殺し屋の世界には二人の恐れられる天才がいる。

一人は神出鬼没、正体不明、冷酷無比で幾千もの数の屍を積み上げ、『死』そのものと呼ばれるに至った男、【死神】。

もう一人はまだ齢15ほどの少年。
しかし、彼は【死神】ほど夥しい程の死体を積み上げた訳でもなければ、神出鬼没、正体不明という訳でもない。
だがその少年にはある『恐るべき才能』があった。

その少年が防衛省の依頼を受け、E組へと転入する。

今まで嫌というほどしてきた、しかしこれまでとは何処か違う『暗殺』を通して、少年は何を学ぶのか?

―――始業の鐘は今日もなる―――

一学期
  依頼の時間()
X(Twitter)  ▲ページの一番上に飛ぶ