ワイ、あのカッコ良すぎる主人公、上条当麻の親友になってた件   作:箱箱さん

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村山くんは、スーパーマイペースでレベル0の高校生です。科学サイドでも、魔術サイドでも、暗部でも、ありません。ただの一般人?です。



※今回結構文が多いです!休み休み茶でも啜りながらゆっくりと読んでくだされば幸いです!


ワイの日常

この『村山修司』・・・自分で常に思うんだが、強運で守られてるような気がする・・そして細やかな親友への『気配り』と大胆な『行動力』で対処すれば、けっこう幸せな人生をおくれるような気がする・・・

 

ワイが今まで上条当麻という人間に対して気配りを続けてきた理由は、単にいい人すぎるからだゾ。まず、やっべえのは常軌を逸した自己犠牲の精神。最初小説で観てた時は、単純にすげぇカッコいいって思った。だって困っている人を見たら自分の事を顧みずに助けに向かうのは誰が見たってかっこいいし憧れる。

 

駄菓子菓子、1か月に1回くらいのペースで腕が吹き飛び、後にほとんどの記憶が消えるしで大変すぎる。こんな事実知ってたら普通助ける。例えどんな状況に陥っても支える、それがワイの覚悟。当たり前だよなぁ。

 

それに、上条さんの周りって美女が集まるじゃん?え?それが気配りを続ける理由だろって?まっさっか〜。

 

 

よし、取り敢えず上条の寮に行くゾ。最近いろんな学区渡り歩いてたから、高校?何それおいしいの状態だったし、久しぶりに第7学区行くか。とりま現在位置を・・・。

 

ファ!?第三学区?ごめん当麻・・・・間に合わねぇ・・・。

 

「よぉ!テメェが噂の村山修司かぁ?」

 

地図を見ていると後ろの方から1人の男の声と、他約30人の足音が聞こえた。・・・・ちょっと待って?

 

 

──────────────

 

アカン・・・インデックスちゃんか?すぐ行く!って言ってから数日経過してる。

 

いやダサすぎぃ!啖呵切って飛び出して間に合わない可能性があるとかどういう事?不良の皆様方にも絡まれるし・・・本当ワイつっかえ!でも学区から出れないほど絡まれるってどういう事?もしかして思いっきり当麻のイマジンブレーカーの影響受けてる? 

それよかあれか?本来の結果からずれようとすると変に修正が入るとかいう奴か?

 

はぁ・・・なんかあった時のためにメールは打っておこうかな、よし、とりあえずなんの意味も成さないかもしれんけど、「組織のトップを信じるな」って当麻にメールを打っておこう。

 

もし、もし、これで記憶なくしたら、上条に対して毎日、食材などの仕送りをしよう。上条の悩みの一つとして食料難がある。それをワイが全て負担。それと、記憶消えたのがどうでも良くなるくらい焼肉とか奢ろう。

 

ワイの親友は、右手に持つ力のせいで不幸体質なので、やたらと揉め事とかに巻き込まれてしまう・・・。そういえば一時期ずっと上条と一緒に行動してる事があったから、もしかしたら割とマジで影響受けている可能性がありよりのあり?

 

 

気分を落ち着かせる為に、近くのコンビニでジュースを買うことにした。こういう時に限って品揃えがイマイチだった。コンビニから出て暫く歩くと、細い路地を見つけた。

 

お!?この路地ショートカットできそうじゃん!いいねイイね、やはりワイは強運。いや豪運に守られてる気がする。

 

「おいテメェ!!ここがどこか分かって入ってきたのか?あぁん?」

 

路地に入った途端、柄の悪い人が声を上げて近づいてきた。もしかして、立ち寄っては行けない場所だったのだろうか。あれ?豪運・・どこ・・・ここ?いや、取り敢えず自己紹介をしなければ。

 

「誰だ?って聞きたそうな表情してんで自己紹介させてもらうがよ。おれぁ、おせっかい焼きの村山修司!!よろしくオナシャス!」

 

よし!完璧な自己紹介。挨拶は基本。

 

「いや知らねぇよ」

 

怖い人はそう言い放つと、より一層すごい形相をして自分の方に近付いてきた。

 

「舐めてんのかお前!!」

 

そう言われて思いっきり胸倉を掴まれた。

 

こんの!離せい!月牙◯衝ぶちかますゾ!←レベル0

 

ちくしょう、離せ!ワイはこんなところで立ち止まっては居られねぇんだ!

 

「こんの野郎!あの空き缶みてぇに真っ二つにするぞこの野郎!!(情緒不安定)こちとら美女にも親友にも会えなくて萎えてんだ!」

 

「は?さっきから訳わかんねえこと言ってんじゃねえぞ!」

 

「訳はわかるやろがい!男なら誰しも美女に会いたいと思うやろがい!」

 

まじか裏路地ショートカットで不良漫画みたいな展開になるなんて・・・自己紹介の時に「鈴◯で頂点(テッペン)取る!」とか言えば良かったんか? ああ、もうもう一発パンチ入れてしまおうかなぁ!?

 

「おいてめえ!!そいつを今すぐ離しやがれぇ!」

 

唐突な声にびっくりし、胸倉を掴まれながら声のした方へ振り向くと、ワイのマブダチの削板軍覇がいた。ワイは、彼を削えもんと呼んでいる。いつだって何処からともなく現れて助けてくれるからである。

 

削板軍覇(そぎいたぐんは)』は学園都市に7人しかいない超能力者(レベル5)の第7位で、それと同時に生まれながらにして異能の力を宿す「原石」に分類される者の一人。通称ナンバーセブン。白ランに旭日旗のTシャツという一昔前の番長のような服装の少年。 簡単に言うと困っている人を放っておけない良い人。んで能力がわかってない、スーパーヒーローみたいなこと出来たり、もうめちゃくちゃ。とりあえず、良い人(大事なことなので2回言った)

 

「ちっ!覚えてやがれ!」

 

そう言ってワイの胸ぐらから手を離し、怖い人は逃げていった。

 

あ、ありがとナス!削えもん!

 

「おい村山、大丈夫か?てかお前なら腕っ節立つんだから追い払えただろ?」

 

削えもんがそう問いかけてくる。

 

「助けてくれてありがとナス!追い詰められた時こそ、冷静に物事に対処し、チャンスをものにするのだゾイ!も、もし殴ってきたら合わせてカウンターを取るつもりだったゾ」

 

「なるほどな、お前の根性が鈍っちまったのかと思ってヒヤヒヤしたぜ!」

 

 

削えもんとの出会いは至極単純で、とある店でワイがどうしても食べたいプリンがちょうど最後の一個で、それが削えもんと被った。ほんで能力勝負とか論外でまず勝てないから、ジャンケンで決めた。んでワイ負けた。

 

だけどワイが「ジャンケンの世界にKOはねぇ・・張り続けられなかったもんが負けるんだよ」とカッコつけて勝つまでやった。そのワイの根性?に感化されたのか気づけば連絡先交換して、時たま遊ぶようになった感じ。つるむと楽しい( ^ω^ )(あれ?美女は?)

 

 

「おっと、俺用事あるんだった!またそのうち遊ぼうぜ!」

 

「あ、おけ!助けてくれてありがとナス!じゃあの〜」

 

別れの挨拶をした瞬間。凄まじいスピードで削えもんはどこかに走り去っていった。

 

 

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削板軍覇は、行き先に向かいながら村山修司との思い出を振り返っていた。

 

あの男、村山修司との出会いは凄まじかった。こいつがサラッと言いやがる言葉には、たまに核心を突くような何かがある。こいつがいつか言った「光に向かって一歩でも進もうとしている限り、人間の魂が敗北する事など断じてない」って言葉、ぐっと心にきたぜ。

 

それに、なかなかに良い根性してやがる。あいつもいつか能力とか使えるようになったりしねぇかなぁ・・ま!いいか!アイツとつるむと楽しいし、案外良い奴だからな!

 

 

能力や位など関係なく接してくれる村山に、なんだかんだで救われていたのかもしれない。村山修司は、俺の大切な友人だ。

 

 

 

──────────────────

 

 

削板軍覇と別れた後、村山修司は辺りを彷徨っていた。自身の大切な親友を助けるために全速力で走ってはいるものの、村山修司は学園都市の乗り物がわからぬ。なので全て徒歩。

 

学園都市の乗り物がわからないとはこれいかに・・・一体今までどうやって過ごしてきたのだろうか。落ち着いて考えれば簡単に解決するような問題も、焦りに焦っている今の村山修司には不可能だった。

 

 

今の景色は・・・綺麗な夕暮れ。アカン・・・野宿して、走って、野宿して、走って・・・永遠ループって怖い・・

 

ワイは最終手段を講じることにした。

 

携帯を取り出し、ある人物に電話をかける。

 

「もすもすひねもす」

 

「村山さん!?どうしたんすか?」

 

ワイが電話をしたのは、『浜面仕上(はまづらしあげ)』のちに主人公格の1人と言われるようになるほど、成長する1人の漢である。めちゃんこカッコいいゾ。

 

今はスキルアウト(学園都市でレベル0判定を下され、超能力者育成進路からドロップアウトしたチンピラ集団)のひとりとしてやさぐれた生活を送っている。しかし、原作ではある依頼により御坂美琴の母親である御坂美鈴の暗殺を試みようとしたところを、アクセラレータ、上条当麻に阻止される。 そして上条さんのパンチを食らい覚醒。そして物語が進むと、あるレベル5をなんと撃退する。ここら辺からワイの記憶が曖昧。

 

 

 

 

 

「お家に泊めてください。お願いします」

 

縋る気持ちで、電話越しにも関わらず頭を下げる。

 

「え?あ!はい!!了解です!」

 

良い人すぎぃ!理由も聞かずにokしてくれるなんて・・かっこいい・・・

 

 

なんかこう、周りの人達が、こうもカッコ良すぎると・・・ちょっとした『敗北感』まで感じるよ・・。

 

 

──────────────────

 

 

 

俺は今バイクを走らせている。なんせあの尊敬する村山さんから電話が来たのだ、こんなに嬉しい事はない。村山さんとの出会いは強烈だった。

 

ある日、俺は不良に絡まれた。そんな事はよくある話、だけどいつもと違った、そいつらはガタイが良く、驚く程に戦い慣れていた。俺はその時、何一つ武器を持ち合わせていなかった。抵抗虚しく好き放題ボコられた。もうダメかと思い目を閉じようとした。しかし、突如、村山さんが現れてこう言った「正義のヒーローには、倒すべき悪が必要だ。だけどワイは正義のヒーローというよりは、悪の敵っす。なので好き勝手、悪とか敵を選ぶことができます。へへっ暗黒空間にバラ撒いてやる!」と・・

 

そう言うと、村山さんは瞬く間に敵を倒してしまった。(暗黒空間にバラ撒くという意味は、未熟な俺にはわからなかったが)同じレベル0なのにも関わらず、なぜあんなキラキラとした瞳で戦えるのか分からない。だからこそ俺は、村山さんを目標に・・・。

 

 

──────────────────

 

 

浜面くんがバイクで迎えに来てくれると言うので、近くのベンチで待機。マジで感謝の極み。

 

ただ、うーん、原作か・・ワイは原作に関わりたいと思うと同時に、関わりたくないという感情も出てくる。実際合切もう関わってしまってはいるんですけども・・・。

 

だって、足引っ張りそうだし・・・わかんないけどさ。ワイみたいなのがなんかやらかして状況が悪くなるよりは、原作の通りに進んでくれた方が良さそう。

 

でも、とあるの皆さんのメンタルケアとかはしてあげたい。本当に。

 

 

空を見ながら、村山修司はそう考えるのだった。

 

 

 

 

 

 




いつもありがとうございます!目は疲れなかったでしょうか?どれくらいの長さになるか分かりませんが、こんな感じで書いていきます!
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