で笑う。せめて笑って死んでやるよお!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ねね「‥‥‥‥ししろん‥‥。」

 

 

 

 

 

 

 




宛にならない次回予告


獅白ぼたん:スキル【ライオン・プライド】を獲得しました。

桃鈴ねね:スキル【ねねち・プライド】を獲得しました。

ガチ戦闘描写欲しいですかね?

  • Yes
  • NO
  • ししろんだけ欲しい
  • ねねちだけ欲しい
  • おまるんにもっとポ虐を

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