自由気ままにプレイしてたら、何故か妖怪認定されました Re:メイク 作:玖珂凌駕
とにかく、ちゃんと更新出来るように頑張るのでよろしくッス。
ではでは、前書き終わり本文へどうぞ(*´▽`)
運営からのイベント告知から数日がたち、遂に今日がそのイベント当日だ。
「やっぱり、参加者は多いなぁ」
俺は目立たないように、なるべく人が集まっていない所で様子を伺っていた。
それから暫くすると、何かちっこいドラゴンが現れた。
『ガオ~!それでは、第一回イベント!バトルロワイヤルを開始するドラ!』
「「「うおおおおおっ!!!」」」
それを聞くやいなや、集まった者達が歓声を上げていた。
やっぱり、大人数でのこのノリは苦手だ。
別に騒ぐのが嫌いではないが、出来れば少人数で騒ぎたい所である。
『それでは、もう一度ルールを説明するドラ!制限時間は三時間。ステージはイベント専用マップドラよ!ポイントは倒したプレイヤーの数と倒された回数、被ダメージと与ダメージで算出されるドラ!それに、倒されても時間内なら何度でも復活出来るのドラ!さらに、ポイントが高い上位11名には記念品が贈られるから、皆頑張るドラよ?』
要するに、戦略をたてるも良し、逃げ回るも良し、何でも有りのバトルロワイヤルだな。
事前から、知っていたがやっぱりこう言うのは盛り上がるよな。
俺もかなり心が踊っていた。
「よし、最後にステータスの確認だ」
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エイ
Lv35
HP 40/40
MP 40/10〈+30〉
【STR 100〈+30〉】
【VIT 0】
【AGI 100〈+70〉】
【DEX 0】
【INT 0】
装備
頭 【深淵の髪飾り】
体 【深淵和装・桜】
右手 【黒刃刀・影】
左手 【装備不可】
足 【深淵和装・桜】
靴 【深淵の草履】
装飾品 【空欄】
【空欄】
【空欄】
スキル
【抜刀術Ⅹ】【刀の心得Ⅸ】【抜刀の心得Ⅷ】【双龍の刃】【一撃必殺】【電光石火】【剣ノ舞】【居合の心髄】【暴虐者】【殺戮者】【暗殺者】【暗殺】【空蝉】【空中歩行Ⅷ】【跳躍Ⅷ】【隠密Ⅸ】【気配遮断Ⅸ】【壁走りⅦ】【猫の眼】【アンデッドキラー】
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結局、装飾品欄は一つも埋ることはなかった。
良いものはドロップしないし、造るのにはお金と素材が掛かるし……………。
まぁ、無くても困らないから良いけどな。
後は【空蝉】のスキルは以下の通りだ。
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【空蝉】
1日に一度だけ、致死ダメージを無効に出来るスキル
発動後はAGI+50%される
取得条件
レベル35までにノーダメージであること
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『……………三ッ!』
おっと、いつの間にかカウントダウンが始まったか。
俺はウィンドウを閉じ、ふぅと一息をついた。
「それじゃ、一暴れしてくるか……」
『二ィッ!一ッ!―――ゲーム、スタートドラッ!!』
そう言い終えると、辺りプレイヤーが光に包まれ、イベント専用マップへと転移された。
「ここは…………森か。以外と良い場所に配置されたな」
周りを見渡していると、早速ザザッと草むらを歩いている音がかなり小さいが聞こえた。
音がした方を見ると、遠くに一人の剣士がこちらに向かって来ていた。
この距離なら、相手はこっちには気付いていないだろう。
俺は【猫の眼】でしっかりと見えてるが………。
「悪いな【抜刀・鎌鼬】」
俺の攻撃は見事に直撃し、相手は光となって消えていった。
「うし、自由にのんびりと行くかな」
俺はそう呟くと、影へと潜りその場から消えていくのであった。
それからは、見つけたプレイヤーを背後から攻撃をして倒したり、たまに【抜刀術】スキルで倒したりと、自由気ままにのんびりとプレイをしていた。
うん、何か単純作業になってきたな~。
誰か強い奴がいないかな……………おっ。
俺は前方に大斧持ったプレイヤーを発見した
「あれは確か…………………ドラグ?だったか」
俺はもう少し近づき、確認するとあの独特な斧はドラグの様だった。
以前に戦っているのをこっそり見る機会があり、かなりの手練れだったから一度、戦ってみたいと思っていた相手だ。
背後から攻撃をしても良いが、折角だから真っ正面からぶつかりたいと思い、彼の前へと姿を現した。
「あんたが俺の次の相手か、お嬢ちゃん」
「まぁ、そうなんだが…………」
俺は不意をつき、ドラグへと攻撃をしたが、それは簡単に受け止められてしまった。
(かなり本気でやったつもりだったんだがな~)
俺は一度、距離をあけ抜刀の構えをした。
「こんなんだが、俺は男だ」
そう言いながら…………。
「ははっ、そうだったか。それは悪かったな」
そう言ってドラグも斧を構えた。
顔を見ると随分と焦りの様子が伺えた。
もしかして、俺の速さに着いて来れてなく、さっきのは苦し紛れだったのか?
まぁ、気にしてもしょうがないか。
「【一式 怪力乱神】」
俺がそう呟くと、ドラグも攻撃をしてきた。
「【土波】」
斧を叩き付けた地面が波打ち、バキバキと裂けて弾けながら、真っ直ぐに向かってきた。
俺はそれを横に跳んで回避し、スキルを発動した。
「【影牙一閃】」
スキルは見事に当たりドラグのHPを削りきった…………筈だった。
「【バーンアックス】」
俺は思わぬ反撃をドラグから喰らいそうになった。
「チッ【三式 疾風迅雷】」
それをスキルを使い、何とか当たらずに回避する事ができたが、一瞬体勢が崩れてしまった。
ドラグも好機と思った様で追撃をしてきた。
「【土波】!」
俺はニヤリ、と不意に口角が上がった。
やっぱり、強い奴と戦うのは心が踊るなぁ。
「【潜影】」
俺はスキルを使い、影と潜りドラグへの後ろに姿を現した。
「わりぃな俺の勝ちだ【抜刀・一閃】」
攻撃は見事に当たりドラグは光となって消えていった。
「あぁ、ここが森で助かった」
それにしても一撃で仕留めたつもりだったが、何かのスキルか。
まぁ、今は気にしても仕方ないか。
そして、俺は新たなターゲットを見付けるため、闇へと姿をくらました。
…………………一方、観客席では
「おい、あのドラグがやられたぞ」
「マジか、どんな奴だ」
「あれだよあれ、あの着物を着た少女だよ」
「ヤバくね、倒してる速さは遅いが全部一撃で背後からやられてる」
「あんなプレイヤー初めて見た」
「あらあら、あんな楽しそうな顔でプレイしてるの初めて見たわ~」
観客席ではエイの事で話が持ちきりだった。
エイの目立たない生活はもう訪れないのかもしれない。
あっ、どうも初めまして。
ちょっと前に出てきた天の声さんですよ~、今後ともよろしくね~♪
そんな中、イベントが始まって2時間が経過しようとしていた。
残り1時間でイベント終了するなか、アナウンスが大音量で流れた。
『ガオ~!中間発表ドラ~!現在の一位は1380ポイントのペインさん、二位は1150ポイントのドレッドさん、三位は980ポイントのメイプルさんドラ!ちなみに3位と4位のポイント差は300ポイントくらいドラ!これから1時間、上位三名を倒した際、得点の三割が譲渡されるドラ!三人の位置はマップに表示されるドラから、一発逆転が狙えるドラよ!それじゃあ、最後まで頑張るドラ!』
「マジか、メイプルが三位とは驚きだな」
さてさてさ~て、どうするかな?
俺はマップを開け、確認するした。
「いや、遠すぎるだろ」
三人の位置を見ると、ここからドレッドの場所にギリギリ行けるかどうかだった。
あと、参考程度に俺の順位は4位だ。
「おっ、ラッキー。ドレッドさんがこっちに向かって来てるじゃん」
俺はこの好機を逃さないため、全速力で向かいつつ道中のプレイヤーを倒して行った。
「っと、やっと見つけた」
「まさか、前から来るとはな」
残り時間………5分…………ギリギリだ。
さらにドレッドの後ろから何人かのプレイヤーが走ってきている。
「まぁ、良いさ。道を空けてくれよ」
そう言って、ドレッドはこっちに向かって斬り掛かってきた。
俺はそれを避け、一旦距離を取った。
「もう時間がないんで、一瞬でで終わらせるぜ【妖怪変化・妖狐】」
俺がスキルを発動すると、俺の姿が変化し始めた。
狐の耳と尾が生え、髪がロングまで伸び、頭の上には狐のお面を着けていた。
例えるなら、シャドウ〇ースのギンセツってカードのイラストに近いものだ。
「なんだよ、それ」
この姿を見たドレッドは、冷や汗をかいており一歩足を後退させた。
「【三式 疾風迅雷】【抜刀・電光】」
スキルを発動した瞬間、ドレットは警戒心を上げていたが、俺は既にドレッドを後ろにいた。
「なんつう速さだよ。反則的だろ」
ドレッドはそう言い残し、光となって消えていった。
あっ、次いでにドレッドを追い掛けていた連中も全員倒したした。イエーイ
『ガオ~!終了~!結果は一位と三位の順位変動はなかったドラ!二位は見事にドレッドさんを倒したエイさんとなったドラ!それでは、これから表彰式に移るドラ!』
あ、やべッ。
目立たないようにするつもりが、ガッツリ目立ってしまった。
「はぁ、過ぎた事は仕方ないか」
俺がそう呟くと視界が白く染まり、気が付くと最初の広場に戻って来ていた。
ただ、上位三名は壇上の上にいる。
『では、次。エイさん一言どうぞドラ』
チビッ子ドラゴンはそう言って、マイクを渡してきたので受け取った。
「ん~まぁ、勝てて良かったです」
だから、こう言うのは苦手なんだよッ。
大人数の前で話すとか緊張するんだよ。
『ありがとうドラ!最後にメイプルさん、一言どうぞドラ』
「えっと、一杯防御できてよかったでしゅ」
あ、噛んだ。
盛大に噛んだな。
メイプルは余りの恥ずかしさに顔が赤くなり、頭から湯気がたっていた。
『これにて第一回イベント、バトルロワイヤルを終了するドラ~!』
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28 名無しの大剣使い
第一回イベントヤバかったな。
29 名無しの槍使い
そうだな
30 名無しの魔法使い
メイプルもヤバかったけど、エイも凄かったよな。
特に最後のシーン
31 名無しの大剣使い
あぁ、ドレッドがやられた事にも驚いたが見た目まで変化するとは思わんかった
32 名無しの槍使い
見た目的に妖怪狐だよな
33 名無しの魔法使い
そうだな
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そして、この話題はいたる所でされており、最終的に妖怪狐と呼ばれる事となった。
勿論、エイもとい影宮 万里は知るよしもなかった。