少年はござるの重荷を背負って生まれた。自分の意志とは関係なしに変な語尾がつく。そんか呪いとも呼べるもの以外は何一つ持っていなかった。転生特典も、魔法の才能も、高潔な血筋も――。
 故に彼は、二十年の血の滲むような努力の末に、ござる口調に見合った技を身につけた。ござるござる喋るクセに剣術がからっきしな奴はいないからだ。

 そんな彼が、今思うことは――。

(やばい! もうござるござる言うの恥ずかしいんだけど!?)
  おい、ござるござる煩い奴が来たぞ!()
  昼下がりの宿屋にて、転落事故発生2021年12月04日(土) 20:49
  叩き折られたおじいさんの竹箒()
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