ライザのアトリエ~たった一つの魔法の言葉~   作:自給自足すらできなかった敗北者

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…たとえ世界中の人があきらめたって…おれは(ライザ二次を盛り上げる事を)あきらめないっ…!!! 絶対にあきらめないぞっ!!!

























―――――絶対にあきらめないから数日エタっていい?お仕事が繁忙期なんだ…


逃げてたワケ

―――――ライザが農作業を手伝った次の日の昼頃、ライザの家にレント、タオ、カイルが訪ねる

 

 

「ライザー!出かけようぜ!」

 

 

「出かけるってどこによ?さすがに昨日の今日で対岸に行くってわけじゃないんでしょ?」

 

 

「分かったんだよ!」

 

 

「何が分かったのよ…」

 

 

「バレンツ家のお嬢さん、クラウディアの家だよ」

 

 

「!!―――どこどこ?」

 

 

「アンペルさんの家の近くだとさ、同じように空き家を借りたらしいぜ」

 

 

「旧市街か…確かにあそこらへん、空き家が多いもんね―――よし!早速行ってみるわよ!」

 

 

「詳しい場所は旧市街でも高台の方だって聞いたし、行けば分かるだろう」

 

 

「おっと、手ぶらで行くのもなんだ、何か手土産を買っていこう」

 

 

「手土産って言ったってこんな島じゃ何もないわよ?」

 

 

「あんまり格式ばったもの持って行ってもしょうがないし…バジーリアさんのクッキーでも買っていこう、それなら大丈夫だろう」

 

 

「良い考えねっ!ふふふ、もしかしたら美味しいお茶がご馳走してもらえたり…」

 

 

「…急に邪な考えが混じったな…」

 

 

 

 

 

―――そうして4人は旧市街へと歩いていく

 

 

「ん―――聞いた話だと、ここの上だった気がする」

 

 

「いまいち頼りない情報ね…」

 

 

「僕たちも情報を聞いてすぐにライザに教えようと場所まで確認したわけじゃないからね」

 

 

「あぁ、やっぱりこっちだ―――あそこにあった廃屋敷がきれいになってる」

 

 

そう見上げた先には、旧市街でもかなりの大きさを誇る青屋根のお屋敷、少し前までは誰も住んでおらず、近くの子供たちが怖いもの見たさで出入りしたりとちょっとした遊び場になっていたところである

 

 

「すいませーん!ライザリン・シュタウトでーす!クラウディアさんはいますかー!?」

 

 

「お、おい…いきなりすぎるだろう!」

 

 

「なによ、これくらいやったほうが、話も早いでしょ」

 

 

「僕はもうちょっとマナーとか世間体を気にした方がいいと思うんだけどな…」

 

 

「何よタオ、あんたまで村の連中みたいなこと言って―――」

 

 

「―――ライザ!?」

 

 

屋敷の中から驚いたように名を呼ぶ声が聞こえる、足音を聞くに慌てて来てくれているのだろう

 

 

「ほら、言った通り早かったでしょ?」

 

 

 

 

 

 

―――――場所は変わって屋敷の中、扉を入ってすぐ左の部屋、中央にテーブルと向かい合うように配置されたソファー、用途と言っては応接室のような場所でライザたちはクラウディアに向かい入れられていた

 

 

「―――いきなり大声で呼んだりしてごめんね、ライザってマナーとかかなりアレだから…」

 

 

「ううん、来てくれて嬉しかったよ―――私も挨拶に行きたかったけど、引っ越しが忙しくて…」

 

 

「あたしたちの方もドタバタしてて、来るのが遅れちゃったんだ」

 

 

「アンペルとリラさんから聞いてるよ、みんな自分のやりたいことに打ち込んでるって」

 

 

「へへっ、まぁな―――忙しいけど楽しいぜ、自分が確実に強くなっていってるって感覚、ジュージツってヤツ?」

 

 

「僕なんかは、まだまだ分からない事だらけだけどねー…」

 

 

「オレの方は…アレ…当初の目的のリラさんとの模擬戦をしてねーような…?」

 

 

「男どもはどうしてこう華の無い…―――アンペルさんたちとは会ってたんだ?」

 

 

「うん、偶々だけど近所に住むようになったし、お父さんの相談役として村に滞在してもらうんだって―――二人も遺跡の調査…だったかな?その仕事が終わるまではいてくれるみたい」

 

 

「ふぅん…みんな、いつかいなくなっちゃうのかな…」

 

 

「―――例えいなくなったとしてもそこで縁は切れないよ」

 

 

「ふふ…カイル君の言う通りだよ、それにそんなにすぐじゃないし、販路の手続きとか収穫量の調査とか、やることも多いみたい」

 

 

「…そうか、そうだよね、じゃあ、いる間はいっぱい遊ぼう!」

 

 

「嬉しいけど…4人ともやることがあるんでしょう?遊んでる暇なんてないんじゃ…?」

 

 

「それはそれ、これはこれってヤツだよ」

 

 

「そうそう、暇ってのは見つけたり、作ったりするもんさ、変な遠慮はするなって!―――それはそうと一人なんか仕事にあぶれてる奴いるが…」

 

 

「うっ…それを言われると痛い…アガーテ姉さんにも鍛えなおしてもらうか…」

 

 

「錬金術だって、材料の採取でよく出掛けるし、近場の危なく無い所だったら、島の案内もしてあげるよ」

 

 

「ありがとう、安全なら外出も許してもらえるかな…あの騒ぎからお父さん、少し神経質になってて…」

 

 

「あー…あれは実際危なかったしな…俺たちが用心棒として力不足なのは…まぁわかる―――そこに甘んじる気はないけどな」

 

 

「―――あっ、そういえば気になってたんだけど…何で魔物に出くわすほど森の奥に入ってたの?」

 

 

「そういえば、親父さんも「よくいなくなる」みたいに言っていたな…なんか訳アリか?」

 

 

「おいおい、ちょっとばかし無粋が過ぎるぞ」

 

 

「そうよ!女の子の秘密を、気安く訊いたりしない!」

 

 

「そ、そんな大げさなことじゃないよ…ただお父さんには…」

 

 

 

「―――やぁ、ようこそ諸君、今日はささやかながら持て成そう…ゆっくりしていってくれ」

 

 

そう声が掛けられ、振り向くとそこにはクラウディアの父であるルベルトが佇んでいた

 

 

「あ、こんにちはルベルトさん、お邪魔させていただいてます―――これ、良かったら、こんな島のたいしたものじゃないんですけど…味はいいと思うので」

 

 

「お邪魔しています」「してまーす」

 

 

「おや、頂いてもいいのかい?―――あとで娘とゆっくり食べさせてもらおう、では、ゆっくりしていってくれ」

 

 

そう立ち去っていくルベルトをクラウディアは複雑な表情で見つめている…

 

 

「―――ねぇ、クラウディア、今度あたしの部屋に来ない?そこなら色々とお話しできると思うんだ」

 

 

「…ホントっ!?うんっ!ありがとうライザ!―――なら早速で悪いんだけど…明日お邪魔させてもらってもいいかな?」

 

 

「うんっ!クラウディアみたいに立派なおもてなしはできないけど…歓迎するわ!(―――というわけで男ども!明日朝早くから来なさい…積みあがった爆粉うにとか、かたすわよ…っ!)」

 

 

「(だからあれほどかたしておけと…)」

 

 

そうしてライザたち一同は、クラウディアにアレ(・・)を見せてはいけないと、次の日の朝早くから、片付けに勤しむのであった…

 

 

 

 

 

 

―――――そして次の日の昼前の屋根裏部屋にて

 

 

「―――ふっふっふ…!クラウディア君!我がアトリエへようこそ!歓迎をしようっ!」

 

 

やたら尊大かつ不遜、そして圧倒的ドヤ顔にてクラウディアを向かい入れるライザの姿があった

 

 

「(うわぁ…何アレ?恒例行事かなんかなの?)」

 

 

「(前にやった時にお前らの反応が悪すぎて…満足するまでやる気だぞ、アレ)」

 

 

「(正直、ライザを満足させてやっとけばよかった…っ!見ろ、クラウディアなんてドン引いて―――)」

 

 

 

 

「―――ご自慢のアトリエにお招きいただき光栄でございます。―――錬金術士ライザリン・シュタウト様」

 

 

そこには優雅にライザ相手にお辞儀をするクラウディアの姿がった

 

 

「―――…ってクラウディアまでノリノリかよっ!」

 

 

「―――そう…そういう反応が欲しかったのよ…っ!―――ホンットうちの男どもは女の子一人満足させられなくて…」

 

 

「…女の子?」「―――…タオ、あんた後で家の裏きなさい」「あーあ…言わなければ藪蛇にならずに済んだものを…」「まぁ、自業自得ってことで」「そんなー…」

 

 

「ふふっ…本当に、今日は招待してくれてありがとう、ライザ―――旅暮らしだと、ここまでしてくれる友達もいないから」

 

 

「なるほど…旅の生活も大変なんだね…」

 

 

「ここに招待されたからには、クラウディアも正式ってのも変だが…友達で仲間なんだぜ?」

 

 

「あぁ、レントの言う通りだ、下手な遠慮はいらない、迷惑を掛けつつ掛けられつつのお仲間だ―――最近やたら迷惑かけられてるような気もするが」

 

 

「あははー…でも、その通り、クラウディアはもう私たちの友達で仲間なんだから!」

 

 

「私の友達で、仲間…―――っ…あの…みんな」

 

 

「何、クラウディア?―――あっ、そのケース…最初にあった時に持っていたやつ?」

 

 

「うん、あの時、森にいた理由を話しておこうと思って…そんなに、大した話でもないんだけど…」

 

 

「そのケースが理由なの?」

 

 

「確か、親父さんには秘密だって言いかけてたっけ」

 

 

「うん―――中はこれなんだ」

 

 

「へぇ…キレイ…これは、笛?」

 

 

「―――これは…フルートか」

 

 

「うん、カイル君の言う通り、これはフルートって言う吹奏楽器―――あの日も、お父さんに見つからない所まで行って、こっそり練習してたんだ…そうしたら」

 

 

「魔物に襲われた、と―――何でそうしてまで隠すんだ?親父さんがその吹奏楽器?ってヤツが嫌いなのか?」

 

 

「それは…そうじゃないんだけど…ちょっと事情があって…」

 

 

「―――いいよ、無理には訊かないから、レントも無神経に触れない、いいわね?」

 

 

「おっとすまねぇ…」「分かってるよライザ」「あぁ」

 

 

「ううん…私の方こそ、こうして持ってきてるのに、中途半端に隠したりして、ごめんなさい…」

 

 

「それよりさ、折角持ってきてくれたんだから、ちょっと聴いてみたいな!」

 

 

「ご…ごめんライザ…まだ…ちょっと恥ずかしいから…今度ね?」

 

 

「無神経はライザの方なんじゃないの」

 

 

「そこ、うっさい!」

 

 

「ふふふっ…これからも時々、遊びに来ていいかな?」

 

 

「言っただろう、仲間だって―――いつでも気軽に出入りすりゃいいさ」

 

 

「ここ、あたしの家なんだけど…まぁ、いいけどさ…」

 

 

 

 

 

こうしてライザたちは、新しい仲間、クラウディアを加え、日々を過ごすのであった

 

 




〇カイル・シュナイダー
・仲間にまで暇を指摘される主人公、ここから暫くしてある出来事を切欠に暇が無くなる予定だぞ

〇ライザリン・シュタウト
・色々とマナーとかアレな子―――クラウディアにあの地獄絵図(爆粉うにの山)を見せるわけ行かないと、半泣きで片付けた

〇タオ・モンガルテン
・よけいな ひとことを いわなければ ながいき できたものを

〇レント・マルスリンク
・言葉が考えるより先に出る少し無粋な子、その性質はいい側面も悪い側面も備える

〇クラウディア・バレンツ
・とある理由により、父親から隠れてフルートの練習をする子―――この頃はまだ白かった

〇作者
・言い訳をさせてくれ…っ!お仕事が繁忙期だし、手を怪我するしで執筆が進まないんだ…!頼む…っ!情状酌量を…!―――――――――あ、はい、文句言わずに書きます


願い、ライザ二次ふえて・・・ふえて・・・(風化

作者にオリジナルストーリー(番外編)を今後どの頻度で書いて欲しいか、また誰々との絡みも見たいって方は個別に感想欄へお願いします

  • 常日頃から書いて毎秒投稿しろ
  • 1幕毎に2.3話ペースを守って本編を書け
  • 1幕毎に1話ペースを守って本編を書け
  • 偶に思い立ったらでいいから書いて
  • 番外編はいいから本編だけを更新して欲しい
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