不味い…最近まで8,39ぐらいあった評価が一気に,15に…!このままだとオレンジバーになってしまう…!欲しい…っ!!高評価が…っ!!!
てなわけで、今回は以前から質問にあった
「なぜクソザーコモノ君が特典ゲットしたのか」などの回答+話の続きとなっています。
ではでは、どうぞ!
『それはできない』
「なんでだよ!!?この俺に明確な攻撃の意思!日本を潰す絶好の口実だろうが!!」
彼…オウジの日本における拠点となっているマンションの一室で、彼はヴィジホンの向こう側にいる女性…ヴァージニア・バランスに対して怒鳴った。あの後で起きてみれば、外を見張っていたスターズの兵士たちは全滅、深雪は失踪、挙げ句の果てには自身が持つディケイドライドウォッチとエグゼイドライドウォッチまでもが奪われていた。終いにはこれ幸いとばかりにシルヴィアとミカエラは忽然と行方を眩ませている始末だ。彼の怒りの沸点の低さを考えれば当然の態度だろう。
しかし、ヴァージニアはスターズの中でも数少ない、彼の脅しに屈しない女性だった。彼の『日本を潰すべきだ』という無謀な案にも一切動じず否定を続けている。
『貴方は
「ふざけんな!!文句を言う連中なんざ全員纏めて消せば良いだろ!!?」
『だが、事実貴方は負けた。その時点でその案は意味をなさない』
「そ、それはジオウⅡを使ってなかったからだ!あんな奴、ジオウⅡなら一瞬でカタが着く!!」
『…とにかく、今こちらで対応を検討している。今は此方からの指示を待て。以上だ』
「はぁ!?ふざけんな!まだ話は…!」
言い終わらない内に、ヴァージニアはヴィジホンを切ってしまっていた。
「…クソが!!クソがクソがクソが!!あの端役さえいなければ、全部完璧だったってのに!!」
地団駄を踏みながら、彼はどこへも捨てれない怒りを噛み締めていた。
「………で、命からがら脱走してきた、と…」
オウジのストレスが限界突破していたのとほぼ同時刻、療安堂には二人の女性がいた。無論、オウジの下から逃げてきたシルヴィアとミカエラである。彼女たちを連れてきたのはリーナだ。
事情を聞くと、オウジの下から逃れられたのは良かったものの、頼れるものも無く街をフラフラとしていたところをリーナが発見したそうだ。どうやら彼女たちはリーナがスターズに居た頃からの知り合いだったようで、見過ごすわけにもいかなかったとのこと。
「………ミアは日本国籍を持ってるけど、問題はシルヴィアなの。彼女はアイツに連れられて日本に来ただけだから…」
「………ま、その辺りは伝手を使えばいいけど。問題はアイツがどう出るかだよね…流石に一高で粗相は起こさないだろうけど。まぁ、取り敢えず聞いてみよっか」
ということで真夜に連絡を取ったところ、二つ返事で協力して貰えることになった。しかもその日の翌日にはシルヴィアは『
61:マッドな元雑草ライダー ID:MadnA8bEe82
…というのが事の顛末です
62:電脳空間の時喰王 ID:NAndE8
取り敢えずは一件落着、なんか?
63:プリキュア世界の怪人王 ID:kA1ZinriDeR
どうだかね。正味、アイツを潰さない限り終わりは無さそうだし
64:スマホ少年の相棒の英霊使い ID:LaN3ErO4
でも、転生の時点で地獄送りとか無理だったの?
65:転生者ハンター逢魔時王 ID:rA1danOo
>>64それについてはこちらで調べがついた。まったく、彼女も不運としか言い様がない
66:ロリ女神ファミリアの三刀流 ID:2GirIhA106O106
?
67:悪魔高校のバキ刃牙 ID:Dxd5r5rmAcHo
どういうこった?
68:転生者ハンター逢魔時王 ID:rA1danOo
なんでも、奴を担当した女神は新人でえらく気弱でな。奴に脅され、逆らえなかったようだ。本来それまでの担当転生者が十人未満の神又は女神はそれまでの担当転生者が百人以上の神又は女神の同伴が必須なのだが、その時はどの神も手が離せなかったらしく、彼女一人でやることになってしまったそうだ。まぁ、あちら側の落ち度だったから処罰は免れたようだが
69:米花町のスパイダーマッ ID:Ito2kaIAraI
なるほどねぇ…
70:音速のトレーナー ID:O21saMaN
それはたしかに不憫だよ
71:デトアラのスタンド使い ID:OrA6dArasH
やれやれだぜ…
72:隙間の悪転者狩り ID:39mAOa82luTe1Do
まぁ、処罰無しになったのはイッチ君の存在もあったしね。彼の力で対処可能だったから、そこまで強くは責められなかったそうよ
73:東京皇国のゴーストライダー ID:hElbA1K315
【速報】イッチ、女神を救う
74:世界を旅する飛行タイプ使い ID:16aMaGagAIBo
マジかよ…
75:ロズワール家の修行僧 ID:OvArOGg1
しれっと凄いことになってますね…
76:マッドな元雑草ライダー ID:MadnA8bEe82
マ?
77:転生者の相談役 ID:CalLSensEi01
にしても、そのクズ転生者を潰すって形のミッションで処理れないんですか?
78:転生者ハンター逢魔時王 ID:rA1danOo
>>77そちらに関しては、上は敢えてタイミングが来るまで出さないそうだ。奴の性格上、簡単に殺すより寧ろ圧倒的な力で生かしたまま捩じ伏せる方が効果的らしい
79:シンカリオンの保線作業員兼オレンジ6号 ID:ToQ6BuIldeR
なるほどねぇ…
80:転生者の相談役 ID:CalLSensEi01
ゲームでも、完全に戦力差あり過ぎる奴と何回もマッチングしてボコられることほど萎えることはありませんしね
81:スマホ少年の相棒の英霊使い ID:LaN3ErO4
>>80それは全人類共通
82:マッドな元雑草ライダー ID:MadnA8bEe82
取り敢えず、一旦抜けますね
83:世界を旅する飛行タイプ使い ID:16aMaGagAIBo
いってら
オウジによる深雪拉致事件から数日が経った。
リーナや、あの事件以降いつもより短いスパンで療安堂を訪れるようになった深雪や達也の話では、頼斗に叩きのめされたことがよほど効いているのか、イライラしっぱなしで魔法実技ではミスが目立つようになってきたらしい。
深雪が一時的に拉致されたことは、現在の一高では達也とリーナしか知らない。にも関わらず、彼のミスはだんだんと問題視され、USNAとの協議の結果、彼は本来の留学期間である三月から期間を繰り上げられ、二月中旬にUSNAへ帰国することとなったそうだ。
「………自業自得だね」
「まったくよ」
二人は療安堂でそんな会話をしていたが、頼斗だけは気を引き締めていた。彼の性格を考えれば、USNAに帰国する直前で必ず仕掛けてくるとわかっていたからだ。
そして、オウジがUSNAに帰る3日前に、その時はやってきた。
84:マッドな元雑草ライダー ID:MadnA8bEe82
奴の件で進展がありました
85:転生者ハンター逢魔時王 ID:rA1danOo
なに?
86:東京皇国のゴーストライダー ID:hElbA1K315
>>84Do you cote?
87:マッドな元雑草ライダー ID:MadnA8bEe82
朝起きたら、ポストに八王子にある公園に来いみたいな果坨死状がありました。たぶんアイツです
88:シンカリオンの保線作業員兼オレンジ6号 ID:ToQ6BuIldeR
アイツって………そういやアイツ名前何だっけ?
89:scp-114514 ID:109bE2Ges10
・主役ライダーに自殺を勧められた男
・カニアマゾンにレストランを出禁にされた男
・浅倉に無視された男
・性欲がトップギア
・逆天道
・千翼に生まれたことが罪と言われた男
・北岡先生に弁護を拒まれた男
・ミラーモンスターとファンガイアとギフテリアンが捕食を拒否した男
・草加雅人がラッキークローバーに売り飛ばした男
・橘さんが騙した男
・アポロガイストに迷惑と言われた男
・鴻上会長に誕生日を命日にされた男
・グリードに「その欲望、解放してはいけない」と言われた男
・ドクターライダーに意図的な医療ミスで殺された男
・ポリスライダーに見殺しにされた男
・万丈に馬鹿と言われた男
・エボルトにつまらないと言われた男
・しあわせの湯出禁の男
90:プリキュア世界の怪人王 ID:kA1ZinriDeR
!?
91:電脳空間の時喰王 ID:NAndE8
>>88何やこれ!?
92:音速のトレーナー ID:O21saMaN
!!!!!?????
93:転生者の相談役 ID:CalLSensEi01
内容は某神(笑)っぽいですけど…
94:スマホ少年の相棒の英霊使い ID:LaN3ErO4
…で、イッチは行くの?メリット無さげだけども
95:米花町のスパイダーマッ ID:Ito2kaIAraI
>>94強引な路線修正だな…
96:悪魔高校のバキ刃牙 ID:Dxd5r5rmAcHo
>>94俺ならば一向に構わんッッ
97:デトアラのスタンド使い ID:OrA6dArasH
>>96呼んでねぇぜ
98:マッドな元雑草ライダー ID:MadnA8bEe82
行きます。てかなんなら今指定場所にいます
99:スマホ少年の相棒の英霊使い ID:LaN3ErO4
何この子行動力パナイ
100:マッドな元雑草ライダー ID:MadnA8bEe82
サクッと潰しますわ
「………で?わざわざ果たし状なんか送りつけてきて、何のつもりだ?」
「決まってるだろ?テメェを殺すためだよ!!」
おーおー、好き勝手言いなさる。まぁ、勿の論こっちも容赦はしないけど的な顔をしたら案の定怒ってきたね。ティファー○もびっくりの沸騰時間だ。
「舐めやがって…ぶっ殺してやる!!!」
「やっぱジオウⅡで来るか。だったら俺も」
「なにっ!?なんでお前までそれを!お前が変身できるのはディケイドのはずだ!!」
この反応も予想通りだ。誰もディケイドにしか変身できないとは言ってないのにね。
「お前が最低最悪のチンピラ魔王なら、俺は大体お前をぶっ飛ばす救世主ってところかな?」
「………まぁいい。どのみちゲイツごときでこのジオウⅡは倒せねぇんだよ!!」
…ん?今、アイツ何て言った?
はっきりわかった。コイツにジオウは合わん。合うとしてもライドプレイヤーが関の山だ。いやそれだとにっこにっこに~ことニコさんに失礼だな。
と、セットしやがったな。ならこちらも奥の手行きますか。正味実戦使用は初めてだけど。
D´9スロットとD´3スロットにそれぞれのウォッチを装填してロックを外すと、オウジの背後に二つの時計が現れ、回転を始める。そしてジクウサーキュラーを回すと、世界が二つに別れ、時計も激しく回転し、逢魔が刻を指した。直後、銀のベルトがオウジを包み、それぞれの時計からマゼンタの『ライダー』の文字が放たれ、合体してオウジのマスクに複眼として収まった。これが『仮面ライダージオウⅡ』である。
「ジオウⅡの力の前では、お前なんかゴミなんだよ!!今度こそ潰してやる!!」
「…なら、容赦は要らないよな?」
そう言って、頼斗はガチャリと砂時計型のアイテム…ゲイツリバイブライドウォッチを出した。
「…は?」
「今度こそ潰してやる…それはこっちの台詞だ」
ゲイツリバイブライドウォッチを起動してジクウドライバーのD´3スロットに装填した頼斗は、ジクウドライバーを抱え込むように構えて、強く言い放った。
頼斗がジクウサーキュラーを回すと、背後に砂時計のようなエフェクトが出現する。直後、エフェクトから黄金のベルトが射出され、頼斗の周りをグルグル回転しながらアーマーを装着させていく。そして、エフェクトから黄金の『らいだー』の文字が放たれ、頼斗の複眼としてマスクに収まった。
胸部に誇張された橙色の装甲…生体強化装置であるレッドクリスタライナーと、左手に持つ『のこ』と刻まれた回転鋸…ジカンジャックロー:のこモードが特徴的なライダー…『仮面ライダーゲイツ:リバイブ剛烈』に変身した頼斗に、オウジは唖然としていた。
「さぁ、最終ラウンドだ。ジオウ…お前を潰す」
…決戦の火蓋が、切られた。
さてさて、いかがでしたか?
次回辺りで来訪者編、完結です。
頼む…オラに高評価を分けてくれ~!!(迫真)
というわけで、今回はいつもこの『マッドでヤベーイやつにしか変身できないんだが』に感想をくださっているscp-114514さんに特別ゲストとして出ていただきました。
※この作品に神(笑)は出ません。
ではでは、また次回で。