勇者にはなれない   作:高円寺南口

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55 ファントム・メナス

 その三日後――

 

 イリヤ暦1692年芽月(ジェルミナル)芽月31日、ガラテア王国の首都カトブレスにて、第三次東方遠征軍は決起した。

 時のイリヤ教団総主教ネフェル3世は、カノープス大聖堂にて、居並ぶ六人の王を前に訓示を述べる。

 

「……十年前の雪辱を果たすべく、かくして我等は再起する。アヴァロニアの六王よ、天命を全うせよ。今こそ我等の故郷であり、聖地たる約束の地を取り戻し、諸悪の枢軸たる魔王に神罰を下さん――」

 

 合図と共に、讃美歌が響く。そして総主教自ら、アヴァロニアの最高君主たるネウストリア王に聖剣を授ける。

 続いてネウストリア王から、騎士王へ聖剣が託される。第二十六代目騎士王ことロローナ・アナスタシア・ツェペシュは、聖剣を鞘から引き抜くと、跪く四人の王に向けて告げた。

 

「我等五人、必ずや使命を果たし、約束の地を取り戻すことをここに誓う」

 

 トランシルヴェスタ、ザクソン、アルル、アンブロワーズの王に、盾、マント、笏杖、指輪、首飾りが授けられる。

 一連の儀式を終えると、総主教ネフェル3世は聖座から徐に立ち上がる。

 

「ウェニ・サルウァトール(来たれませ、救世主)」

 

 古メテオラ語が聖堂内に響く。長い回廊に敷かれた赤絨毯の上を、一歩一歩踏みしめて歩くものが一人。

 奥から姿を現したのは、勇者だ。

 

 勇者ことクロノアは、守護師の前に進み出ると、恭しく膝をつく。

 ネフェルは階下に降り立つと、厳かにこう告げる。

 

「信じる者の心は、常に神と共にあります。汝が進む道に、聖霊の導きがあらんことを……」

 

 そして、クロノアに月桂冠が授けられる。

 それと同時、堂内に「ヴィーヴ・サルウァトール(救世主、万歳)!」の大合唱がこだまする。参列者から割れんばかりの拍手喝采が送られる。

 

 この日を境に、勇者は救世主となる。

 かくして、運命の歯車は回り始めた――

 

 

    *

 

 

「はああああ……私も見たかったなー、聖下の麗しきお姿……」

「無茶言うなよ。俺たち下々の者じゃ、聖堂に入ることすら許されんのだし」

「だとしてもさー……生きててこんなチャンス、もう二度とないんだし。遠巻きに見るくらいはしたかった……ぐぬぬ。もう少し背が高ければ……凱旋の時、一瞬だけ見えたって、ミィちゃんが言ってたから尚更悔しい……」

 

 机の上で項垂れているアツコサンを見て、カムイが苦笑を浮かべる。

 彼はやおら立ち上がると、俺の元に例のブツを差し出した。

 

「ほらよ、ニケ。首飾りに細工しといたぞ」

 

 受け取ったラピスラズリは蒼く透明な輝きを放っている。首元にぶら下げると、俺はホウとしてうなずいた。

 

「ちょっとチャラくないかな?」

「何の心配してんのよ」

 

 窓際で紅茶を啜っていたドロシーさんから、手厳しいご指導ご鞭撻を頂く。

 ションボリした顔をしていると、「テストしなくていいの?」と言われたので、言われるがまま、掌を空に向ける。

 

「ふぅ~~~~~~はあああああああ~~~~っっっっ!!!」

 

 すると、ボッと灯った炎が、にわかに激しく燃え盛り、明滅すると共に、赤から青へと色が変わっていく。

 

「フン、ぬらばっ!!」

 

 発生と共に、青白い輝きを放ち、元の安定を取り戻した。

 カムイとアツコサンが、「なんかようわからんけどすげえ……」という顔をして、ぱちぱちと拍手をする。

 

「超一流の炎の使い手は、赤ではなく青の炎を自在に操ると聞いたことはあるが……実際に見たのは初めてだよ。さすがだなニケ、さらりとやっちまうとは」

 

 フフンとしたり顔の俺だったが、「言うほどさらりとやってたかしら? なんか唸ってたし。意味あんのそれ?」と、ドロシーが間髪入れずに二回連続攻撃を繰り出してきた。

 

「バッカ、お前。気合いだよ気合い。魔術はこう見えて意外と、パッションが大事なんだよ。パッションだよパッション、わかる?」

「東洋然り西洋然り、そんな発想聞いたことないけど……」

「少なくとも、俺の師匠はそう言ってたんだよ」

「けったいな人に師事してたのねえ、貴方……」

 

 俺とドロシーのやり取りを見て、カムイとアツコサンが顔を見合わせて苦笑を浮かべる。

 

「それでどうなのよニケ、おニューの魔導具の感触は?」

 

 アツコサンが興味津々といった様子で、俺の顔を窺うので、俺は手元の炎とペンダントを交互に見た。

 ふむ……中々どうして。

 

「悪くない」

「要するに良いってことか」

「いや。薬師の世界にはプラシーボ効果って言葉もあるからな。魔導具もまた然り。しばらく使ってみないことには結論はでないが、とりあえずのファーストインプレッションとしては中々悪くないという所だ」

「素直に『良い』でよくない? まあいいけどさ……」

 

 口ではそう言いつつも、アツコサンの目は「面倒くせえなコイツ……彼氏にはしたくないタイプだわ」と言っていた。

 お楽しみいただけたかな? モテざる者の嗜みをね……

 

「実際、術式安定の効果はあると思うわよ」

 

 ドロシーが口を開いた。

 

「火属性の何が難しいって、一定の出力で安定して顕現させることなのよ。まして、顕現させる炎が高出力なら、難易度は数段跳ね上がる。普通青の炎を片手間で、しかも掌の上に収まる規模で安定させるなんて、できっこないわ。馬鹿でかいエネルギーを、コンパクトに収めるのって、素人が考えるより万倍難しいから。規模とか考えずにぶっ放す方がずっと簡単なの。そこの人はしれっとやってるけど」

 

 さらっと種明かしをされて、何ともいたたまれない気持ちになる。

 カムイが「……ニケ。頼むからそれ、慎重に取り扱ってくれよ……」と恐る恐る言う。

 

 わかってるって。炎はトモダチ、怖くない……

 

「大したモンねえ……ひょっとするとニケ、アイゼンルートの炎剣にも匹敵するんじゃない?」

 

 手元の炎を収束させると、ふとアツコサンがそんなことを口にする。

 

「炎剣? 誰それ?」

「知らないの? アイゼンルートの将軍の一人よ。アイゼンルートには黒魔法に精通した六人の魔術士がいて……炎・水・風・土・氷・雷それぞれの属性を極めたスペシャリストが皇帝の元に集っているの。通称、六芒星(アスタリスク)

 

 六芒星(アスタリスク)……アイゼンルート風に言うと、シュタンヒンか。

 舌噛みそうなネーミングだな……

 

「六芒星のうち、炎属性を背負って立つのが、炎剣のブレイズよ。皇帝クラウスがまだ一将校に過ぎなかった頃からの配下で、叩き上げの猛将として名声を博してる。何でも、侵掠すること火の如しを体現したような人で、彼に攻撃された陣地は、文字通り草の根一つ残らないらしいわ……」

 

 何だオッサンかよ、どうせ焼き尽くされるなら綺麗なお姉さんの方がずっといいと、少し残念な気持ちになったが、まあそれはどうでもいい。

 

 ちなみにアツコサンが詳しいのは、友人のミィちゃんがこういうの好きだからだそうな。

 こういうのがどういうのかは、推して測るべし。ちなみに俺もこういうの好き。

 

「さーて、ニケとどっちが強いのかしらねえ」

「まあ言うて剣でしょ剣。剣に頼ってるようなバカタレが魔術士名乗ってる時点で、個人的には業腹ですわ。ボコボコにしてやりますよ、そんなオッサン」

「おっ、大きく出たな~コノコノ~」

 

 アツコサンが俺の脇腹を小突く。

 まあそんな危ないオッサン、実際に会ったら速攻で逃げ出すけどな。火気取扱注意。火の用心、火の用心……

 

六芒星(アスタリスク)……」

「ん? どうしたんだいドロシー?」

 

 カムイの言葉に、ドロシーはハッとして頭を振った。

 

「あ、うん……ごめんなさい。何でもないわ」

 

 風薫り、花は咲き、空は抜けるように青い。

 もらうべきモノももらったので、頃合いと思い、俺は席を立つ。

 

「それじゃ、カムイ……そろそろ旅立つよ。ホントにお代はいいのか?」

「構わんさ。君にはいろいろ世話になったからな」

 

 世話になったのはむしろ俺の方な気がするのだが、彼の好意を無下にする訳にもいくまい。アツコサンが抱いている赤ん坊のプックルを見て、俺は言った。

 

「わかったよ。じゃあそこのガキんちょがもう少し大人になった時、また顔でも見せに来るさ。その時はぜひ、ニケ先生の大冒険譚を聞かせてやるからな……」

 

 赤ん坊のほっぺたに指を伸ばすと、合点承知の助。

 プックルは顔をぷるぷると震わせた後、大声で泣き始めた。

 

「どこまで嫌われてんのよアンタ……」

 

 ドロシーの一言に、アツコサンとカムイが笑い声を零す。

 

 やれやれ、これは敵意ではなく畏怖だと何回言えばわかるのかね……強大すぎる力を、赤子でも耐えられるよう抑えこむのも楽ではないのだ……フッ。

 

 外に出ると、ポチョムキンが準備万端、待ちくたびれたぜ旦那と言わんばかりに「ヒヒーン!」と高らかに嘶いた。

 どうどう……やはりお前だけだ。同じものを見て、聞くことのできる真の仲間は。

 

「ありがとなカムイ。ポチョムキンの世話……助かったよ」

「いやいや、聞き分けの良い子で全く手が掛からなかったよ。本当に良い馬持ってるよなニケ……あ、そういや結局、ダーク・ヘッジスを抜ける道を選んだんだって?」

「私はスピカ荒原を一気に駆け抜けた方が楽だって、散々言ったのよ。それをこの人が聞かないから」

 

 カムイの言葉に、ドロシーが不満タラタラで返す。

 

「尋常にジャンケン勝負した結果、無様に敗北したお前が悪い」

「にしてもさあ……あんな陰気くさい場所、うろつきたくないんだけど。ジメジメしてて、不潔そうだし」

「なるほど。俺には相性の良さそうな場所だ。友達になれそうな気がする」

「……。万一エルフにでも出くわしたら、面倒なことになるんじゃない?」

「大丈夫だ。気配を察せられない能力には自信があるから」

「その果てしなく後ろ向きな自信はどうかと思うけど……」

 

 ドロシーは無言のまま、両肩をすくめた。アツコサンが苦笑を浮かべる。

 

「あそこは磁場が狂ってて、コンパスがまるで役に立たない場所とは聞くわ。深入りしたら最後、二度と出られないって……だから、みんな遭難を恐れて近づかないのよ」

 

 ゆえに、通称樹海か。

 出口があるだけまだマシだろう。本当に恐ろしいのは、出口のない迷路を、出口があると信じて彷徨い続けることだから。たとえば俺の人生とかな。

 

「それゆえ、貴重な薬草や鉱物の宝庫だって言う人もたくさんいるけどね。人の手が全く入っていないから、太古の生態系が維持されているらしい」

「……まさかとは思うけど、ニケ。それ狙ってるんじゃないでしょうね」

「どうかな……」

 

 「ウェヒヒヒ」と気味の悪い笑いを漏らして、俺はポチョムキンにまたがる。

 一方ドロシーはその場で仁王立ちしたまま微動だにしないので、「はて?」と俺は疑問符を頭に浮かべる。

 

「あっ……足が短いから、馬に乗れないのか」

「違うわよ! 前に乗ろうか後ろに乗ろうか、悩んでただけよ!」

 

 ムキーと地団駄を踏んで、ドロシーが怒濤の声量で反撃してきた。そんなに怒らなくてもいいだろうに……

 

 しかし、抱きしめるか、抱きしめられるかの二者択一か……相手が妙齢の麗しき貴婦人ならば迷うことなく「後ろにお乗りくださいませ」とエスコートするところだが、此度の相手は洗濯板。むしろ押しつけられて痛いまである。ならば前乗りか?

 手綱を握らなければ馬を走らせられないが、手綱を握ったままではお前を抱きしめられないというダブルスタンダードも克服できるしな……

 

「後ろでいいんじゃない? カムイ、ドロシーちゃん手伝ってあげて」

 

 そうこう悩んでるうちに、後ろ乗りが決定していた。洗濯板……

 

「なんか不服そうな顔してない?」

「いや。滅相もござらんよ」

 

 後顧の憂いは断ち切れたのか断ち切れてないのか判然としないところではあるが、お後もよろしいようなので、ここらで旅立つこととした。

 別れの挨拶。

 

「それじゃ、ニケ。元気でな。東方から帰ってきたら、また顔見せに来てくれよ」

「ドロシーちゃんも元気でね! プックルが大きくなったら、ぜひ会いにきてあげて」

 

 アツコサンがプックルの小さな右腕をつかんで、バイバイと手を振らせる。プックルはドロシーを見てにこりと笑い、俺と目が合った瞬間真顔になった。

 最後の最後まで、可愛げのない小僧ですね……

 

「それじゃ、バイバーイ!!」

 

 

    *

 

 

 同日同時刻、ノルカ・ソルカ、イカルガ鉱山――

 

「自害した形跡あり……あー、こりゃダメだ。実験失敗なのだ」

「おかしなこともあるものね……ケダモノに落ちてもなお、理性が残っていたのかしら。良心の呵責というやつ?」

「それはあり得んのだ。今回のおクスリは、前回の反省を活かして、戦闘本能が大幅に増幅するよう設計したのだ。理性ぶっ飛びのガンギマリ仕様なのだ」

「ならばこの、釈然としない結果は何?」

「……たぶん、第三者がいた」

 

 その言葉に、対面する人物が、開いていた扇子をパチリと閉じた。

 

「あり得ないわ。霊絡が残っていない」

「偽装に消滅……それなりの手練れなら、自身の霊絡を消すことなど造作もない。おそらく、その人物はコレが変異体だと見抜いていたのだ。事態の異常性を察して、足がつくことを恐れ、自らの痕跡を徹底的に抹消したのだ……用心深い人物ではありんしょう」

「だとしても、どうやって変異体を始末したの? 貴方だってわかってるでしょう――こんな殺し方、殺す側も変異体でないとできないわ。それも、この出来損ないを遙かに上回る、上位互換じゃないとね」

 

 沈黙が流れる。確かにそのとおりだった。

 変異体を操り、自害しろと命令するなど、この失敗作より強力な魔眼の持ち主でなければできない芸当だ。こんな贋作ではなく、純正の魔族に近いそれ……

 

「アルバ・ユリアの時より賢くやりなんしと言うのが、御上の命令でござんしたが……中々上手くいかないモンなのだ」

「騎士王の報告書には、発見したときには既に事切れていたとあったけれど」

 

 手渡された報告書に、彼女は目を通す。

 イカルガ鉱山を獲得した後、現地の魔物を駆逐。その後鉱山を占拠した山賊に対し、ギルドを介して討伐隊を派遣。掃討に成功。安全を確保したのち、第一次発掘隊に命じて採掘を再開する手筈……

 

「嘘は言ってない。んが、以上でも以下でもない。そんな報告書に見えるのだ」

「どういう意味?」

「……こんなこともあろうかと、わっちは事前に探りを入れていたのだ」

「口を割らせたの間違いじゃなくて?」

「そこはどうでもいいのだ。姉上は細かいのだ……どうも騎士王が勝手に派遣した討伐隊のメンバーは、腕のある二名の魔術士で構成されていたようで」

「名は?」

「ドロシー・オルコットと、ニケ・サモトラ」

 

 刹那、対面する人物の瞳孔が見開いた。

 

「一方は勇者の仲間になるはずだったが、寸前で姿をくらませたネウストリアじゃ有名な魔術士。もう一方は、等級こそ二等級でありんすが、無名……ただし、わっちや姉上なら、よく存じ上げている人物」

「ええ」

 

 対面する人物は、こぼれた不敵な笑みをごまかすかのように、扇子を開いて口元を隠した。

 

「その二人なら、こんな出来損ない、始末するのも容易だったはずだわ。その後の手際の良さも、おのずと納得がいく……」

「問題は、どちらが変異体だったのかという点に尽きるでありんすが……どうするのだ?」

「そんなの決まってるじゃない、コウメイ」

 

 しゃがんだままの妹の方へ向き直り、もう一方の人物ことチュウタツが言った。

 

「二人の身辺を徹底的に洗い出してちょうだい。然るのち、手を下す」

「一方は連れ帰り、一方は始末する――それでよろしいんで?」

「それが私たち異端審問官の仕事でしょう? これ以上の失態を許してくれるほど、ネフェル様は寛容ではない。今の暗部に必要なのは、誠意ではなく成果」

「へいへい……姉上は、仕事となるとこえーのだ……これじゃ中々結婚できないのだ……」

「何か言った?」

「何も言ってないのだ」

 

 コウメイが立ち上がり、出口の方へ向かう。

 チュウタツは扇子を閉じ、パチンと指を鳴らした。すると、腐乱した人狼と山賊の遺体が燃え始め、火の粉が爆ぜた。

 

「ふふふ。また会えるわね……ニケさん」

 

 

   *

 

 

 同日夕刻、ガラテア王国首都カトブレス、カノープス大聖堂。暁星の間。

 

 ステンドグラスから夕闇の光が射し込む。

 すでに夜は近く、身廊へと延びる淡く儚い茜色の光は、天から示された希望の道筋のようにも、天へと続く一縷の望みのようにも映った。

 

 静かな空間だ。

 

 昼間の喧騒が泡沫の夢のようにさえ思える。

 はるか昔、中世の時代に描かれた天井のフレスコ画の聖人たちを除けば、この空間には二人しかいないことが、その印象を際立たせていた。

 

「ロローナ。近くにおいで」

「はい」

 

 ネフェル3世が進み出て、ロローナを強く抱きしめる。まぶたを閉じると、その長い睫毛が美しく映えた。

 

「長かった。十年の雌伏を経て、今こそ私の願いは成就される……わかっていますね、ロローナ。貴方はどうして選ばれたのか……そして、何のために生まれたのか」

「もちろんです」

 

 目が合う。

 ロローナはその場に跪くと、ネフェル3世の右手にキスをした。

 

「全ては、聖下の御心のままに」

 

 そう誓った彼女の右目は強膜の部分が黒く、虹彩の部分が真紅に染まっていた。

 夜空に浮かぶ真紅の月のようなその輝きを見て、ネフェル3世は慇懃にうなずく。

 

「愛しき子よ。自らの信じるところに従いなさい……それでこそ、()()()()()()()()です」

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