ワイルドハントを送り返した直後の屋上に、教室で倒れていたはずの後輩女子がきた。俺を追いかけてきたのだろうか。
心配ではあるが、どこか様子がおかしいのが気になる。
「キミ、大丈夫なのか?危ないから出歩かずに、教室に戻った方がいいぞ」
「……」
「おい、伊吹。そやつの様子がおかしくないか?」
「確かにそうけど、放っておくわけにいかないだろ」
その時、赤根沢先輩の焦ったような声が届いた。
『おい、そこに別な反応が現れたぞ。何かいるのか?』
周囲を見るが、ここに居るのは俺と葛葉と後輩女子だけだ。悪魔の気配はしない。
いや、後輩女子から何か別な気配が立ち上ってくる。
「先輩、どうして、どうしてなんです?どうしてワタシじゃないんです?どうして、どうして」
まさか、悪魔に憑りつかれている!?
「落ち着け。冷静に話し合おう。キミは悪魔のせいで混乱しているんだ」
「どうしてそいつなんです。どうしてどうして、どうしてワタシを愛してくれないんです。パパもママも、先輩も。どうしてワタシじゃないんですか。教えてよ、ねえ!」
後輩女子から、悪魔の気配が吹き上がる。空の黒雲に穴が開き、白い光が降りそそぐ。
その光に照らされる彼女の背後に、輝く羽を持つ天使の姿が浮かび上がった。
『ああ、マナ、愛しいマナ。オマエが悲しむことはない。ワタシはオマエを愛してやろう。ワタシと一緒に、神へ愛を捧げるのだ。そうすればきっと、神もオマエを愛してくださるだろう』
「ちがうちがうちがう。ワタシが欲しいのはそれじゃない。ワタシが欲しいのは、愛が欲しいの。ワタシを愛して愛してあいしてあいしてアイシテアイシテアイシテ」
マナと呼ばれた後輩女子が身もだえると、首元のロザリオが光を反射した。
先端にはメシア教のシンボルをかたどったものがついている。
「キミは、メシア教徒だったのか。でもなんで天使なんか召喚できるんだ」
『おい、聞こえるか?今オマエらの目の前にいるヤツが、悪魔召喚プログラムを起動してやがる!しかも、本人の肉体を媒介にして、悪魔を顕現させてるんだ』
マジか。言われて気付いたが、天使はマナの背中から上半身を出している。全身を一気に作れるほどのマグネタイトがなかったのだろう。
それにしても、召喚するために必要なマグネタイトを補うために召喚者の肉体を使うだなんて、恐ろしいプログラムだ。
『そこにいる悪魔は……【アブディエル】?解析しないとよく分からないが、さっきのワイルドハントと比べて、かなり強いぞ』
「アブディエル!?」
アブディエルと言ったら、真Ⅴに重要な役割を持って出てくる大天使じゃないか。
よく見れば面影があるが、顔がアンドロイドのように表情がとぼしいので、すぐには分からなかったようだ。
ロールアウトしたばかりで特徴がないAIみたいな感じだろうか。
……なんて考察をしている場合じゃない。こいつが完全に顕現したら、この学校だけでなく周辺地域が“浄化”されかねない。
「赤根沢先輩、今すぐ株式会社ドゥームスかアサイラム製薬に連絡してください。大天使が召喚されたって言えば通じるはずです」
『はあ?どうしておもちゃの制作会社と製薬大手がそこで出てくるんだよ。……いや、オマエの関係者なのか?そうなんだな。わかった。連絡しておくから、そっちは任せたぞ』
通話が切れた携帯端末を葛葉がしまう。
俺たちでアブディエルを倒せれば一番いいんだが、それはかなり難しそうだ。なぜならば。
「そいつそいつソイツそいつが全部ワタシから奪っていったんだ。返せ返せワタシにかえせ。ワタシに愛を愛を返せ返せかえせ!」
「やめろ!」
葛葉に襲いかかろうとした【マナーアブディエル】を、間に入って止める。両手でつかみ合うが、とても少女とは思えない力で手を握りしめてくる。
このまま攻撃をして倒すことできるが、それだとマナまでも殺してしまう可能性がある。
彼女は悪魔に利用されているだけだ。なんとしても助けたい。
「先輩先輩ワタシをアイシテ。ワタシを見てワタシを離さないでワタシのそばにいて」
「無理だ。俺は他にやらなきゃならないことがある。誰かをずっと見てるだけなんてできない」
「どうしてどうして、それならどうしてその女の隣にいるの。どうしてワタシを愛してくれないの。こんなに頼んでいるのに、こんなにいい子にしてるのに。どうしてママもパパもワタシじゃないの。どうしてどうして、ねえ、答えてよ!」
ミシミシと、つかみ合う両手から音が聞こえる。
耐えられてはいるが、ずっとこのままというわけにはいかないだろう。なんとかしなければ。
「俺じゃなくて、他の誰かを探してくれ。キミはかわいいんだから、誰か見つかるだろ」
「なんでダメなの!ダメなのダメです。みんなワタシじゃダメだっていうの。やさしい人も強い人も、ワタシを愛してくれないの。弱い人はダメ。ワタシを守ってくれないから。怖い人はダメ。ワタシを傷つけるから。だから強くて優しい人じゃないとダメなのダメなんです」
「それってつまり、俺じゃなくてもいいってことだろ」
この娘は俺を見ているわけじゃない。ただ誰かに愛されたいだけだ。
『マナを傷つけるとは。弱き者をいたぶる心悪しき者め、滅びよ!』
マナの背中から生えている天使が、光の剣を作り出した。
「伊吹危ない!
『「ぐぁっ!」』
葛葉のムドが天使に命中すると、マナもよろめいた。やっぱり肉体が繋がっているせいか、ダメージを共有してしまうようだ。
手の力が緩んだので、振り払って距離をとる。
「待って!ワタシをおいて行かないで!」
「キサマは伊吹に近寄るでない!」
葛葉が再度ムドを放つ。外れはしたが、牽制にはなったようだ。その隙に傷薬で両手を治療する。
回復アイテムの残りは少ないが、出し惜しみしている余裕はないだろう。
「サンキュー葛葉」
「平気か?」
「手か?問題ないよ」
「違う。あの者は、知り合いなのだろう?そんなのを相手にして、戦えるのかと聞いておる」
「知り合いっていうか、ちょっと前に告られただけだよ。会ったのはその時だけだ。もちろん断ったし」
「こ……、そうか、断ったのか」
葛葉さんなんでちょっとホッとしてるの?そんでなんで俺もちょっとホッとしてんの?
「ああああああああ!おまえらあ!ワタシを無視するなあ!先輩を誘惑するなぁ!この魔女め!」
マナがロザリオをつかむと、それが光の短剣に姿を変えた。
『そのとおりだマナ。悪魔を使い魔術をあやつる魔女に正義の裁きを。そして、たぶらかされた哀れな男をオマエが救うのだ。そのために、ワタシも力を貸そう』
アブディエルの羽がマナを隠すように変形し、円錐になった。ドリルのように見えるが、回転していなければただの円錐だ。
「魔女め!しねえええぇぇぇ!!!」
「させるわけないだろ!」
葛葉の前に立ち、突っ込んでくる円錐をつかむ。わずかに滑るが、形が歪むほど力を込めれば止められる。
そう思った時、ドリルが横にずれた。
『騎乗槍術を知らぬ野蛮人め。自らの不明を悔いるがいい』
円錐の背後には光の短剣を構えたマナがいて、その両目をアブディエルの両手が隠している。
「ああああああああああああああああ!」
避け、いや、間に合わない!
マナが体当たりするようにぶつかってくる。その手に持った光の短剣が、俺の胸の中心に突き立った。
……
アブディエルに視界を隠されたマナが、光の短剣で俺の胸を差した。
その瞬間、まるで時間が止まったかのように錯覚した。
「伊吹?」
背後から、葛葉の心配そうな声が聞こえてくる。だが俺は、言葉を出せずにいた。
『愚かな男だ。魔女を庇ったりしなければ、もう少しだけ長く生きられたかもしれないのに。いや、これこそが穢れた魂に与えられる唯一の救い。神の御許でのみ、その罪は許されるのだ』
興奮したアブディエルが両手を広げたことで、塞がれていたマナの視界がひらけた。
そして自分が持っている短剣が俺の胸に刺さっているのを見る。
「え、どうして、こんな、なんで、え?え?」
『マナ。あなたは彼に救いを与えたのだ。あなたは善い行いをした。きっと天におわす神も喜ばれることだろう』
「そんな、そんな、ワタシ、こんなことするつもりじゃ……」
マナが手を離したことでロザリオが地に落ち、そして短剣となっていた光が
「っ、かはっ!」
ようやく圧迫から解放された。
胸を強く押されたことで、呼吸がちょっと止まっていた。むせながら空気を吐き出し、改めて深呼吸をする。
「くそ、死んだかと思ったじゃないか」
『な、なぜオマエは生きている!心臓を貫かれたはずでは!?』
「さあ、なんでだろうな?」
俺も疑問に思ったので、胸元を探ってみる。するとそこには、以前に葛葉からもらった魔封管があった。
神主曰く、特殊な封印をされているという魔封管。
内ポケットに入れていたはずのそれが、まるで俺を守るように胸元に浮いている。
管の表面は吸収した聖なる光によって輝き、閉じられていたフタがゆっくりと開いていく。
「封印が、解ける」
『この邪悪な気配は!?それを寄越しなさい!』
アブディエルの羽が、魔封管を空へはじく。
落ちてきたそれをアブディエルがつかみ取る。だが、そのフタはすでに開ききっていて、中身は残っていなかった。
「痛っ!」
マナが悲鳴をあげる。見ると、首元から赤黒いヒモのようなものが地面に落ちた。
それは地面を滑るように近づいてきて、俺の足から肩まで這い上ってきた。
『シシシ。危ないところだったな。オレサマが助けてやらなければ、オマエ死んでたぞ。せいぜい感謝しろよ?』
そう言ったのは、赤い体の蛇だった。その背中には不釣り合いな大きさのコウモリのような羽が一対と、小さな二対の羽が生えていた。
「もしかして【邪神:サマエル】か?」
『なに?オマエ、オレサマを知っているのか?さすがサマナーの子供だな。でも似てないな。そっちの女の方が、サマナーの女によく似てるのにな』
小さなサマエルが、葛葉を見て言う。
「お前が入ってた魔封管は、あの葛葉からもらったんだ。だから、お前の本当の持ち主は彼女の方だよ」
『そんなの知るかよ。俺はサマナーと、“管の持ち主を天使から守る”って契約したんだ。その持ち主が誰だかは内容に入ってなかったね』
なるほど。葛葉の父親は、まさか他人に魔封管を渡すとは思っていなかったのだろう。
でもおかげで俺の命が助かった。
「伊吹、お主、無事なのか?」
「ああ、コイツが助けてくれたんだ。葛葉からもらった魔封管に入っていたみたいだ。見た目は小さいけど、邪神サマエルらしい」
本来は見上げるほどの大きさだから、それと比べればアオダイショウくらいでも子供だと言えるだろう。
『小さいのは、オレサマが分霊だからだ。本霊はどっかで封印されてようだが、どうでもいいことだ』
「そうか。伊吹を助けてくれて感謝する。小さい邪神よ」
葛葉が伸ばした手を、サマエルはよけた。
『オレサマを封印したのはオマエの父親だ。コイツに協力するのはあくまで契約だし、それを結んだのはオマエじゃない』
「そうか。それはすまぬ」
いつも冷静な葛葉が残念そうにしている。ひょっとしてハ虫類が好きなのだろうか。
『まあいい。これから長い付き合いになりそうだから、許してやらないこともない。それより、そろそろ向こうが動きそうだぞ』
マナーアブディエルは、先ほどサマエルが何かしてから動きを止めていた。
『ニンゲンの方に呪殺の毒を入れておいた。天使の方とは違って耐性がないからな。だが体がつながっているから、天使の方にも毒が回るって寸法よ』
苦しんでいるマナの肩に、アブディエルが手をおいて声をかけている。
一見、毒により体力が奪われていくマナを励ましているように見える。だが実際は、アブディエルがマナから強引に体を引き抜いているようだった。
『くっ、まだ肉体が完全でないが、このままだとワタシまで呪殺毒にやられてしまう』
「ぐっ、ああ!痛いです!天使様、行かないで。アナタまでワタシから離れていくの?ワタシを捨てるの?ワタシの側にいるって言ってたのに」
『ええい、うっとおしい!毒の穢れがうつるではないか!ワタシにこれ以上近づくな!』
アブディエルがマナを蹴飛ばし、完全に分離した。
可哀相だが、これで安心してアブディエルを攻撃できるようになった。
「葛葉、状態回復のアムリタソーダを渡してあっただろ?アレを飲ませてやってくれ」
「わかった」
悪魔交渉で、アイテムを色々渡してしまっていたので、手元には傷薬しか残っていない。家に帰れば在庫はあるが、そんな時間があるわけない。
いくつかを葛葉にも持ってもらっていてよかった。
葛葉が転がされたマナに駆け寄り、俺はそれを庇うようにして立った。
「ようやく、気兼ねなく戦えるな」
『ニンゲンごときが、思い上がるな。神に背きし堕天使もろとも、ワタシが滅してくれる』
アブディエルが翼を輝かせた。
『【
「効くかよ!」
破魔属性の攻撃は普通の人間には効かない。サマエルは俺を盾にして破魔を回避してから、飛び出した。
『お礼をくれてやる【
『ぐうっ!』
広範囲の呪殺を浴びて、アブディエルが顔をしかめる。
思ったよりも効いてなさそうなのは、サマエルが不完全な状態だからかもしれない。
本来のレベルだったら、俺の言うことを聞いてくれなさそうなので、そういう意味ではよかったかもしれないが。
『くっ、この程度の攻撃、どうということはない!さあ、死ね!』
振りまわされる光の剣を転がってよける。
アブディエルもまた完全ではなさそうだが、攻撃するスキがない。
『これは時間がかかりそうだぞ』
「時間が経てば仲間が駆けつけてくれると思うけど……」
「伊吹。こやつの毒は消えたが、衰弱が止まらん。向こうへ体力と魔力が流れていっておる」
「早く倒さなきゃならなくなったか」
どうやら肉体を切り離してなお、魔力のパスを使ってマグネタイトを吸い上げているらしい。どこまで人間から搾り取る気だ。
『ワタシの役に立つことは、神の役に立つということ。下賤なヒトにとっても光栄であろう』
「ふざけるな!」
攻撃しようと近づくと、アブディエルは光の剣で牽制してくる。
問題は攻撃できたとしても、威力が足りないということだ。
アブディエルの弱点は呪殺だけだ。雷と衝撃に耐性があり、破魔は反射したはずだ。それ以外は得意不得意はないはずだが、呪殺を使えない俺では攻めきれない。
『ちっ、オレサマの封印をもう少し早く解いていれば、すぐに強くなってやったのによ』
「解除するために天使から攻撃される必要あったんだろ?なんでそんな特殊条件にしたんだよ」
『うるせえ。文句なら封印したサマナーに言え!』
ごもっともだ。
『ワタシを無視するとは余裕ですね。喰らいなさい!』
「やなこった!」
『オマエが喰らえ!』
大振りの攻撃をよけ、その隙に魔力で強化した拳を振るう。わずかに発動が早かったサマエルの
『ごっふぁ!』
すると思った以上の手応えとともに、アブディエルが吹っ飛んだ。
『き、貴様ら、いま何をした』
『オレサマが知るかボケ』
サマエルはそう答えたが、俺は思い当たることがあった。
「合体攻撃だ。スキルのタイミングを合わせることで、それぞれを合わせた以上の威力を発揮する攻撃だ」
ペルソナ2でのみあったシステムだが、再現できるとは思わなかった。
『へえ、そいつは面白いな』
『ちっ、厄介な技だ。ならば使いこなす前に、貴様らを叩きつぶすまでだ』
アブディエルは戦意をみなぎらせて立ち上がってくる。
『ずいぶんやる気じゃねえか。おい、サマナー。今のもう一度できるか?』
「当然だ。そっちが先にムドを使ってくれ」
『了解だぜ』
アブディエルの攻撃を避けながらタイミングをうかがう。合体技を警戒しているのか、近寄らせようとしない牽制が多めだ。
だからこそフェイントが刺さる。
『【
『ぐうっ、術だけだと!?しかしこの程度では……』
「隙ありだ!」
ひるんだところを蹴り、後ろをむかせる。
『くっ、小癪な。だが効かぬと何度言えば……』
そして振り返ろうとしたアブディエルへ向けて、全力を込めた一撃を放った。
「くらえ!【黒龍撃】!!」
『ぐわあああ!』
立ち直りかけていた顔面へ、呪殺をまとった拳をぶちかます。
今のはかなりの手応えがあった。
アブディエルは屋上の端まで吹っ飛び、落下防止柵に激突した。
トドメを刺すべく駆けよろうとした時、落下防止柵の外から二匹の天使が飛び上がってきた。その天使は、法衣を纏った男を運んでいる。
「大天使様、ご無事ですか?差し出がましいかと思いましたが、大天使様の一大事かと思い駆けつけました。ご無礼をお許しください」
『ああ、無礼であるが、今は許す。あの邪悪な人間を滅するために、ワタシに力をよこせ』
「いえ、それは難しいかと。何より、この場にあの者よりもっと危険な者たちが近づいております。今はここを離れ、お体をいたわるのがよろしいかと」
『貴様、このワタシに逃げろと言うのか?』
「いえ、大天使様の御力を振るうべきは、今ではないと申し上げているのです。大事の前の小事によって大天使様に傷がつくのを、これ以上黙って見過ごすわけにはいきません」
話をしている男と天使に近づこうとするが、お付きの二匹が牽制してくる。
男の実力も分からないし、無闇に近づくのは危ない。
『仕方がない。よく聞け、魔女と堕天使にそそのかされし愚かな人間よ。寛大なワタシの判断で、今回は見逃してやる。だが次にワタシの前に現れたとき、その命はないと思え』
アブディエルが翼を広げる。
「逃げるのかよ、卑怯者!」
『そーだそーだ。正々堂々一対一で戦え!』
『貴様らぁ!』
向かって来ようとしたアブディエルの前に、男が慌てて立ちふさがる。
「大天使様、落ち着いてください。ヤツラの言葉に惑わされてはいけません。今は辛抱の時です」
『くそっ。貴様ら、憶えていろ!』
アブディエルは捨て台詞を残して、男と天使を連れて飛び去って行った。
【大天使:アブディエル】
特殊な召喚プログラムにより喚び出された大天使。
強引な召喚と分離により弱体化している。
衝撃無効 破魔無効 呪殺弱点
〔スキル〕
不明
【邪神:サマエル】(幼体)
毒ありし光輝の分霊、その幼体。
能力が全て低下している。
雷耐性 衝撃弱点 呪殺無効
〔スキル〕
ファイアブレス
マハムド
毒かみつき
タルンダ