GODEATER~破壊の龍は不浄を殲ぼす~   作:JAIL

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正直言います。
このタイトル、自分で考えた中でもこの小説で1番のお気に入りですw
…執筆ページの楽曲コードってYouTubeから持って来れたり…無理か?w
分からないんで使い方知ってる人教えて下さいw


玉座に坐せるはただ一人

先に動いたのはネルギガンテだった。

ディアウス・ピターに急接近し、黒くなった翼の棘を地面に擦りながら近付くがディアウス・ピターは距離を取り、被さるように飛び掛る。

だがネルギガンテの棘がディアウス・ピターの身体に刺さり怯む。

ネルギガンテは右前脚を高く上げ、ディアウス・ピターに向かって叩き付け、ディアウス・ピターの左前脚を掠める。

すぐに空いている左前脚で地面を抉りながらディアウス・ピターへ叩き上げた。

 

ゴッ────!!!!

 

その左前脚はディアウス・ピターの左前脚にクリーンヒットし、前脚を覆っていた鎧のような黒い甲殻を砕く。

その様子はその場にいた神機使いを驚愕させていた。

その戦闘を眺めている中、ヒバリから一時退却の通信が入る。

さすがにこの戦闘に加わるのは自殺行為と思ったのか二頭が戦う中、神機使い達は退却して極東支部へと走った。

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

二頭の戦闘は極東支部のモニターに映し出されていた。

圧倒的な膂力でネルギガンテはディアウス・ピターを追い詰めていく。

その様子を見てモニターを見ていた神機使い達は歓喜の声や畏怖の声を上げている。

 

「マジかよ…あのディアウス・ピターが一方的に…!?」

 

以前戦ったリンドウも押されているディアウス・ピターに驚いていた。

ディアウス・ピター自身も反撃に移ろうとするがネルギガンテの膂力に耐えきれずすぐに反撃に合う。

そしてディアウス・ピターのマントのようなものに噛み付き、喰らう。

抵抗するディアウス・ピターを前脚で叩き付けて何度もその雷を放出するマントを喰らっている。

 

「なるほど…あれがそうなのか」

 

後ろからサカキがソーマとリンドウの間に立ち、モニターを眺める。

 

「博士、あの名前の由来だが…」

「私も未だに信じられないよ。かの存在、アルディラ・ビジターが異界からこの世界に来たという事自体ね」

「棘を持つアラガミが翼を持つアラガミを喰らって飛べるように…ってオラクル反応も無かったんだっけか…」

 

そう、アルディラ・ビジター────本来の名、ネルギガンテはこの世界には存在しない"龍"だ。

それも火竜リオレウスや雷狼竜ジンオウガ等、現代に存在する竜とは違い、はるか昔に生きていた古の龍…古龍である。

そしてその古龍に対するは荒ぶる神々であるアラガミだが所詮は人の欲が暴走し制御しきれなくなった"神の紛い物"と言うべきもの。

そんな存在が大自然の自浄作用が具現化したかのようなネルギガンテに勝てる訳が無い…

 

 

 

 

そう、この時までは──────

 

 

 

 

ネルギガンテの強烈な猛攻に耐えきれず距離を取るディアウス・ピター。

そのディアウス・ピターに変化が起きた。

メキメキッ…!とディアウス・ピターの背中、人間でいう肩甲骨付近が割れていく。

突然の異変に気付き、ネルギガンテも遠ざかる。

そして───それは姿を現した。

そこから出てきたのは翼のように広がり、左右で等しく四本ずつある赤い刃。

 

刃翼だ。

 

モニター越しにそれを見たブラッド隊と独立支援部隊クレイドルの面々も顔が強ばる。

あの刃翼こそ、ディアウス・ピターの武器の一つだ。

だが、なりふり構わず前脚を叩き付けようとするネルギガンテにディアウス・ピターはその刃翼で防御するかのように構える。

ゴッ────!と前脚と刃翼はぶつかり合ったがすぐにディアウス・ピターは余っているもう片方の刃翼で反撃する。

そして遂に──────ネルギガンテの前脚の棘が砕かれた。

急いで距離を離そうとするが優位に立ったディアウス・ピターは左右の刃翼を間髪入れずに振り回し、ネルギガンテの棘は次々に砕かれていく。

白い棘じゃない、黒い棘が砕かれていくのだ。

黒い棘はネルギガンテの生やす棘の中では最高強度を誇る。

その棘をディアウス・ピターの刃翼は砕いていた。

本能で危険だとネルギガンテは判断し離脱を図ろうとするも、ディアウス・ピターに回り込まれて追い詰められていく。

咆哮し、威嚇するも関係無くディアウス・ピターは迫ってくる。

そしてディアウス・ピターは飛び上がり、上からネルギガンテを強襲する。

一か八かとネルギガンテも翼を広げて後方へ飛び、そのまま高く飛んでいく。

 

 

ネルギガンテは飛び去った。

 

 

オオオオオオ!!!!!!!!!!!!

 

 

ディアウス・ピターの雄叫びが木霊した。

大自然の自浄作用の権化であるネルギガンテは敗北し、その大地には帝王ディアウス・ピターが立っていた──────




執筆してる中で気付いたんですけど、ネルギガンテってワールド、アイスボーンのストーリー上、敗北、撤退してるシーンって孤島でのハンターとナナ・テオコンビの二戦という…
それ以外のゲーム内の縄張り争いではほぼ引き分け。
脳筋古龍恐るべし…w
あ、ゾラ・マグダラオス戦はハンターに妨害されたという事でノーカンにしましたw
感想お待ちしております。
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