ワイ、あのカッコ良すぎる主人公、上条当麻の親友になってた件   作:箱箱さん

11 / 49
どこまで行っても村山修司という男は。


能力を持たない高次元の存在ってなんゾ?

いやマジ無理ぽ。だって強いなんてレベルじゃないゾ?最終的に倒された?けど「根本的な軸が異なるから力業で敵うとは思わん」ってあのアレイスターさんに言われてんで?んで最初からコロンゾンが本気出してたら勝てなかったかもしれないって言われてるんやろ?

 

魔神・聖守護天使・大天使・幻想殺しも力の強弱は別として、実体を得たコロンゾンには対応していない。コロンゾンを完全に殺す方法は、この世界にまず存在しないとかなんとか言ってなかったか?記憶曖昧だけど。

一応例外はあるんだろうけどワイ1人ではどうにもならん。

 

 

「あ、あの・・その喋り方、ローラさんですか?」

 

もはや一周回って冷静になってしまう。原作知識でどうこうなる次元じゃない。

 

「(^_^)b」

 

笑顔でサムズアップをされた。あ、あの親指が下に向かないように対応しないと・・。

 

「な・・・何でここに?てかどうやってワイの家知ってたんですか?」

 

「乙女の秘密♪」

 

あああああもうやめてくれぇ!!これ以上ワイの胃を刺激するのはやめてくれぇぇえ 

 

アレイスターさーん!?学園都市ガバガバセキュリティですよ!?

 

 

「えっと・・何でワイに会いにきたんですか?」

 

「ん〜近しいものを感じたるからなのよね。それにただ普通に会いたいと思ったのよ〜」

 

ローラさんはくすくすと笑いながらそう言った。

 

近しいモノ?なにを言ってるんですかこの可愛い大悪魔さんは、ワイは村山修司。それだけやゾ。

 

「近しいものですか?」

 

「・・・村山くん。普通の人間じゃないことよね?」

 

はぁぁ!??ちょっと待ってくれ。頭の整理が・・・あれかワイが転生したこととなんか関係あるのか?でもそんなこと絶対に言わないゾ。原作知識があるなんて知られたら全部がひっくり返る。

 

「え!?そうなんですか?(すっとぼけ) た、例えばどんな感じですか?」

 

「う〜ん、正確にはわからないけど・・なんというか高次元の存在たる感じがするのよ」

 

 

そう答えた後ローラさんは、魔術のこと、イギリス清教の最大主教という立ち位置、そして大悪魔コロンゾンとは言わないが、自分も高次元の存在であることを教えてくれた。こんなことワイに教えてもいいんかと言う気持ちと、これを聞き、ワイは考える。自分が転生した影響なのか?転生した時点でワイは違う次元から来たから高次元なのか?、それとも何かの偶然が重なったのか?いろんな憶測が頭を飛び交う。そしてローラさんでもワイのことを高次元の存在?とはわかるけど、原作知識などを持っていることは見抜けていない。

 

いやごめんなさい。整理したいんすけどちょっと待ってください。

 

能力は!?!?!?ワイが高次元の存在なのかは知らんけどここは普通。ゴールド・◯クスペリエンス・レクイエム!!とかD4◯!!とかザ・◯ールド!!とかキラー◯イーン!!とかの能力を普通は持つでしょうよ!クソ!もう踏ん切りが付いたはずの欲が再発しやがった。ぐぬぬぬ

 

 

とりあえず分からないことを考えても仕方ない。今は目先のことに集中する。ワイがどんな存在だろうが力を持たないのは事実。大悪魔さんの言う事をすべて信用してはダメです。なので単刀直入に聞くゾ!

 

「一つ聞きたいんですが、その・・ローラさんは・・ワイのことを・・・ぶち転がしにきたんですか?」

 

「いひ・・いひひひひひひひひひひひひ」

 

あああああああああ!!!!怖ぇえぇえぇぇえ!!!どうなってんだよ!?この世界は!

 

笑い声と共にコロンゾンさんは近づいてくる。ワイは全てを悟り目を瞑った。

 

 

 

 

 

「私をお姫様抱っこする権利をあげる。拒否はせぬ事があなたの為よ?」

 

はい?だめだわ。この美人さんといると心臓が幾つあっても足りません。唐突で意味不明なこと何回も言われるゾ。とりあえずやらないと、ワイの首が飛びそうだからやるゾ。

 

「じ、じゃあ失礼します!」

 

そう言ってお姫様抱っこをする。瞬間ジッとこちらを見てきた。瞬きを一度もせず、そして偶に、にこやかに笑う。なんだよ美しすぎるだろ!!!犯罪的!いや!!悪魔的だぁぁぁ!!!!いやホンマもんの悪魔じゃねぇかぁ!!はぐぁぁああ、相手は最大主教だぞ?ダメだ!こんな邪な感情を持ってはダメだ!!  

 

 

堪えに堪えておおよそ3分くらい経った後、下ろしてよしの命令が来たのでそっと下ろした。

 

 

 

「・・・ありがとね。村山くん」

 

「全然大丈夫ですよ(鋼の意志、崩れ気味)」

 

「うんうん♪やっぱり人間がお姫様抱っこをしてもらったのに私がされないなんて、罪深きことよね」

 

そう言うと、ローラさんは帰り支度を始めた。いやマジで!何しに来たんですか!?と大声出したらぶち転がされそうな気がしたのでグッ!と堪えた。 なんか分からんけどようやく一息つけそう・・。

 

何だかんだ言ってワイを転がしにきたわけじゃなさそうだったし、なんかユーモアがあって少し楽しかった。はは〜ん案外いい悪魔さん?じゃないですかぁ〜やっぱり疑い過ぎは良くないね。なんか天使に見えて来たゾ?(スーパー単純マン)

 

 

ローラさんはワイの玄関の扉を開けた。そのまま出て行くのかと思ったが、こちらに振り向き言葉を発した。

 

「あ!村山くん?私寂しがり屋だから、最低でも一週間に一回は電話をかけてほしいのよ。大丈夫。誰にもバレないように細工がしてあるから、でも・・・もし電話がなかったら、寂しくて・・うっかり村山くんのこと高次元の存在って全世界にバラしちゃうかも・・そんな事、ありはせぬでしょうね?」

 

「はい!!!!もちろんでございます!!!」

 

ワイがそう言った瞬間。すでにローラさんはいなかった。

 

前言撤回あの人やっぱ大悪魔さんだゾ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆さんいつもありがとうございます!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。