ライザのアトリエ~たった一つの魔法の言葉~   作:自給自足すらできなかった敗北者

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―――目の前にチャンスがあるのに、飛び込まないやつがどこにいる






















ライザを広めるチャンスだ!
二次を書き続けるんだ…!!
というわけで作者です。
出勤通学時や隙間時間、そんなちょっとした時間にほんのわずかな満足感が得られるのを書いていきたいです(願望


第三幕 変わりゆく人々
一人前として


―――――各々が一歩を踏み出し、新たなる生活が始まってから数日後のライザの家にて

 

 

 

 

「―――ライザ!いい加減、農作業を手伝ってちょうだい!」

 

 

「だから、今は錬金術の研究で手が離せないって言ってるでしょ!」

 

 

「またそれかい…わけわからないものに熱を上げて、農作業を疎かにするなんて、母さん許さないからね!」

 

 

親の心子知らず―――母であるミオから見れば、錬金術というのはナニかよくわからない変なものにしか見えない、そして、そんなわけ分からないのに熱を上げるのなら、農作業もして最低限の知識等もつけてほしい…ライザもライザでミオに対して説明をしていないのが、誤解に拍車をかける

 

 

「わ、わけわからないものって何よ!?」

 

 

「変な道具使って変なこと始めたって方々で噂になってるわよ…まったく」

 

 

「何でそこで「まったく」なんて感想になるのさ!―――言うなら「すごいわね」でしょ!?」

 

 

―――正直に言えば、ライザの感想も強ち間違いではない、それが錬金術士がありふれてるとは言わないが、そこそこいる大きい町などでは…しかしここは閉鎖された辺境の島、新しい=不気味にしか思えない固執した考えが凝り固まっているのである

 

 

「いつもみたく、レントやタオ、カイルと遊ぶだけならまだしも、今度はバレンツのお嬢さんまで巻き込んで…」

 

 

「なによ…お母さんは何にも知らないくせに!―――錬金術は遊びなんかじゃない!!」

 

 

そう叫ぶとライザは屋根裏部屋に駆け込んでいった

 

 

「あっ…ライザ…!―――あたしは心配でしょうがないよ…何か危ない事でもしてるんじゃないかって…」

 

 

子の心親知らず―――ある意味頑固な似た者親子であった…

 

 

 

 

 

―――――暫くしていつもの面子が屋根裏部屋に集まると、思わずライザが愚痴る

 

 

「―――って、錬金術のことを変な遊びとかお母さんがさ!皆もひどいと思わない?」

 

 

「色々頑張ってるつもりだったけど…ミオさん―――いや、村の連中の認識も、その程度なんだろうな」

 

 

「島にこもりっきりの大人たちの頭の固さは筋金入りってことだよ…まぁ、わかり切ってたことだよ」

 

 

「新しいことは何でも、うさん臭く感じるわけだ―――新しい商売を始めるモリッツさんがましに見えるな」

 

 

「まぁ、みんなそんなに邪険にするな…大人たちだって大人たちなりに考えてるんだ―――それにライザもレントもタオも今やってることを、対岸に行って魔物を倒してることとかちゃんと説明してないだろ?―――なら多少なりとも不審に思われても仕方ないさ」

 

 

「いや…まぁ、それはそうなんだが…」「…僕もそれを言われると弱いな」

 

 

「と に か くっ!こんながみがみ言われるような環境じゃ調合に集中できないってわけ!…そこで!―――あたしに1つ、とんでもなく素晴らしい名案があるのです!!」

 

 

「3重で自画自賛するな…」

 

 

「はーいはい、伺いましょうか、錬金術士殿―――何でしょうかね、その名案ってのは」

 

 

「レントそんなに茶化して…いいわ、後悔させてあげる―――名案とは、あたしたちだけの秘密の隠れ家を作る、よ!!」

 

 

「―――なるほど…出入りするだけで何か言われるなら、実家の屋根裏部屋から、本拠地を移しちゃうってわけか」

 

 

「本当に名案じゃねーか、恐れ入ったぜ」

 

 

「ふふん!もっと褒めなさい!」

 

 

「すごくステキな案だと思うよライザ―――私たち…私たちだけの隠れ家、だもんね」

 

 

「そうっ!あたしたちだけのね!!…あっ、でもアンペルさんやリラさんには教えておきたいかも」

 

 

「まぁ、あの二人も仲間みたいなものだしな」

 

 

「それで、肝心のその隠れ家とやらは、どこに作るつもりなんだ、やっぱり対岸か?」

 

 

「もちろん、小妖精の森の半ばの魔物が寄り付かない広場があったでしょ?あそこならいいと思うんだ」

 

 

「対岸…確かに村の人には絶対に見つからないね」

 

 

「あぁ、土台も遺跡のを使えば地盤工事とかも考えなくて済むな―――確かに名案だ」

 

 

「すごいよ、ライザ!自分たちだけで家を建てるなんて…そんな難しそうなこと、私じゃ絶対に思いつかないよ」

 

 

「うんうん…そうでしょそうでしょ…あたしの発想は…っん?…家…?」

 

 

「えっ?」「オイ」「えぇ…」

 

 

「―――一応聞いておこうか、家を建てずにどうやって隠れ家になるんだ?まさか野晒ってわけにもいかんだろう」

 

 

「あははー…そういえば、隠れ家って…家が必要だった…かな?」

 

 

「かな、じゃねぇ…ったく、気分だけで盛り上がった俺らが馬鹿みてぇじゃねーか…」

 

 

「隠れ()って自分で言っただろうに…」

 

 

「それは、こう…錬金術でパパーって建てる…ってわけにはいかない?」

 

 

「何でオレらに聞くんだ…錬金術士なのはライザでしょうが…」

 

 

「ア、アンペルさんに相談してみるのはどうかな?…何かヒントをくれるかも」

 

 

「そうだね…うん、そうしようかな」

 

 

 

 

 

―――――場所は変わってアンペルリラの貸家の前ににライザとカイルは居た

 

 

「いや…オレ付き添う意味あったか…?」

 

 

「いいのよ、あんた大工もどきみたいのも出来たでしょ、なんかそういう観点でも助言聞けるかもしれないじゃない」

 

 

「いや、確かに漁で使ってる小舟は作ったが…ちゃんと教えられた技術じゃないぞ?」

 

 

「いいのよ、タオもレントもそう言うのはダメだから多少なりとも知ってる人に付き添ってほしかったのよ」

 

 

「まぁ、それでいいならいいが…」

 

 

「つべこべ言わない!早速行くわよ」

 

 

そうして二人は家に入って早速事情を説明するのだった

 

 

「―――そんなわけで、隠れ家の建て方とか錬金術とかを使ってできたりなんてしないかなー…なんて」

 

 

「確かに気軽に頼れとは言ったが…独り立ちしたばかりだろうに―――自分たちの為の隠れ家作りで早速ねをあげるのか?」

 

 

「…それもそうよね…」「まぁ、そうなるか」

 

 

「大体、錬金術士が作ろうと思い立ったなら、それがなんであれまず自分でレシピを想像するべきだ―――安心しろ、錬金術士としての腕前はおまえさんもう一人前だ、だからこそ私の教えにとらわれない独自の閃きを探せ」

 

 

「えっ…?」

 

 

「柱なら柱。壁なら壁…いや、家丸ごとすらも調合の結果として捉え、そこからレシピを想像する…」

 

 

「レシピを…想像する…―――他の錬金術で作る道具みたいに…?」

 

 

「重要なのは、想像と創造を直結させる…勘だ―――私なら材料は想像を実現するための踏み台…触媒と考える」

 

 

「やっぱり錬金術って魔法に近いものがありますよね…自分の思いを具現化する術が魔法でもありますし」

 

 

「魔法程自由の幅は広くないがな、その代わり魔法は個人の範疇に収まるが、錬金術は材料によって左右する…つまり使うものによっては一国の価値に相当するものですらできるという強みがあるがな」

 

 

「…あたしたちの隠れ家…創造…想像…材料…―――うん!なんとなくわかったかも!!」

 

 

そう言葉を発すると、勢いよく家を出ようと駆け出すライザ

 

 

「―――あっ!…ありがとうアンペルさん!」

 

 

「―――ふん、お前が私の独り言をどう活かそうが私の知ったことではない…精々驚かして見せろ」

 

 

「分かった、凄い隠れ家を作って、二人を招待するからねっ!」

 

 

そう最後に言い今度こそ家を飛び出すのをアンペルとリラは見送るのであった

 

 

「―――って、おい、ライザ!…ったく、つれて来ておいて置いていきやがった…」

 

 

「…くくっ」

 

 

「―――なんだ」「どうしたんですリラさん?」

 

 

「いやなに、錬金術士というのはどいつもこいつも可愛いくないとなれんのでは、と考えていただけだ」

 

 

「…ふん」

 

 

「…まぁ、何となく言いたい事は分かりますね…」

 

 

「…それはそうとお前はあいつを追わなくていいのか?」

 

 

「…いや、まぁ…あいつに振り回されるっていうか、あいつが一人で突っ走っていくのは慣れてるんで―――だからこそ、オレはあいつらを導けるように(・・・・・・)、急いでいかなきゃな…―――それではお邪魔しました」

 

 

きっと今のことをではない抽象的な表現でカイルなりの思いだったのだろう、その言葉を二人は黙って聞き、カイルが家から出るのを見送るのであった

 

 

 

 

「―――リラ、お前さんは私を可愛いというが、私はああいうのを可愛いって言うと思うんだがな」

 

 

「どちらかというとあいつらが可愛いのかもしれんな…いつの時代も若いやつらは眩しいな」

 

 

「私をお前さんと同じような年増と一緒にされちゃ困るな…―――あっ、いや、まて、撤回する、だからその振り上げた拳を―――」

 

 

 

 

そうして、貸家では暫くアンペルの悲鳴が響いたという…

 

 

 

 

 




〇カイル・シュナイダー
・みんなを導くためにみんなより早く走らなければ…

〇ライザリン・シュタウト
・錬金術士 かわいい カイルを連れて来ておいて置いてった

〇アンペル・フォルマー
・錬金術士 かわいい  カイルが帰った後シバかれた

〇リラ・ディザイアス
・自分が年取っていることは分かるが、人に言われるのは気に食わん


お願い、ライザ二次ふえて・・・ふえて・・・

今投稿時間結構手探りで色々な時間でやってますが、実際いつ頃投稿すると読者が見やすいか…よければ回答お願いいたします。

  • 0時ちょうど
  • 0~5時くらい
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  • 深夜時間帯なら(22~26時くらい)
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