無敗の狩人と呼ばれるウマ娘になった   作:W297

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136話

 

 4人全員がVRウマレーターの中に入ったことを確認して俺はヘッドセットを通して話していく。

 

「どうだお前ら?

 

 お前らの勝負服はこっちに登録してないから、ウイニングライブの時の衣装着せてるけど、動きに不都合はないだろ?」

 

「…そうね。ためしに動いてみたけど、違和感も何もないわ」

 

「そうですね…、本当に芝の上で走っている感覚です」

 

 ルーヴルとモンジューはそう走りながら話す。

 

「…とりあえず、今この芝は日本の芝なんだけど、今からロンシャンのものに変更させてもらうよ」

 

 そう話した俺は操作パネルをてきぱきと操作していく。

 

「これで大丈夫なはず!」

 

 そうすると、俺の前のウマレーターにはロンシャンを限りなく再現したものが展開されていた。

 

「特にお前らの希望がないのなら、雨で展開させてもらうぜ?」

 

 ただでさえ、脚を取られるフランスの芝、そしてこの雨、日本のウマ娘にとって一番走りにくい状況である。

 

 これのせいでいくつものウマ娘たちが涙を呑んできた。

 

 俺やエルが勝てた時はカラカラに晴れており、いつもにも増して芝が乾いていたそうだ。

 

「…どうだ。実際のロンシャンと比較してお前らから気になるところがあれば言ってくれ」

 

 俺がそう話しかけると、ルーヴルから声が聞こえてくる、

 

「…そうね、まだ芝短いと思うわ。

 

 日本に比べたら十分長いと思うけど、わたしからしたらちょっと短いぐらい。

 

 モンジュー、ヴェニュスパーク、あなた達はどう思う?」

 

 ルーヴルにそう話されたモンジューは「そうですね…」と続けていく。

 

「私も会長と同じ意見です。

 

 もっと長くてもいいと思いますね」

 

「私としては芝が重すぎると思う…です。

 

 私は日本の芝に触れたことない、でもさすがにここまで重いのは経験したことないです」

 

 ヴェニュスパークはそう感触を話してくる。

 

「…そうか、情報提供助かるよ。

 

 日本にいるデータ班に伝えさせてもらうよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、思う存分VRウマレーターを使って調整をした俺たちは、思う存分VRウマレーターを楽しんだ。

 

「とりあえず、ありがとうな。

 

 いい情報がもらえたよ。

 

 今向こうで調整入れてくれてるみたいだからその内解消されるはずだ」

 

「ええ、頼むわね」

 

 ルーヴルはそう話して、続けていく。

 

「…それじゃ、明日あなたとの勝負楽しみにしてるわ

 

 行くわよ、ヴェニュスパーク。

 

 モンジュー、ハンターとローレルの寮の部屋への案内をよろしくね」

 

「分かりました。

 

 行きましょうかハンターさん、ローレル」

 

 俺とローレルはモンジューに連れられて、俺たちが基本滞在することになる部屋へと歩いて行った。

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