”この世界には主人公はいない。でも、だからこそ誰もが主人公になり得る”
電脳技術が確立した近未来。そこでは電脳空間が生活の一部となっていた。そして様々な娯楽も生まれていた。その恩恵を最も受けていたのがVRMMORPGを更に略したVMR。
その中でも人気を博しつつあったのがアンドロイド、ウォーマシン、獣人、幻獣など一人一人のプレイヤーに合わせた化身を与えられる『ギストサーガ』
高校生の悠太も友達にギストサーガに誘われるが、制限はあるが現実に近い痛みをプレイヤーに与える仕様に躊躇してしまう。
他の友達も参加する中で一人残された悠太は寂しさから試しにとギストサーガの世界に踏み入る。
だが、そこで罠に嵌って初心者狩りのターゲットになってしまう。そこに異形の姿をしたバーサーカーと称されるアンドロイドのジードが現れた・・・。