ワイ、あのカッコ良すぎる主人公、上条当麻の親友になってた件   作:箱箱さん

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やったね村山くん。友だちが増えるよ

ここはとある病院。上条当麻は村山修司の病室にいた。

 

 

・・村山が謎の昏睡状態になって一週間以上、一向に目を覚さない・・命に別状はなく、後遺症も残らないと言われたが、何故昏睡状態に至ったのか原因が判明していない。

 

 

村山が倒れてから、どうにも調子が上がらない。よくお世話になる先生がいつか言ったように、思い出は頭じゃなく心に刻まれてるのかもしれない。

 

まるで心のサポートを失ったような感覚。学園都市に来る前の俺は、何か相当な体験をして、いつも村山がそばに寄り添って助けてくれたからこそ、こんなにも自分に影響しているのだろうか?

 

上条当麻は目を覚さない親友の顔を見る。( ˘ω˘ )スヤァ・・・ と今にも起きそうな顔をしているのにまるで起きない。

 

「村山、早く目を覚ましてくれよ?退院してから直ぐにさ、凄いことがあったんだよ。いつもみたいに笑顔で聞いてくれよ。お前に怪我させたやつは倒したよ。びっくりだろ?これで安心したろ?だから・・・早く起きてくれよ・・」

 

 

 

この世界で昏睡状態に陥っていることを知っているのは、主に上条当麻とカエル顔の医者のみ。

 

そして何故か入院中だという情報が漏れることはなかった。どうして全面的に情報規制がされているかは、いまだに不明であり、誰が村山修司を病院に運んだのかも不明である。

 

 

 

 

────────────────

 

 

 

 

え?ま?

 

檻に入って数十分。なんとオティヌスさんが接触してきた。そして元の世界の自分がどうなっているのかを教えてくれた。え!?幽体離脱みたいなことになってるんすか?え?何処から?僧正さんについて行って隠世に入る時に幽体離脱したのか?

 

成程、だから気付いたら隠世にいたのか・・・・え?もうなんでもあり?でも今、実体あるやんワイ。手足透けたりしてないぞ?

 

「状況を知れてよかったな。感謝しろ村山修司」

 

少しドヤ顔でえっへんと胸を張っている。可愛い・・やはりオティヌスさんは最高である。希望はあったのだ。さすがオーディンそのひとやで。

 

「本当にありがとうございます!でも何で教えてくれたんですか?他の魔神さん達に知られたらヤバいんじゃ・・・」

 

こんな事がバレれば、本当にやばい。何故リスクを冒してまでこんな・・・

 

「交渉した、大変だったぞ。他の奴らを説得するには骨が折れた・・・さて、恩は返してもらうぞ?今から質問することに関して、詳細かつ簡潔に答えてもらう。実は幾つか質問しようかと迷ったが・・・・・絞るに絞って一つにした。」

 

いやあ絞りすぎだゾ。なんかトントン拍子に話が進んですげぇっす。交渉とか説得の件については後で聞こう。お話し遮ったら槍で刺されそうだゾ。

 

「うっす、了解です!わかりましたぁ!何でも聞いてください!」

 

「いい返事だ」

 

ワイの態度を気に入ったのか。オティヌスさんは口角を上げ、質問を投げ掛けてきた。

 

「どんな時も楽しく過ごせる秘訣はなんだ?高次の存在とはいえ、さほど人間と変わらんお前は、そこら辺の人間にだって殺される危険性は十分にあった。にも関わらず。お前は今、私とも臆することなくこうして話しをできている。何故だ?」

 

えええ・・・ある程度原作で知っておりますからなんて言えんよな。てか神様に対して教えを説くなんざ釈迦に説法だゾ。

 

「えっと、ワイがやってるのは・・深く考え込まずに、まずは自分が笑顔で過ごすにはどうすればいいのか?とか何をしていると笑顔になれるかを考えてみてやるだけなんすよね。・・・意図してやってないと言うか、多分こういう性分というか・・・」

 

「・・・・・・・・」

 

あ、ヤベェ納得してないお顔をされてる。う、上手く説明できねぇ!説明力たったの3やなワイ。ぐぬぬ。何か!?何かないか!?あ!せや!

 

「えっと・・・提案があるんですけどいいですか?」

 

「何だ?」

 

「オティヌスさんって多分、凄まじい何かをすごく考えてきたんだと思うんです。ワイなんかよりもずっと・・・そんな気がします」

 

オティヌスさんは、自分の『良き理解者』が全くいないという孤独から、世界を作り替え続けた結果、いつの間にか迷宮に一人佇み解決の糸を探し続けていた。ワイなんかでは到底理解足り得ないほど長い時間。だからこそ上条当麻以外に理解者はいない。あの男こそがヒーローなのだ。駄菓子菓子、ワイはそんな親友をサポートすると決めた男ぉ!だからこそワイにもできることがあるゾ。

 

「だから、ワイにちょっとずつでいいですから教えてほしいです!オティヌスさんのこと。ワイっておバカですけどこれでもサポート力はあると思ってるんですよ!一緒に遊んでいたら、その内オティヌスさんの悩みも解けるかもしれないです!だから友達になりましょう!・・・あああ!!すいません!!偉そうに言ってしまって・・」

 

他の魔神さん達とも友達でいいじゃあないか。うんみんな幸せ(IQ3)

 

そう言うとオティヌスさんは檻の鉄格子をへし折り、緑色の眼を輝かせて近づいてきた。

 

「・・・友達か、いい響きだな。ならば村山と私は今から友達ということでいいな?」

 

「え?速すぎまs「いいな?」あ、うっす!」

 

 

や、やった!オティヌスさんとお友達になったぞ!!!はあ~良かっだあ!!みんな幸せで終わりそうだ。

 

 

 

 

 




Welcome!!(バイオ4武器商人風)
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