自由気ままにプレイしてたら、何故か妖怪認定されました Re:メイク 作:玖珂凌駕
そういや、アニメ極振りの二期始まりましたね~。自分はまだ見てないんですけど、少ししたら見始めようと思いますわ。
ではでは、前書き終わり本文へどうぞ~(´・ω・)っ
「ふぁ、寝みぃ」
「おはよう、エイ」
「おはよう、サリー。メイプルの奴は」
俺がそう聞くとサリーは指を指した。
俺はその先を見るとまだ気持ち良さそうに寝ているメイプルを姿があった。
イヤ~、流石に寝すぎだろ。
「はぁ」
俺はその場から立ち上がり、メイプルの目の前に移動した。
「おい、起きろ。この寝坊助」
俺はそう言って、メイプルにかなり強めにデコピンをした。
流石にこれにはメイプルも目を覚ました。
「あれ。私、どれだけ寝てた?」
「もう二日目の朝だ」
「えっ…………えぇぇぇっ」
それからは、メイプルから何で起こしてくれなかったのとか、色々と聞いて来たが俺達二人はため息しか出て来なかった。
「私達は何回か起こしたよ。二人だと見張りがキツいからね」
「それでも起きなかったのはメイプルだからな。仕方なく二人でやったが、そのせいでこちとら寝不足だ」
「うぅ~」
それを聞いたメイプルはぐぅの音も出なくなり、少ししおらしくなってしまった。
まぁその分、今日はっかりと働いて貰うけどな。
「取り敢えず、出発するぞ。昨日の内にあの雪山の梺までは来たからな」
「う、うん。エイは怒ってる」
メイプルはこっちを上目遣いで見ていている。
うん。ヤバい、可愛すぎ。
やめてくれ、そんな目で見られたらドキドキするし、誰もが何も言えなくなるだろう。
まぁ、俺はハッキリとは言うがな。
「別に怒ってはいないさ。ただまぁ、今日は昨日の分まで働いてくれるよな」
「えっと、頑張る」
「よし。んじゃ、出発だー」
「おー」
この時、サリーはエイの笑顔に少し恐怖を覚えていた。
だって、表情は笑っているのに、目だけは笑ってないのだから。
メイプルは、特に気付いていない様だ。
流石は天然メイプル。
うん、エイだけは怒らせてはいけないと心の中で誓うサリーであった。
「サリー、早く~」
「あっ、今行く~」
それから、俺達は二時間ほど時間を掛けて、雪山の頂上へとたどり着いた。
「やっと着いた~。でも不思議、雪なのに全然冷たくない」
「まぁ、ゲームの中だしね」
メイプルの言葉にサリーは返答しながら、辺りを探索していると、彼女は転移の魔方陣を見付けた。
他に何かないかと、俺も探索を始めるかと思い行動しようとした時、背後から足音が聞こえた。
サリーもそれに気付いたのか、俺達の元に戻って来ていた。
俺とサリーの二人は何時でも攻撃を出来るように、武器に手をやっていた。
メイプルの奴は未だに雪で遊んでいた。
「おっと、先約がいたか」
登ってきたのは少数パーティーで、先頭には顔見知りの姿があった。
俺はこの時点で刀から手を離していたが、サリーの奴はまだ武器に手をやっていた。
「あ、クロムさん」
「メイプルにエイ…………そっちはサリーだったか」
「ど、どうも」
「おっと、俺達は戦う意思はないよ」
そう言うとクロム達は、両手を上げた。
どうやら、本当に俺達と戦う意思は無いみたいだ。
「私も知り合いと戦うのは」
「メイプルがそう言うなら……………振りかかる火の粉だったら払っている所でした」
そう言って、サリーも武器から手を離した。
「おぉ、怖い怖い。にしても残念だ。あれには1パーティーしか入れなそうだ」
クロムは転移の魔方陣を見付けた様で、そんな事を言い出した。
「あまり上手くいってない感じですか」
「まぁ、昨日は1枚も見付からなかったな」
「ねぇ、二人とも良いかな」
クロムの言った事を聞いたメイプルは、俺らに何か言いたそうだった。
俺とサリーは顔を合わせると、思ってる事は同じらしく俺はメイプルに『すきにすると良い』と言った。
それを聞いたメイプルは
「なら、クロムさん良かったらどうぞ」
そうクロムに言った。
「えっ、良いのか。こう言うのは早い者勝ちだろ」
「良いんです。私達は昨日、何枚かメダルを手に入れたので」
「そうか。なら、お言葉に甘えようか。後からメダルがザクザクでも文句は言うなよ」
「言いませんって」
そして、クロムは俺達にお礼を良い、転移の魔方陣へと入っていった。
勿論、クロム達が入り終わると魔方陣は消えていった。
「この御人好しめ」
「エヘヘ」
「でっ、どうするんだメイプル」
俺がそう言うと、さっきまで閉じていた魔方陣が再び起動した。
「どうして」
「考えられるのは二つ。アイテム回収だけで速攻で終わったか……………」
「強力なボスに手も足もでずに呆気なく倒されたか、だな」
多分、これは後者だろうな。
アイテム回収で終わるなら、わざわざ魔方陣を再び起動させないだろう。
それにトッププレイヤーであるクロムがいるパーティーにも関わらず、いとも簡単に倒されたとなると、これはかなりの強敵だろう。
「よし、行ってみよう」
「分かった、何があるか分からないから【悪食】を使えるようにしてて。エイもそれで良いよね」
「問題ないぞ」
そして、メイプルがいつもの黒い大盾に装備を変えたのを確認してから、俺達は転移の魔方陣へと乗った。
俺達が転移された場所は馬鹿みたいに広く、地面には雪が積もっており、いたる所に氷の塊がある事を確認できた。
どう見てもボス部屋だ。
「何があるか分からんから、気を抜くなよ」
「うん」
「分かってる」
そして、俺達は周りを警戒しながら部屋の真ん中辺りに来たとき、突然モンスターらしき奇声と上にあった氷の塊が降ってきた。
それをバックステップで回避し、上空を見ると銀色の翼をした怪鳥が飛んでいた。
「あれがボス見たいね」
「取り敢えず、牽制してみるか。【抜刀・鎌鼬】」
俺は怪鳥に向かって攻撃をしたが、簡単に避けられてしまった。
そのせいか、怪鳥は再び奇声を上げ、自分の周りに氷の塊を大量に生成しこっちに向かって放ってきた。
「【カバー】」
メイプルが俺達の前に出て、両手を広げて奴の攻撃を受け止めた。
「大丈夫、メイプル」
「うん、ここで【悪食】を使いきる訳にはいかないから」
すると、怪鳥はメイプルに攻撃が効かないと分かると、一つの大きな氷の塊を生成してこっちに放ってきた。
メイプルはそれを大盾を使い、攻撃を防いだのと同時に俺達二人が両サイドから飛び出した。
「【ウィンドカッター】!」
この攻撃で怪鳥はサリーの方を標的とし、今度は大量の小さな氷と大きな氷を同時に、サリーに向けて放たれた。
サリーは小さな氷を全て避け、大きな氷を足場にして徐々に怪鳥へと近付いていった。
それは怪鳥自身も良くないのか、更に数を増やしてサリーを撃ち落とそうとした。
だが、そうはさせない。
「【五式 剣山刀樹】」
俺は5本の刀を呼び出し、ソードビットみたいに小さな氷を次々と落としていった。
「こいつはおまけだ【抜刀・鎌鼬】」
今度は見事に当たり、怪鳥のヘイトが俺の方へと向いた。
その隙を逃さず、サリーが追い撃ちを掛けた。
「【スラッシュ】【ファイヤーボール】【ダブルスラッシュ】」
それは見事に決まり、怪鳥は奇声を上げた。
流石にこれには怒ったのか、まだ空中にいるサリーへとその巨体で突撃していった。
「させないよ【毒竜】!」
それは、メイプルのスキルによって防がれ、不発に終わった上、代わりにダメージを負わせた。
ただまぁ、【毒竜】は凍らされ少しのダメージにしかならなかった。
「でも、あれだけやってHPが1割も減ってないとか耐久力ありすぎだろ」
「そうだね、っと次来るよ」
怪鳥は初動と同じ様に俺達に向けて攻撃をしてきた。
こちらも同じ様にメイプルが俺達二人の前に立ち、盾となった。
しかし、今度はメイプルに当たるとダメージエフェクトが出た。
「貫通スキルッ【瞑想】」
「【ヒール】」
メイプルとサリーは即座に回復スキルを使い、攻撃をしのいでいる。
俺も5本の刀で、なるべくメイプルに当たらない様に、攻撃を防いでいだ。
そして、攻撃が収まるとメイプルが再び【毒竜】を使い、怪鳥へと攻撃をしたが、攻撃は当たるも直ぐに氷付けにされ、ほとんどダメージが入らなかった。
ただ、ほんの一瞬だけ隙を作る事は出来た。
「はぁぁ、【ダブルスラッシュ】【パワーアタック】【ウィンドカッター】」
「【二式 怪力乱神】【抜刀・乱舞】」
俺とサリーは同時に【超加速】を発動して一瞬で近付き、二人の連撃を喰らわした。
しかし、怪鳥も唯では終わらないと言わんばかりに、サリーに突撃をしてきた。
「【カバームーブ】」
それもメイプルのおかげで不発に終わり、逆に怪鳥がダメージを受けるはめとなった。
「もう一回!」
そう言ったメイプルは怪鳥に闇夜ノ写を当て、【悪食】を発動させた。
流石に一度にこれだけのダメージを喰らった怪鳥は、地面へと落ちた。
「今!」
サリーは地面に降りた瞬間、怪鳥へと近付いて追撃をしようとした。
が、怪鳥はサリーへと顔を向けた時、そこにはエネルギーが溜められ、サリーに向けて放たれた。
「サリー!」
「あちゃ~、少し焦ったかな」
サリーがそう言うと怪鳥のエネルギー砲に飲み込まれ、爆風で辺りの雪が舞い上がるのだった。