まちカド心儀 〜心儀のもう一つの物語〜 作:strawberrycake
まちカド心儀2丁目 ミニアニメ⑥
心儀「ここがしおんちゃんのラボかぁ〜」
しおん「そうだよ〜 心儀さんは初めてだよね!」
心儀「うん、なんか興味をそそるようなものがたっくさ〜んあるね!(棒)」
しおん「私のラボを気に入ってくれて嬉しいな〜♪」
しおん「あっ、そうだ! もしよかったらちょっとした人体実験に付き合ってもらってもいいかな〜?」
心儀「人体実験!? それって大丈夫なヤツなんだろうね!!? 言っとくけど私、違う世界の人間なんだからね!?」
しおん「このミニアニメはパラレルワールド的な存在だし、もし何かあっても何かのお約束がなんとかしてくれるよきっと!←」
心儀「全然信用できないんだけど…(汗) 一体何をしようとしているの?」
しおん「心儀さんにシャミ子ちゃんの尻尾モドキを移植して(ry」
心儀「ま、ままま待った!! それ私も一生優子ちゃんと同類になるパターンだよね!!?」
しおん「実験だし効果は2日ほどで切れるから大丈夫だよ〜 じゃあ早速移植実験を始めるね〜♪」
心儀「おい待て同意書は!?」
心儀(しまった! この人に倫理は通用しないんだった!!)
心儀(どうなっちゃうの!? ねぇ、どうなっちゃうの私!!? ><)
SiNGi CARD! 次回に続く!!
という事で久々まぞくです。
お盆休みになって少し時間ができたので、久々に更新してみました!
本当は優子ちゃんが自分自身の夢に潜ってある者と遭遇する展開まで書こうとしたものの、思いつきでサラサラと書いたことでキャラが自由に動きすぎて九千字もいってしまったので、分けることにしました。
時間軸が日中から夜辺りになっている事に加え、前回の展開から本家の流れに持っていくとこをメインにちょくちょくオリ展(オリ台詞)を入れているものの、それ以外は基本的に本家の流れに沿うだけの今回となっています。
次回以降は大きく物語が動く予定なので、もう暫くお待ちください…!
喫茶あすらのバイトが終わり、店じまいが済むまでの間の待ち時間を利用して私は桃さんに頼まれていた夕飯の材料をスーパーで購入してきた。
そして店じまいが終わったらあすら組の2人も一緒にばんだ壮に向かう事になるのだが、先の成り行きが不安な私と優子ちゃんは今、休憩室でヒソヒソと作戦会議をしている。
(喫茶あすら 休憩室)
シャミ子「(ばんだ壮に桃とミカンさんが住んでいる事が知られたらしばかれるような気がします)」
心儀「(こうなったら私が先に行って桃さんやミカンさんに事情を伝えてなんとかするしかないかな…)」
シャミ子「(果たしてそれでうまくいくのでしょうか…)」
心儀「(なんとかうまくやってみるよ)」
シャミ子「(わ、分かりました…!)」
心儀「(優子ちゃんも、向かう途中であの2人から魔法少女に関する話題を振られてもなんとか誤魔化せそう?)」
シャミ子「(なんとか頑張ってみます…!)」
リコ「優子はんケーキはんどうしたん? なんやらコソコソ話なんかして」(休憩室に入ってきて)
心儀「あっ、えっと、今日の夕食は何にしようって話してただけです!()」
シャミ子「はい!(汗)」
リコ「そんならコソコソと話さんでもええよ? うちに何か手伝える事あるかもしれへんし」
心儀「わ、分かりました! ありがとうございます!(棒)」
白澤店長「優子くん、ケーキくん。 店じまいが終わったから早速向かうことにしようか」
シャミ子「は、はい!」
心儀「あっ、えっと急に用事を思い出しちゃった〜(棒)」
シャミ子「!?」
シャミ子(心儀さん、ワザとっぽいです…)
白澤店長「なに、急に用事なのかい?」
リコ「そない慌ててどうしたん?」
心儀「ちょっと先に向かわないといけない用事がありましてぇ〜 優子ちゃん、なんとか案内できそう?」
シャミ子「商店街から家までの道なので、なんとか…」
心儀「じゃああとはよろしく〜 それでは〜」(タタタっと去っていき)
優子ちゃんを残しちゃったのは申し訳ないけど、あまり過度な運動をさせない為にもなんとか頑張ってくれ優子ちゃん…!!
☆ ☆ ☆
夕飯の材料を桃さんに渡した後、これまでの経緯を桃さんとミカンさんに説明した。
桃「なるほど。それで今からケーキさんとシャミ子が見つけたまぞくが一緒にやってくるんだね」
心儀「そう。でも本来は魔法少女に横流しをするなって言われているから、実は両隣に魔法少女が住んでいるって事はバレないようにして欲しいなって…(汗)」
原作では後日に偶然ばんだ壮であすら組と桃さんが遭遇する展開はあるけど、優子ちゃん救出フラグを折ってしまっているから、これ以上変わった展開にならないようにここは慎重に物事を運ばなくてはな…
ミカン「でも、条件として『悪意ある魔法少女』って事だったなら、悪意なければなんとかなるんじゃないかしら?」
桃「少なくとも私とミカンは温厚派の魔法少女だから、うまく交渉すればなんとかなりそうな気もするけど」
心儀「いや、悪意の有り無しは喫茶あすらのまぞくの判断基準にもよると思うから、今は魔法少女に守られているとリコちゃん達にバレないようにしないと…!」
??『うちらがどうかしたん? ケーキはん』(玄関の方から扉越しに)
心儀「リ゛ゴぢゃ゛ん゛!?」
い、いつの間に到着してたの!!?(アセアセ)
リコ『そもそも優子はんの両隣に巫女はんが住んではること、さっきのヒソヒソ話聞いて知ってたで〜? うちの耳を舐めたらアカンよ〜?』(玄関の扉越しにry)
心儀「うちの耳……あ゛っ!!」
ミカン「さっきから叫んで何かしら?(汗)」
桃「大声出すと隣に声筒抜けるよ?」
すっかり忘れてた…リコちゃんは聴覚がヒトの数十倍やないか〜!!
(※原作4巻35ページ参照)
(ばんだ壮 201号室前)
シャミ子「あわわわわわわ…」
白澤店長「リコくん、今の話は本当なのかね?」
リコ「ホンマよ〜 さっき優子はんとケーキはんのヒソヒソ話を聞いてたの〜」
白澤店長「優子くん、そうなのかい?」
シャミ子「…………本当です、隠していてごめんなさいでした…(心儀さん、もう無理ですごめんなさい…)」
白澤店長「両隣に用心棒の魔法少女が住んでいるなんて聞いてないぞ! 逃げるぞリコ君!」
リコ「うち逃げるって言葉嫌いやわ」
白澤店長「ならば回れ右前進だ!」
シャミ子「て、店長さん!? 落ち着いてください!!」(アセアセ)
白澤店長「続けー!」(2階廊下からダイブ)
リコ「嫌や~」
シャミ子「なんぞぉ〜!!?」
☆ ☆ ☆
そんなこんなで、私の知らないところでしっかりと世界の修正力が働いていたのでした。
なお、会話を知ってて何故敢えて黙っていたのかとリコちゃんに聞いたら、『優子はんとケーキはんが何か面白い企みしてたから泳がせておいた方が面白そうやな〜と考えたの』とのことで…必死になってばんだ壮までダッシュした私の努力を返してぇ?(自業自得)
白澤店長「という事で急に押しかけてすまないね」
良子「気にしないで。お姉たち、ずっと桜さんの行方を追っていたから…有益な情報が得られたら嬉しいことだと思うし」
清子「すみません…アニマル系のお客様は初めてで…お口に合えばいいのですが」(野菜を出して)
白澤店長「ああお母様ですか。雑食なのでお構いなく」
リコ「うちはおいなりさんとかでええよ。酢抜きのやつな〜」
白澤店長「リコ君やめたまえ!」
白澤店長「少し話が逸れてしまったね。つまり、優子くんと魔法少女の君たちは桜殿のことを知りたいと、そういう事なんだね?」
桃「千代田桜は私の義理の姉で、ここ数ヶ月の間ずっと姉の行方を追っているんです」
ミカン「でも、私たちでどれだけ探してもこれ以上手がかりは見つからないから、こうして街にいる他のまぞくを見つけて情報を得ようとしているのよ」
白澤店長「うーむ…まさか桜殿が行方不明だったとは」
リコ「うちのことも危ない巫女から救ってくれて安全な多魔市まで連れてきてくれはったのに、ほんまに心配やな…」
リコ「マスター、ここは情報共有して協力してあげたい思うんやけど、ええやろか?」
心儀「え、いいんですか!?(演技)」
白澤店長「君たち、特に桃くんが桜殿の義理の妹というなら、話してもいいだろう」
リコ「それにうちらには人とは違う感覚器があるから、桃はんミカンはんが悪い巫女はんやないことを感じ取れるの」
リコ「せやからさっきもケーキはんと優子はんが何か企んでたのも、聴覚以外の感覚でも分かったの」
心儀・シャミ子「うっ!(汗)」
白澤店長「リコくぅん! 余計なことまで言うのはよしたまえ!」
心儀「さっきはしゅみませんでちた…(しおしお)」
ミカン「結果的にそれほど心配する必要はなかったわね(苦笑)」
桃「もし失敗しても、その時は物理でなんとかするから大丈夫だったと思う←」
シャミ子「もんも!? ちゃんと会話で話し合いましょう!?」
心儀「これ以上シャレにならん物騒なボケはやめてくれ!!?」
ミカン(←聞き飽きるほど聞いた発言に呆れすぎてツッコむ気力さえ無くなっている)
リコ「マスター、ホンマに桜はんのこと喋ってもええやろうか?←」
白澤店長「桃くん以外の者がボケだと感じているその心情を信じることにしよう(桜殿の義理の妹でもあるし)」
☆ ☆ ☆
白澤店長「では、桜殿のことについて、僕達が分かる範囲で話すとしよう」
良子「今から桜さんの話をするの?」
シャミ子「良…!」
リコ「せやで〜?」
良子「桃さん、ミカンさん。桜さんの話、良も聞いていていい?」
良子「お姉のこと手伝うって言ったし、自由研究も家と町のことを調べてるから役に立つと思う」
桃「うん。ぜひ」
ミカン「もちろんよ!」
良子「よかった! それなら良、横でまとめてるね」(パワポを使いこなし)
桃「もうちょっとシンプルでいいよ」
ミカン「熱心なのね…!(汗)」
良子ちゃん、この調子だと例え私の仕事の業務を教えたとしてもそつなくこなしそうだな…(汗)
白澤店長「桜殿とは僕も数回しか直接会ったことがない。最後に会ったのは10年前のクリスマスだ」
シャミ子「あっ。10年前…」
白澤店長「喫茶店の開店直前だったので時期も確かなはずだ。当時僕はこの町に来てまもなく桜殿のあっせんで働く準備をしていた」
白澤店長「喫茶店の開店準備中、桜殿がひょっこり顔を出した」
☆ ☆ ☆
(10年前)
桜『やっほー。玄関のすぎこしの結界、バージョンアップしたよ!!』
白澤店長『桜殿…何から何までお世話になって』
桜『ああ、今から天災みたいなのが来るから2~3日戸締まりしておいて! 外出もしないで!』
白澤店長『うん?』
桜『あとね。この子雇ってよ。料理作りたいらしいよ』
リコ『よろしゅう…』
白澤店長『えっ、この子誰!? 天災って何!?』
桜『ごめーん。急いでるからまた今度』
☆ ☆ ☆
白澤店長「その時押しつけられたのがリコ君だ。これが僕らが最後に桜さんを見たときのことだ」
リコ「うちの料理、食べに来てくれへんかった。約束したのに…」
ミカン「天災…もしかしたら綺麗さっぱりぶっ壊れていた私の家族の工場跡地とも何か関係してそうね」
心儀「確かにあれも9〜10年前くらいだったよね」
桃「もしかしたら手がかりの点が線になるかもしれない。他に何か手がかりはありますか?」
白澤店長「他の手がかりと言われても…僕たちが知っているのはこれぐらいだが…」
リコ「桜はんどこにおるんやろ? コアは動いて逃げるから捜すのも難儀やなぁ」
桃「えっ? 動く!? コアを見たことあるんですか?」
リコ「うちの出身地では魂魄って呼ばれてたの。この町に来る前見たことがあるわ」
リコ「うちが見たコアは子ザルさんとチョウチョやったの」
リコ「どっちも味方の巫女はんに抱えられて逃げていったわ」
白澤店長「…リコ君ここに来る前何してたの?」
桃「コアは以前私が見たものは水晶状で動きませんでした」
リコ「ふ~ん」
桃「動物形態もあるのか」
ミカン「コアはその人の心の形によるから、様々な形態があってもおかしくはなさそうね」
リリス「ちょっと余にも喋らせてくれ!」
リリス「桃はコアを動かないものとして捜していた」
リリス「そこの女狐の情報だとコアは動いて逃げる動物系もある。つまり捜し方を変えて聞き込めば新しい情報が出るかもしれんぞ!」
ミカン「探すアテが一つ増えたわね」
白澤店長「さて、次第に空が夜へと近づいていることだし、僕たちもそろそろおいとましようかリコくん」
リコ「これはどれ押すと遊べるん?」
シャミ子「赤いボタンを押してからキャラの名前を選ぶんですよ」
白澤店長「リコ君! 親睦を深めるのは今度にしたまえ!!」
リコ「どのぼうけんのしょが消してええやつ?」
シャミ子「えっと。2番なら」
『ぼうけんのしょのにばんはきえてしまいました!』
心儀「リコちゃんは、今夜はお泊まりでもするつもりなのかな…?(汗)」
時間軸変わってもブレないな、リコちゃん…(苦笑)
白澤店長「そ、それでだね優子くん…都合のいい話だがよければまたウチで働いてくれないだろうか?」
シャミ子「はい。喜んで」
桃「………」
シャミ子「知り合いを増やしたらいい手がかりも見つかるかもしれないし」
白澤店長「ありがとう優子君。 時にサイドからすごい心配そうな気配を感じるのだが…」
シャミ子「気にしないでください! 私と桃は共闘してるけど宿敵なんです。 多分私が最近心儀さんなしで活動することも多いので心配しているんです」
シャミ子「あと最近は心儀さんと共に色んな手がかりを見つけているから主導権を握られそうで嫌なのもあるかもしれません!」
桃「まあケーキさんが不在の時に魔力が下がるという心配はあるけど、ケーキさん不在の時にシャミ子一人でバイトさせるのはどこか不安だったりするから、賛成はできないかな」
シャミ子「何で!? 今日も1日バイトとして接客を頑張ってたのに!?」
リコ「ケーキはんが昔喫茶店で働いていた経験と知識で優子はんを助ける場面が多々あったなぁ〜」
白澤店長「リコくぅん!?」
心儀「まあ、確かにそうではあったけど、優子ちゃんは優子ちゃんでホールの仕事を頑張っていたよ?」
本家では優子ちゃん一人でホールを切り盛りしているから、もっと自信持って欲しいところではあるけどなぁ…
健忘のデバフさえ付かなければね(苦笑)
桃「なるほど…」
ミカン「桃、もう少しシャミ子を信じてあげるのはどうかしら? 実際に心儀さんがずっと不在だった時もシャミ子は頑張っていたと思うし…」
桃「確かにそうだけど…これ以上シャミ子を大変なことには巻き込みたくはないかな…」
優子ちゃん健忘フラグを回避したから桃さんがそれほどムキになってはないとはいえ、世界の修正力さんが頑張ってる…(苦笑)
白澤店長「桃くんは優子くんの事が心配なんだね」
白澤店長「うーむ…無理強いはしないが、とりあえず検討だけでもしてくれれば。お近づきのしるしにお土産を」
シャミ子「わざわざすみません」
シャミ子「あ! たまさくらちゃんだ!!」
白澤店長「知っているのかね?」
シャミ子「桃が大好きなんです。ねっ? 桃」
桃「す…好きではないです。生活に差し障る程度に気になるだけで」
白澤店長「なるほど大分お好きなようだな!」
白澤店長「実はたまさくらちゃんは僕がデザインをしたのだよ」
シャミ子「マスターがたまさくらちゃんの生みの親!?」
心儀「おおっ!?(棒)」
白澤店長「こんなところにファンがいるなんて…いや〜嬉しいな!」
白澤店長「桃くん! 僕は君とも仲良くやっていきたい! あと優子くんにシフトをいっぱい入れたい!! 今度会った時は限定グッズをたくさんあげよう!」
心儀「無理強いしないんじゃなかったんですか!?」
原作通りの台詞とはいえ、無理強いしないって原作にない台詞を言った後だったから思わずツッコんじゃったわ(汗)
桃「…っ! 結構です」
白澤店長「Tシャツ! うちわ!」
桃「結構です」
白澤店長「テレホンカード!」
桃「今どきテレカって…結構です」
白澤店長「サイン付きテレホンカード!!」
桃「…………」
白澤「直筆サイン&チェキ券付きテレホンカード」
桃「………ありがとうございます…」
シャミ子「桃が折れた」
ミカン「単純ね…」
心儀「欲望には勝てなかったね(汗)」
シャミ子「でもどうしてそんなにたまさくらちゃんが好きなんですか?」
桃「それは…」
桃「たまさくらちゃんが…お姉ちゃんに似てたから」
シャミ子「桜さんに?」
シャミ子「うぅ…千代田桜さんが分からなくなってきた…」
白澤店長「似てたかなぁ?」
桃「顔が似てるんじゃなくて! パーツとか色合いが似てるの!! 変身した時とか!!」
桃「あれはもしかして姉がモデルだったりするんですか?」
白澤店長「いや…違う。僕は桜殿の変身姿を見たことが無いからね」
白澤店長「たまさくらちゃんのモデルは僕が見た妖精さんだ」
白澤店長「喫茶店が開店した日、夜間に買い物に行ったんだ。ショッピングセンターマルマまでね」
白澤店長「そうすると神秘的な雰囲気の猫が走って行った。紅白の変わった首輪をしてね。雪なのに足跡はなく歩いた道に花びらが散っていた」
白澤店長「猫は僕を見ると一礼して隣の建物の壁に溶けるように消えていった」
白澤店長「そのあとお店は大繁盛! 僕はあのネコを見た人を幸せにする妖精さんだと思っている!!」
良子「あっ」
白澤店長「だからその姿をゆるキャラ募集のモチーフとして…」
良子「バクさんもう一回! 今の話もう一回して!」(白澤店長の鼻むんず)
白澤店長「ピィィィィィエッ!!!」
シャミ子「良!? お客様の鼻を搾るのは…!!」
良子「だってバクさんとっても大切なこと言ってる!」
良子「ネコさんを見たのは何年前の何月何日!?」
白澤店長「ぶがぶが…」
良子「あっごめんなさい」
良子「えっと…開店記念日は10年前の12月28日…」
良子「まとめる! バクさんいわく桜さんに最後に会ったのが12月25日。ネコさんを見るまで三日しか間がないよね?」
良子「狐さんいわくコアは動物の形で動く。それに普通のネコは壁に溶けないし花びらも出さないし」
良子「だから…良いわく…そのネコさんが桜さんのコアかもしれない!」
良子「紅白首輪のネコさんの目撃情報を探せばいいんじゃないかな?」
ミカン「良ちゃん、頼りになるわね!」
良子「これ良の自由研究町の地図。ネコさんはどこを通ってどこの壁に消えたの?」
リコ「うわ~もふもふや〜♪♪」(桃の髪飾りを触りながら)
白澤店長「ええと…ショッピングセンターマルマ前の噴水広場を通って向かいの建物…」
良子「マルマのお向かいの建物は…せいいき記念病院!」
シャミ子「あっ。ここ…私が小さい頃入院していた病院です」
桃「…!! シャミ子! 10年前猫を見た記憶は?」
シャミ子「すみません、全然覚えてないです!」
桃「うん…だいぶ前だしね。とりあえずせいいき記念病院に電話して…」
清子「優子はネコを見ているはずです。」
桃「えっ!?」
清子「私…病院で優子がネコさんの話をしていたのを覚えています」
桃「お母様にお茶を!」
シャミ子「座布団も出します!」
リコ「おいなりさん一緒に食べる?」
清子「この家私がホストなのでお構いなく…」
清子「あのころの優子は治療を頑張っていました。ある日、目を覚ました優子が私に言ったんです」
優子『おかあさん、へやに白ネコさんがきました』
優子『ネコさんとお話したの』
優子『でも…いなくなっちゃった…』
清子「当時の優子は呼吸器に問題があったので、のらネコが入り込んだら大変ということで…看護師さんと病院中を捜しました」
清子「でも…ネコの痕跡はどこにも見つからなかったんです」
白澤店長「優子君の夢だったのではないか? 動物が喋るなんてありえないよ!」
リコ「マスターあかんよ。鏡見るんや」
清子「時期は…良子の臨月だったので、10年前の年末です」
良子「バクさんの目撃情報の直後だね!」
リリス「それがシャミ子の夢じゃなければだが」
リリス「10年前シャミ子は桜コア(仮)と接触していた」
シャミ子「えっ?」
リリス「しかも何かしらの話をしていた可能性がある」
シャミ子「だあぁ!!」(桃にツノむんずされ)
桃「シャミ子ネコとトークした記憶はある!?」
シャミ子「そんな面白い経験は覚えてないです~!」
桃「思い出して! 頑張って思い出して!! ひねり出して!!」
シャミ子「つのハンドルやめて~!!」
白澤店長「記憶というものはふとしたキッカケがない限りは思い出すことはあるまい。無理だけはよくないだろう」
リコ「それより、もう夜遅なったから、そろそろ帰らないといけないの〜」
良子「あっ、良ずっと起きてた…早く寝ないと寝ない子お化けに襲われちゃう!」
清子「良、今日は皆さんの為に知恵を働かせてくれましたから、頑張りに免じて寝ない子お化けはまだ出てこないと思いますよ〜」
良子「それならよかった!」
清子「とはいえ、夜が更け始めた頃ですし、そろそろお開きにしてもらえるとお母さん有り難いな〜」
白澤店長「つい長居してすまなかったね。では僕たちも今度こそおいとましよう、リコくん」
リコ「うちもう眠いから、今日はここで泊まっていってもええか〜?」
白澤店長「リコくぅん!! いい加減にしなさい!!!」
心儀「いい加減といえば、自分の多魔市引き寄せ効果もいい加減にそろそろ切れたりしないかな…?」
リリス「おおーっと! すっかり魔力の流れを見るのを忘れてたな! 早速…って、もう光り始めているぞ?」
心儀「えっ、いつの間に時間切れになってる!?」(自身が光り始めているのに驚き)
リリス「やはり、今日訪れる場所で魔力が含まれた料理を食べれば、アンバランスな魔力の流れが元に戻る予言に間違えなかったみたいだな」
桃・ミカン「えっ、予言!?」
心儀「まさかリコちゃんの魔力入り料理にそんな効力があったとは…!」
リコ「うちの料理がケーキはんの役に立てて嬉しいわぁ〜」
シャミ子「無事、元の世界に戻れそうでよかったです!」
白澤店長「うむ、これがケーキくんの能力というのかね」
心儀「まあ…元々決まった時間しかこの世界に留まれない、別の世界の住民なので…(苦笑)」
桃「リリスさん、その予言の話について詳しく聞かせてくれますか!」
リリス「気持ちは分かるが落ち着け桃、ケーキを見送ってからゆっくり話す」
ミカン「心儀さんも大変ね…(汗)」
良子「桜さんのことに詳しいまぞくを連れてきてくれてありがとう! 良、感謝してる!」
清子「心儀さんも遅くまでありがとうございました」
心儀「こ、こちらこそ! 優子ちゃんも頑張ってましたから…!」
心儀「では元の世界に…戻る時間…な…ので……これにて………失礼しまs………(ポワン!)」
ミカン「さて、心儀さんを見送ったところで、ご先祖様から予言の事について詳しく聞きましょうか」
シャミ子「ご先祖! いつの間に予言なんて出来るようになってたんですか!?」
リリス「話すと長くなるが、落ち着いて聞いてくれ」
良子「良も気になるけど、そろそろ寝なきゃ!」
清子「まだまだ話が続きそうなら、続きは桃さんかミカンさんの部屋でお願いしますね〜」
一同「はーい」
桃「続きは私の部屋に移動してからにしよう」
ミカン「そうね」
シャミ子「まだまだ眠れなさそう…(汗)」
『頑張れシャミ子!! ご先祖の予言の話は割愛されるほど長くなりそうだぞ!』
という事で、最後は心儀の現代帰還とリリスの新たな能力がバレる展開で締めました。
これ以上長くなるのもあれなので、リリスさんがみんなに能力の話をするシーンは読者の想像に任せる事で割愛しました。
優子ちゃんの夢の話を交えたリリスさんの「予言」の能力が桃ちゃんとミカンちゃんに知れ渡った事で、今後は「予言」の能力が多く活用されるかも…?
どうする心儀? 困惑ルートまっしぐら??←
ただ、本家のいづも先生のスタイルと同じく要素を活かすも殺すもキャラ次第でいくので、執筆する中でキャラがどう動いていくかを見守りつつ続きを少しずつ執筆していこうと思います。
今回はここまで!
次回もお楽しみに!