スーパーロボット大戦 とある蛇使い座の日記   作:破戒僧

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はい、皆様お待ちかねのお時間。

そして今回、ごく一部ですが台本形式?な部分がありますのでご了解ください。
いやほら、Vプレイ済みの人ならわかるかもですけど、しゃべる人が多すぎるシーンがあるので…

では、どうぞ。


第96話 スーパーフルボッコタイム

 

 

 合図など、必要なかった。

 

「お、愚か者共め! 私は調律者だぞ! この世界の―――」

 

「お前は、もう……」

 

「口を、開くな!!」

 

 スカルハートとフルクロスを駆り、キンケドゥとトビアが左右から追い込んでヒステリカを切り刻む。

 傷だらけになって動けなくなったところを蹴り飛ばし、距離ができたところに、それぞれが放ったピーコックスマッシャーが直撃してハチの巣にした。

 

 その傷も即座に修復するエンブリヲだが、何かを言う前に今度は、最高速度で飛び込んできたアキトのブラックサレナが、ディストーションアタックで激突してくる。

 そのままヒステリカを轢ね飛ばし、縦横無尽に変則的な軌道で何度も激突。ハンドカノンも放って反撃も回避もさせずに打ち据える。

 

「もう、二度と……俺とユリカは、引き離されん……!」

 

 まるで交通事故検証用のダミー人形のように、関節があらぬ方向に曲がり、ボロボロになって空間に放り出されたヒステリカを、とどめとばかりにその拳で打ち抜いた。

 

 胴体に開いた大きな風穴がふさがるよりも早く、今度は、澄んだ緑色の光をまとったユニコーンガンダムと、赤い光を炎のように纏ったゼータが突撃して来る。

 

「お前みたいな、人を人とも思わない奴がいるから……」

 

「戦争で、大切なものを失って……心を壊す人が生まれるんだ!」

 

 サイコフレームの光をまとった拳が叩きつけられて機体が跳ね上がり……その直後に、ウェイブライダーに変形したゼータが激突して、胸の風穴からヒステリカをバラバラに砕いて貫く。

 

「あんたに奪われた人の命を、人生を……何だと思ってるんだよ!」

 

 その残骸を、離れた位置から狙っていたジュドー。

 ダブルゼータのハイ・メガ・キャノンを最大出力で放ち、もはや残骸でしかなくなっていたヒステリカを蒸発させる。

 

 しかし、その状態からでもヒステリカは復活し……怒りそのままに剣を抜いて切りかかろうとして……しかしその瞬間、三日月と日輪を模したエネルギー弾が直撃、その場に縛り付けられる。

 

 そこに、ザンボット3とダイターン3の放った飛び蹴りが命中し、またしてもたちまち半壊までもっていかれるヒステリカ。

 

 さらに今度は、前後左右から怒涛のように襲い来るガンダム達。

 

 シンのデスティニーが斬りつけ、キラのストライクフリーダムと、アスランの∞ジャスティスが撃ち抜き……後ろに下がって逃げようとしたところに、背後から、ハサウェイの乗るΞガンダムのファンネルミサイルが直撃。

 

「お前の存在は、危険以前に……害悪そのものだ!」

 

「ここで駆逐する……対話は、必要ない!」

 

 抵抗する暇もなく振り回されるヒステリカを、アムロのνガンダムが放ったフィン・ファンネルが全方位から包囲して撃ち抜いていき、その隙間を縫うビームライフルの一射が胸に大穴を開ける。

 

 さらに、そのビームの嵐の中にトランザムで飛び込んだ刹那のクアンタ。

 目にもとまらぬ早業で、量子ジャンプも交えた死角皆無の連続攻撃を叩き込み、最後の一撃で機体を両断する。

 

「ダブル……動輪剣!」

 

 その後さらに復活したヒステリカは、2本の動輪剣を連結させて長大な刃を手にしたグレートマイトガインが向かってくるのを、『ディスコード・フェイザー』で迎撃しようとし……

 

「遅い! もう、お前には何もさせん!!」

 

 しかし、その準備が整う前に、視界の端に映った宗介のレーバテインが放った、破壊の意思がこれでもかと込められた、ラムダ・ドライバを全開にして放たれたエネルギー弾の暴威が直撃。

 あまりの衝撃と爆風に、洗濯機の中でかき回されているかのように空中で無様に踊り、

 

「正義の、力を……」

 

『今、ここに!』

 

 舞人とガインの、悪を許さない2つの意思が1つになった斬撃を受け、真っ二つになった。

 

「おのれぇええ! 私は……私は、調律者だ……この私の意思にどこまでも逆らいぐはあっ!?」

 

 復活と同時にさらなる破壊が襲う。

 

 その背後から直撃した、エヴァンゲリオン初号機の巨大な拳がヒステリカを殴り飛ばし……その直後、シンジの両目が赤い光を放つ。

 

「地球は……お前なんかの好きにはさせない!」

 

 一瞬にしてその姿を『疑似シン化』形態に変えた初号機は、右腕からATフィールドを応用して放った強烈な衝撃を放ち、追撃で目からレーザーのような光線を発射。

 その両方が直撃し、ヒステリカは粉微塵に粉砕された。

 

「隼人! 弁慶! いくぞ!」

 

「「おう!」」

 

 そこに真ゲッター1が、両の掌の間に、すさまじいエネルギーを収束させた光球を作り上げる。

 それはたちまち、巨体の真ゲッター1が担いで持つほどの巨大さとなり……それを竜馬は、エンブリヲめがけて勢いよく放り投げた。

 

「ストナァァアァァアサァァアァンシャイン!!」

 

 何一つ残さず全てを無に帰すほどの爆風の中にのまれたエンブリヲだが、それでもなお執念で機体を再生させる。

 ただひたすらに打ちのめされて破壊され、そのたびに復活して……しかし何もできずにまた倒される。その繰り返しが延々と続くこの屈辱に、エンブリヲは額に青筋を浮かべて怒りをあらわにしていた。

 

 しかしその眼前に……あろうことか、まだ収まっていない爆風の中を突っ切って……終焉をもたらす黒鉄の魔神が現れる。

 

 ヒステリカを頭からわしづかみにし、そこについた女神像を握り砕くマジンガーZERO。

 その胸の放熱板が、形容すら難しいレベルの暴力的な超高熱を帯び始め……次の瞬間、ほぼゼロ距離でヒステリカめがけて放たれる。

 

「くらえ……ファイナルブレストノヴァァァアァッ!!」

 

 逃げることも許されぬままに、赤い灼熱の光線が放たれる。

 宇宙のかなたまで色褪せずに飛んでいくほどの。凶悪どころではないそれの直撃をくらったヒステリカ。その首から下は、跡形もなく焼失していた。

 

 無残に焼け残った頭部は、真上に放り投げられ、牙のように割れたマジンガーZEROの口元から放たれたとどめのルストハリケーンで、塵になって消えていった。

 

「なぜだ……なぜ私が、調律者たる私がここまで何もできない!? こいつらの、これほどの力は一体どこから出てくる!?」

 

「それがわからないようじゃ……てめえは一生。猿山の大将にすぎねえよ!」

 

 そこに降り注ぐ無数のミサイル。

 『ヴァングネクス』が放ったそれは、復活したヒステリカの逃げ道をふさいで追い詰めていき、立て続けに撃ち込まれる電磁加速砲が痛打を叩き込む。

 

「先程から回復速度が徐々に遅くなっています。もうひと押しです、キャップ!」

 

「そりゃ朗報だ! よぉし……こいつで落ちろ、クズ野郎がっ!!」

 

 爆炎の中を突っ切って突撃したヴァングネクスが、ゼロ距離でヒステリカに陽電子砲『瞬雷』を発射。

 膨大なエネルギーの奔流の中で、装甲から何から消し飛ばされながらも、エンブリヲはまた再生を行い……しかしナインの言っていた通り、先ほどから徐々に直りが遅いのをはっきりと感じていた。

 

(ヒステリカから並行世界へのアクセスが途切れかけている! まずい、このままでは本当に限界が……復活のためのエネルギーが……)

 

 かつてないほどの危機に、この上ない屈辱を感じながらも、ここはどうにか離脱して引くべきかと考えたエンブリヲは、復活しながらそのルートを模索し……残り少ないエネルギーを集中させてブースターを一気に直す。

 それと同時に、目くらましに使うために、今自分が呼び出せる無人機を全て一度に呼び出し、壁にする。それらに『天駆』の目が向き、手がふさがっているうちに逃走を図る。

 

 が、それすらも事前に読まれていたことを、次の瞬間エンブリヲは思い知らされる。

 

「撃ち方、始めぇ!!」

 

「打ちー方ー、始めー!!」

 

 ヤマトの艦橋、沖田艦長と古代の号令で始まった集中砲火。

 ヤマトのみならず、ラーカイラムにネェル・アーガマ、エターナルにプトレマイオス、ナデシコCにトゥアハー・デ・ダナン、真ゲッタードラゴンそしてソーラーストレーガーに至るまで、『地球艦隊・天駆』の全艦がその砲火を浴びせて、エンブリヲもろとも無人機の軍団を粉砕していく。

 

「この期に及んで逃げられると思わないことね」

 

「本当に、どこまでも醜い男……人々の命をもてあそび、世界に混乱を巻き起こした罪は……」

 

「今、ここで、償ってもらいます!」

 

「償いようもないでしょうけどね、あんたごときの、一銭の価値もない命じゃあ!」

 

 スメラギが、ラクスが、テッサが、ミレーネルが立て続けに言い放つ。

 爆炎の中でもその声は聞こえていたのか……せっかく自分が花嫁にしてやろうと思っていた女達からの、侮蔑のこもった声を聴いて、エンブリヲは我を忘れるほどの屈辱と怒りに染まった。

 

「どこまでも、この私を……世界の創造者にして調律者を、愚弄するかあ!!」

 

 怒りのままに爆炎の中から飛び出し……さすがに視界が効かなかったせいで一瞬、天駆メンバーの反応が遅れる中、エンブリヲは最も近くにいた、トゥアハー・デ・ダナンめがけて飛ぶ。

 そして両肩を展開し、ディスコード・フェイザーで自分を否定した者達を、その破壊衝動のままに粉砕しようとし……

 

 しかしその瞬間、

 

「なるほどな、キモイ男というのは……こういうものか」

 

 ヒステリカの胸を……背後から、レナードの乗ったベリアルの手刀が貫いた。

 

「レナード!?」

 

「なっ……れ、レナード、貴様……なぜ……!?」

 

 エンブリヲと『地球艦隊・天駆』の戦いが始まるより、わずか前。

 宗介との一騎打ちの末に、敗北して墜落……戦線を離脱していた、レナートとベリアル。

 

 ミスリルの陸戦部隊に回収・拿捕を頼んでいた彼だが、完全に落ちてはいなかったらしい。

 

 それがしかし、なぜか今になってエンブリヲを裏切るような形で……不意打ちの一撃で、ダナンへの攻撃を阻止していた。

 

「もうわかってるんだろう、俺たちの負けだと……なら、最後くらいみっともない真似はよせ。……まったく、こんなのと同じようなことをしていたとはな……今更ながら、自分が嫌になるよ」

 

「れ……レナード、貴様ぁああぁぁあっ!!」

 

 直後、強引に胸からベリアルの手を強引に抜き取ると、振り向きざまにヒステリカは手に持った剣を一閃させ……ベリアルを深々と切り裂いた。

 

 既に半壊以上の状態になり、ラムダ・ドライバも最早ほとんど出力を保っていないベリアルに、その一撃を防ぐ術はない。

 完全に致命傷と言える傷を負ったベリアルは、そのまま、今度こそ力なく墜落していき……その真下に回り込んで受け止めた、ダナンの上に落下し、動かなくなった。

 

 そして、怒りで周りが見えなくなったエンブリヲに……この戦いの始まりの時と同じ、太陽を思わせる巨大な火球が直撃。

 まき散らされた爆炎が周囲の空間ごとヒステリカを焼き滅ぼす。

 

「あいつを認めるつもりはないが……本当にその通りだよな。ここにきて今更、逃げようとするわ八つ当たりに出るわ……一体どんだけ頭ン中無惨なんだよ、お前はさあ……えぇ!? エンブリヲ!!」

 

 その爆炎を切り裂いて現れた、ミツルの乗るヘリオースが、両手に持ったフルアクセルグレイブを目にもとまらぬ速さでふるい、ヒステリカを切り刻みながら弾き飛ばして追い詰めていく。

 6枚の次元力の光の翼が軌道を描き、それに沿って黒い機体が砕け散り、破片が飛び散っては消滅していく。

 

 腕を、脚を、翼を失い、攻撃も防御も移動もできなくなったヒステリカを、とどめに叩き込んだ蹴りで撃ち落とし、同時に『SPIGOT』から降り注がせた次元力の奔流に飲み込ませ……アルゼナルの地面にたたきつけた。

 

 そして、SPIGOTを変形・連結させ……眼前に巨大な1つのリングを作り出すと……ヘリオースは自身がそれをくぐって超加速しながら……

 

「地獄に……落ちろぉぉおおぉぉ!!」

 

 まるで炎のように揺らいで渦巻く膨大な次元力をまとって飛び蹴りを直撃させる。

 

 衝撃が体を貫いたその瞬間、エンブリヲは、目の前で星が輝いたかのような光を見た。

 続けて……ほんの一瞬の間に、いくつもの不思議な光景が目の裏に浮かんで消える。

 

 核兵器の爆発のような巨大なキノコ雲。

 

 流星が降り注ぎ、炎に包まれて滅びていくどこかの星。

 

 重なり合って軋む2つの銀河。

 

 列をなして歩き続け……しかし一瞬にして骨になる人々。

 

 闇空の向こうからこちらを見返してくる目。

 

 不気味にうごめき唸るドクロのような何か。

 

 空に向かって吠える巨大な怪物。

 

 羽ばたいて空に飛び立ったと同時に異形の骨になって朽ちる鳥。

 

 そして、空に大きく翼を広げて君臨する巨大な神。

 

 幾度も繰り返す……一瞬にしてエンブリヲが垣間見た『虚空の輪廻』。

 それが終わると同時に、エンブリヲの乗るヒステリカは、ヘリオースの蹴りの衝撃そのままに、『真実のアルゼナル』地面を砕いて、クレーターを、いや大穴を開けて、地中深くに叩き落とされていく。

 

 地面の下にある岩盤や、『真実のアルゼナル』の地下構造部分と思しきものも、まとめて全て砕いて壊し、下へ、さらに下へ。瓦礫と次元力の両方に砕かれ、削られるヒステリカ。

 ついには、アルゼナルのある浮島のようなそれごと粉砕し……それと同時にヘリオースは飛翔してその場を離脱。

 

 次の瞬間、ヘリオースがぱちん、と指を鳴らすと……叩き込まれていた次元力が、ヒステリカを中心に炸裂。

 旭光のようにまばゆく光る、虹色の光炎が、瓦礫となった『真実のアルゼナル』もろともに全てを消し飛ばした。

 

 その光が収まった時、またしてもヒステリカは再生していたが……その姿は最早、今迄のように『万全の状態』には程遠いものだった。

 今にも壊れて爆散してしまいそうなほどに、傷だらけで満身創痍。大破一歩手前と言っていい……もはや何もできないだろうと思える有様だったのだ。

 

 ついに『限界』が来た。その事実は、誰の目にも明らかだった。

 

 そして、そのヒステリカに注目していたがゆえに……ほんのわずかな間、ヘリオースの全身が黄金の輝きを放っていたことに……気づく物はいなかった。

 

「ば、馬鹿な……再生のためのエネルギーがもう……並行世界へのアクセスも……!? システムが、ことごとく機能しない……あ、ありえない……私は調律者だぞ、こんな、こんなところで終わるはずが……認められるか、こんな結末など……ぐああっ!?」

 

 そこに、アンジュのヴィルキスがビームライフルを打ち込む。

 

 ヒステリカの片腕が吹き飛び、その勢いでぐるぐると無様に回る。

 しかし……回復する様子は、もう、ない。

 

「とうとうこれで終わりみたいね、エンブリヲ!」

 

「あ……アンジュ、お前はッ……千年の果てに、私が選んでやったというのに!」

 

 この期に及んで同じように他人を見下すことしかできない、相互理解の『そ』の字もわかっていないエンブリヲに……戦局を黙って見守っていた、『地球艦隊・天駆』の女性陣の……ついに、堪忍袋の緒が切れた。

 

 

ヒルダ「最後の最後まで……」

 

サリア「上から目線で……」

 

サラマンディーネ「みっともない真似を晒してくれる!」

 

マオ「この自意識過剰の……」

 

リョーコ「カッコつけ野郎が!」

 

カトリーヌ「無駄に千年も生きといて……」

 

ジル「自分の醜さも悪辣さも……」

 

フェルト「命の大切さも人の意思の尊さも理解せず……」

 

ミレーネル「世界を自分の玩具としか思ってないような……」

 

渓「最低最悪の脳味噌お花畑野郎!」

 

さやか「あなたみたいな男には……!」

 

ルナマリア「誰かを愛する資格もなければ……」

 

ファ「愛される資格もない!」

 

ルー「そういうわけだから……」

 

エル「そのおかしな髪型を……」

 

かなめ「虫唾が走るキモイ笑顔を……」

 

マリーダ「二度と私達に見せるな!」

 

プル「あっち行けヘンタイ!」

 

プルツー「こっち見るなヘンタイ!」

 

ミサト「ゲロ以下の腐臭がプンプンするわね!」

 

アスカ「消えろサイテー男!」

 

マリ「さっさと爆発しなクズヤロー!」

 

レイ「さようなら」

 

ルリ「永遠に」

 

 

「貴様らあぁぁあっ!!」

 

 機関銃のような勢いで一斉に叩きつけられた罵詈雑言の嵐に、エンブリヲは再び怒りに我を忘れかけ……しかしそうなる前に、アンジュのヴィルキスが振り下ろした剣が、ヒステリカの体に深々と食い込んだ。

 

「あ、アンジュ……ッ……!? お前まで、私の愛をなぜ理解できんのだ!?」

 

「何が愛よ! キモい髪型でニヤニヤしてて、服のセンスもなくていつも斜に構えてる、恥知らずのナルシスト! 女の扱いも知らない、千年引きこもりの変態オヤジの遺伝子なんて……生理的に絶ッッ対無理!」

 

 心の底からの叫びと共に、アンジュは剣に流すエネルギーを最大にして、長大な光の大剣を作り出し……

 

「塵に還れぇぇぇぇぇッ!」

 

 思い切り縦一線に振りぬき……その機体を両断する。

 

 そしてとどめに、両肩から放ったディスコード・フェイザーを、炎を噴いてすでに崩れていくヒステリカに直撃させ……完膚なきまでに破壊。

 何一つ残さず、文字通り宇宙のチリにした。

 

 

 

「私を抱こうなんて、一千万年早いわぁぁあぁ――ッ!!」

 

 

 

「ぐあああぁあああぁあ―――っ!!」

 

 

 

 次元ごと全てを破壊する暴風は、エンブリヲの断末魔もろとも全てを飲み込み……全てが終わった宇宙空間に、静寂だけを残して吹き止んだ。

 

 

 

 

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