スライムですが、なにか? 作:転生したい人A
さて、称号を取ればスキルも増やせることは分かった。
けど、称号は取得条件が分からないから、近くの魔物を狩りまくってレベル上げと食料の確保だ!
岩の隙間から体を出して敵を探し始める。
この洞窟で現在私が倒せそうなのは蛙や蜂くらいしかいない。
蜂に関しては飛んでるので倒し辛いから複数いると厳しい。
やっぱり、狙うのは蛙かな。
蜂は余裕がある時に倒そう。
狙う獲物について考えていると、ちょうど二匹で行動している蛙を見つけた。
取り合えず、隠密で隠れながら背後に回り込む。
近くにあった大きめな岩で一匹目の蛙の頭を殴り付ける。
二匹目の蛙が気づいて振り向いて来るタイミングに合わせて振り下ろした岩を顎を狙って振り上げる。
二匹目が倒れたのを確認して立ち上がろうとしている一匹目の蛙にもう一度岩を振り下ろす。
二匹目が立ち上がる前にもう一度蛙に岩を振り下ろすと、一匹目が動かなくなった。
一匹目を倒したのを確認して立ち上がって毒を吐こうとしている二匹目に岩を投げつける。
岩は上手く蛙の頭に当たり倒すことに成功する。
もう一度立ち上がる前に蛙に飛びついて手?で殴り付けて殺す。
よし、蛙なら二匹いても問題ない。
こいつら安全な場所に運んだら次の獲物を探そう。
それから十数匹の蛙と数匹の蜂を倒して岩の隙間に戻るころにはレベルが6に上がっていた。
ふー、頑張って殺し続けたからお腹が減ったな。
お腹いっぱいになるまで食べたら探知のレベル上げをしよう。
蛙を三匹食べて探知を耐えられるだけ発動してまた力尽きて気絶するように眠る。
次に目が覚めたら確保している蛙と蜂を数匹食べてまた探知を発動して気絶するように眠る。
おそらく四日目に食料が尽きた。
ああ、探知のレベルは10になったけど、まだ頭が痛い。
最初に比べれば大分ましになったのは、外道耐性が外道大耐性になってレベルがかなり上がったからかな。
演算処理も高速演算になったから、頑張れば少しは扱えるようになってきた。
外道大耐性がカンストしたら探知が普通に使えるようになりそうだけど、まだレベル3何だよねぇ。
地道に頑張るしかないか。
よし、食料確保とレベル上げに行こう!
鑑定もレベルが3になったことでレベルまで見えるようになったし、鑑定のレベルを上げて行こう。
食料確保に出てすぐ、ずっと気になっていたそこら中の壁にいる黒い虫を鑑定してみる。
《エルローゲーレイシュー LV3》
レベルは低いんだ。
こんな危険な洞窟でたくさんいるから強いのかと思ったけど、もしかして強力な毒があるとか?
なら、私毒耐性高いからこいつらいっぱい倒して持って帰ろう。
そこら中にいる黒い虫を手?で叩いて倒して回る。
たくさんいるので簡単に倒せるし、レベルも上がるからかなり効率がいいな。
黒い虫を持てるだけ持って移動し、数十匹ほど確保する。
積まれて出来た黒い虫の山から一匹手?で取り、口を開けてかぶりつく。
そして盛大に吐き出した。
鑑定のレベルが4になって確認できるようになったHPが減っているのを確認しつつ黒い虫に視線を戻す。
し、信じられない。
何これ?まずさで食べ物を吐くことって本当にあるんだ。
こいつらがたくさんいるのって毒持った蛙以上にまずいからあんなにたくさんいたんだ。
《熟練度が一定に達しました。スキル『腐食耐性LV3』が『腐食耐性LV4』になりました。》
・・・・・・腐食って食べ物として最悪ね。
けど、耐性上げは必要・・・・・・よね。
私は震える手?で黒い虫を掴んでもう一度かぶりつく。
まずい・・・・・・死ぬほどまずい・・・・・・。
けど、耐性は必要、耐性は必要、耐性は必要・・・・・・・・・・・・・
耐性は必要と自分に言い聞かせながら無心で黒い虫を食べ続けたおかげで腐食耐性がそこそこ上がった。
お腹もいっぱいになったのでまた探知で外道耐性のレベル上げを始める。
何日経ったか分からないが、黒い虫の山がなくなるころには腐食耐性も腐食大耐性に進化し、外道大耐性は外道無効に進化した。
ああ、ようやく、ようやく、あの長く苦しい日々から解放される。
地獄のような日々と探知から入ってくる情報に少しの間感動に浸る。
さて、そろそろ情報の整理に移ろう。
探知で得られた情報に魔力の流れがあった。
この魔力を操れるようになれば使えなかった影魔法が使えるようになるのかも。
そうと決まれば、魔力操作の練習をしながら鑑定のレベルを上げよう。
ずっと居座っている安全地帯から出て魔物を探す。
探知のスキルを使えるようになったおかげで魔物の探索や危険な魔物を避けることがずっとやりやすくなった。
弱そうな奴を狙って鑑定をかけまくり、鑑定のレベル上げを行う。
複数匹で行動している蛙も倒せるようになってきたし、蜂も予見で行動を先読みしての戦闘に慣れてきたので簡単に倒せるようになった。
魔物を数匹狩っていると、レベルが10になり進化可能とのことだ。
取り合えず、魔物を持って安全地帯に戻る。
さて、私は何に進化できるのかな?
《進化先の候補が複数あります。次の中からお選びください。
レッサースライム
スモールスライム》
ん~、レッサーとスモールの違いか。
レッサーも小さいって意味があるけど、この場合だと劣っているの方が正しそうだな。
今がスモールレッサースライムだから、上位種に進化するか、成長して大きくなるかの二択なんだろう。
だとすると、スモールスライムの方がいいな。
じゃあ、スモールスライムに進化で!
《個体スモールレッサースライムがスモールスライムに進化します。》
おお、進化がはじ、ま、た・・・・・・
《進化が完了しました》
《種族スモールスライムになりました》
《各種基礎能力値が上昇しました》
《スキル熟練度進化ボーナスを取得しました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『鑑定LV5』が『鑑定LV6』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『腐蝕大耐性LV3』が『腐蝕大耐性LV4』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『並列思考LV8』が『並列思考LV9』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『剛毅LV1』が『剛毅LV2』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『天魔LV1』が『天魔LV2』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『天道LV1』が『天道LV2』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『予見LV8』が『予見LV9』になりました》
《スキルポイントを入手しました》
え?え!?
・・・・・・進化中って意識途切れるのか。
安全な場所で進化してよかった。
下手したら進化中に襲われてたかもしれないし。
それにしても知らないスキルが何個かあったな。
鑑定のレベルも上がったし、鑑定してみるか。
《スモールスライム LV1 名前なし(蓮見葵)
ステータス
HP:93/93(緑)
MP:1/352(青)
SP:74/74(黄)
:1/72(赤)
平均攻撃能力:417
平均防御能力:60
平均魔法能力:360
平均抵抗能力:92
平均速度能力:87》
おお!?ステータスが見れるようになってる!?
てか、MPとSPがほとんど空っぽになってるのは、進化の影響かな?
取り合えず、進化前に狩った魔物でも食べながら考えよ。
進化前に確保した魔物を食べながらステータスを確認する。
私って脳筋だったんだ。
一応魔法も高いけど、全然魔法の使い方分からないしなぁ。
そもそも魔力の操作も出来ないんだけど・・・・・・
はあ、食料集めたら魔力の操作練習しよう。
魔力操作の練習をすることを決めて安全地帯を出ると、黒い虫が目に入った。
・・・・・・耐性は必要・・・・・・・・・・・・だよね。