天を舞う大嵐、英雄とならん   作:桐谷 アキト

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みなさん、お久しぶりです。
随分とお待たせしてしまいましたね。
気付いたら1年経過していてびっくりです。
卒論やら就活やらで去年は忙しくて、今月からは就職したのでめっちゃバタバタしてて、まだ環境に慣れるのには時間がかかりますけど、これからも執筆は続けていくのでぜひ楽しみにしていてください。

話は変わりますけど、みなさんはモンハンのモンスター総選挙は見ましたか?私は推しのアマツ様が30位で少し残念な気持ちもあったんですけど、錚々たる面々がランクインしていて見ていて面白かったです。
一位のジンオウガは、私が3rdスタートだったのでその看板が一位になったのは個人的に嬉しかったです。






27話 血の呪い

 

 

 

「ちょ、ちょっと待ってどういうこと⁉︎」

 

 

轟の意味不明な質問に緑谷が露骨に戸惑ってしまう。嵐も言葉にしてはいないものの、質問が質問なだけに困惑を隠せていない。

そんな二人の様子に轟は順を追って話し始める。

 

「何となくだが、緑谷、俺はお前にオールマイトに近しい何かを感じた。それが何かはどう形容したらいいか分からねぇ。でも、俺はお前からUSJで感じた本気のオールマイトと同様の何かを感じたのは確かだ」

「で、でも、あくまで近い何かを感じたとしてもそれで親子っていうのは性急じゃないかなっ!?いや、隠し子だったら違うっていうに決まっているから納得しないと思うけどとにかく、そんなんじゃなくて………」

(動揺しすぎだろ……)

 

轟の言葉に露骨に狼狽えて冷や汗を流しながら言葉を並べる緑谷に嵐は隣でそんなことを思ってしまう。これでは隠し子という話が事実で、それを必死に誤魔化そうとしているふうに受け取られてしまうだろう。

現に轟の眼差しはひたすらに鋭いままだった。

 

「そもそも、その……逆に聞くけど……なんで僕なんかにそんな……」

「………その言い方は、少なくとも何かしら言えない繋がりがあるってことだな。俺の親父はエンデヴァー、知ってるだろ?」

「そ、それはもちろん……」

「No.2のヒーローを知らないはずがないな」

 

二人ともヒーローを目指す者として、エンデヴァーの名は当然知っていた。

 

「万年No.2のヒーローだ。緑谷、お前がNo.1ヒーローの何かを持ってるなら俺は、尚更勝たなきゃいけねぇんだ」

 

そうして彼は語り始める。

己の過去を。己が否定しなくてはならない存在のことを。

 

「親父は極めて上昇志向の強いやつだ」

 

フレイムヒーロー・エンデヴァーはヒーローとしてデビューを果たした後、破竹の勢いで名を馳せのし上がっていき名声をあげてきた。

しかし、その時にはもう既にオールマイトがデビューして生ける伝説となっておりトップに君臨していた。

殆どのヒーローはオールマイトを追い抜こうなどと微塵も思わず絶対的な存在として見ていたが、エンデヴァーは違い、ただひたすらに乗り越えるべき壁と認識していた。

だが、時が過ぎれば過ぎるほどオールマイトと自分の間に広がる距離が一向に縮まらないことにやがて精神が磨耗していき悟ってしまった。

 

———自分ではオールマイトを越えられないと。

 

「だからこそ、オールマイトとの力の差に絶望し諦めた奴は次の策に出た。それも、モラルが欠落した最低な策をな」

「それは、まさか……」

 

轟が言う倫理観が欠如した最低な策。

それを、巴からエンデヴァーの人となりを多少なりとも聞いていた嵐は、轟の個性も鑑みた上で一つの結論に行き着きそれを言葉にした。

 

「………個性婚か?」

「そうだ」

「……!えっ、それって…」

 

嵐の呟きに轟は頷き、緑谷は驚いた表情を浮かべる。

『個性婚』。

超常が発生してから第二〜第三世代間で問題になった強制的な婚姻のことだ。

自身の個性をより強化して次の世代に継がせる為に組み合わせたい個性を有する配偶者を選びたい結婚を強いる、倫理観が欠如した前時代的発想。

そんな今となっては禁忌ともいえる結婚をエンデヴァーは行ったらしい。

 

「実績と金だけは無駄にある男だ……親父は母の親族を丸め込み、母の“氷結”の個性を手に入れた」

 

その結果、生まれたのが“炎熱”と“氷結”が融合した個性“半冷半燃”。つまり、轟焦凍であり、エンデヴァーが望んだ理想の型だった。

 

「俺をオールマイト以上のヒーローに育て上げることで自身の欲求を満たそうってこった。うっとうしい…!そんな屑の道具にはならねぇ」

 

果てしない憎悪と嫌悪を込めながら冷たい声音でそう言い放つ轟。

父の野望の為に生まれた事、父が望む存在になることを彼は否定したのだ。

 

「記憶の中の母はいつも泣いている……『お前の左側が醜い』と、母は俺に煮湯を浴びせた。この顔の火傷はその時にできたものだ」

 

轟の悲惨な過去に緑谷は絶句し、嵐は悲痛に顔を歪め悲しそうな眼差しを彼に向けていた。

 

「ざっと話したが、俺がお前らにつっかかんのは見返す為だ。クソ親父の“個性”なんざなくたって……いや……使わず、“一番になる”ことで奴を完全否定する」

 

轟は確かな憎悪を込めてそう言い放った。

その表情は憎しみに満ちており、ともすれば殺意すら宿っているのではと思うほどだった。

 

「そして誰が相手であろうと俺は一番にならなくちゃいけねぇ。誰かに負けるなんざ認めねぇ。八雲、お前にしちゃ傍迷惑な話だろうが、それでもお前に勝てば、俺は親父を否定できるっ」

 

轟は嵐へと視線を向け睨みながらそう言う。

傍迷惑なのは分かっている。自分勝手の感情で喧嘩を売って一方的な宣戦布告をするなど嵐からすれば迷惑極まりない話だ。

だが、それを分かった上で轟は嵐に私情を以て挑むことをやめるつもりはなかった。

確かな罪悪感や申し訳なさ、それ以上に憎しみ、敵意が宿る色の違う相貌に、嵐は辛そうに目を細めると口を開く。

 

「………………話は分かった。お前が父親を憎む理由をどうこう言うつもりはない。お前の怒りを否定する気もない。でも、その上であえて言わせてもらう。その先は………虚しいぞ。憎み続けるのは疲れるだけだ」

「なに?」

「…………八雲、君?」

 

予想していなかった一言に、轟は眉を顰める。見れば嵐の表情は悲壮に満ちており、普段見ない彼の表情に緑谷は戸惑いを隠さなかった。

緑谷には彼があまりにも悲しそうに見えてしまったからだ。それは、まるでもう手にできないと諦めた何かを見てしまったような、そんな印象だった。

だが、轟は緑谷がそう思う一方で、嵐の一言に冷めた瞳を向けたまま顔を歪める。

 

「………テメェに何が分かる。知ったような口を聞いてんじゃねぇよ」

「………分かってる。今のお前に俺の言葉なんて届くわけがないことは。でも、最後に一つだけ聞かせてくれないか?」

「………なんだ?」

 

悲しげに首を横に振りそう答えた嵐の問いかけに轟は怪訝そうにしながらも聞く姿勢をとる。一蹴されなかった嵐は、小さく息をつくとせめてこれだけはと尋ねた。

 

「…………轟はさ、母親を恨んでいるのか?」

「…………」

 

嵐の問いかけに轟は僅かに目を見開くと、嵐から視線を逸らし少しの沈黙の後に答えた。

 

「……恨んでは、いねぇ。俺が、恨んでいるのは、クソ親父だけだ」

「……うん、そうか」

 

母を恨んではいないはず。そう答えを聞いた嵐は、小さな笑みを浮かべると一つ頷き轟から視線を外した。

 

「お前が左を使わない理由は理解した。だったら、これ以上は何も言わん。正々堂々やろう」

「っ!ああ、悪いな。俺の我儘に付き合わせちまって」

「別に構わねぇよ」

「緑谷もお前がオールマイトの何なのかは別に言わなくていい。俺は右だけでお前の上に行くだけだ。時間をとらせた」

 

そつして嵐と轟は緑谷に背を向けると昼食を取る為に各々食堂に移動しようとした時だ。緑谷が意を決したように二人を呼び止める。

 

「僕は……ずうっと助けられてきた。さっきだってそうだ……僕は誰かに救けられてここにいる」

 

嵐と轟が揃って振り返れば、緑谷は自分の右手を見つめており、己の思いの丈を言葉にしていた。

 

「オールマイト……彼のようになりたい……その為には一番になるくらい強くなきゃいけない。君に比べたら些細な動機かもしれない……でも、僕だって負けらんない。僕を救けてくれた人達に応える為にも……!」

 

拳を握りしめた彼は顔を上げて二人をまっすぐ見る。その強い眼差しに嵐は小さく笑みを浮かべており、轟は冷徹な眼差しを向ける。

 

「さっき受けた宣戦布告、改めて僕からも……僕も君に勝つ!」

 

真っ向から宣戦布告を受け入れた上で己も宣戦布告をした緑谷に轟は何も答えずにすぐさま背を向けて歩き去り、嵐は笑みを浮かべたまま満足気に頷きその場を立ち去った。

 

 

▼△▼△▼△

 

 

(しかし、轟のやつ、何か訳ありだとは思ったが、成程、なかなかに重い話だったなぁ)

 

障子にメールでもう少ししたら向かうと連絡した嵐は食堂までの道を少し遠回りしながら先ほどの話を思い返した。

『オールマイトを超える』というエンデヴァーの野望の果てに個性婚という忌むべき行為から生まれた轟焦凍。

生まれた後も、オールマイトを超えるべく厳しい鍛錬を積まされ、それを間近で見ていた母は心を壊し、彼の顔面に煮湯を浴びせると言う凶行に走ってしまった。

家庭内環境がかなり悪い状況で育った彼は、ただひたすらに父エンデヴァーを否定する為にヒーローになろうとしている。

でも、それは、その生き方は………

 

(悲し過ぎるよな。そんな生き方は)

 

憎悪と憤怒を宿し父の否定をするだけの生き方など、嵐からすれば悲しいとしか言いようがなかった。

そして、彼の話を聞いてようやく彼を気にかけていたのか分かった。

 

(似ていたな。昔の俺に)

 

似ているのだ。今の彼は、昔の自分に。

個性の暴走の果てに姉を殺した自分と、そんな環境に追い込んだ敵を憎んでいたあの時と同じだ。

今も自分を嫌い、あの敵を憎むのは変わらない。でも、彼には。

 

(俺には、巴さんがいた)

 

巴の存在があった。

巴がいたからこそ嵐は負の方向に感情が傾くことはなく、ヒーローを目指すものとして前を向くことができたのだ。

彼女がおらずたった一人で本家を追放されていたら、間違いなく自分は敵に堕ちていただろう。自分が憎くて、敵が憎くて、何もかもが憎くどうでもよくなってこの力を解放して本能のままに暴れ回っていたことだろう。

自分が獣に堕ちなかったのは間違いなく彼女のお陰だ。支えてくれる人が、背中を押してくれる人がいたから、彼は堕ちなかった。だが、今の轟にはそんな存在はいない。いないからこそ、あそこまで憎悪に歪んでいるのだ。

 

(誰かが必要なんだ。孤独なあいつを認めてくれる誰かが、凍りついた心を溶かしてくれる友が必要だ)

 

彼に必要なのは、彼の心を受け止められる誰か。

凍りついた心を溶かせるような温もりを持つ誰かが、必要だ。

そして、偶然にも嵐はそれができる可能性を秘めた存在を一人知っている。

 

(あいつに任せればあるいは……)

 

似ていたとしても自分と彼では決定的に違う部分がある。その違いがあるからこそ、きっと自分の言葉は届くことはないだろう。

彼の性格ならば諸刃の剣ではあるが、彼のような存在は轟にとって頼りになるはずだ。

 

だから彼に託してみよう。

 

そうしてとりあえず一つの解決策を見出した彼は、話題を切り替え苦笑いを浮かべる。

 

(そういえば、何の因果かトップ3の三人と何かしらの繋がりがある面子が集まることになるとはな……)

 

嵐は先ほどの3人の組み合わせを思い出し、とんだ運命の悪戯に内心で驚く。

奇しくも、あの時あの場に集まっていた嵐、轟、緑谷の3人はそれぞれトップヒーロー達と特殊な繋がりがある。

 

 

轟がNo.2ヒーロー・エンデヴァーと血の繋がりがあるように。

 

 

緑谷がNo.1ヒーロー・オールマイトと個性の繋がりがあるように。

 

 

嵐にもあるのだ。

 

 

No.3ヒーロー・ヤシャガラスととある繋がりが。

 

 

それはーーー

 

 

▼△▼△▼△

 

 

時は少し戻り、嵐と緑谷が轟と話を始めた頃、一堂に介したトップヒーロー3人。

オールマイト、エンデヴァー、ヤシャガラス。

その3人が一堂に会するのは珍しく、オールマイトは久々の再会に喜んだ。

 

「二人とも超久しぶり!10年前の対談振りかな!?見かけたから、挨拶しとこうと思ってね」

「久しいな、オールマイト。元気そうで何よりだ」

「そうか、ならもう済んだろう。去れ」

 

オールマイトとの再会を喜び仮面の下で表情を少し和らげたヤシャガラスとは対照的にエンデヴァーは塩対応。

露骨に顔を顰めた彼は冷たくそう言い放つと背を向ける。

 

「茶など冗談じゃない……便所だ、うせろ!」

 

どうやら彼はトイレに用があったらしい。

しかし、すぐに立ち去ろうとした彼を、オールマイトは彼の上を飛び越え前に着地し立ちはだかった。

しかも、高笑い付きだ。正直うざい。

 

「つれないこと言うなよ———‼︎」

「ぐっ……」

「………待てばいいだろうに」

 

立ちはだかるオールマイトに苛立ちを隠さずに呻き声を上げるエンデヴァーと後方で若干呆れているヤシャガラス。ちょっとした間抜けなやり取りに3人の間の空気が微かに弛緩したが、

 

「君の息子さん、焦凍少年。力の半分も使わず素晴らしい成績だ。教育がいいのかな?」

「何が言いたい」

 

オールマイトの発言によって空気が張り詰める。

だが、空気が悪くなってもオールマイトは構わずに質問を続ける。

 

「いやマジで聞きたくてさ。次代を育てるハウツーってのを」

「……?貴様に俺が教えると思うか?」

 

憎きオールマイトにハウツーなど教えるわけがなくにべもなくそう返したエンデヴァーに、後方からヤシャガラスが割り込んできた。

 

「……俺も気になるな。彼の力は見事なものだ。どれだけの修練をあの子に積ませた?」

「…………」

 

ヤシャガラスの問いかけには一蹴せずに彼を背中越しに見たエンデヴァーはヤシャガラスへと振り向く。

 

「ふん、貴様には教えてやってもいい。だが、その代わり、俺からも一つ聞かせろ」

「?何だ?応える範囲なら構わんぞ」

「なに、簡単なことだ、貴様の親族、八雲嵐について聞かせろ」

「………!」

「…………」

 

嵐の名にオールマイトが驚いたように息を呑んだ。しかし、それとは反してヤシャガラスは眉をぴくりと顰めると少しの沈黙の後に口を開く。

 

「………親族、か。巴から聞いたのか?」

「ああ。さっき偶然居合わせてな。二人は主従だそうだな」

「………それがどうした?」

「彼の実力は素晴らしい。すでにあの歳でそこらのプロを軽く凌駕している。俺の方こそ、彼を鍛え上げた貴様達の手腕を聞きたいものだな」

 

オールマイトが緑谷の教育方法を模索する為にエンデヴァーから轟を育て上げたハウツーを聴きたいように、エンデヴァーも轟を上回る実力の嵐をどうやって育て上げたのか気になっていたようだ。

出雲家の親族ならば当然ヤシャガラスが関わっているだろうと踏んだエンデヴァーは彼に尋ねたのだが、彼の口からは予想に反する言葉が出てきた。

 

「知らんな。俺は、俺達はなにもしていない。アレが勝手に強くなっただけだ。聞きたいのならば巴に聞け。奴がアレの面倒を見ている。俺達は関わっていない」

 

出てきたのは無関係の言葉。

仮面の奥から見える翡翠の瞳は冷徹そのもの。冷たい抜き身の刃を連想させていた。

親族であるにもかかわらず、彼を『アレ』呼ばわりするヤシャガラスの冷たい対応にオールマイトは勿論のこと、エンデヴァーですら驚きを隠せなかった。

 

「…‥貴様、彼の親族ではないのか?」

「……親族?違うな。アレは忌むべき怪物だ。アレを我々は親族とは、ましてや人とも認めん」

「なに?」

 

親族の子供に対する言葉としてはあまりにも冷た過ぎる言葉にさしものエンデヴァーですら戸惑ってしまう。だが、ヤシャガラスはそれ以上は答えずにオールマイトへと視線を向けながらエンデヴァーに言った。

 

「エンデヴァー、話はここまでだ。昔のよしみだからここまで話したが、くれぐれも口外はするなよ」

「貴様……」

「俺はオールマイトと少し話がある。用を済ませたいのならとっとと行け」

「………ああ」

 

ヤシャガラスの態度に思うところはあったがこれ以上は聞いても無駄だと判断したエンデヴァーはオールマイトの脇を通るとそのまま立ち去っていった。

通路脇の階段。そこにはオールマイトとヤシャガラスしかおらず、遠くから昼休憩の観客の声が聞こえてくる中、オールマイトはヤシャガラスに早速尋ねる。

 

「それで、ヤシャガラス。私に話って何だい?」

「何をだと?白々しい。それは貴様らがよく分かっていることだろう」

 

ヤシャガラスは瞳を鋭くさせオールマイトを睨むと早速本題に入る。

 

「八雲嵐のことだ」

 

彼の口から出た嵐の名。

先ほどアレと呼び忌むべき存在と唾棄した彼の名を出したことで空気は再び張り詰めたものになる。

緊迫感に満ちた空気の中、オールマイトが口を開いた。

 

「………八雲少年が、どうかしたのかい?」

「単刀直入に聞く。なぜ貴様達雄英はアレを合格にし入学を認めた?」

「………それは、彼にヒーローの素質があったからだよ。彼ならば素晴らしいヒーローになれると私達は信じて「あり得ない」……」

 

オールマイトの言葉に被せるように強く否定したヤシャガラスは瞳に明確な憤怒の色を宿しながら、はっきりと告げる。

 

「アレが素晴らしいヒーローになれるだと?ふざけた冗談はやめろ。アレは、決してヒーローにはなれない。アレは人の世に害しかもたらさない怪物だ。この世に存在していいモノじゃない」

 

はっきりと嵐を否定したヤシャガラスにオールマイトは悲しげな表情を浮かべる。

 

「どうして君はそこまで彼を否定するんだい?実の息子だろう?」

「……………」

 

そう。驚くことにヤシャガラスは八雲嵐ー出雲翠風の実の父親なのだ。出雲家現当主出雲疾風。それこそが、『天狗ヒーロー・ヤシャガラス』の本名と立場。

そして、嵐はその当主の息子、かつては出雲家次期当主でもあったのだ。

そんな親族どころか血の繋がった親子であるにもかかわらず、彼は息子を否定し、怪物どころかこの世に存在すべきではないと断言した。それに訳がわからないと疑問を口にするオールマイトにヤシャガラスは何も答えない。

責めるような鋭い眼差しのままオールマイトを睨むままだった。そんな彼にオールマイトは続けた。

 

「雄英高校に入ってからまだ一月しか経ってはいないけど彼は立派なヒーローになれると確信している。強大な個性を使いこなし、誰かを護らんとする彼の姿勢はとても頼もしいものだ。クラスでも彼は既にクラスメイト達に頼られている存在になっている。いや、精神的支柱の一つになっているといってもいい。クラス委員長としてだけじゃない。共にヒーローを目指す仲間として彼は、クラスメイト達から尊敬されている。だから、私は確信している。彼は立派なヒーローになれると。昔の彼のことはわからないが、今の彼を見てきたからこそ私はそう思えるよ」

 

オールマイトはこの一ヶ月彼を見てきて抱いた素直な感想をヤシャガラスに伝える。

何がここまで嵐をむのかは分からない。だが、それでも彼が知らず、自分達が知っている今の彼の姿を少しでも知ってほしいと言葉にしたのだ。

 

「君がそこまで彼を憎む理由はわからない。でも、今の彼はもう大丈夫だ。だから、どうか君も彼の道を応援してやってはくれないかな?プロヒーローとしてだけでなく、一人の父親としても」

 

どうか彼のことを認めてほしいと切に願う彼の言葉に、ヤシャガラスは何も答えないが先程の鋭い睨みとは違いどこか見定めるような眼差しをむけていたが、10秒ほど経ったのちに再び瞳を鋭くし、静かに口を開いた。

 

「………無理だな。貴様達がいくら御託を並べたところで、俺は、俺達はアレを認めない」

「っっ!どうしてだいっ!?君は、どうしてそこまで頑なに拒むんだっ!?」

「………拒む理由があるからだ。それに、貴様達は知らないからこそそう言えるだけにすぎない」

「知らない、だって?」

 

首を傾げるオールマイトにヤシャガラスは、ギリッと歯を噛み締め内から込み上げる怒りに打ち震えながら答える。

 

「貴様達はアレの本質を知らない。アレが、『嵐龍』がどれだけの危険性を秘めているのかを見ていない」

「何を、言って……」

「………あれは、ただの厄災だ。()()()()()()()()()()()()()()()()()。貴様達は、ソレを目の当たりにしていないからこそそんな無責任なことを言えるだけだ。知れば嫌でも分かるはずだ。アレは、八雲嵐だけは決してヒーローになってはいけないのだとな」

「君が、そこまで言うほどのナニかが彼にはあると?」

 

殺意や敵意が宿った言葉にオールマイトは戸惑いを隠せない。今まで彼が何かを憎む姿を見たことがなかったからと言うのもあるが、それ以上に血を分けた実の息子になぜここまで言えるのかと寒気を感じたからだ。

オールマイトの問いかけにヤシャガラスは背中を向ける。

 

「……それは実際に貴様自身の目で確かめろ。アレがヒーローを目指す以上、避けては通れないモノのはずだ。いずれ見ることになるだろう。だが……」

 

 

———それを見てもなお、アレを生徒として見れるといいがな。

 

 

そう言い放った彼はそのまま前へと歩き出し、オールマイトの元から去っていった。残されたオールマイトは去り行くヤシャガラスの背中が消えるまで立ち尽くしていた。

 

 

▼△▼△▼△

 

 

「八雲、こっちだ!」

 

 

場所は変わり、食堂。

轟達と別れ、食堂に到着した嵐が人混みをかき分けて歩いているのを見つけた障子が席から立ち声を上げ彼を呼んだ。

ざるうどんと親子丼を乗せたトレイを手に持っていた嵐は、障子の姿を確認すると彼の元へと向かった。

 

「悪いな、障子。思ったよりも時間かかっちまった」

「気にするな。何か話があったのだろう?なら、責める理由などない。それよりも、急げ。あと15分しかないぞ」

「ああ。って、耳郎はどうしたんだ?」

 

昼休憩が残り短い為、急いで親子丼をかきこみながら嵐はそう尋ねる。

先ほどから、周りを見渡しても耳郎の姿が見当たらない。常日頃から嵐、耳郎、障子の3人はよくつるんでおり、食事時も一緒なことが多いのだが何故か彼女の姿が見当たらないのだ。

その疑問に障子が答える。

 

「耳郎はというか、女子達は皆更衣室に行った」

「更衣室?なんでだ」

「何でも、女子生徒は午後にクラス対抗の応援合戦をしないといけないらしくてな。急いで着替えに行った。相澤先生からの言伝があったそうだ」

「相澤先生が?」

 

嵐は首を傾げてしまう。

あの合理主義者の相澤が昼休憩になってからそんなことを伝えるだろうか?伝えるにしても朝に事前に伝えておくか、数日前から準備させておくべきだが、そもそもの話だ。

 

「そもそもチアリーダーの集団がいただろう。わざわざ女子達が応援合戦をする意味がわからん」

 

まず大前提として、この会場にはチアリーダーの集団が既にいたはずだ。背格好から察するに海外のチームであることは明白。にもかかわらず、なぜ生徒達にやらせるのかが理解できない。

それに、雄英体育祭は生徒達がプロヒーローに自分を売り込む場でもある。そんな場所で応援合戦などと言う些事に生徒を使うだろうか。

そこまで考えて嵐は新たな疑問が浮上する。

 

「………障子、一応確認するが、その相澤先生からの言伝は()()女子に伝えた?」

 

予想が正しければ犯人は約二人。首謀者ほぼ確実にアイツに決まっている。

そんな嵐の内心を肯定するかのように障子はあっさりと答えた。

 

「?上鳴と峰田だが?」

「………あんっのバカどもがぁ」

 

予想通りな二人の名前に嵐は盛大に顔を顰める。

悪い予感が当たってしまった。いや、予想通りというべきか、女子の応援合戦というありもしないスケジュールを企てたのはあの二人だった。

障子もおかしいと思っていたのか、小さくため息をついた。

 

「………おかしいとは思ったが、やはり二人の策略だったのか」

「………そこは気づけよ。もしくは、俺に連絡を取れ。相澤先生からの言伝なら学級委員長の俺か副委員長の八百万にまず話が行くはずだからな」

「確かにそうだな。すまん、もっと早くに気づくべきだった」

「過ぎたもんはどうしようもねぇよ。とにかく、アイツらに連絡とらねぇと」

 

嵐は食事の手を止めないまま、スマホを操作してスピーカーモードにしながら耳郎と拳藤、取陰にグループ電話で電話をかける。

普段からつるむことが多い嵐と障子、耳郎、拳藤、取陰の5人だけでグループを作っていたのだが、通話に応じてくれたのは拳藤だけだった。

 

『もしもし八雲?どうした?』

 

ビデオに映るのは拳藤と取陰。

どうやら二人は一緒にいたようで二人ともなるよりは一人が出てビデオ通話で一緒に通話しようと考えたのだろう。

嵐は単刀直入に二人に尋ねる。

 

「拳藤、B組(そっち)で女子は午後から応援合戦に参加しないといけないなんて話はブラドキング先生から伝えられてるか?」

 

B組の担任はブラドキングというヒーローであり、熱血漢として有名な教師だ。

もしも今の話が本当であり、B組もやるのならば必ず担任からの連絡はいっているはず。委員長同士での情報共有を行い裏付けを取るために連絡したのだが、嵐の問いかけに拳藤は首を横に振った。

 

『は?いやいや、そんな話聞いてないって。ていうか、チアリーダーのチームいるのに私らがそんなことする理由ないよ』

『そっちの口ぶりだとA組はそういう話が伝わってるってこと?』

「ああ。それで女子達は更衣室に行ったそうだ。つっても、それはバカ二人が企んだことだって今確信したから、どうにか止めたいんだが電話が繋がらなくてな。ったく、あのバカどもが」

 

額に青筋を浮かべる嵐はピクピクとこめかみを痙攣させている。自分がいない間によくもやってくれたなと怒りを抱かずにはいられない。

 

『あー、はは、なんというか八雲も苦労してるね。A組の学級委員長は大変そうだ』

『ね、問題児が二人いるわけだし、しかもベクトルがどちらもやばいっていうね』

 

画面越しに嵐の怒り顔を見た二人は苦笑いを浮かべる。話には聞いていたが問題児2人の片割れが引き起こした実害に嵐は本当に苦労してるんだなと思ったのだ。

 

「とりあえずあのバカ二人は処すとして、急いで向かうか。二人とも急に電話して悪かったな」

『いいよ別に。それよりもまだ昼食ってるのか?いつもよりも遅過ぎない?』

「ちょっと轟に呼ばれて話をしてたら時間食ってな。爆速で食う」

『咽せるなよ。それじゃ、また後でな』

『あとでね〜』

「おう」

 

電話を切った嵐はうどんのおよそ四分の一を一気に呑み込み、頭痛を堪えるようにこめかみを抑えながら一息つく。

 

「はぁ、全くこんな大事な時に余計なことしやがって」

「………確かに、全国放送されてる時ぐらいは大人しくしておけばいいのにな」

「ほんとだよ」

 

障子の呆れに嵐は深く同意する。

普段の学内での日常でならまだしも、いやそれも問題ではあるのだが、今回のように全国放送されてる中で通常運転するのは峰田に関しては完全にアウトだ。さらに今回は上鳴も便乗する始末。

正直頭が痛い問題であるのだ。

 

「まぁ説教はあとでするのは確実として、今は急いで食った方がいいぞ。現一位が遅刻なんて示しがつかない」

「分かってるって。まぁ、やばそうだったら最悪お前掴んで飛ぶがな。最高速で」

「勘弁してくれ。音速で飛ばれたら俺の身が持たないから急いで食べる方向で頼む」

「わーってるよ」

 

亜音速並の飛翔速度を持つ嵐ならば三十秒とかからずに戻ることはできる。だが、障子としてはそんな速度で移動されたら気絶する可能性があるため、嵐の何気ない一言に割と真面目に反論した。

まぁ嵐も冗談ではあるため、そう軽く返しながら急いで残りのうどんと親子丼をかきこんでいった。

 

 

▼△▼△▼△

 

 

 

『どーしたA組ィィ!?』

『何やってんだ、アイツら……』

 

 

昼休憩が終了し生徒達が続々とステージへと戻ってくる中、プレゼントマイクの驚愕と相澤の呆れの声が響いた。

まぁそれも無理はない。彼らの視線の先、ステージの片隅ではA組の女子の面々がいたのだが、揃いも揃ってへそが見えるほど丈の短いノースリーブのチアコスチュームに、膝上の25センチはあろうミニスカート。更には両手には黄色のボンボンを持って立ち尽くしているのだから。ちなみに、皆表情はまさしく虚無だった。

彼女達は見事に峰田と上鳴の策略にハマり、ありもしない応援合戦のためにチアリーダーの格好に着替えていたのだ。

 

「峰田さん、上鳴さん!!騙しましたわね!?」

 

騙されたと悟った八百万は峰田と上鳴へボンボンを投げつけながら叫んだ。

 

『うひょーー!』

 

しかし、二人はそんな眼福な光景に怒りに怯むことなく、下卑た笑みを浮かべながらサムズアップを浮かべる始末。

本当に救いようがなかった。

 

「何故こうも峰田さんの策略にハマってしまうの私……」

「や、ヤオモモドンマイ……」

「アホだろ、アイツら……」

 

見事に騙されたちょろい、もとい純粋な八百万が肩を落とし、隣の麗日がそんな彼女を慰める。

耳郎は恥ずかしそうに頬を赤くさせながら、苛つきボンボンを地面に叩き捨てていた。そうして、とりあえずあの男子どもをどうするかと耳郎が二人を並んだ時、気付いた。

 

「あ」

「耳郎ちゃん、どうしたの?……あ」

 

耳郎がまず気付き、葉隠がどうしたのかと彼女が向ける視線の先を見て遅れて気づく。他の女子も気付き峰田と上鳴を凝視していた。

峰田と上鳴が彼女らの視線に気付き首を傾げた時だ。

 

 

「おい」

 

 

彼らの背後、正確には背後の上の方から低い声が降って聞こえてきた。

威圧感を伴った冷徹な声音に峰田と上鳴は硬直し、顔を青ざめさせると油の切れたロボットのようにギギギと振り返れば、そこには……。

 

「俺のいないところで随分と好き勝手やったじゃねぇか。なぁ?変態共」

 

青筋を浮かべ両腕を組んで仁王立ちする嵐がいた。彼の傍には呆れを多分に含んだ冷たい眼差しを向ける障子の姿もある。

 

「や、八雲……」

「………」

 

上鳴が震える声で彼の名を呼ぶ。峰田は声すら出せずにガクブルと震えていた。

彼らはすっかり失念していたのだ。女生徒達を騙してチアガールの格好をさせたとなれば、A組のリーダーである嵐に確実にバレて殴られることは明白。にもかかわらず、嵐がいないからと調子に乗って行動に移した結果がこれ。自業自得とはまさにこのことだ。

 

「反省しろ、ドアホ共」

「「ふぐぅっ!?」」

 

逃げる間もなく、上鳴と峰田は嵐の拳の前に沈んだ。頭頂部に拳が振り下ろされ、ドゴンと地面に倒た二人はピクピクと痙攣する。

嵐が呆れた眼差しを二人に向けると尻尾を腰から伸ばして二人の首に巻きつけ軽く持ち上げながら女子達の元へと向かった。

 

「悪いなお前ら。俺が気付いていれば止めれたんだが」

「いやいや、八雲は悪くないでしょ。悪いのはそこのアホ二人だし」

 

詫びた嵐に耳郎が首を横に振りながら答える。

この件に関しては嵐は何も落ち度はない。悪いのはこんなことを企んだ峰田と上鳴であり、嵐はそれを知らなかっただけだ。

知らないのだから止めようなどあるわけがない。

耳郎の言葉に他の女子達も同意だと激しく頷く。

 

「まぁ峰田君達の悪巧みは許せないとしても、本戦まで時間空くし、張り詰めててもしんどいから私は楽しむけどねー!!みんなーファイトーっ!!」

「透ちゃん、好きね」

 

葉隠は峰田達の企みとは別で普通に楽しむ気らしく、ポンポンを振り回しながら上機嫌に踊ってる。

 

「ははっ、まぁ本戦前のレクリエーンションもあるしな。それまで気楽に過ごせばいいんじゃないか?俺はこのアホ共を隅に転がしとくよ」

「うん、お勤めご苦労様です!」

「はいはい」

 

葉隠の労いにそう返した嵐はアホ二人を尻尾に巻きつけたまま壁際に向かおうとする。

 

「あ、そうだ」

 

だが、唐突に足を止めると再び彼女達の方へと振り向くと女子達に視線を巡らせる。

 

「別に、このアホ共を擁護するわけじゃないんだがな、お前らのその格好もそれはそれで似合ってると思うぜ?普段見れないから新鮮だ」

「なっ」

 

爽やかな笑みを浮かべながら素直に女子達の格好を称賛した嵐に、女子達は不意打ちを喰らい揃ってポッと軽く赤面する。特に耳郎はなまじ誰よりも恥ずかしかったがために赤面具合は誰よりも凄まじく、効果音で言うならばボボッと言うぐらいだった。

それはひとえに劣等感によるものだ。

耳郎以外のメンバーは八百万はもちろんのこと、一番小柄な蛙吹ですら確かな膨らみのある果実を二つつけている。なのに、自分だけが微妙な膨らみ。はっきり言って女として自信がなくなる。

そんな時に、嵐の賞賛だ。女子達のこと全員を指して褒めたのだ。それが気休めではなく本心からの言葉なのは、これまでの付き合いでわかる。分かったからこそ、彼女は顔が熱くなるのがはっきりと分かった。

 

「じゃ、冗談はいいからっ!とっととその二人捨ててきなよっ!!」

「おっと、そうだったわ。でも、マジで似合ってるぜ」

「いいから早くっ!!」

「はいはい」

 

キツイ言い方をする耳郎に嵐は笑顔で返すとさっさと二人を壁際に捨てるために行ってしまった。

残された耳郎はふぅと息をついたものの、すぐに自身の背中に刺さる妙な視線に気付き振り返ると……。

 

「ニヤァ……」

「お熱いですなー」

「わー、耳郎ちゃんヒロインやわー」

「ケロ、仲睦まじいわ」

「照れ隠しというものですわね」

 

めっちゃいい笑顔の女子達が顔を赤くしながらこちらを見ていたのだ。

 

「ねーねー二人って付き合ってるのー?」

「いつからー?もしかしてあの復帰の時からー?」

 

芦戸と葉隠が耳郎に詰め寄りそんなことを尋ねる。

以前嵐が初めて車椅子登校してきた時の二人のやり取りからもしかしてと疑っていたのだろう。恋のネタを前に飢えた猛獣の如く距離を詰めていた。

他の女子達もやはり気になるのか彼女を逃さないようにしている。

 

「ちょっ、違うっ、うちと八雲はそういう関係じゃないからっ!!」

「またまたぁ〜」

「素直に白状しなよぉ〜」

「青春やわ〜」

「友情から始まる恋なんですわねっ!」

「ケロ、仲良いのはいいことよね」

「だからっ、違うからっ!!」

 

それからしばらく耳郎は女子達に質問責めされることになり、見かねた障子が助け舟を出すまで弄られ続けることになった。

 

『さぁさぁ皆楽しく競えよレクリエーション!それが終われば、最終種目。進出四チーム総勢16名からなるトーナメント形式‼︎一対一のガチバトルだ‼︎‼︎』

 

昼休憩後は全員参加のレクリエーションを挟んでから、最終種目であるトーナメント形式のサシでのガチンコバトルだ。

形式は違えど毎年の体育祭の大目玉と言っていい種目に観客達が燃え上がる熱量のままに歓声を上げた。

 

 





読了ありがとうございます!
以前嵐を睨んでいた翼のお方ことNo.3ヒーローの天狗ヒーロー・ヤシャガラスはなんと嵐君の実の父親でした。何人かは正体を察していたと思いますけど、驚いてくれたら嬉しいですわ。

嵐君とヤシャガラスの仲は轟親子並みに拗れていて、かなり深い溝があります。そして、モンハンをプレイしている方はわかると思いますけど、古龍の力というのは本当に強大であり、ただの厄災だと思うのも仕方ない部分があると思います。

彼はまさしくその典型で嵐という存在そのものをカゲロウがアマツマガツチを憎んでいたようなレベルで嫌っています。
その辺りも今後もう少し詳しく書けるといいですね。


嵐のイメージCV誰がいいと思いますか?

  • 小野大輔
  • 諏訪部順一
  • 細谷佳正
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