ワイ、あのカッコ良すぎる主人公、上条当麻の親友になってた件   作:箱箱さん

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指を一回弾くだけで今ある世界なんて簡単に終わらせられる人がいるって・・マ?


誤りを正さないとこうなるゾ。みんなも気をつけよう!

「村山ァ、オレの事を一方さんって呼ぶ理由はなンだ?場合によっちゃ愉快なオブジェに変えてやる」

 

「え、いや別に深い意味は無いゾ」

 

そ、その愉快なオブジェって言葉は是非、敵さんに使っていただきたかったんですけども・・

 

え?てか侵入者がどうとか言ってたけど大丈夫なのか?

 

 

「そうか。で?なんで病院から抜け出しやがるンだ」

 

「ファ!?何でそれを・・・・そw外に出ないと反復横跳びするっていう性を背負ってるだけだゾw」

 

「あン?」

 

「( ゚∀゚)アヒャヒャwwww」

 

「よォし。オブジェ」

 

「待って一方さん!!ジョークだって!ああ手をかざさないで!ただ暇でしょうがなかったから抜け出したんです!!やめてぇ!」

 

ぐぬぬ。ジョークのアンサーがベクトル操作なんて、とんだ過剰ツッコミだゾ。

 

「はァ~・・最近まで何してやがった?」

 

「え?・・・まあ色んな人達と交流してたかな。うん」

 

え!?なんかめっちゃ質問して来るゾ!いや、あの、ワイの事より病院に侵入してきた人たちの事・・

 

「そうかよ。・・テメェは五体満足か。こっちは脳の演算は他人任せ、歩くのに杖が必要なンて笑い話にもなりゃしねェ」

 

「お、oh」

 

「それに・・・いやなんでもねェ」

 

「・・まぁ何があったかは知らないけど、今の一方さんは罪を背負った人の顔をしてるゾ。ワイみたいのが言ってもなんの慰めにもならないだろうけど、自分の罪と向き合って前に進もうとする人を神様は邪険にしないと思うゾ。もしよかったらリハビリとかも付き合うゾイ!」

 

「ハッ!レベル0に同情されるなンてな。・・・レベル5が聞いて呆れるぜ」

 

「レベルなんて関係ないゾイ!ワイはどんな人でも対応は変わらないゾ!(多分)心配しなくても一方さんなら ダイジョウV!だゾ」

 

「はン!なんだよそりゃあ・・・・ああそうだ。テメェのこと少し調べたぞ。レベル5と戦ったらしいじゃねェか」

 

「ふぁ!?」

 

え?一方さんも知ってるんか・・あああ!ちくしょう!噂をうまいこと利用しようして連絡先をどうこうだなんて考えるから修羅の道になってるんやろがい!どうしてくれんねん!過去のワイ!

 

「テメェ見てると俺のことブン殴りやがった奴の事を思い出すなァ」

 

「え?ほ、ほへぇ〜そ、そんな奴もいるんすねぇ〜(すっとぼけ)」

 

「まァ・・テメェの身はテメェで守れるってことだな」

 

なーんで一方さんニコニコしてるんですかねぇ。 こ、怖いぞ

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっとお取込み中のところいい?」

 

声のする方に振り向くと、病室のドアを開けて 芳川桔梗(よしかわききょう)さんが入ってきた。

 

しゃあ!!!!美人さんやぁ!!!!! とんでもねぇ。待ってたんだ(コマンドー)

 

遺伝子方面を専門とする研究者さんで絶対能力進化実験に参加したんだけど、その実験の失敗により現在はほぼ無職さんだゾ。 身を挺して一方さんと打ち止めちゃんを救ったかっこいい女性だゾ。

 

ワイが養っても全然・・・ぐへへ(ヤベェ奴) いつか一緒にオーロラ見に行きません?

 

 

「なぜ避難しないの?放送、聞こえてるんでしょ」

 

「だからなンだ」

 

「賊の狙いは君のようよ。君を想定して開発された秘匿兵器を奪ってきたみたい」

 

「そうかい」

 

「まあ、それでも君は大丈夫かもしれないけど。病院が多分めちゃくちゃになっちゃうでしょう?」

 

芳川さんと一方さんが話し合っている。よし!ワイはお邪魔かもなんでここらへんでグッバイ。

 

「おーい。村山ァ。てめえは避難なんざ必要ねえだろ」

 

いやぁ!!!!呼び止めないでぇ!!!

 

「村山?もしかしてあの(・・)村山くん?」

 

”あの”ってなんですかぁ!!!

 

''あの''なんて言われちゃうくらいなら、しっかり自己紹介しないと。

 

「こんにちは!!!!清く正しい村山修司です!!!!(情緒不安定)」

 

おし!完璧な自己紹介や!挨拶は基本。

 

「え、ええ・・こんにちは・・」

 

「うるせェよ!急に叫ぶンじゃねェ!」

 

「うむ!!完璧だゾ!」

 

 

 

 

 

今、此処は病院内の調理室。一方さんは侵入者さんをぶちのめしに行き、ワイは 芳川さんと打ち止めちゃんを見ておくことになった。

 

調理室にいる理由は、打ち止めちゃんが一方さんにクッキーを送ってあげたいかららしいゾ。・・なんて可愛いんだ!!

 

素晴らしい平和な空間や・・・戦闘にはならなそうだな。よかったゾ( ^ω^ )フラグ

 

 

「ごめんなさいね。付き合わせちゃって」

 

平和を実感していると、不意に芳川さんから声をかけられた。

 

「いえ、全然大丈夫です!困った時はお互い様ですから!」

 

「ありがとうね。それにしても、彼と仲がいいのね。あんなに笑顔が多いのは初めて見たかも」

 

「う~ん。そうだといいんですけども」

 

「きっとそうよ。これからも彼をよろしくね。同性であそこまで仲がいいのは村山くん以外で見たこと無いのよ」

 

「任せてくだされ!」

 

すると、後ろから服を引っ張られた。

 

「ねぇねぇまたあれやって欲しい!ってミサカはミサカは可愛く催促してみたり」

 

おっと~アンコールがかかっておりますな。よし!

 

 

「 (∪^ω^)わんわんお!」

 

 

「すご~い!!ってミサカはミサカは素直に拍手を送ってみたり」

 

「本当に何故なの?姿形は変わってないのに、ワンちゃんにしか見えない。本当にレベル0?み、未確認生物?」

 

いんやぁ~てれますねぇ!!あと芳川さんは考えすぎぃ!

 

「これ実はワイの特技のひとつなんですよ」

 

「そうなのね・・気になる・・」

 

い、いやあ・・そんな実験用のモルモットを見るような目で見られても・・・正直、b 

げふん。困るのですが

 

 

 

バコン!!!

 

 

 

突然、調理室の隣の部屋辺りの壁が壊れる音がした。

 

 

どうしても気になってしまったので、ワイは二人に様子を見てきますと言い、音のした方に歩みをすすめた。

 

すると・・・

 

 

「む、村山!?どうして此処にいるじゃんよ!」

 

アンチスキルの方々と黄泉川先生。そして奥の方に高校生くらいの男女3名がいた。

 

あ、やべ。カッコつけて様子見てきますとか言うんじゃなかったゾ。

 

「え?ウッソ~あれ村山修司じゃない?アイツの血も欲しかったんだよね~」

 

オレンジ髪の女性がそう言い。白い物体をワイに向けると青いビームのようなものが飛んできた。

 

 

あ、あぶねえ!!!!! 急に何なんですかねえ!

 

 

「え?マジ?あれ避けるとかありえないんですけど・・・ふ~ん。噂は本当だったんだ」

 

「殺してはいけない・・」

 

「は?ヒロまだそんなこと言ってんの?」

 

ええ~?何この状況。外伝の知識なんて皆無に等しいぞ。

 

「村山・・速く逃げるじゃんよ」

 

「いや・・多分大丈夫だと思います」

 

 

や、やべえ。魔神さんとかと交流しすぎてるせいで恐怖感が薄れてるぞ。

 

ど、どうしよう。

 

 

 

 

 

よし・・・・たまには・・・ワイ。

 

 

 

 

 

調子こかせてもらいますねぇ!!!!!!

 

 

 

 

 

 


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