京浜第3シェルターのアイツ 作:FD一枚ケルベロス
いつかの時に。
あるいは何度も経験した錯覚めいたふらつきから、光が飛び込んできた。
「う、ぐ」
レイジは息を吹き返した。
ゆっくりと蘇生独特の気だるさを感じる。
(カロンには出会わなかったか、そういえば転生者で
ぼんやりとそんな事を考えて、身体を起こしたところで衝撃が走った。
「レイジー!! よかったー!!」
「蘇生確認、診断プログラムを開始します。痛みの段階は十段階でどれですか?」
「小牟、ナハト……無事だったのか? なにがあった」
「そちらの蘇生アイテムで生き返った。凄いな、アイテムまで豊富なんだなガイア連合は」
「!!」
横から駆けられた声に、慌てて首ごと目を向ける。
そこにはマスクを外したあのメシアンと思しき男が、デカラビアを腰掛けに座っていた。
いやなんかくるくる回っていて、回転椅子みたいに戯れていた。
「……てっきり殺されるかと思っていたが」
マスクの外した顔の額を見るが、
投薬タイプか……? と思うが。
「なにかしら誤解があったようだからな」
「誤解?」
「俺はメシア教徒ではない」
「なにっ」
「まあ、あいつらからメシア認定されたことならあるが」
「はぁん??」
やっぱりやばいやつでは? と考えるも、左右の自分の仲魔たちが無事なことから会話は通じると考えて。
「しかし、慕われているな。お前が万能魔法で瀕死になったあと、追撃されないよう必死に庇い出したぞ」
「当たり前じゃ。わしもナハトもレイジがいなければ生きていけん」
「マスターを最優先は式神の最優先規則」
「DARK悪魔でも忠誠はあるだろうが、冷酷さは別問題か……他者に使役されている悪魔はどのような種族の悪魔でも、DARK属性として扱うものとされているが」*1
あくまでも悪魔との対峙の場合のマニュアルか。
そんな言葉を漏らすメシアン(?)に、訝しげにレイジは見た。
(DARK属性?
「……お前、まさか
「…………日本人と言う意味か?」
「それもあってるが、違う!
「転生? ああ、たまにそういう異能者もいるな」
(天然か、すっとぼけてるのか、わかってないのかどれだ???)
つい先程まで繰り広げられていた死闘とは裏腹に、何かとても違う空気を感じる。
頭痛がしてきて、頭を押さえると「脳にダメージが? マスター、離脱の準備を。脳腫瘍は回復魔法では完治不全*2」
「大丈夫だ、そういうのじゃない。転生者じゃないのか……」
(まさか現地人の才能限界が高い奴なのか、腕も義手だし、改造とかで限界を超えたタイプだろうが……)
霊視ニキに見てもらえばはっきりするんだが。
幾つかの思考や、思惑を含めつつ、会話を続ける。
「と、そうだ。自己紹介が遅れたな、俺は有栖レイジ、こっちがセンコの小牟と、式神のアルトアイゼン・ナハトだ」
「俺はヒデトだ。名字は幾つか作ったが、アナライズしても出てこないだろうからいらない」
「……戸籍のない生まれか、まああるな」
不思議ではないと頷くと、少しだけヒデトと名乗った奴が目を細めた。
この業界では珍しくない境遇のはずだが……?
「俺からも質問がある」
「なんだ。言っておくが、仲間の情報は売る気はないぞ」
自分を含め、仲魔全員の命を握られているような状態だがそれだけは譲れない。
最低限の矜持があった。
メシアンと戦い、敗北すればその死体を改造され、下手すれば魂の尊厳すらも奪われるという前置きを受けて、去っていった他の同胞たちとは違うように。
「この異界を作ったのはお前か?」
「……! 違う、お前じゃないのか?」
ヒデトの質問に、質問で返す。
探るような駆け引きに、彼は意外なほどに率直な返事を返した。
「ならなにを斃したら解除される。人が死ぬぞ」
「…………異界のボスと思しきメシアンの成れの果ては先程オレたちが倒した。だが、まだ続いている。ここが中心地のはずだが」
占術などを駆使して、この砦の中が中心地だと判明している。
だからこそ突入し、巣食っていた聖柱を撃滅したのだ。
そのあとに突入してきたヒデトとの戦いは予定外だったが……まだ終わっていない?
「何かしらのギミックだな。まだ奥がある、手がかりかアイテムは?」
「最終手段として、小牟のカルト・マジック(*3)でこの異界を送還させる。ただしリスクがある」
「それは?」
「異界に取り込まれた人間も魔界へと落下する可能性がある。異界形成時に取り込まれたオレたちの仲間も巻き込まれる可能性が高い」
「なるほど」
巨大な、古くから存在している異界ならばいざしらず
即興で造られた異界の類なら力技で破壊する手はあるのだ。
しかし正攻法ではないからこそのデメリットがある。
そのことを伝えると、ヒデトと名乗る男は考えるように天井から地面を見て、腕を動かした。
そこにあるキーボードを叩き……天使召喚プログラム(だよな?)を起動させている。
「デビルイレース(*4)で消すのも難しいか」
「デビルイレース?」
「COMP情報戦プログラムの一つだ。情報量が少ない悪魔なら消去する事が出来る、魔界への退去だけだと終わらないしつこい奴用だがな」
基本的に戦闘で破壊し、魔力相性への耐性がなくなったものの残骸処理に使う。
その解説を聞いて、レイジと小牟が顔を合わせた。
「なんだそれ、消去って魔界への追放じゃなくてか?」
「魔界に追放したらまた戻ってくることがあるだろう。復活もする、弱体化だけではない怨恨にも対処する。悪魔殺した後のお祓いみたいなものだ」
「……なんじゃそれ、こわ」
「天使召喚プログラム、そこまで自由自在だったのか」
(技術班から聞いた聖書の高速詠唱、解釈による他悪魔の召喚、天使の別側面による相性変化だけじゃなかったのか)
「……天使召喚プログラム?」
「その使っているプログラムだろ。隠す必要はないぞ、米国のスティーブンとN神父が開発したものだというのは知って」
「
「…………――? …………うん?」
なにか。
なにかとてつもなく。
やばいものを今、改めて、ありましたよ、と言われたような気が。
する。
「!」
「どうし、っ!」
突然横を向いたヒデトに、そちらに目線を向けて気づいた。
地面、いや、異界が震えている。
ピシピシと、音を立てて、砦の中心部分に亀裂が走っている。
「な、なんじゃ!」
「小牟! 回復から、結界を! ヒデト、戦闘させてもらうが構わないな!」
「問題ない、こちらも手勢を二体出す。そちらに合わせる」
「助かる!」
ヒデトが悪魔召喚プログラムを起動させて、再びあの幻魔と水の精霊が呼び出される。
マスクを装着し、予備の武器だろう禍々しい雰囲気を放つ刀を抜いていた。
幻魔クーフーリン、精霊ウェンデ―ネ、降天使(堕天使じゃないのか?)デカラビアの三体でいくつもりらしい。
(まるでメガテン主人公だな)
レイジもポーチからチャクラドロップを口に入れ、転がっていた自分の銃のマガジンを新しいものに装填する。
小牟も渡しているガイア連合産の回復アイテムを道具の知恵で使い、ナハトを術と道具で回復させている。
(こちらはさながらライドウ系か、管は使えんが)
左右に分散し、起こる現象の顛末に備える。
そして。
「しゃおらあああああああああ!!」
「ぬおおおお!!?」
「オラァ!」
ゴロゴロと一人の白髪の男を抱えた帽子の男と、エプロンを付けた黒髪の女が見事な回転受け身を取る。
「!」 「!」 「!?」 「登録データ確認、空条承太郎の生存を確認」
レイジたちはその中の一人を知っていて、ヒデトはそのうちの二人を知っていた。
「中華屋の店主と店員さん?」
「承太郎! 大丈夫か!」
駆けつけようとしたレイジに、帽子を被った男は目を向けず、手だけで制した。
その顔に余裕はない。
「お前らすぐに構えろ、来るぞ!!」
「しつこいやつらね! ここで迎撃するわ、ヴィクトル、下がってなさい!」
「う、うむ! 任せたぞ、ナオミ!」
「なにを――「来るぞ、レイジ」 !!!」
ごう、ごうと音擦れる。
空気が震えて、風が渦巻く。異界の風が動く。
暗黒がゆらゆらゆら、粘着質な、水棲の色合いを帯びる。
いあいあ
幻聴が聞こえる。
はすたぁ はすたあ
讚える声が聞こえる。
くふあやく ぶるぐとむ
異界のあらゆる角度を持って開いた子供の口が、男の歯が、女の裂けた鼻孔から、老人の唇が。
ぶぐとらぐるん ぶるぐとむ
あーん、あーんと泣き叫ぶ赤子の声が、忌まわしき呪文に泣き叫ぶ。
あい あい
異界の穴が
はすたあ
溶けて、広がった。
\カカカッ/
| アルカナ | ハスター(弱体化身) | LV60 | 属性DARK-LAW |
| 相性耐性 | 物理に弱い。魔法を反射する*5 |
「 」
呼吸が止まった。
比喩抜きで心臓も凍りつき、顔から血の気がまたたく間に失われていた。
SAN値チェック。
レベルだけならば僅か5レベル程度の格上――わずか――?――この世界で……?
小牟も、心のないはずのナハトでさえ、凍結したように硬直し、レイジは
「アナライズしろ、物理に弱く、魔法を反射。それ以外見えるか」
横から掛けられた声と光*6に、正気を取り戻した。
「%$#%'■■■■■&%'%"!!!!」
冒涜的な叫び声が響き渡り、名状しがたき水棲生物めいた暗黒の冒涜情報生命体が動き出した。
「気合をいれろ! 心で負けたら、こいつには勝てねえ!」
\カカカッ/
| 種族 | ガイヤーズ | ペルソナ使い空条 承太郎 | LV65 | 属性NEUTRAL-CHAOS |
――ギガンフィスト――
「まったくこちとら足抜けしてたっていうのに」
\カカカッ/
| 種族 | 人間 | 悪魔召喚師ナオミ | LV53(*7) | 属性NEUTRAL-NEUTRAL |
――戦の魔王――
そうして深淵から来たる邪神との戦いが始まった。
・
・
・
――勇奮の舞――
――ギガンフィスト――
――ブルズ・アイ――
――妖刀ニヒル――
――忠義の拳――
――観世音の済度――
――メディラマ――
――デスバウンド――
強化をかけられた拳が、銃撃が、妖刀が、パイルバンカーが、英雄の槍が、回復と生命力の底上げを織り交ぜて矢継ぎ早に叩き込まれる。
それらは確かに弱点として刻み込まれ、血飛沫を上げている。
「ッ!?」
だが。
――ムドオン・呪いの言葉・アクアリータイド――
| ムドオン | 暗黒(呪殺)魔法 | 敵全体に闇(暗黒)属性の瀕死効果を与える、呪殺耐性に対する準貫通として扱う*8 |
| 呪いの言葉 | 闇魔法 | 敵全体に闇属性中ダメージを与える、呪殺耐性に対して準貫通として扱う |
| アクアリータイ | 水撃魔法 | 敵全体に水撃相性の特大ダメージを与える |
「3回行動、だと!?」
全員を冥府の底へと引きずり落とす呪殺が、心身を蝕む呪われた言語が、そして戦場を全て飲み込む水流が吹き荒れた。
小牟が張った結界にて呪殺に耐えるも、無効化――最低でも耐性を得ているはずなのに、
そして、殆どのものが耐性を得ていない――氷結ではない――水流に切り刻まれる。
《おの、れえ!》
幻魔が槍を投げ上げて、砕け散る。
「マスター、勝利を」
小牟を庇い、ナハトが大破する。
におうだち*9のスキルでもなお耐えきれないダメージ。
レイジは自らを固めた強力な装備で耐え凌ぎ、それでも堪えきれない衝撃に壁際に打ち付けられ、血反吐を吐いた。
(これは、なんだ!)
ナオミが向上した生命力で呪いに耐え凌ぎ、とっさにタオで地面に潜って水撃を躱し。
(これは、なんだ!)
承太郎は真っ向から呪いに耐え、水流を殴りつけながら進んだ。
(俺の、戦いはなんだったんだ!)
死地と呼ばれる強力な異界にも潜った。
封じられていた神々のある【天樹山】にも参加した。
強大な万能スキルであらゆるものを打ち砕く少年とも、聖剣と転生者である魔女を連れた騎士王夫婦とも鎬を削りあった。
米国で未だに戦う狩人とは武器の使い方でよく話をしたり、渡航していく彼の背に、いずれ応援にいくと誓った。
死地を乗り越えた。
戦場を乗り越えた。
前世を乗り越えた。
だからこそここで、戦いの道を、天使と悪魔、神々と幻想の戦場に自ら踏み込んだというのに。
こんな苦戦をするものなのか。
こんな苦労をするものなのか。
(格上など、すぐに乗り越えられるものだった)
転生者たちは誰も彼もが、壁に当たらない。
(俺たちは特別で)
もしくは高いと思っていたのが拍子抜けなほどに低い。
鍛えればあっという間にレベルを追い越し、あるいは他の廻りの低さに呆れ返る。
プロレスラーの如き体躯も、腰に付けた武具も、身につけた衣服も、全ては与えられた才能と仲間たちのものだ。
いや、この名前も、性格すらも――憧れた誰かの真似っ子。
(何を考えている、今は戦う時だ!)
そう思って、手を床に打ち付け……ペチンと音がした。
身体が、起き上がろうとしない。
手に力を入れて起き上がったはずの視界は、床を見たままで。
動けない。いや、動いていない。
(なんだ、状態異常か!)
いや、違う。
違うんだ。
レベルが5も上なんて。
それも60を超えている邪神なんて。
戦ったことがない。
ゲームじゃないんだ、リアルじゃないんだ。
それも自分が最前線なんて、数を頼みにした戦いでもなくて、こんな下手したら死ぬような、蘇生も出来ないような。
(ちがう)
俺たちにとってこんな世界はフィクションの世界だ。
(ちがう)
だから本気になる必要はない。
だから守るものもいないし、恋人も仲魔でいいし、シキガミさえいれば終末がきても問題はない。
ガイア連合という同じ気持ち、同じ境遇のおれたちとダベっていればいい。
(ちがう!!)
――何が違うんだ――
自分の中の、ゲームで遊んでいた、リアリティのあるかつての自分が、何かを囁いている。
――誰かが戦えばいいじゃないか――
――生き延びるなら後ろから適当に銃でも、スキルでもやっていろよ――
――そしたら誰かが倒してくれる――
甘く、逆らい難い声が、聞こえ、聞こえて。
「レイジ!」
気合が入らない。
邪神の気配は強く、お前が動かないと苦戦するぞと言おうとして、いや、そのまま心身喪失したと言い訳が出来るかなんて考えて。
「俺は主人公じゃないんだ。無理だ、特別なあいつらがやってくれる」
言ってしまった。
主人公のロールをしていた誰かが。
「レイジ?」
「無理だ。身体もくっそ痛いし、次食らったら今度こそ死ぬ。蘇生出来るなんてわからねえ、カロンも見たことないし、ガーディアンもないんだ。やべえよ」
声が止まらない。
弱音を吐き出すクズみたいな自分が出て、流れて。
「そういうのは特別な力を授かった奴しか、舞台に上がれないんだ」
「舞台に上がる資格なんてものはないぞ」
ドンッとボロクズのように壊れたアーマーで、ヒデトが横に転がり込んでいた。
「……」
「……」
「運命というのは踏み込むか、あるいは放り込まれるかだ。力の有無は関係ない」
「いや、お前死にそうなんだが」
滅茶苦茶強そうに、一度俺を倒したじゃないか。
そう思うレイジは見た。
ヒデトの剣は既に折れて、義手こそ原型を留めているものの、あちこちからアーマーが火花を上げている。
口から血は流れ、鼻はフンと息する度に、どろりと鼻血が流れていた。
「物理剣はあるか? お前のメインウェポンは氷結属性で、多分反射される」
「一応予備があるが」
「借りるぞ」
よっこらせっと、折れた腕を支えに、レイジからコテツブレードを借り受けて、ヒデトが立ち上がった。
はっきりいって物凄い死にそうだった。
というか未だにおらおらとハスターと殴り合ってる二人と比べて、非力だった。スキルもないし。
水の精霊が、デカラビアに守られながら、回復を飛ばしている。
そんな英雄の戦いが、ヒデトの動きに釣られて見上げたレイジの目に入ってきた。
場違いじゃないのかと思った。
「やめとけ、お前のレベルだと死ぬぞ」
「死んだらまた蘇るさ」
「死ぬのが怖くないのか?」
「もう生き返れないかもしれないと思いながら、いつも必死だぞ」
「ならなんで戦う」
「安心するために、俺と俺の大事なものをぶち壊してくるやつを倒すためだ」
それ以上の理由がいるか?
そんなことを大真面目に言われて、レイジは、くふっと笑ってしまった。
「
笑い、笑って、気がついたら力が入っていた。
緊張していただけかもしれない。
だが動けた。
動けるならば、似たような理由で動くなら、それはいいことだ。
「下がってろ、悪魔使い。ここからは俺たちの戦いだ」
「手を貸すだけだ、皆でやれば早く終わるだろう」
「なるほど、賢いな」
小牟に、回復の指示を出す。
地面に落ちていた銃を握って、銃口を邪神に向けて。
「いや、Law属性なら混沌の海使ったほうがいいか?」
効率的に、つい先程自分が死んだような原因のようなスキルを口に出し。
「やめておけ。あいつは万能属性も反射する、それで吹き飛ばされた」
「誤射ったか~~」
「ゼウスが言っていたが、魔法反射といいつつ特技で放つ万能も反射するらしい」
「魔法を反射するといいつつ物理以外全部じゃねえか*10」
メガテンこええなと、笑って――いつもどおりに、銃技スキルを発射した。
| 気合 | 補助スキル | 次に行う物理ダメージを2.5倍にする |
| ブルズ・アイ | 物理スキル | ガン相性ダメージ、防御力を無視する。ど真ん中だ |
「■■■■!!」
「ジャックポットだ、これは違う台詞だがな」
鍛え抜いた身体が、頑張って稼いで手に入れた銃器の反動に耐えて、邪神をよろめかせた。
そして、その隙にヒデトは走っていた。
右腕を輝かせ、よろめいた邪神の死角に、デカラビアに指示を飛ばす。
「デカラビア!
「いやっっはあああああああああああああああ!」
――
\カカカッ/
| 種族 | 地母神 | カーリー | LV76*11 | 属性 LIGHT-CHAOS |
邪神を滅ぼす、修羅の地母が、召喚された!
それは瞬きよりも早く、風よりも早く、水すらも割いて。
「最後の時止めだ!! 龍の眼光!!」
――タルカジャ・タルカジャ・タルカジャ――
「カンゼオンボサツよ、力を!!」
――観世音の済度――
空間が割れる。
力を増す加護の力を、同じ地母神の力を、無数の剣舞を放つ鬼神が、放つ。
空間すらも引き裂き、風の邪神を、消滅させた
一般に何者かに使役されている状態の悪魔は交渉して仲魔にすることができない。
そのため、悪魔そのものの本質とは無関係にこうした悪魔はDARK属性に分類されている
???「おやおや、ハスターってば負けてやんのー」
???「ま、ウェンディゴにした信者で煽ったからねえ」
???「とはいえ、ユピテルを使役してれば耐性もばれるかーやれやれ」
???「また遊ぼうねー、オリジナル」