ベルセルク/ガンビーノ転生!?   作:霧桜ルー

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番外編は読まなくても本編に影響はありません。
ほのぼの回アンケートを反映して、今後はほのぼの回は番外編に投下していきますぞ


亡命渡航のひととき

 

 

「ねぇ〜〜暇ぁ〜暇なの〜〜」

 

「んな事言ったってな…釣りすっか?」

「やだ」

 

ああ、そう言うだろう未来は見えてた。

実際何も娯楽のない船で2日も我慢出来てた辺りは褒めるべき…なんだろうな。

だからって海の遊びなんかろくに知らん俺にどうしろってんだ?

広いから鬼ごっこなりは出来るだろうけどロシーヌの事だ、追い詰められたら帆先なり甲板とかに登って落ちかねないしな。

 

さすがに40過ぎて50近い体じゃ子供の遊びに付き合うのも辛い。

ん〜〜〜…

 

「チェスするか?」

 

「難しいからやだ」

 

「トランプはどうだ?」

 

「いっつも負けるから楽しくないの、やだ」

 

どないせいっちゅーねん。

そもそも他は俺自身が遊んだ記憶が無いしな…。

まさか賭博じみた事を教えるわけにもいかねぇし。

 

「えぇい!カルテマァーー!」

 

「えっ、私?」

 

「お前に任せる。俺じゃロシーヌが気に入る遊びを思いつかねぇ」

 

「ハイハイ、ロシーヌ〜?」

 

「何して遊ぶの?」

 

なんか食い付きが俺より強くねぇか?

まぁそりゃそうか。女の子の遊びは女のカルテマの方が理解してるもんだろうし、初めからアイツに任せりゃ良かったのか。

 

小舟(ボート)出して死にかけてるバーランでもつつきに行く?」

 

「行くーー!」

 

ちょっ!?

ウッソだろお前!

 

「待て待て待て、何言ってんだテメーは!ガキ連れてする遊びじゃねーだろ!何考えてんだ」

 

「はぁ、でもロシーヌは乗り気だし…」

 

「でもじゃねーよ。もういいお前には頼まん」

 

「ちぇっ、バーランいじめるいい機会だったのに」

「なんか言ったか」

 

「ううん、なーんにも」

 

ったく、いったいバーランになんの恨みがあるんだよ。これじゃ迂闊にロシーヌの世話なんか頼めねーじゃねえか。

ウルバンは…向こうに移ったんだっけ。

となると…。

 

「おいアドン!!」

 

「えぇ!私か!?」

 

「あんだよ文句あんのか?釣り餌にすんぞ」

 

「いやいやとんでもない!喜んでお相手しよう」

 

「って事だロシーヌ。()()()()遊んでこい」

 

「いいの?」

 

「ああ、思いっきりな」

 

「ガンビーノ…私の聞き違えか?何やら言い違えておらんか」

 

「何も言い間違えてねぇよ。んじゃ娘を頼むわ」

 

「さぁ遊ぼう!逃げるなアド〜ン!!」

「ぬわぁぁーー!ガンビーノォー!」

 

これで良し、俺はその辺の奴らと夕飯の魚でも釣って暇つぶしすっかな。

アドンがまだなんか言ってるがもう知らん。

 

釣り糸を垂らしてジーッと揺れる海面を見てると、なんとも気の抜ける感覚を覚えた。

何かリラックス効果でもあったんだろうか。

 

頭がほんのり火照るような、体がほぐれる様な感覚。

 

「そういや久々にゆっくりするな…」

 

のんびり待っていると魚より先に団員達がつられて近付いてきた。

 

「おっガンビーノも釣りか?」

「銛持って飛び込むイメージが強いぜ、釣りって印象じゃねーなw」

()()()()使って取るとか言わんでくださいよー?」

「バッカ、あれは魚にゃデカすぎるw」

 

「ったく、テメーらは静かに糸も垂らせねぇのか?ちったァ落ち着いて座ってろや」

 

「「「へへへっwへーい」」」

 

「…1番デカいの釣った奴にはとっておきの酒をくれてやる。気張っていけや」

 

「「まじかよ!」」

「さすがボス!」

「「「うっほぉぉーー!」」」

 

どう扱っても騒がしい奴らめ。

 

まぁこんな日があっても悪かねぇ…よな

 

 

 

 

 

 

 

話の長さ調節に御協力を(今は大体1500くらい)

  • これでいい
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