見える子ちゃんと地獄先生ぬ~べ~のクロスオーバーssです
ジャンプでも頼れる彼が出てくればというご都合主義小説です!興味のある方はぜひどうぞ!
見える子ちゃんはアニメ6話の話。見える子ちゃん原作はアニメ優先のためまだ1巻しか読んでないです。
ぬ〜べ〜はNEO じゃなくて無印をイメージ。
経文は漫画版です
時代的にはNEO ですが無印の方が好きだから!!
この世には目には見えない闇の住人たちがいる。
奴らはときとして牙をむき君たちを襲ってくる。
彼は・・・そんな奴らから君たちを守るため地獄の底からやってきた正義の使者―――――なのかもしれない。
「えぇー、ここなのぉ…?」
明るいショートヘアに、豊満な肉体。本人の明るい空気もあって人を惹きつける容姿を持つ百合川ハナは困惑していた。
彼女の目の前にあるのは呪いビルと言われる廃ビルである。
地元の人間からはいわゆる「出る」ビルとして有名であり、朽ち果ててボロボロになっている外観は見るからに不気味なビルである。
ホームレス対策などで立ち入り禁止になっており、怖がりであるハナは普段なら近寄りもしない場所だ。
しかし彼女はビルに入ろうか迷っていた。
「うぇぇ…ぐすっ」
それというのも彼女のすぐそばで泣いている少年の犬が、少年の静止を振り切りビルに入ってしまったというのだ。
友人である四谷ミコと遊ぶ待ち合わせをしているハナはかなり迷った。
正直ハナはオカルト系が大の苦手だ。というより女子高生でオカルト系が好きという人間は少数派であろう。
怖くて足が震えるが、泣いている少年は縋るようにハナを見つめている。ハナはそんな目を無視できない優しい性格であった。
「うん!お姉ちゃんに任せて!」
「ほんと!?」
とまぁ勢いよく引き受けたハナであるが、ビルに入ると早速後悔した。
「怖い怖いよぉ〜」
明かりは外からの僅かな光しかなく、足元さえろくに見えない有様。所々崩れそうな場所もあってホラーそのものである。
霊感などハナにはないが、なるほど地元の人間が避けるだけのことはある。
「ペコちゃんどこ〜…?」
少年の犬の名を呼びながら歩くが特に反応はない。
その時ハナの耳に僅かな音が聞こえた。
「え、何、今の音…?」
何かの足音に聞こえたような気がする。あり得ない、とハナはかぶりを振った。
地元の人間さえ近づかないビルに同時に何人も入ることがあるのだろうか?常識的に考えれば否である。
とすれば考えられるのは一つ。
「もしかして…!?」
口に出せば本当に現れるのではないか、とハナは考え自身で口元を押さえる。
一刻も早く出たい心が膨れ上がるが、少年の泣き顔を思い出し必死で足を動かした。
見つかれ、見つかれーーーーーー
しばらくすると瓦礫の下の空洞に青いビニールがあり、僅かに動いているのを見つけた。これはもしやと思い、ビニールを開けようとした瞬間ーーー
「何をしているんだ、こんなところで」
「キャアー!?」
後ろから突如かけられた男の声に驚き叫んで、ビニールの中にいた犬に抱きつくハナ。力強く抱きしめられた犬は暴れているが、ハナはそれをものともしないパワーを発揮して押さえ込み、後ろを振り返った。
「ここは浮遊霊が多い。早く帰りなさい」
ハナの目の前にいるのは顔はなかなかの男前であり、20代半ばくらいの男性であった。
格好はYシャツに黒ネクタイ、黒のズボン。そこまではいい。
しかし彼の右手には霊水晶、左手には黒い手袋をしており数珠を握っている。
「む!君、後ろに悪霊が…!」
男の持っているグッズと雰囲気、そして放たれた言葉に、ハナは我慢の限界を迎えた。
「イヤァー!!ゲジ眉のオバケー!!」
「俺はオバケじゃないぞ!あ、待ってくれ!」
ハナは叫びつつ犬を抱きかかえているにも関わらず、かなりの速さでその場を後にした。
男は焦る。彼女の去り際、ここの浮遊霊とは違う、禍々しい雰囲気の霊が取り憑いていたのをはっきりと見たのだ。
「ええい、何て速さだ!浮遊霊が多くて彼女についていた霊に気付くのが遅れてしまった…!あのままでは不味いことになるぞ…!」
急いで先程の彼女の元へ向かわなければ大変なことになる。
しかし向かいたい男に対し、ビル内の浮遊霊たちは成仏して欲しさに彼の周りに集まってきた。これを放ってしまっては、男に一緒になってついてきてビルの外が大変なことになるだろう。
「南無大慈大悲救苦救難広大霊感白衣観世音!霊たちよ、成仏したまえ!」
男は周囲で助けを求める浮遊霊を成仏させると、そのまま外へ向かって駆け出した。
「ていうことがあったんだよ!怖かったよーミコー!」
「何でそんなところに行ったの!?」
犬を少年に送り届けたハナは待ち合わせに到着し、友人である四谷ミコに経緯を伝えて抱きついていた。
ミコはもちろん焦った。何故ならばミコの目にはハナの隣にいる霊が禍々しく蠢いているのがよく見えるからだ。
「(昨日会った時よりヤバくなっている……!)」
着物を着た人の幽霊であるが、目玉が目の部分と下顎の部分の4つから飛び出しており、昨日より纏う雰囲気もより禍々しくなっている。素人目で見てもパワーアップを遂げているように感じた。
しかもハナに取り憑いているようで、歩いても歩いてもピッタリくっついてくるのだ。
今までの幽霊はある一定範囲から離れるとついてこなかったりしたので、明らかにいつもとは異なるタイプであった。
「(ここままじゃまずいし、どうしよう……)」
本来なら映画を見に行く予定であったが、暗闇の映画館でこの霊と一緒になるのはとてもじゃないが無理だ。ミコの心が限界を迎えることは間違いない。というか今も一杯一杯である。
ならばと、ミコはマップのアプリを開いて検索する。検索キーワードはーーー神社
「ミコ…今日は映画行くんじゃないのー?」
「映画館は今日休みだって」
「映画館って休みあるの!?」
彼女たちが歩いているのは繁華街から遠く離れた山の方の神社の石段だ。長い階段はいかにも、という感じがする。少なくともミコはそう思っていた。
ハナにはパワースポット巡りしよう、と付け加えると、ハナは喜んで賛成してくれた。
騙すようで悪いが、文字通り命がかかっているので勘弁してほしい。
古ぼけた神社の名前は掠れていてよく見えない。三狐…神社だろうか?きちんと読み取れなかった。
石段を上り切ると、誰もいない苔が生えていたり朽ち果てている神社だ。人の手入れが入っておらず、人に忘れ去られたような雰囲気であった。
「(ここ、大丈夫かな…?適当に調べてきたんだけど、効果あるのかな…?)」
しかしミコには幽霊は見えても、霊的な知識はほぼない。故に取れる行動は多くなく、ここまできてしまった以上神頼みしか選択肢はなかった。
それにどこか行っている暇はないだろう。現に霊の禍々しさは先ほどより悪化している。たまに見かける小さい裸のおじさんの幽霊も、取り憑いている霊が先ほどから食べているのだから。
「じゃあお祈りしとこうよーミコ!5円でいいんだっけ?」
「多分」
お賽銭をお互い入れて、祈ろうかというとき、走ってくる足音が聞こえた。
自分たちの他に参拝客が来たようだ。
「はー、はー…よ、ようやく見つけた…!フーチで見つけるのに時間がかかった…」
石段を駆け上がってきたのはYシャツに黒ズボンの男性であった。左手に黒い手袋をしているが、その右手をこちらに向けていた。
「あー!?呪いビルのオバケの人だー!?」
「オバケじゃないと言うとろーが!」
「え、ハナ…この人がさっき言ってた男の人…?」
「そーなの!あれ、でも足がある…」
散々幽霊を見てきたミコからすれば、その男は明らかに人間であった。ただ左手だけが妙に違和感を感じさせた。
「そこの茶髪の君。君には悪霊が取り憑いている。
おそらく君の生命エネルギーの強さに惹かれて取り憑いたんだろう…このままでは君の命が危ない。今から除霊するから、ジッとしているんだ」
「!?」
ミコは驚いた。はっきりと幽霊が見える人物に出会ったのは、ミコは初めてだった。あの路地裏のおばあちゃん…ゴッドマザーも薄らぼんやりとしか霊が見えなかったのだ。
あとは隣のクラスの女の子は小さいおじさんの霊は見えていたが、強力なやつは見えていなかったので、自身の他にこのハナに取り憑いている霊を見える存在がいるとは思っていなかった。
もしかしたらこの人は本当に霊能力者かもしれない。
「嘘つき!霊なんているわけないし!騙されないからね!大体、あなた誰ですか!」
しかしハナは見えてない以上、男の言い分を信じるはずもなかった。正直ミコも見えてなかったら霊なんて信じてはいなかったのだ。この反応は無理はない。
「俺は童守小学校5年3組の担任の鵺野鳴介。人呼んで────地獄先生ぬ~べ~だ!」
「小学校の先生なんですか…?で、でも先生でも幽霊が本当にいるかなんて証明できないじゃないですか!」
「ならその悪霊の姿を見えるようにしよう」
ぬ~べ~は取り出した霊水晶を右手に持ち、ハナの方へ向ける。
「南無大慈大悲救苦救難広大霊感…彼女に取り憑いている霊よ!その姿を見せよ!」
経文を唱えた瞬間、霊水晶は光り輝いた。
一瞬、目が眩むような光がハナとミコを襲う。目を一瞬だけ瞑った2人。そしてうっすらと目を開けた。
「キャアァーーーーーーー!?」
耳を塞ぎたくなるようなハナの叫び声は、明確に異質なものを見てしまったと証明していた。
そして今まで気にもしてなかった霊の存在をハナははっきりと両目で見つけることができてしまっていた。
「ゆゆゆゆ、幽霊の化け物だよぉ…!見えるよね、ミコぉ!?」
「う、うん(本当にハナに見えてる…!?)」
今まで見えてなかったハナに見えるようにする能力!この男の人は間違いなく、霊能力者であるとミコは感じていた。
『ウエェア…!』
それを証拠に、今までハナの周りに取り憑いていた霊が明らかにぬ~べ~に向き直った。
「大人しく彼女から離れろ。そうすればきちんと成仏させてやる」
ぬ~べ~は白衣観音経と書かれた経文をズボンの後ろポケット取り出し、左手で持って霊の前へ掲げる。
『ギヤラァ…!』
しかし悪霊は意味のある言葉を発することはなく、うめき声を上げるだけだ。明らかに知性がない。
「もはや聞く理性も残ってないか…!ならば…!?」
強制成仏しかない、と言い切る前に悪霊はハナに向かって舌を突き出した。
「いかん!」
ハナの生命エネルギーは悪霊にとって素晴らしい餌だ。そのハナのエネルギーに誘われ近寄ってきた弱い霊を食べることで悪霊は力を増してきた。
そして今の悪霊のパワーであればハナそのものを飲み込むこともできるほど成長していた。
「白衣霊縛呪!」
だがそんな行動を見逃すほどぬ~べ~はのんびりとしていない。彼は守るべきものがあるとどんどん能力を強めていくのだから。
左手で持っていた白衣観音経を放り投げ霊力を込めることで、悪霊の周りに白衣観音経が巻きつくように空中に展開される。いわば捕縛技である。
『キィヤアー!?』
霊力の縛りと悪霊の妖気が反発しあって電撃のようにスパークする。あまりの光景にハナとミコは腰を抜かしていた。そしてその2人を庇うように、ぬ~べ~は悪霊の前に立つ。
「悪霊め、理性を失い経文さえ分からないのであればこのまま成仏させてやる!」
「す、すごい…」
「う、嘘じゃなかった!この人本物なんだ…!」
見えていてもどうしようもなかった自分とは違う。その安心感のある背中に、ミコは危険な状況にもかかわらず、どこか安堵感が生まれていた。
しかしこれで終わりでなかった。
『チャアー!』
悪霊が奇声をあげるとともに腕を振り払うと、白衣霊縛呪が引きちぎれた。ハナを使って食べた霊たちのパワーが上乗せされたせいで、はるかにパワーを増していたのだ。
「何だと!?ぬおっ!」
ぬ~べ~が行動を起こすより早く、悪霊は舌を伸ばし横に薙ぎ払った。
咄嗟に腕で防御するぬ~べ~であるが質量の差はどうにもならず、そのまま神社の本殿へ吹き飛ばされた。
「「先生ー!?」」
まるでダンプカーに跳ね飛ばされたかのような一撃に、慌てる2人。しかし助けに行こうとしても足が動かなかった。目の前の悪霊が4つの目玉を伸ばして触れるか触れないかの距離でハナとミコを品定めしているからだ。
「い、いやぁ……!」
「た、助けて……」
今までであればミコは我慢できたであろう。彼女は幽霊が見え始めてから悲鳴を上げたことはほぼなく、徹底して‘知らんぷりができたのだから。
だが今は違う。自身と同じ、否それ以上に霊が見えるぬ~べ~に出会ったせいで緊張の糸が切れたからだ。
たった1人しか霊が見えなかったから我慢しなくてはならなかった状況では無く、頼れるであろう人間が出てきてしまったせいで恐怖に耐えられなくなってしまっていた。
「その娘たちに手を出すな!」
入り口が壊れた本殿から声が聞こえる。そしてその声に対し、悪霊は一歩引いた。
否、声ではない。ミコでも感じ取れるほど何か得体の知れない強い力を感じたためだ。
「「先生ー!」」
Yシャツが一部破けているぬ~べ~は左手を高く上げた。そして右手を左手の黒い手袋へ添える。
「南無大慈大悲救苦救難広大霊感白衣観世音!鬼の手よ、今こそその力を示せ!」
経文とともに取られた手袋の下からはこの世ならざる手が現れた。紫と赤の、人間とは異なる異質な手が。
「な、何あれ…!?」
「そ、そういえば聞いたことがあるよ!」
ハナはその手をーーー鬼の手を見つめた途端語り始めた。
「東京のどこかに、日本でただ1人の霊能力を持った教師がいるって。そしてその人は左手に鬼の手を持つって!単なる噂話だと思ってたのに……」
「は、初めて聞いた……悪霊が何か怯えているみたい……」
ミコの言う通り悪霊は怯えていた。先ほどよりも一歩も二歩も下がっている。
悪霊や妖怪は力関係に敏感だ。ましてや人間霊であった悪霊とは違い、左手の鬼は地獄の奥深くの鬼なのだ。文字通り桁が違う。
「悪霊よ……いくぞ!」
およそ人間とは思えない突進力で突っ込んだぬ~べ~に対し、悪霊は舌を槍に見立て彼を貫こうとする。
だが開いた鬼の手は舌がないかのごとく消滅させながら突進する。もはや止められるものは何もない。
「無に帰れ!」
一撃 たった一撃で悪霊は真っ二つになり、そして何もなかったかのうように死体が消滅していった。
まさに一瞬の出来事であった。
「これでもう安心だ。怪我はないか?」
「「先生ー!」」
ハナとミコは緊張が一気に解け、ぬ~べ~に抱きついた。ぬ~べ~は5年3組の生徒を抱きしめるように彼女たちを受け止めた。
「(こ、これはすごい……!)」
ただいつもと違うのは年齢の高さであり、彼女たちのスタイルの良さにぬ~べ~は鼻の下を伸ばし非常にだらしない顔をしていた。
幸い彼女たちからは見られてないので教師の面目は保てたので良しとしよう、役得だしとぬ~べ~は自分に言い聞かせた。
「じゃあ四谷ミコ君、君は最近になって急に霊が見えるようになったと言うことでいいんだな。そして今日は神社に来てお祓いしてもらおうとしたと」
「はい…見えているとバレると霊が寄ってきますから、ずっと知らない振りをしてました。でも今日はどうにもならなかったので、本当にありがとうございます」
「その対応は正解だ。霊は目が合うと自分が見えると思って助けを求めて寄ってくるからな」
ミコはぬ~べ~に事情を全て説明した。
ある日急に幽霊が見えるようになったこと。見えると霊が寄ってくるから知らないふりをしてやり過ごしていたこと。
そして今日の悪霊のことも全て話した。するとハナは泣きながらミコに抱きついた。
「ずっと気づかなくてごめんねミコー!うわーん!」
「ハナ怖がりだから、言えなくて……」
「本当にごめんねー!」
「君たちは本当に友達想いだな」
「私、先生にお化けなんて言ってごめんなさい。それなのに助けに来てくれて……」
ハナはぬ~べ~に向き直り頭を下げた、散々お化けだの嘘じゃないかと疑ったりしたのに怪我までしたのに助けてくれたのだ。ハナは申し訳なさから何度も頭を下げた。
「いいさ、こうして君たちが助かったんだから。それしても間に合ってよかったよ。あの霊はもうかなり力をつけていたからな。あれ以上放っておけば今度は多くの生きている人間を襲っていただろう」
あまりの話にゾッとする2人。もしぬ~べ~が来なければどうなっていたことか想像ができない。助かるビジョンが思い浮かばなかった。
「さて、今度は霊を見えないようにしなくてはな」
さらりと言った言葉に、ミコは目を白黒させた。一生みえて暮らすしかないと思っていた状態を簡単に治すと言ったのだ。
「そ、そんなことできるんですか?」
「まぁね。じゃあいくぞ」
またも左手の手袋の封印を解き、鬼の手を出したぬ~べ~はミコの頭の上へ鬼の手を置いた。
「南無大慈大悲救苦救難広大霊感 この者から霊視能力を消し去りたまえ!」
すっとミコの頭から鬼の手を離すと、手袋をつけて封印した。そのあっという間の出来事に、ミコは目をパチパチさせていた。
「あのー、もう終わったんですか…?」
「ああ、終わったよ」
「嘘、こんなにあっさり……?」
最近悩み続けた霊視をこうもあっさり解決させてしまうことに、ミコは信じられない気持ちでいっぱいだった。
あの路地裏のゴッドマザーの最大霊力を込めた数珠でさえ全く効果がなかったのだから。
「それじゃあ、あそこにいる小さいおじさんの霊は見えるかい?」
「えーどこどこ?」
ハナは元々見えてないので、ぬ~べ~が霊水晶で見させなければ全く霊を見ることはできない。
だが今はミコも見ることができなかった。
「先生……私、霊が見えないよ。見えなくなったよ……!」
「また困ったらいつでも連絡するといい。力になるさ」
「先生ー!」
思わずミコはぬ~べ~に抱きついた。そして嬉しく涙が溢れた。
こうして四谷ミコは霊が見えない普通の少女となった。
だがいつまた霊や妖怪たちが見える日が来るかも分からない。
だが彼女の心にはもう恐れはなかった。いつでも頼れるヒーローがいるのだから。
終わり
見える子ちゃんの動画コメントで「助けてぬ~べ~!」とあったので書きたくなって書きました。
このお話はぬ~べ~無印で6年生の女の子が幽霊が見えないのに嘘をついてましたが、ぬ~べ~に霊視能力がないことを見抜かれて悔しくなり訓練したら四谷ミコのように見えるようになってしまったと言う話がありまして、そこから参考にしました。
なので見える子ちゃん初期はぬ~べ~がいれば1話で終わる話だと考えましたので短編です!
皆さんが楽しめたら気軽に感想お願いします!