まちカド心儀 〜心儀のもう一つの物語〜   作:strawberrycake

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まちカド心儀2丁目 ミニアニメ⑧

心儀(真顔で様子見)

リコくんの幻術で変身しちゃおうコーナー

リコ「ウチの幻術で化けちゃおうのコーナー♪」

リコ・シャミ子「わ〜!」(拍手)

心儀「ちょっとこれ、ミニアニメでやる必要ある?(汗)」

リコ「なにゆーてんねんケーキはん。ぬるぬる動くアニメやからこそ幻術を見せる意義があるもんよ〜」

シャミ子「そうですよ心儀さん! 今後の戦いの為の研究にもなりそうですし!」

心儀「優子ちゃんはただ魔法っぽい光景を見たいだけだよね?←」

シャミ子「そうとも言えます!(ドヤッ)←」

心儀「優子ちゃんらしいや(笑) それで、どんな変身をするの?」

リコ「戦の基本といえば敵を知ることやさかい。せやから今日は桃はんと優子はんの変身フォームになったるで〜!」

心儀「なるほど!(それはそれで見てみたいかも←)」

シャミ子「宿敵のフォームも!? 是非見せて、見せてください!!」

心儀「桃さんが好きなんだね、優子ちゃん←」

シャミ子「なっ!? これはあくまで宿敵を研究するという意味でだぞ!!」

リコ「優子はんホンマ分かりやすいな〜 ほな早速化けるで〜!」

シャミ子「お願いします!!」

心儀「…!!(ドキドキ)」

(ボンッ/リコがフレッシュピーチの衣装になる)

リコ「フレッシュピーチ 幻術バージョンの巻〜」

心儀「おお…!!」

シャミ子「す、凄い、ここの部分とかここの部分とか、完全にホンモノです!!」

リコ「ウチの幻術をなめたらあかんで〜 この幻術で幾度も多くの巫女はんを騙してきたわ〜!」

心儀「ちなみに、フレッシュピーチハートシャワーも打てたり…?」

シャミ子「!! 見たい見たい!!! 今すぐ見たい!!!!!(キラキラ)」

リコ「残念やけど、騙せるのは外観だけで技まではコピーできんのやわ」

シャミ子「ですよねー…(しなしな尻尾)」

心儀「キツネはあくまでも化ける専門って感じなのか(汗)」

リコ「まあそこは仕方ないで〜」

リコ「ほな、次は優子はんの変身フォームいくでー?」

シャミ子「…!!」

心儀「ど、どうぞ…!」

(ボンッ/リコが危機管理フォームの衣装になる)

リコ「これがウチの幻術や!」

心儀「す、凄い!! リコちゃんめっちゃ似合う!!!」

リコ「いざ化けてみると、意外と露出多いんやな〜(少し照れて)」

シャミ子「こ、これ…」

心儀「ん、どうしたの優子ちゃん?」

シャミ子「これが普段側から見た危機管理フォームなんですか!!?(顔真っ赤)」

心儀「優子ちゃん、落ち着いて!!(アセアセ)」

リコ「せやけど、動きやすさはあると思うで〜?」

シャミ子「早急に緊急リテイクをごせんぞにお願いしてきます!!(涙)」

心儀「普段、鏡とかで確認したことなかったのか〜…(苦笑)」

リコ「優子はんオモロいわ〜」

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という事で、小説執筆ではまたまたお久しぶりのまぞく…もといケーキことstrawberrycakeです。

仕事の転職、そして一人暮らし開始に伴う基盤固めなどで忙しく、更新までに約半年以上もあいてしまいましたが、なんとか更新できました…!

いづも先生と同じく不定期更新になりつつある本作ですが、先の展開は思いついているので少しずつ書き進めていこうと思います。


本家の最新話見ましたが、まさか例のアイツがまた現れるとは予想外でしたね…

あの子、本家ではアレなので本作では地味にいい感じの役回りにしてあげようかなと考えているものの、なかなか手強そうですね(汗)


という話はさておき、前置きが長くなりましたが第21話をご覧ください!




第21話 10年前の秘密! 思い出は花びらの形

 

(前回までのあらすじ)

 

ひょんなことから優子ちゃんと共に優子ちゃん自身の幼い記憶に潜る事になった私こと心儀は、本家通りに千代田桜さん(声)と遭遇しました。

(※但し優子ちゃんは当然ながら気がついていない)

 

 

?『君たちが見つけたその杖であいつらをやっつけちゃおうよ!』

 

シャミ子「ど、どうやって…?」

 

?『この空間は君のフィールドなんだし、おとーさんの杖をいい感じに変形できると思うよ』

 

?『もうなんでも倒せそうな完璧で究極のチート武器を想像してみて? 君にならきっとできるよ!』

 

心儀「優子ちゃん、できそう…?」

 

シャミ子「なんとか頑張ってみます…!!」

 

心儀「よしっ、頑張れ優子ちゃん…!」

 

シャミ子「はっ…でもさっきのかなしばりの杖でMP使い切ってしまった気がします…」

 

?『大丈夫! 大丈夫! MPなんか消費したりしないから!』

 

?『君が初めてその杖を変形させた時のように、フォークをでっかくしちゃうイメージで、ずるい武器って叫んでみてよ!』

 

 

シャミ子「わ…分かりました…!」

 

シャミ子「ず…ずるい武器~!!」

 

(フォークが巨大化して)

 

シャミ子「お…重い…」

 

心儀「2〜3人は必要なほどの重さだな…(汗)」(フォーク先端を持って支えて)

 

(波動で金縛り中の嫌な思い出達が全滅する)

 

 

『説明しよう。ずるい武器とは、夢の中限定で何でも倒せるずるい武器である』

 

 

心儀「とはいえ、威力は凄いな…!!」

 

 

?『なかなかやるじゃん!』

 

シャミ子「ありがとうございます」

 

心儀「!?」

 

 

い、いつの間に未形成状態の桜さんが目の前に…!!

 

 

シャミ子「あなたは…えっと…」

 

心儀「リリスさんがさっき言ってた事から推測できない?」

 

シャミ子「ごせんぞが? えっと…」

 

シャミ子「さては通りすがりのメレンゲの思い出ですね!」

 

心儀「やっぱダメか(汗)」

 

?『違う違う。思い出じゃないよ! あとメレンゲでもない』

 

?『でもそっちの君は私が誰だか分かっていそうだね!』

 

心儀「え、ええ、まあ…」

 

シャミ子「誰なんですか!?」

 

心儀「もしかすると、私たちが探している人、千代田桜さんじゃないかって思うのですが…」

 

桜(メレンゲ状態)『ご名答! その通り、私は優子ちゃんの記憶に潜む、魔法少女の千代田桜なのだ〜♪』

 

桜(メレンゲ状態)『妹の桃ちゃんがお世話になってま〜す』

 

シャミ子.o(封印されしお父さんへ…)

 

シャミ子「え………ええええええええええ!!!!!」

 

シャミ子.o(なんかとっても大事な人に助けていただきました)

 

心儀「やっと気がついたんだ…(苦笑)」

 

桜(メレンゲ状態)『ほんとはこんな場所に来られないんだけど、今は優子ちゃんの記憶を媒介に無理矢理浮上してるんだ』

 

シャミ子「やりました! お使い大成功です!! コアの情報を探したら本物が飛び出してくるなんて!」

 

シャミ子「桃もきっと喜びます! 早速ここから脱出しましょう! …って、この姿で桃と再開させたら、千代田桜さんって分からないような…」

 

桜(メレンゲ状態)『それなんだけど、本来の見た目でお話したいから少し協力してくれるかな?』

 

シャミ子「がってん! それで私は何をすればいいんですか?」

 

桜(メレンゲ状態)『ちょっと集中してみて』

 

シャミ子「集中…ですか?」

 

桜(メレンゲ状態)『そう! 杖を構えて、私を人の形に変形させようと念じてくれればいいよ!』

 

心儀「つまり、ここは元々優子ちゃん自身の夢の中だから、やろうと思えば本人の意思で自在に夢の中身を塗り替える事ができるという事か…!」

 

桜(メレンゲ状態)『まさにそれそれ!! 理解が早くて助かるよ!』

 

シャミ子「それなら私にも出来そうです! やってみます!」

 

シャミ子(杖を構えて)

 

シャミ子「ふぬぬ…!!」

 

シャミ子「ふぬぬぬぬ……!!」

 

心儀「頑張って、優子ちゃん…!」

 

桜(メレンゲ状態)『ほらいける。いけるよ。いけると思い込め!』

 

シャミ子「ふんぬらば~!!」

 

 

メレンゲがみるみるうちに桜さんの姿になっていく…!!

 

 

桜「よーし形成OK! ご協力ありがとう!」

 

桜「10年のブランクを経て、あなたの町のかけつけ一本おまもり桜!」

 

桜「魔法少女千代田桜、ただいま見参!」

 

シャミ子「やりました…!!」

 

桜「それじゃあ、お近づきの印に、握手握手」

 

シャミ子「あ、はい…!」(咄嗟に握手して)

 

 

千代田桜さん…原作のコマで見た以上にリアリティあるアニメ映像の姿は本当に美しいな…!(魅了され)

 

 

桜「ほら、そっちの君も握手握手!」

 

心儀「えっ、私もいいんですか…?」

 

桜「もちろん!」

 

心儀「そ、それならお言葉に甘えて…!」

 

 

まさか、私にまで握手してくれるとは…!

 

記憶的な存在のはずなのに桜さんの優しい手の温もりを感じる…私と桜さんが触れ合う様子はアニメ合成的な光景なのに驚きだ…!!

 

 

桜「いつも優子ちゃんを見守ってくれてありがとう!」

 

心儀「い、いえ…優子ちゃんのご先祖様との約束なので当然ですよ(照)」

 

シャミ子「それにしても、どうして桜さんがこんなところを彷徨っていたんでしょうか?」

 

桜「やっぱり気になるー?」

 

シャミ子「なります! なります! 私、気になります!!」

 

心儀「どっかで聞いたことあるセリフだな!?←」

 

 

どこかの古◯部のあの子みたいになっているけど、グイグイ行くのは優子ちゃんらしいや。

 

 

桜「どこから説明しようかな? 今の私は一言で言うには難しい立場にいるのだよ」

 

シャミ子「そんなにややこしい話なんですか!?」

 

桜「そうなんだよ!」

 

桜「今の私の姿はね、優子ちゃんの記憶の蜃気楼みたいなもので、体感であと1時間もしたら消えてなくなっちゃうんだ」

 

シャミ子「えっ、消えてなくなる!!?(汗)」

 

心儀「でも蜃気楼の割には、さっきの握手で普通に手の温もりを感じましたけど…」

 

 

原作通りの台詞とはいえ、さっきの不思議な体験の件があるからつい突っ込んでしまう…

 

 

桜「それについてはあくまで蜃気楼みたいってだけで、実は私のk…」

 

シャミ子「消えないでください!! 消えたらダメです!!! そんな事したら桃が悲しみます!!!!!」

 

桜「待って! 待って! 落ち着くのだ!!」(クイッ!)

 

シャミ子「うわあああ、ツノハンドル!!」

 

桜「あんまり固まってないからわちゃわちゃされるとすぐに消えちゃう!!」

 

シャミ子「す…すみません! 消えないで!!」

 

心儀「とりあえず、落ち着いて桜さんの話を聞いてみよう?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ ☆ ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桃「シャミ子を助ける方法を考えるよ」

 

リリス「しかし…」

 

桃「ここで悪夢の中にシャミ子を放置したら、私今後あの子の顔をまともに見られなくなると思う。それは…嫌だから」

 

ミカン「うん」

 

リリス「余だけで捜すとそれこそ数日がかりだ。 封印中の今の余にはピンポイントのナビしかできぬ」

 

桃「古代の封印を解けばいいのか。 生き血を出せばいける? 何ガロンくらい?」

 

リリス「待て待て待て待て待て!! 棒はやめよ!!!」

 

ミカン「早まらないで桃~!!」(呪い発動)

 

リリス「若造1人の生き血で古代の封印の全解除は無理だ! 別な方法を考えるぞ!」

 

桃「別の方法?」

 

リリス「迷子のシャミ子を早く見つけるには夢の中で動ける探索役が必要だ」

 

リリス「半端なノイズじゃ余が見失わないくらい魔力が強い奴がいい」

 

リリス「そして…魂のチャンネルがシャミ子と親族レベルで近くないと安定して送り込めぬ」

 

リリス「適任としてシャミ子と魔力の流れがほぼ同じのケーキが居るが、あいにくシャミ子と一緒に夢に潜らせてしまったからな…」

 

ミカン「いざという時の為に心儀さんを待機させておいた方が良かったかしら?」

 

リリス「こればかりは結果論だ。 シャミ子1人では不安といった事であっただろう?」

 

ミカン「それもそうね…」

 

桃「親族で魔力が強い…」

 

桃「あっ、ひらめいた!」

 

ミカン「桃?」

 

桃「シャミ子と魂のチャンネルが近い…つまり、ケーキさんみたいにシャミ子と魔力の流れが同じになるような状況を作り出せばいいんですよね?」

 

リリス「確かにそうであるが、闇のものでもない限りそんな事など到底できぬぞ」

 

桃「それなら私がシャミ子の眷属になる」

 

リリス「なぬっ!?」

 

ミカン「桃!? あなた本気なの!!?」

 

桃「本気だよ。 それでシャミ子が救えるのなら、例え命を落とす事になっても構わない」

 

メタ子「時…時ではない時ではない時ではない!!」(必死に桃に戯れる)

 

桃「メタ子? 急にどうしたの?」

 

リリス「恐らくではあるが、桃の事を心配しているのであろう。 なんとなくではあるが、眷属となる事で取り返しのつかない事になると余も思うぞ」

 

ミカン「そうよ! 桃、命は大事にして!!」(また呪い発動)

 

メタ子「時は来た!!」(リリスを睨む)

 

リリス「なんで睨まれてるのだ!?」

 

リリス「それに、シャミ子を助けたい気持ちは分かるが、一度闇落ちすると恐らくもう二度と魔法少女に戻れなくなってしまうぞ?」

 

桃「一時的に…というのはやはり無理なんですね?」

 

リリス「一時的な眷属契約なぞ試した事がないからな…実績が無い」

 

リリス「それに、例え一時的に眷属になれたとしても、何らかの後遺症が起こるような予感がするのだ」

 

ミカン「後遺症!?」

 

桃「もしかして、悪い未来を予知しているという事なのかな?」

 

リリス「勘が鋭いな…そうだ、少し前から余が使えるようになった未来予知によるものであるが、経験不足なのか後遺症の詳細までは掴むことができぬ…」

 

桃「やっぱり、身内に危険が迫った時にしか使えない能力なのか…」

 

ミカン「桃、可哀想ではあるけど、ここはシャミ子の帰還を長い目で見て待った方が無難じゃないかしら?」

 

桃「気遣いありがとう、ミカン。 でも私の覚悟はもうできてる」

 

桃「例えどんな目に遭おうとも、シャミ子を救うために私は闇堕ちする!」

 

桃「リリスさん、お願い!!」

 

ミカン「桃!!」

 

リリス「……うむ、覚悟はできているのだな? ならば今から眷属になる為の準備を開始する」

 

桃「これでシャミ子を助けにいける…!」(闇落ちが始まり)

 

ミカン「桃……こうなると流石にあの小倉さんでもどうしようもなさそうだし、万事休すね…」

 

???「いや、あるよ!」

 

ミカン「小倉さん!?」

 

リリス「なぬっ!?」

 

桃「えっ…!!?」(闇堕ちしかけて元に戻り)

 

しおん「一時的に眷属にする方法、あるよ!」

 

リリス「小倉、いつの間に!?」

 

しおん「なんとなく千代田さんがピンチになる予感がしてね〜? でもなんとか間に合ってよかったよ〜」

 

桃「とはいえ小倉さん、普通に不法侵入だよね?」

 

しおん「それより、一時的に眷属にする方法、知りたくな〜い?」

 

桃「…………よろしくお願いします」

 

ミカン.o(桃…不法侵入よりも知りたい欲の方が上回ったのね…)

 

しおん「それじゃあ、私のラボに移動するよ〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ ☆ ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桜「つまり、私のコアは優子ちゃんの中に埋め込まれているのだ」

 

桜「だから、こうして私は記憶という形で実体化できているのだよ!」

 

シャミ子「なるほどですね! 私の中に…」

 

シャミ子「うん…? 何ですと~!?」

 

桜「あんまり大きい声出すと消えちゃう!!」

 

シャミ子「どどどどういうことですか!?」

 

桜「え~っと…どうやって説明すれば分かるかな?」

 

桜「今は君の脳を借りて喋っているから複雑な説明ができないんだ」

 

シャミ子「は…はあ」

 

心儀「つまり、そこはあくまでも優子ちゃんの記憶に準ずるという事なんですね?」

 

桜「そうそう! 心儀さんは理解が早いから助かるよ!」

 

心儀「ど、どうも…(照)」

 

 

n回目かもしれないけど、原作基準でこの後に何が起きるかを知っているなんて口が裂けても言えないからね…(汗)

 

 

桜「一応、君たちは魔力共有の関係でもあるから、うまくやれば心儀さんの語彙レベルで説明できなくもないけど…」

 

桜「優子ちゃんにとっては言葉で説明するより、感覚で吸収した方が飲み込みが早いかも!」

 

桜「とりあえず10年前の記憶探し、続行しよう!」

 

シャミ子「へっ!」

 

桜「せっかくだから、優子ちゃん自身の力の使い方を練習してみようよ」

 

シャミ子「ま…待って! 私まだ納得してないです。 コアを埋め込むとは!?」

 

桜「さあ切り替えて集中集中!!」

 

シャミ子「ムリですっ!」

 

桜「大丈夫だよ。 落ち着いて」

 

シャミ子「はあ…」

 

桜「はい。 前を向いて杖を構えて。 自分の記憶を探ってみて!」

 

シャミ子「うぅ…」

 

桜「目は閉じているけれど、頭の中でもう一つの目を開いてる感じ」

 

桜「集中して束ねた意識の先端から、記憶の池に水滴を落とすイメージ」

 

桜「あとは、バアッといってガーンと見つける!」

 

シャミ子「後半何を言ってるのか分からないです…」

 

桜「スッときたら、バアッといってガーンだよ!!」

 

シャミ子「はあ…」

 

心儀「まるで関西人の道案内みたいだ…(苦笑)」

 

桜「あくまでもイメージが大事だからね! それを無理矢理言葉にすると擬音語になっちゃう!←」

 

 

 

 

 

 

シャミ子(集中…! 集中集中…!!)

 

桜「もしかして、優子ちゃんと一緒に10年前の記憶に飛べるか不安になってる?」

 

心儀「えっ!? わ、分かるんですか!?」

 

桜「魔力共有があるからかな? なんとなくだけど分かっちゃったよ!」

 

桜「こうして優子ちゃんと一緒にこの空間に来れているから、問題なく飛べるんじゃないかな? 魔力共有の事もあるし!」

 

心儀「そ、そうですよね…! なんか自分だけ変な風に考えててすみません!(汗)」

 

桜「謝る事じゃないよー! 心儀さん、面白いね?」

 

心儀「あ、どうも…(照)」

 

桜「話は変わるけど、優子ちゃんは10年前、清子さんが思っているより弱っていたんだ」

 

桜「魂は呪いのせいで構造が弱ってスカスカで、私がやった処置なんて気休めだった」

 

桜「コアになって猫の姿を保つ魔力もほとんどなくなった時、思い浮かんだのが君のこと…」

 

(急に足元が崩れて)

 

シャミ子・心儀「うわあぁ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ ☆ ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(しおんラボにて)

 

しおん「こうする事によって、精神だけを一時的に闇堕ちする事ができるんだよ〜!」

 

リリス「そんな方法が…しかし本当にできるのか?」

 

しおん「実証したことはないけど、私が調べた事が正しければ上手く行くはずだよ〜!」

 

リリス「でも、必ずうまくいくわけではないのか…」

 

ミカン「桃、ご先祖様も言ってた通り失敗したら取り返しのつかない事になると思うけど、それでも大丈夫?」

 

桃「確かに一か八かだけど、みんなの協力があれば何とかなるかもしれない」

 

ミカン「もし戻れなかったらそのあとは…」

 

桃「分かってる」

 

桃(シャミ子の手を取り)

 

桃「姉のコアを見つけて取り戻したいとか、そのために町を守るとか、今だって諦めていないけど…」

 

桃「でもそれより大事にしたいものができたから、やれるだけやってみる!」

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ ☆ ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(場所移動して)

 

シャミ子「ぐえっ!!」 心儀「イテッ!!」

 

シャミ子「こ…ここは…」

 

桜「多分成功だよ!! やればできるじゃん!」

 

心儀「という事は、ここは優子ちゃんの10年前の記憶…」

 

シャミ子「あっ、私の名前があります!」

 

桜「この部屋の中に、私が説明しようとしていた答えがあるよ!」

 

心儀「早速中を覗いてみよう!」

 

シャミ子「はい!」

 

シャミ子「お邪魔します…」

 

桜(コア)『優子ちゃん…妹の分まで呪いを背負った優しい子』

 

桜(コア)『この町には当面、災いは来ないだろう。だから…私のコアを君に託す』

 

桜(コア)『君の命を私のコアで支えよう。どうか健やかに…』

 

シャミ子「私の命を桜さんのコアで支えている…?」

 

心儀「これがネコとトークした記憶の正体だったのか…(棒)」

 

桜「そういうこと。だから今は一緒に帰れないんだ」

 

シャミ子「でも、どうして命をかけてでも私を助けようとしたんですか? おとーさんを封印したというのに」

 

桜「だからこそ、君を救わなきゃって思ったんだ。本当は大魔族ヨシュアを封印したくはなかった」

 

シャミ子「えっ、それってどういう…」

 

桜「正確にいうと、封印せざるを得なかったんだ。あの天災のような重大な問題を解決するにはそれしか方法はなかった」

 

シャミ子「封印する事でしか、みんなを守れなかったという事…ですか?」

 

桜「うん、そういう事。優子ちゃんは討伐ポイントって知ってる?」

 

シャミ子「討伐ポイント!? そ、そんなの初めて聞きました…なんか物騒そうです(汗)」

 

桜「今でこそ多魔市周辺の魔法少女は温厚な人が多いけれど、昔は確かに物騒だったね」

 

心儀「討伐ポイント…もしや、ヨシュアさんが大魔族だったことを考えると…!?」

 

桜「察しがいいね。今想像している事で多分あってるよ!」

 

シャミ子「えっ、どういう事ですか!? おとーさんが何か天災と関わりあるんですか!!?」

 

(シャミ子が発言しているうちに桜の魔力が少しずつ…)

 

桜「優子ちゃんにも分かりやすいように詳しく話そうと思ったんだけど、そろそろ時間切れみたいだね」

 

シャミ子「えっ、もうですか!?」

 

桜「君から日々かすめ取っていた魔力のヘソクリが切れてしまったよ」

 

シャミ子「そんな殺生な!! まだ聞きたいことや助けてほしいことが沢山あるのに…!!」

 

桜「ごめんね…これ以上は無理そうだから、とりあえず討伐ポイントの推測の事は後で心儀さんから優子ちゃんや桃ちゃんに詳しく話してもらってもいいかな?」

 

心儀「わ、分かりました…!」

 

シャミ子「ま…待って! 桃に桜さんを返せないと桃が笑顔になれない!!」

 

シャミ子「私、何のために頑張っていたのか分からなくなる!!!」

 

桜「それは大丈夫!」

 

シャミ子「へっ…?」

 

桜「桃ちゃんはもう私より町より、自分より大切なものができたみたいだから。 笑顔なんてすぐ見られるよ!」

 

シャミ子「桃の…大切なもの……」

 

桜「今はもう無理だけど、また魔力のヘソクリがたまったらお話ししようね。約束!」

 

桜「ただ、私が具現化した影響で毎日ちょっとだけ眠くなるとは思うけど、そこは許してね」

 

シャミ子「そ…そんなあ…」

 

桜「それにコアはいつか取り出せるよ」

 

シャミ「えっ、取り出せるんですか!?」

 

桜「君が超強いまぞくになって呪いを克服すればいい。そしたら私が支える必要がなくなるから」

 

シャミ子「で、でも難しくないですか!?」

 

桜「確かに超難しいよ! でも優子ちゃん、それに桃ちゃんたちみんなが力を合わせれば、意外と何とかなるかもよ?」

 

シャミ子「なんとか…なるのか不安です…」

 

桜「それから最後にお願いがあるんだけど、2人に聞いてもらってもいいかな?」

 

シャミ子「お願い、ですか?」

 

心儀「わ、私なんかでよければ…!」

 

桜「これからも2人で、桃ちゃんのことを見ていてあげて欲しいな」

 

桜「まさかこの町にあの子が戻ってくるなんて思わなかった。不器用だけどとってもいい子なんだ」

 

心儀「分かりました。 できる限りのサポートはしていきます!」

 

シャミ子「はい、目を離しません! 宿敵ですから!!」

 

桜「よかった。これで安心して潜れるよ」

 

桜「そしたらついでに、ちょっとこの町を守ってみてよ」

 

シャミ子「はい! …ってええっ!? ついでにですか!!?」

 

桜「君の考え方は私とちょっとだけ似ている気がするんだ。だから期待してるよ」

 

桜「それに優子ちゃんの魔力を強化できる心儀さんがついているから、優子ちゃんの蓄えられる魔力がマックスアップすればきっと強くなれるよ!」

 

シャミ子「そういえば、心儀さんが私を魔力的に強化させてくれている話、前にも聞きました!」

 

心儀「私なんかが優子ちゃんを強くできるかどうか不安ですが…が、頑張ってみます!」

 

桜「よしっ! 最強のまぞくコンビに今後も期待するね!」

 

心儀・シャミ子「はいっ…!!」

 

(本格的に桜が魔力的に溶け始める)

 

桜「ありゃ…本当にお別れの時が来ちゃったみたいだね」

 

桜「君がまぞくに覚醒した初日のあの日、トラックに轢かれそうになった時は流石に私もコアごと消滅の危機を感じたよ」

 

心儀「ごせん像が階段から転がり落ちた時の事か…!」

 

シャミ子「片手ダンプ!! あの時は不覚ながらも桃に助けられました…不甲斐なくてごべんなさい(涙)」

 

桜「なんとかなったから泣くことはないよ! あの時、無我夢中になって私が街の結界になんとか干渉できたことで、桃ちゃんが私たちを救ってくれたんだ」

 

シャミ子・心儀「そ、そんな事が…」

 

桜「だからね、これからも桃ちゃんと力を合わせて、この街を守ってみて!」

 

シャミ子「またその話!!(汗) でも、私は今でもへっぽこまぞくで…」

 

桜「大丈夫!! それじゃあまた会おうね…!」(完全に溶けきって)

 

 

 

 

 

 

 

 

シャミ子「桜さん…消えちゃった…」

 

心儀「残り僅かな魔力で頑張って話してたね」

 

 

私が居て魔力が僅かに上がっているせいか原作以上に色々喋ってくれたし、中でも私がまだ原作でも知り得てない情報もあった。

 

桃さんだけではなく桜さんからも期待されているから、これからも頑張ってみんなを支えていかないといけないな。

 

 

シャミ子「ところで、さっきのおとーさんの討伐ポイントって…一体どういう事なんですか!?(汗)」

 

心儀「それについてはここを脱出して夢から覚めたら桃さんが居る場で話すよ」

 

心儀「それに今は、この夢から脱出する事を考える事が優先なんじゃないかな?」

 

シャミ子「そうでした! まずはなんとかして帰り方を探さないとです!」

 

シャミ子「とはいえまだ出口は遠そうですけど、嫌な思い出をちぎっては投げながらうろつけば、いつかは帰れますよね!」

 

シャミ子「私、無事帰ったらこの武器でパンケーキ食べます。超つよいまぞくになるならこれくらい余裕余裕…♪」

 

心儀「余裕という事は何か策を思いついているのかな?(苦笑)」

 

シャミ子「これだけ収穫があったんですから、あとはズドーン!ダーン!ってなんとかすれb…」

 

いつの間に復活した嫌な思い出「ドドドドドドド…」

 

シャミ子「嘘でした!! 余裕なんてありませんでした!!! どうしよう? どうしよう!!」(逃走)

 

心儀「とりあえずド○○エ風な技を連発してやり過ごそう!!(滝汗)」(同じく逃走)

 

シャミ子「わ、分かりました!(汗)」

 

シャミ子「イオの杖ー!!」

 

シャミ子「あれっ、びくともしない!?」

 

シャミ子「かなしばりの杖ー!! ゴッドスパークの杖ー!!!」

 

心儀「さりげなくマイナーな杖が出てきたな!!?」

 

シャミ子「あれっ、さっきまでは効いた杖もまるで手応えがありません!!(滝汗)」

 

心儀「不景気のあおりならぬまさかのMP不足か…(絶望)」

 

シャミ子「ぐぬぬ…なるほど。武器はあっても、魔力の充電器があっても、持ち主に体力がないとジリ貧になる。魔族覚えた…」

 

心儀「それなら、MP消費しないって桜さんが言ってたずるい武器は?(必死)」

 

シャミ子「そ、それなら…!」

 

シャミ子「ず、ずるい……ダメです、魔力疲労で全くイメージができません!!(涙)」

 

心儀「ぐぬぬ…万事休すか……」

 

 

世界の修正力コワイ…

 

 

シャミ子「ここまでか……これで勝ったと…」

 

?「諦めるなー!!」

 

シャミ子「えっ?」

 

心儀「その声は桃さん!?」

 

 

やはりここも原作通りか…

 

ダークネスピーチの変身バンクを生で見ることができたのはデカい収穫ではあるけど、その分だけ私が居たのに何ともできなかったという事にもなるから気まずい……

 

所詮はスマホとモバイルバッテリー、スマホがハード的にアップグレードしない限りはどうしようもないというのか………

 

 

桃「迎えに来たよシャミ子! ケーキさん!」

 

シャミ子「も…桃!? なぜここに?」

 

シャミ子「あと何か黒くないですか?」

 

桃「闇堕ちしてきた!」

 

シャミ子「意味が分からない!!」

 

シャミ子「闇堕ち?? どういうことですか?!」

 

桃「ここに迎えに来るためにシャミ子の眷属になる必要があって…」

 

シャミ子「あれ? 桃怪我してる! 大丈夫ですか?」

 

桃「えっ? ああ…これは古傷だから…」

 

シャミ子「そうなんですか。それならよかったです」

 

シャミ子「そんなことより衣装がすごくカッコいい! こっちの方が断然いいです!!」

 

シャミ子「背が高いからシンプルな黒が似合う!! あ~興奮してきた!!!」

 

シャミ子「これからはこのデザインでいきましょう!! なんなら桃にも私の危機管理フォームの衣装を…」

 

シャミ子「うわっ!!」 桃「落ち着いて」

 

シャミ子「ごめんなさいでした」(桃に背負い投げされたまぞく)

 

心儀「とりあえず今はここから脱出しよう? 」

 

心儀「話は夢から覚めてからでもすぐに話せばきっと大丈夫だと思うし、報告する事はいっぱいあるから」

 

桃「私もここまでの経緯とか、後で詳しく話すよ」

 

リリス「ダークネスピーチよ。聞こえるか?」

 

シャミ子「ダークネスとは!?」

 

リリス「そこを曲がったところにゲートを開いたぞ! 早急に脱出せよ!」

 

シャミ子「ダークネスピーチって何!?」

 

心儀「優子ちゃん、興奮するのは分かるけど後で詳しく話してくれると思うから今は落ち着こうか?(汗)」

 

桃「そこは極めて些末な問題なので忘れて。出口はすぐそこにあるから脱出するよ」

 

シャミ子「気になる、私気になります! 鳥が翼を休めて実がなります!! 教えて教えて!!!」

 

シャミ子「うっ!」 桃「撤収」(尻尾むんず)

 

心儀「ほらもう、興奮しすぎるから…(汗)」

 

シャミ子「あっ…尻尾ヒモやめて! やめ…」

 

心儀「桃さんもこの辺にしておいた方が…」(尻尾触り)

 

心儀「あれっ、尻尾のこの独特の触り心地…あまり触った事なかったけど輪郭浮いているのに触れる不思議さも相まってクセになるかも…♪」(尻尾掴んで)

 

シャミ子「これで勝ったと思うなよー!!」(2人に尻尾掴まれながら夢の出口へ…)

 

 





最後まで読んで頂きありがとうございます。

このまま感動の原作3巻エンドまで突っ走ろうと思ったものの、思った通り書いていくうちに桜ちゃんやシャミ子ちゃんが意思の赴くままに動き出してオリジナルなセリフと展開で長々となってしまったので、夕日の誓い回は次回に持ち越します。

間もなくじきに2丁目(アニメ2期の範囲)も半分到達して折り返し、原作の視点でいくとまだまだ先は長くなりそうですが、少しずつながらも書いている瞬間は本当に楽しいので、スローなペースで今後も少しずつ更新していこうと思います。


今回はここまで。

次回もお楽しみに!
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