大好きな彼女の為に 作:トロサーモン
次回予告と違う話ですがどうぞ。
ここはエンジンシティ、ガラル地方の中部に位置する大きな街。何年も前に蒸気機関によって急激な近代化に成功した。現在でも工場や倉庫などが多く建ち並んでいる。街の中心には大きなスタジアム……エンジンスタジアムが建っていて、ジムチャレンジのスタート地点になっている。
今日はソラとホップはダンデに呼ばれてエンジンスタジアムまでやって来たのだが……
「「何考えてるんだこの馬鹿チャンピオン!!」馬鹿兄貴!!」
「2人とも酷いじゃないか、流石に俺もそこまで言われると傷つくよ」
「いや言うよ、言い続けるよこの馬鹿兄貴!!」
「本当に自覚を持てよ馬鹿チャンピオン。大概にしないとそのお前のふざけた幻想をぶち殺すぞ!」
俺とホップはガラル地方のチャンピオンにしてガラルの英雄のダンデにボロクソに吐き続けていた。その理由は……
「流石に俺も方向音痴って事は自覚してる。だけどせっかく車の免許を取ってるんだからドライブにでもって車を買ったからサプライズをしたのだけど」
「サプライズというかドッキリだよこの野郎。驚きすぎて頭が痛くなってきた」
そう言って俺は頭に手を当てた。ダンデさんの隣にはリザードンの顔によく似た車がある、少し前にCMに出てたからそこの会社が作ったのだろうな、ダンデさんが乗れば宣伝効果になる……乗ればだ。これまでずっとリザードンに乗っていたから車なんか乗る事はなかった。車を作ったのはいいけど、乗らなかったら宣伝にはならないから乗れとスポンサー様から言われたから俺達と一緒にドライブって事になったのだろう。
だからってダンデさんの運転でドライブとか、何それ死刑宣告ですか。
「それじゃあ行こうか2人とも」
「「断る!!」」
俺とホップは頑なに断り続けている。俺たちはドライブに行きたくないわけじゃない、死にに行きたくないだけなんだ。お客様の中にこの馬鹿チャンピオンを止めてくれる人は居ませんか。それか頭を治せるお医者さんは居ませんか?
「なんだかガヤガヤ騒がしいと思えばダンデと……お前はあの時のケロマツのトレーナー!?」
「そ、その声は……oh、ダンデさんのリーバル」
「いやキバナだ。確かにダンデとはライバル関係だけど!!」
「相変わらずキレキレのツッコミですねキバナさん」
俺たちに声をかけてくれたのはブラッシータウンのジムリーダーでダンデさんの
「キバナはエンジンシティに用事でもあったのか?」
「あぁ、カブさんに頼まれてた物を渡しに来てたんだ。帰ろうと駅に向かってたらお前達の声が聞こえてきたから来たんだ。お前達はこんな所で何騒いでるんだ?」
「聞いてくださいよキバナさん、ダンデさんが……ダンデさんが……ダンデさんが車を運転でドライブに行かないかと誘ってきたんですよ!?」
「なん……だと!?」
キバナさんは驚いた顔をして呟いた。
あのキバナさんでもダンデさんの方向音痴の異常さは分かっていたらしい。まぁ、ライバルだから弱点を知っていてもおかしくないか……ポケモンバトルとは関係ないけど。
「おいダンデ、お前本気で自分が車を運転しようとしてるのか!?」
「もちろん本気だ」
「はぁ〜マジかよ」
キバナさんは大きなため息をついて頭に手を当てた。
分かるよその気持ち、さっきまで俺たちもそんなんだったから……まぁ状況は何も解決してないんだけどな。
「お前自覚しろ。お前が運転したら最悪違う地方までドライブ、良くてフリーズ村までドライブだ」
「いや流石に俺でもそこまで方向音痴では……ちょっと2人とも何頷いているんだ!?」
キバナさんの言葉は本当にそうだから俺とホップは頷いてるんだよ。
「ダンデさん、俺たちやキバナさんの言ったとおり貴方が運転したら遭難が確定なんですよ。だからドライブは諦めてください」
「でもせっかく車を納車したのに……そうだキバナ、お前が運転してくれないか?」
「はぁ、俺が!?」
「確か免許証持ってたな?」
「あぁ、免許証を持って車も持ってるし偶にドライブもしたりするけど。保険とか色々あるからダメだろ」
「安心してくれ。俺の契約してる保険なら大丈夫だ」
あれ、なんだか風向きが変わったな。さっきまでは絶望に一方通行だった筈が一筋の希望が見えてきた。
……………ダンデさんが入ってる保険が気になるな。ダンデさん限定の特別なオプションとかありそうだよな、保険会社もダンデさんの方向音痴を分かっていそうだから。
「そうだよ。俺もキバナさんの運転でドライブに行きたい。なぁソラ」
「おう、キバナさんの運転ならマジで安心だな」
「ほら2人共もそう言ってるんだから運転してくれないか?」
「……………はぁ〜分かったよ。まぁお前には少し聞きたい事があったから」
そう言ってキバナさんは俺の方に目線を向けてきた。
なぜ俺の方をチラチラチラチーノしてくるんですか、絶対にチラチーノしてただろ。
そして俺たちはダンデさんが納車した車に乗った。
うわ、この車のシートマジで座り心地が良いな……リザードン柄なのが気になるんだけど。
「本当にリザードンが好きだよなお前」
「あぁ、俺の相棒だから」
「それで何処に向かえばいいんだ?」
「そうだな、キルクスタウンに向かってくれ」
「了解、2人共ちゃんとシートベルトしろよ」
そう言ってからキバナさんはエンジンをかけた。そして車は動きだしてしだいに車のスピードが速くなって行った。
そう言えばキルクスタウンって行った事なかったな。噂では物凄く寒いんだよな……確か俺たちって薄着なんだよな。
………………これ以上は考えるのはやめておこう。
どうもまたまたお久しぶりです。
生存報告です。
取り敢えず言い訳をします(土下座中)
前回の後書きにかいた次回予告の悪夢なんですが書き上げてはいるんです。
ですがネタのつもりで書いてたのですがシリアス展開になり、そしてソラくんの中にある秘密も出てくるんですよ。(もしかするとソラくんの秘密を消すかも知れませんが)
これを投稿する前にちょっとしたお話を入れてから投稿しようと思い今回のお話を投稿しました。
投稿が遅れているのは一人暮らし再開が一番な理由ですね、それとライザのアトリエ3作品がセールだったのでそれを全部ダウンロードして今やり込んでます(ライザ1はクリアーしてライザ2をプレイ中)
最近はやる気が出て執筆欲が出て色々と書いては消してのトライアンドエラーしてます(そそりますね)
今年の目標はソラ達の物語をひと段落させる事と新しい作品を投稿しようと考えてます。やる気が維持できればですが(すみません)
さてと、言い訳はこれくらいで。
次回予告はIFストーリーを投稿しようと思います(シロナの方かな?)
本編の方はサムイサムイ村の村長殺害事件!?の予定です(嘘です)
それでは今年もよろしくお願いします!
もしも次にIFストーリーを書くとしてヒロインにするのなら。
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