GODEATER~破壊の龍は不浄を殲ぼす~   作:JAIL

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こちらはおまけであり、本編とはなんら関係ありませんw
本当は1話で終わらせるつもりだったのに長くなって2話構成になってしまった…w


おまけ
3人のドタバタな1日【前編】


これはとある三人の1日を覗いた者の記録である。

 

~リーチェ、フォーツの場合~

 

中国支部から呼ばれていたリーチェ、フォーツの二人は支部長室に呼ばれていた。

 

「え?俺達を1日防衛班に?」

「そう、君達の中国支部から契約期間はまだ少し残っていてね、極東支部で待つのもなんだろうかな試しに比較的安全な防衛班と協力してもらおうかなと思ってね」

 

今回この二人に提案されたのは極東支部防衛班との共同戦だ。

というのも終わった大規模アラガミ討伐作戦は多少のイレギュラーがあったものの、作戦そのものは順調であり、目標も達成出来ていた。

だがそのせいか極東支部が各支部との契約期間はまだ残りがあり、この二人以外の支部から来た人達も何かしらの任務に着いていたからだ。

 

「まぁ俺達が力になれるならいいですけど…フォーツはどうなんだ?」

「私もいいよ?…というかこれ決める権限って隊長の私なんじゃ…?」

 

自分の立ち位置に不満をリーチェにぶつけるも、着々と話が進み、明日から極東支部防衛班との共同でアラガミ討伐を請け負った。

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

翌日。

エントランスに防衛班とリーチェ、フォーツが集まっていた。

 

「よーし、皆集まったな」

 

ショートブレード型神機を扱う大森タツミが全員の集合を確認する。

 

極東支部第二部隊────通称:【防衛班】と呼ばれる部隊で

 

ショートブレード型の第一世代型神機を扱い、防衛班隊長の大森タツミ

 

バスターソード型の第一世代型神機を扱い、冷静沈着なブレンダン・バーデル

 

ブラスト型の第一世代型神機を扱うが、誤射の酷い事から「誤射姫」とも呼ばれている台場カノン

 

ロングブレード型の第一世代型神機を扱い、お調子者の小山シュン

 

アサルト型第一世代型神機を扱い、結果にこだわる野心家のカレル・シュナイダー

 

スナイパー型第一世代型神機を扱い、アラガミを撃つ事だけしか頭に無いジーナ・ディキンソン

 

以上6名から防衛班は成り立っている。

 

「さてと、それでそちらの隊長は…」

「あ、私です。中国支部第一部隊隊長のフォーツ・エンジェです。こちらは同じ部隊のリーチェです」

 

フォーツに紹介され、軽い会釈をする。

 

「フォーツさんとリーチェさんね、オッケー。まぁ今回の任務は結構楽だから気楽に行こう」

 

タツミの言葉にそれぞれが返事をする。

こうして極東支部防衛班と中国支部の共同任務が始まった。

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

極東支部の防壁の上に彼等は立っていた。

 

「極東の任務はここにいるアラガミの掃討だ。俺達防衛班とお二人さんは2人1組になってアラガミの掃討をする。それとなるべく一体ずつ違うアラガミに試作されたバレット型発信機を埋め、そのアラガミは討伐せずに残し、徘徊ルートを算出するのを目的とする。皆、オッケーだな?」

 

タツミの声に頷くメンバー。

 

「そしたらバレット型発信機は…あ、フォーツさんスナイパー型だよね?そしたら今回はフォーツさんに頼もうかな。それとこの発信機、普通のバレットと似てるから気を付けてね」

 

そう言ってタツミがフォーツにバレット型発信機を2つ渡す。

 

「今回確認してるのはコンゴウとグボログボロの集団みたいだからそれぞれ一体ずつにそれを撃ってくれ」

 

分かりました。とフォーツがポケットにしまうが持っているバレットが正しいか確認をする為に少し離れてポーチを見に行った。

それを見ていたリーチェの心配そうで少し安堵したかのような表情にタツミが気付く。

 

「フォーツさんが心配?」

「え?あー…心配っちゃあ心配ですね…あいつ、作戦立案は出来るんですけど決めた本人が従わない上、後衛無視して特攻した挙句、ボロボロになって帰ってくる事がよくあるし、たまに流れ弾が味方に当たっちゃうけどエリア分けされるならその心配無いかなぁ…って…」

「うん待って?色々とツッコミ所が多いんだけど?」

 

リーチェが言うフォーツの特攻癖を聞いて少しだけ2人が心配になるタツミだった…

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

フォーツとリーチェが担当するエリアに着いた。

それと同時に無線でタツミに報告する。

 

「こちら中国支部第一部隊隊長のフォーツです。担当エリアに到着しました」

『オッケー。そしたらそっちはアラガミが確認出来次第、戦闘開始していいよ』

「了解」

 

フォーツが無線を切る。

 

「さーて、中国支部の強さをアピ…どうした?」

 

グイーッと伸びをするリーチェが嬉しそうなフォーツに気付く。

 

「だって嬉しいんだもん♪」

「?何が?」

「今のやり取り、凄い出来る女って感じ無かった!?やっぱ隊長ってこういう人がやるべきよねー♪」

 

ウンウンと嬉しそうに頷くフォーツに対し、あー、こいつ…隊長っていう自分の立場に酔ってるな…と呆れるリーチェ。

 

「ま、作戦成功したら中国支部に対しての評価も上がって、また応援とか頼まれるから完璧にこなそうぜ」

「そうだね。そしたらリーチェは誘導お願い最初のグボログボロに発信機撃ち込むから」

「…了解」

 

間違っても俺には撃つなよ?と思いながら最初のターゲットに向かうリーチェだった。

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

リーチェが神機を構え、慎重にアラガミを探している。

 

(それにしてもさすがは強敵の多い極東支部だ…)

 

あちこちにある戦闘の傷跡を見てそう思った。

中国支部は比較的弱いアラガミが多く(と言っても数も多いが)、新人の神機使いでも油断さえしなければほぼ無傷で帰って来れる程だ。

だが極東支部は違う。

ここに集まるアラガミは中国支部で倒してきたアラガミの強さが格段に上がっている。

それでもリーチェやフォーツに召集が掛かったのは生還率が高い為だろう。

 

(っ!出たか…!)

 

ギリ…と神機を握る両手に力が入る。

目の前に現れたのは大きな顔に鋭い牙、頭のてっぺんに砲台のような物が付いたグボログボロと呼ばれるアラガミだ。

3メートルはあろうその巨体であるにも関わらず攻撃も移動のスピードも早い。

リーチェに気付き、威嚇するグボログボロに対し、駆けて接近するリーチェ。

グボログボロが大きな口を開けて噛み付く────その時だ。

走っていた軌道を一気に横にずらしながらグボログボロの口の中目掛けてグレネードを投げる。

見事口の中で爆発し、グボログボロはその衝撃でダウンする。

 

タタンッ!

 

地面と壁を蹴り、グボログボロの真上から神機の鋒の下に向けて落ちていく。

 

「あばよ」

 

ドシュッ────!!!!

 

グボログボロの頭を神機が貫いて口の中まで届き、たった一撃でグボログボロは息絶えた。

 

「フゥ…」

 

無傷で倒し、プレデターフォームでグボログボロのコアを取る。

 

「こちらリーチェ。グボログボロ一体を討伐した」

『なんで倒しちゃってんの!?発信機付けるんでしょ!』

 

鼓膜が破れるのでは無いかと思う程の声量がインカムを通してリーチェの耳に届く。

 

「お前な…第一目標は掃討でその次に発信機って言われたろうが」

『けど私の活躍がー!!!!』

 

分かった分かった!と子どもをあやすかのように隊長であるフォーツを宥め、通信を切る。

これ…大丈夫か…?と少し心配になってきたリーチェだった…




さーて、とことんあそb…もとい頑張ってもらいましょうかね?w
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