スライムですが、なにか? 作:転生したい人A
はあ、失敗したなあ・・・・・・
取得したスキル全部まともに使えない。
周りの魔物がどれだけ強いかによるけど、生まれたばかりの私がまともに戦えるかなんて分からないし・・・・・・
岩の隙間から体を出して周りを見渡してみるが、特に魔物の姿は見えない。
よし、食料確保に行こう。
軽く見て回って食べれるものが無ければ魔物を倒して安全な場所で食べよう。
食料がなくなれば空腹で死ぬだけ、折角転生したのに餓死なんて嫌だ!
食料を取りに行くことを決めた私は出来るだけ岩の隙間に隠れながら食料を探す。
洞窟内を探して回るが、食料も出口も見つからない。
食料と出口の代わりに強そうな魔物は何度も見かけた。
食料が無いことも想定してたし、魔物を狩りに行こう。
けど、弱そうな魔物を選んで襲わないと、簡単にやられちゃいそうだよね。
見かけた魔物で一番弱そうだった蛙を背後から襲って反撃される前に倒そう。
狙う獲物を決めた私は早速蛙を探す。
ちょうど一匹で行動している蛙を見つけ、岩の隙間に隠れながら背後に回り込んで岩を持ち上げて殴り付ける。
岩で殴られた蛙はそれなりのダメージがあったようで悲鳴を上げて怯んでいる。
よし、今出来るだけ殴っておこう。
二、三回殴ると、蛙がふらふらしながら振り向こうとしてくる。
振り向いて反撃しようとする蛙がブレて二重に見える。
ん?今のが予見かな?
予見のスキルと思われる現象に殴る手を止めた瞬間に蛙が何かを毒々しい液体を吐き出してくる。
ブレて行動が前もって分かっていたため、問題なく回避する。
あ、危ない。
考えるのは後にしてさっさと倒そう。
蛙がもう一度攻撃してくる前に岩で頭を何度も殴り付ける。
蛙が動かなくなったのを確認して蛙の死体を持ち、隠れながら安全な岩の隙間に移動する。
移動の途中で隠密のスキルを獲得したので、スキルを使って安全に移動した。
さて、いただきます。
蛙に口?を掛けてかぶりつく。
歯がないからかかみ切ることは出来なかったが、酸か何かで溶かして飲む形で食べれるようだ。
味は、苦いし美味しくない。
舌があるかも分からないのにしっかりと味は分かるんだなあ。
そんなくだらないことを思いながら食べ続ける。
《熟練度が一定に達しました。スキル『毒耐性LV1」が『毒耐性VL2』になりました。》
《熟練度が一定に達しました。スキル『酸耐性LV1」が『酸耐性VL2』になりました。》
あら、そんな耐性を最初から持ってたのか。
私が獲得したスキルじゃないから、スライムとして最初から持ってるスキルなのかも。
もしかしたら、他にも良いスキルがあるかもしれないし、期待しておこう。
まあ、確認方法ないんだけどねえ~
くだらないことを考えながらも食べ続け、ようやく蛙を食べ終わった。
お腹もいっぱいになったし、鍛えよう!
まあ、鍛えるとは言ったけど、この体って筋トレして意味あるのかな?
魔法の使い方も魔力があるかも分からないし、どう鍛えたらいいのか全然分からないんだよねぇ
まあ、スキルのレベルを上げるかな。
そうと決まれば覚悟と決めて探知発動!
ぎゃああああああ!?
痛い!?痛い!?痛い!?
けど、我慢だ!
しばらくの間探知を発動させ続けていると、スキルの取得を告げていた声が聞こえた気がしたが、それどころではない。
そもそもの情報が多いので激痛に耐えながら少しでも情報を整理しようと頑張る。
どれくらい経ったか分からないが、激痛に耐えられなくなり探知を止める。
《熟練度が一定に達しました。スキル『探知LV5』が『探知LV6』になりました。》
《熟練度が一定に達しました。スキル『演算処理LV6』が『演算処理LV7』になりました。》
《熟練度が一定に達しました。スキル『並列思考LV3』が『並列思考LV4』になりました。》
《熟練度が一定に達しました。スキル『外道耐性LV5』が『外道耐性LV6』になりました。》
おお、よく分からんがかなりスキルレベルが上がった。
けど、物凄く疲れたからもう寝よう。
無茶なスキルレベルの上げ方をした次の日、目が覚めると物凄くお腹が空いてた。
うぅ、早く食べられる奴探さないと餓死しそう。
昨日と同じように一匹で行動している蛙を見つけて岩で殴り殺す。
予見のおかげで反撃も上手く躱せるし、隠密で不意打ちすれば意外と楽に殺せる。
《経験値が一定に達しました。個体、スモールレッサースライムがLV1からLV2になりました。》
《各種基礎能力値が上昇しました》
《スキル熟練度レベルアップボーナスを取得しました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『毒耐性LV2』が『毒耐性LV3』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『酸耐性LV2』が『酸耐性LV3』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『鑑定LV2』が『鑑定LV3』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『影魔法LV1』が『影魔法LV2』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『探知LV6』が『探知LV7』になりました。》
《熟練度が一定に達しました。スキル『演算処理LV7』が『演算処理LV8』になりました。》
《熟練度が一定に達しました。スキル『並列思考LV4』が『並列思考LV5』になりました。》
《熟練度が一定に達しました。スキル『外道耐性LV6』が『外道耐性LV7』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『打撃耐性LV1』が『打撃耐性LV2』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『斬撃耐性LV1』が『斬撃耐性LV2』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『破壊耐性LV1』が『破壊耐性LV2』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『苦痛耐性LV5』が『苦痛耐性LV6』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『酸攻撃LV1』が『酸攻撃LV2』になりました》
《スキルポイントを入手しました》
うわぁ、なんかレベルが1上がっただけで一気に色々上がったな。
もしかして、魔物狩ってレベル上げた方が効率的かも。
取り合えず、レベルの上がった鑑定で自分を鑑定。
《スモールレッサースライム 名前なし(蓮見葵)》
おお、種族名が詳しく出るようになった。
やっぱり、スキルレベルを上げることで詳しい情報が見れるようになるんだ。
そうと決まればこいつを食べたら狩れるだけ狩って寝る前に探知のレベル上げと鑑定のレベル上げをしよう。
《条件を満たしました。称号『悪食』を獲得しました》
《称号『悪食』の効果により、スキル『毒耐性LV1』『腐蝕耐性LV1』を獲得しました》
《『毒耐性LV1』が『毒耐性LV3』に統合されました》
この世界、称号まであるのね・・・・・・