まちカド心儀 〜心儀のもう一つの物語〜 作:strawberrycake
ある平行世界ではエトワリアに召喚された心儀が、別の平行世界でも何かに出会う…!?
そんなようなお話だったりします。
という事で、早速第1話をご覧ください!
第1話 目が覚めたら・・・
私の名は白河 心儀(しらかわ しんぎ)
一人称に「わたし」をよく使うが、こう見えてもごく普通の社会人男性だ。
なんか出だしがデジャヴな感じがすると思った方は、ある案件のチームの仲間がプログラムのコードを誤って全消去してしまう騒動が起こらなかった世界と思ってくれたら分かりやすいだろう。
って、少々メタ発言になってたな・・・話を戻そう。
そして、プログラマーとして自信をつけた私は、プログラマーやSEの案件を求めて関東で仕事をこなしていた。
自分のしたい仕事ができていて仕事仲間も多く、とても充実している毎日を過ごしていた。
不可思議な出来事が起きるあの日までは・・・
☆ ☆ ☆
その日はプログラムが無事完成した打ち上げで京王八王子駅周辺の居酒屋で職場のみんなと楽しくワイワイと話していた。
私は普段あまりお酒を飲まない人であるが、その時は会社の付き合いということもあってビールを頼んでみんなで乾杯した。
だが、これがいけなかった・・・
打ち上げ終了後、京王八王子駅から新宿行きの特急列車に乗ったが、普段酒を飲まないこともあって酔いに酔った私は、なんとか電車の中で座れたのをいいことに、「終点が新宿だから・・・」と安心しきって電車の中で寝てしまった・・・
☆ ☆ ☆
??「…ん…終…ですよ…?」
駅員「お客さん、終点ですよ!!」
心儀「はっ…!! も、もう
駅員「
心儀「えええええっ?!!(滝汗)」
気がつくと、新宿じゃない駅に居ました…
心儀「す、すみません!! すぐ降ります!!!」
慌てて電車から駅のホームへ降りると、なんだか変な感覚がした。
なんていったらいいんだろう…空間が少しだけふわふわしたような感覚がする…
どこの駅に居るのかを駅名標を確認したら「
あれっ、聖蹟桜ヶ丘駅って特急の終着点だったっけ…?
それに、途中駅が終点というのも妙だ…聖蹟桜ヶ丘行きの電車なんて聞いた事がないぞ…?
まあいいや…終電で動けない以上はもうしょうがない…駅前で漫喫とか泊まれる所を探すか…
と思って改札を出て駅周辺を歩いてみるものの・・・
・・・聖蹟桜ヶ丘駅周辺、全然漫喫とか泊まれる場所ないやん…()
しかも駅前を散策するうちに、違う方面に向かう最終列車も全て出ちゃってるし…
・・・まあ、なんとかするしかないか・・・
☆ ☆ ☆
酔ったまま何気なく夜道を歩いていたら商店街らしき場所があったものの、やはりというか漫喫か宿屋といった店はなく、夜遅いから全てのシャッターが下りていた。
ああ、もうだめ・・・心なしかすっげぇ眠たくなってきた・・・
あっ、あそこに公園がある・・・
とりあえず、今日はここ(公園のベンチ)で寝て、また明日の朝にでもゆっくり考えることにするかぁ・・・
おやすみすたーすりーぴんぐ………
……………
………………………
………………………………
………………………zZZ………………………
☆ ☆ ☆
『…優………』
『…子よ……覚……なさ……』
『…目覚めなさい………ってあれ…???』
『…おかしい……余とした事が入る者の夢を間違えるとは…』
『…あってはならぬことだが……とりあえず仕切りなおしてこの夢から脱出を…』
ん…?
あれ…??
なんだ………???
夜なのに誰か公園に居る…?????
???『目を覚ましてしまっただと…!!?』
心儀『こんな夜中になにごとですかぁ…?』(ボーッ……)
???『ってこやつ、寝ぼけておる……!?』
心儀『寝ぼけるも何も、今何時だと思ってるんだ…?』(←まだ酒で酔ってる)
???『こんなところで寝ているおぬしもどうかとおもうが…(汗)』
☆ ☆ ☆
心儀『なるほど…それで間違えて私のこの夢に潜ってきてしまったと…』
???『うむ…普通なら入る者の夢など間違えることはないが、おぬしはあまりにも我が子孫の優子と勘違いしやすいほど魔力的な波長がよく似ておる。』
心儀『でも、私はごく普通の一般人であり社会人ですよ…?』
???『と思うであろう…? しかし、驚く事に我が子孫、優子とほとんど区別がつかないほどである…入る人の夢を間違えてしまったのも、姿を見る寸前まで違う者の波長とは気がつかなかったほどだ。」
心儀『そ、そんなに…ですか…?(汗)』
???『うむ。 とはいえ、不覚にも闇の一族の秘密が知られてしまった以上、このまま引き下がるわけにはいかないが…』
心儀『う…』
???『ここまで優子と魔力的な波長が似ている者と邂逅したのも何かの縁…ここは一つ交渉をしてみようと思うが…どうだ…?』
心儀『交渉…?』
???『見たところ、おぬしは現在行くアテが無さそうに見えるが…』
心儀『ギグッ…わ、分かるんですか!?(アセアセ)』
???『余は伊達に何千年もの時を生きてはいない…そのぐらいは何となくでも分かる。 もしかして違う世界の者ではないか…?』
心儀『ば、バレテル!?(滝汗)』
???『図星のようだな…』
心儀『うぅ…ただ、元の世界では聖蹟桜ヶ丘から少し離れた新宿という場所から少し離れた場所に私の住む場所があるので、この世界でもその場所へ行ってみる価値は…』
???『ん…? ここはせいいき桜ヶ丘だぞ…?』
心儀『あれっ、違ってた!? なんかごめんなさい(汗)』
???『いや謝らなくてもいいぞ…?』
心儀「は、はい!(汗)」
???『新宿…行くなとは言わないが、行かないことをすすめるぞ…?』
心儀『な、なんでですか…?』
???『それはな………
☆ ☆ ☆
気がつくと朝になっていた。
うわぁ…酔ってベンチで寝ちゃってたのか…私とした事がカッコ悪すぎて笑えないな…
こんな事ならもう酒はほどほどにして飲みすぎないようにしよ…(汗)
って…な、何ここ…!!?
周りが絵のような空間になってる…??!!!(アセアセ)
絵のベンチには今現在普通に座っているから座標点軸的には3次元だと思われるが、無理矢理立体化した絵の中に3次元チックな私が存在するのはめちゃくちゃ違和感あるし何より落ち着かない…(汗)
とはいえ行くアテはないから、とりあえず新宿の方に行ってみるか…
ん…待てよ……確か夢の中で………………
???『新宿…行くなとは言わないが、行かないことをすすめるぞ…?』
ツノが生えたまぞく(?)に警告されていた気もしなくはないが、例の約束は明日の日曜日に起きるようだし、今日ぐらいは行っても大丈夫かな…?
しかし、この決断が少々後悔する事になるとは、この時の私は思いもしなかった………
はい、という事で、いかがだったでしょうか…?
月曜日に連載開始させるつもりが、まさかの1話目の投稿が少しだけ火曜日に入ってしまいました…(アセアセ)
いつまで続くかは分かりませんが、ある程度話の展開アイデアは浮かんでいるので、思いつくままに書き進めてみようと思います!
目指すは2期開始までに原作1〜2巻分の内容完結!
とはいえ、初回からごせん像ことリリスさんとの会話が長くなりすぎていきなり途中で割愛する事態になってしまったけどね…(苦笑)
って、あ…???の正体ナチュラルに言っちゃったぢゃん!(汗)
(※まちカドまぞくファンには既にバレてる筈です)
という事で、割愛した部分の会話はまたどこかで出てくる予定なので、2話以降もお楽しみに!!(笑)
(※笑って誤魔化したよこの人←)