ワイ、あのカッコ良すぎる主人公、上条当麻の親友になってた件 作:箱箱さん
長いです。節分の豆でも食べながら、ゆっくり見てくれると幸いです。
「ファミレス・・昔、よく行ったゾ」
前世も、今も、ファミレスの良さは変わらない。美味しい食材に美味しい飲み物。素晴らしい時代にこれたものですな。戦国時代とかだったらやばかったゾ。
まあそこまでこの世界も変わらんけどな。しかも科学とか魔術とかでもっと複雑になってる。勘弁してください。
「どうした?急にジジイみたいなこと言いやがって」
「いえいえ、今は15歳なので爺さんではありませんゾ。フォフォフォ」
「本当にそうなのか?年齢の割には、達観した精神を持っている様に見えるが」
いやエステルさんが乗ってくるとは思わなかったゾ!普通に流してくれればいい話題だったのに!
「いや本当ですって!学園都市で年齢詐称なんて普通はできないですって!」
なんやかんやで、一方さん、ワイ、打ち止めちゃん、エステルさんの4人で今ファミレスに居ます。楽しすぎぃ!!自分嬉し泣きしていいっすか?
皆んなと会話を楽しみながらも、周りを見渡す。ふむふむ、怪しい人は今の所確認できないゾ。
まぁ、ワイが警戒した所で何かできるんか?と言われたらノーコメントやけど、無意味ではないと信じてやってるゾ。
「お待たせしました〜」
良い匂いと共に店員さんの声が聞こえて振り向くと、ワイが頼んだオムライスが運ばれてきた
「ありがとうございます!」
ワイはスプーンをとり、オムライスくんと対峙する。
「・・・頂きます。パクッ・・・ンまいっ!!くうう〜〜〜っ クッ!クッ!生まれて来てよかった〜〜 おっかさん!」
美味い飯はいい!すばら!
「うるせェよ。静かに食えねェのかテメェは」
「すまソ!」
エステルさんに至っては、目がメニュー表に釘付けである。やっぱマジの貴族の方なのか?
「何だこれは?・・知っている料理がひとつもない!」
これは決定やな。箱入りお嬢様やわ。あれやなクレジットカードで全部済ますタイプの人だ。
「なんでも聞いて〜」
打ち止めちゃんがそう言った。・・かわいい
「で、では・このビー・・・フカレーというのはどんな食べ物なんだ?」
「牛のお肉!」
「ビーフだ」
「ビーフだゾ」
「それじゃあこの食べ物は!?」
そう言ってメニュー表のトンカツ定食を指差してきた。
「サクッとしてジュワワ〜で、美味しい食べ物!」
「豚肉を油で揚げたものだ」
「豚肉を油で揚げたものだゾ」
「これは!?」
次はビーフシチューオムライスランチを指差してきた。
「フワッ!トロトロ〜であつあつ〜な美味しい食べ物!」
「味のついたメシに、鶏の卵を焼いた物を上に乗せたものだ」
「味のついたメシに、鶏の卵を焼いた物を上に乗せたものだゾ」
「では、これは!?」
今度はイクラ丼膳を指差してきた。
「プチプチうまうま〜でとっても美味しい食べ物!」
「サケの卵を醤油につけた物をメシの上にかけたものだ」
「サケの卵を醤油につけた物をメシの上にかけたものだゾ」
「テメェはコピーロボットか」
「いえ、村山修司です」
「しばくぞ、三下ァ」
「許してヒヤシンス」
「ヒヤシンスだァ?」
「紫色のヒヤシンスには「許してください(please forgive me)」という花言葉が存在するゾ」
「あァ? テメェそろそろぶち転がすぞ?」
「一方さんは本当にそう思ってるのか?」
「・・・本当に思ってたら、もうぶち転がしてらァ」
「「(・∀・)へへへへへへへ」」
「よォし。しばく」
「なんでぇ!??!!?!?」
ま、まあ、ワイのボケにしっかり対応してくれた一方さんに感謝しつつ、そんなこんなで楽しくお食事が出来ました。いやぁ、みんなが美味しそうに食べてる姿を見るの好きなんすよね。
〜食事中〜
いんやぁ〜満腹です。ご馳走様でした!結構いっぱい食べたゾ。ワイって食べるの早いんですよね。
スマホを触りながらも、ときより視線を周りに向けると、その人の個性が出てて面白かったりする。
一方さんはかっこいいポーズでコーラを飲んでるし、打ち止めちゃんとエステルさんは仲良く笑い合いながら、時には食べさせ合いをしている。 皆さん絵になりすぎぃ!自分写真とって額縁にしていいっすか!?
そんな事をしたら、お縄なのでやめておきましょう。
そんな想いに耽っていると、手に振動が伝わった。スマホから不在着信が来ている。
え、マ?
これ・・大丈夫?最近『不在着信』恐怖症なんですよね。だってスマホに関して良かったイメージあんまりなくて、実は最近、イタズラ電話が多いんすよ。
例としては、タイマンだッ!とか、ほう・・ミルクティー愛好家ですか・・・とか、ワイの電話番号ってプライバシーあるんか?・・・偶にはスルーするという選択肢を取ってみよう。
あ・・魔神さんからの電話だったらどうしよう。
「電話に出なくて良かったのか?」
エステルさんが心配した顔で聞いてきてくれた。(大丈夫じゃ)ないです。
「あ、え、か、お、い、け、は ・・・だ、大丈夫です。最近、イタズラ電話が多くてですね。もう不在着信の時はスルーしようかと」
「本当に大丈夫か?まるで取り返しのつかない事をした人の顔をしているが・・・しかし、イタズラ電話か・・なるほど。それは困るな」
「はい。ちょっと困ってますね」
「まあ村山は頼りになりそうだからな。誰かがイタズラしたくなるほどに人望が厚いという事でいいんじゃないか?」
えぇ?もーエステルさん。そんなに褒めても、10カラットのダイヤくらいしかプレゼントできませんよ〜(チョロい)
「いやーありがとうございます!そういうエステルさんも友達から頼りにされてるんじゃあないですか?やっぱエステルさんは天使だな!これからもついていくぜ!」
「・・友達・・・私は天使などでは・・」
そう言うと、エステルさんは俯いてしまった。何か気に触る様な事を言ってしまったのだろうか。
「えっと、天使ってのは比喩表現で・・・・兎も角!エステルさんは素晴らしい女性という事です!QED!」
「そ、そうか・・・そう言ってくれるだけでも嬉しいよ」
はぐぁぁぁああ!!なんだその優しい微笑みはァ!!!!!!これが・・ヘブン!?
なんていうか・・その・・・下品なんですが・・フフ・・・下品なのでやめておきますね。
いんやぁ〜平和っすねぇ!こんな日が永遠に続けばいいんですがねぇ!
なーんて事を考えていると、急に一方さんが立ち上がった。え?なんで?
「どこいくの?」
打ち止めちゃんが食べるのをやめて、一方さんに問い掛ける。 ぜひ聞いてほしい。めっちゃ気になるゾ
「電話だ。電話」
そう言い放ち。一方さんはファミレスの出口に向かった。
いや、絶対なんかあるゾ。誰かに電話をかけるって一方さんあんまりしない気がする。よし追っかけよう。
ワイも立ち上がり、2万円をテーブルの上に置く。
「ワイも電話しますんで、もし何かあったらこのお金使ってくだちい」
おっと、カッコつけようと思ったら噛んでGAN◯Zみたいな喋り方になっちまったゾ。
「わかった。ありがとう」
「ありがとう!ってミサカはミサカはその心優しさに感激してみたり!」
「ういっす!んじゃあ電話してきますねぇ!」
《てめぇはこの方を追ッかけに行って下ちい》
特徴:とてもつよい イケメン
好きなもの:缶コーヒー カフェイン
口癖: 三下ァ こっから先は一方通行だァ
よし、脳内妄想は完璧や!(やべえ奴)GAN◯Zだったら大体こんな感じでしたっけ?じゃけんいきましょうね〜
へへ!8回100点クリアのワイの実力を思い知るが良いゾイ!(大嘘)
見失いました。
いやありえん!!!!!!絶対にありえん!!ありえんゾ!ただでさえ一方さんは松葉杖使わないと歩くの大変なんだぞ?ワイが追いつけないわけがないゾ!
ぐぬぬ!さては尾行されているのに気づいてベクトル操作を使って移動したのかも・・・
はぁ〜これじゃあ採点時のGAN◯Zに『クソわろw』とか言われそうだゾ。
てか、ワンチャン。こんなごっこ遊びしてたから見失った説あるな。
いやでもそれにしてもおかしいゾ。しっかり後ろに着いて行った筈なのに・・・
はぁ〜もう戻ろう。やっちまったもんは仕方ないゾ。もし尾行に気づかれてたらうまく誤魔化すしかない・・
気を新たに引き締め、ファミレスに戻る。もしかしたら一方さんはもうファミレスに戻ってるかもしれないゾ。急がなければ。
ワイは急ぎ足で、ファミレスに戻ることにした。時間をかければかけるほど怪しまれちゃうと思うゾ
ドン!
「そげぶッ!」
「痛ッ!」
急ぎ足だったせいか、なんと曲がり角で女性とぶつかってしまう。女性に尻餅をつかせてしまった。
「あ、すいません!急いでいたもので・・立てますか?」
安否を確認するとともに、ワイは手を差し出す。よし!完璧な紳士な対応や
すると、ワイの手を取って、女性が立ち上がってくれた。・・なんか嬉しいゾ。
「こちらこそすいませんでした。不幸を理由にして怠ける馬鹿よりも、学校に前以上に来なくなり、街を永遠にぶらぶらしてる大馬鹿にお灸を据えに行こうとしていたんですが・・・・・・・手間が省けたわ。貴様、覚悟はできているな?」
「ファ!?」
あれえぇ!?吹寄さん!?吹寄さんがなんでぇぇぇぇ!?
吹寄さんが持っているエコバックには、栄養を考えられた食材の数々が入っている。
もしかして買い物帰り?って!!!そんな事を考えている場合じゃあない!!!!!
「え、ちょ、な、なんで!なんでここに!??吹寄さんが!?」
「何も言わなくていいわ。貴様が色んな人の相談に乗ってあげてるのは前聞いた。それは納得したし、いい事だと思う。でも、だからって前以上に学校に来ない理由になるの?人の相談に乗る前に、まず自分の事をまずしっかりしなさいよ!今日という日は、学校に来ると言うまでここを退かないから!」
「いや、電話とかメールで言ってくれれば・・・・」
「貴様が電話一本、メールひとつで簡単に来る様なヤツなら苦労しないわね〜」
ニッコニコ顔でそう言われた。あんぎゃあ!!!!ぐぅの根もでねぇ!!正論がすぎる!ああ・・・そ、そうだったゾ。最近、学校に行くという考えすら思い浮かばなかった。
ぐぬぬ。でも・・・一方さんのことも気になるし、何よりワイは入院中・・
「一時期・・・一時期だ。しっかり学校に来て、最後まで授業を受けていたのに・・見直したと思ったのに・・本格的に指導が必要の様だな」
「いや、し、指導ってなんなんですk──」
トゥルルルルんルルルルル
突如、ワイの携帯が鳴り響いた。
「あ、電話が・・」
スマホを取り出し、画面を見ると、またもや不在着信。しかし、今は本当に助かった。ナイスタイミングでございます。
ワイは吹寄さんに通話して良いですか?と言う目線を送る。
「はぁ〜・・逃げたら地の果てまで追いかけるわよ?」
「あ、ハイ。わかっておりまする。感謝いたします」
これは逃げられないです。今の吹寄さんには、やると言ったらやる・・・『スゴ味』があるッ!
吹寄さんから少し離れて、通話ボタンを押す。今も吹寄さんは腕を組み、仁王立ちでワイの事をガン見してくださっています。そのムッとした表情がワイを狂わせる。助かります(ヤベェ奴)
『はい!もしもし村山です!!』
『・・لا يغتفر・・・لا يغتفر・・・』
ファ!?全く聞いたことない言語だゾ!?イタズラ電話Lv100か!?え?何?怖すぎぃ!
『あの〜間違い電話じゃないでしょうか?』
『うぅぅ・・流石に酷いわ・・村山くん。なんで、ナンデッ!!娘々の電話はすぐに出て、私は2回目なの!』
『ネフテュスさん!?ええ!?』
急なネフテュスさんの電話に混乱する。ああ!マジかよ!?あの時の不在着信はネフテュスさんやったんや!!何してんだよ!?ワイッ!?てか、なんで出なかった時に限って魔神さんからなんすか!?
ま、マジか!?トラブルとトラブルに挟まってサンドイッチ状態なんだよなぁ!?どうやって抜け出せば良いんや!
『やっぱり、村山くんに優しくしすぎたのかしら?きっとそうね。私も娘々みたいに暴力的になれば・・・』
『待ってください!!これには訳があってですね!』
『訳?どう言う訳があるのかしら?魔神の電話に出られないほどの訳が・・・」
待て、落ち着け、餅つけ(混乱中) ネフテュスさんはどちらかと言うと魔神さん達の中では比較的優しい?んですよ。もし今回の電話が娘々さんだったら、恐らくだけどスマホから青龍刀が突き出てくる。本当にここで誤解を解かないと・・・ん?噛まれる?な、なんのことでしょうか?
個人的にですけども。怒らせたら1番怖いのは、ネフテュスさんですし・・閃いた!
『いや〜実はですね。ネフテュスさんには知られたくないことがありまして・・』
『・・・・・』
あ!あ!!あ!!首筋がぁぁぁ!!!メキメキって!!!また、遠隔魔術かなんかで文字書かれるゾ!ああ!!早く言うんや!
『実はぁ!?ネフテュスさんに何かプレゼントを贈りたくてですねぇ!?出来れば本人様には知られたくなかったんですぅ!!』
『!?プレゼント!?・・・本当に!?」
ファ!?首の痛みが引いていく感覚!?よかったゾ!さてはネフテュスさんが治してくれたんやな。これは行けるべ!
『はい!でも・・もうこの際にバレちゃったんで何か欲しいものがあれば・・ワイ買ってきますよ!』
よし!ダメ元だったけどうまくいきそうだゾ!パーフェクトな作戦ジャマイカ!?実際、これでプレゼント出来ればなんの問題もなくなる。しゃあ!!!勝った!!!第三部完(?)!!!
てか、ネフテュスさんって欲しいものあったんやな。やっぱ魔神さんでも美味しいスイーツとかでも欲しくなるんかな?
『う〜ん。欲しいもの・・・・少し待って貰っても良いかしら?決めれないのよ。色々ありすぎて』
『あ〜なるほど。了解です!決まったら教えてください!」
『ありがとう。それにしても本当にびっくりしたわ。電話を切られた時は何があったかと・・・私も四六時中、村山くんを見ることはできないから・・」
『そ、そうですか!あ、安心してもろて大丈夫です!・・では失礼します』
ワイはゆっくりと失礼のないように通話を切った。
よし!よし!!よし!!!勝ったなガハハ。
この『村山修司』・・・自分で常に思うんだが、強運に守られている気がする。
「電話は終わった?」
吹寄さんが腕を組み、仁王立ちで問いかけてくる。さっきの姿勢からピクリとも動いてないゾ。
「はい!」
「そう・・・じゃあ、はやく言いなさい」
「え?」
「学校に行きます。そう宣言して明日から学校に来るというならここを退いてあげる。流石にこのまま放っておいたら、あんたは卒業できない」
ああ!そうだった!一方さんやエステルさんのこともすごく気になる!!けど!こんなに何回も親身になって言ってきてくれる人なかなかいないゾ!
でも・・なんか分からんけど、どうゆう選択肢を取っても・・エステルさんの事情にかち合う気がする。なんか分からんけども・・それに帰るのは病院だから一方さん達にも会えるし・・何ら問題はないゾ。
よし、カエル顔のお医者様に土下座して、これから学校行くべ。久しぶりに行ってみるべ。久しぶりってまずおかしいと思うけども。
「宣誓ッ!この村山修司はッ!明日から学校に行く事を誓いますッ!」
「よし!言ったわね!村山修司!」
「はい!男に二言はありゃあせん!」
吹寄さんが腰に手を当てながらワイを見上げる形で、笑っている。
はぐぁぁぁぁあぁぁ!!!何だそのポーズは!?何だその笑顔はッ!?犯罪的だッ!!可愛すぎるッ!
「吹寄さんっ!ありがとうございますッ!本っ当にありがとうございますッ!!」
「え?何でそんな感謝?ま、まあ良いわよ。私もやりたくてやってる訳だし(同級生の更生)」
「・・・・・(やりたくてやってる!?あのポーズを!?ば、バケモノか!?吹寄さんの完璧なルックスとスタイルで、あんな破壊力のあるポーズを、わざとやっている!?死人がでますよ!?)」
なるほど。つまり青少年保護法に引っ掛かる行為という事ですな。・・・っぱ最高やなッ!(ヤベェ奴)
「あ!そういえば、土御門とか青ピとか上条の様子はどうです?元気してます?」
すると、少し悩みながら吹寄さんは答えた。
「まあ、相変わらず。3人で馬鹿やってるわ・・あいつらと来たら・・・・よく関わる中では村山が一番マトモだし、あいつらを見張るストッパーがいないと困るの、明日からそこの所も頼むわよ」
え、マ?・・ワイが
本当にやばいんだよなぁ!?・・ここまで変に信用されてると、逆に恐怖を感じるゾ・・何で?ワイは猥談など全然、ばっちこいな健康優良児で、片や不登校な・・いわゆる不良やゾ?なぜ、そんな評価に・・
それに、どっちかというと一番まともなのは親友やで?
「ああ。後、少し前に姫神さんって子が転校してきたわね」
あ、そうだった。あ、ふ〜ん(察し) なるほど、これは学校に行かねばなりせんな。
ピロリン。 またもやワイのスマホが鳴り響く
ファ!?今度はメール? い、一方さんからやゾ。
『おい村山ァ。どこほっつき歩いてンだ』
ああ〜どう返そうか。
『実は、一方さんが電話するって言ってファミレス出てから、ワイも用事ができて一旦外に出てたんよ。んで、ファミレスに戻る途中で同級生に会いまして・・お話ししてたゾ」
『そうかァ。今はもう病院に戻ってる途中だ。出来るだけ早く戻ってこい。なんかめんどくせェことになりそうだ』
『おけ』
よし、色々と分かんないこともあるけど、とりま早いとこ帰ろう。
ワイは、吹寄さんに学校で会いましょう!と元気よく言い放ち、全速力で病院へ向かった。
な、長いぜ!書きたいこと書いたらここまで長くなりました。