ライザのアトリエ~たった一つの魔法の言葉~ 作:自給自足すらできなかった敗北者
こんにちは作者です。
読者はもしかしたら
この二次は、少年少女の成長の物語…そこに
それはそうと初投稿から祝!1か月&10万文字達成!中編小説くらいは名乗れる文量になったのでは!?―――あ、はい、原作沿いな上に文に無駄な肉付けして延命感出してるのは分かっております…
―――――一同はアトリエが完成した喜びを分かち合った後、再びアトリエ内に集まっていた
「―――こうしてアトリエができたことだし、あたし、一つ誓いを立てようと思う」
「誓い?」
「我がアトリエ完成を機に、改めて誓います!―――あたしは錬金術士として、もっと上達する!!」
「なるほどな…それじゃあ俺は…―――俺は冒険者として、あの山の彼方にそびえる塔を攻略して村の連中に目にもの見せてやるぜ!!」
「僕は…―――僕は、家の書庫に積み上げられた文献を読破して、そこに記された知識全てに触れたい!!」
「私は…うん―――私もいつか、誰の前でも…お父さんの前でも、フルートを演奏する!!」
「フルートか、そういえば聞かせてもらってなかったな」
「誰の前でも、って当然僕らも入ってるよね?」
「うん、頑張ってまず二人の前でも吹けるようになる―――ライザたちの次はやっぱり二人だもの」
「楽しみだな…って、ライザたちの次?」
「もしかして、お前ら二人はもう聴いてたりするのか?」
「まぁねー、ふふーん羨ましいでしょー」「あぁ、偶々タイミングが良くてな」
「私が勝手に恥ずかしがって二人の前でしか吹けなかったの…ごめんね?」
「謝るようなことじゃないよ」
「そうそう、慣れないうちはそいつらで十分だろ」
「ちょっと、何よその言い草は!」「ひでぇいわれようだなぁ」
「それで、カイルだけ誓いを聞いてないわよ」
「ん?オレか…」
「オレか、じゃないわよ、なんかないの?」
「そういえばカイルの目標とか夢って聞いたことなかったような」
「そうは言っても、ある意味叶ってしまったことだからな…」
「なんだ?漁師仕事でもするって事じゃないんだろ?」
「あぁ、古い約束さ…みんなでいつか冒険するって言うな」
「そんな約束もあった…ような?」
「そんな約束僕たちしたっけ?」
「それは約束だし…夢…なのか?」
「そうよ、あんた自身がやりたいってのは一個もないじゃない―――それに一緒に冒険するって言うのなら、もう叶っちゃたわよ?叶ったことを夢というのもおかしいじゃない」
「それは…―――そうか、叶ってるのか…何というか…唐突にナニかを失った気分だな…」
―――そう呟いている間に気付く…カイルの
―――みんなの
「(オレは…みんなが成長する中、10年前から何も進歩してなかった…?)―――俺だけ夢も何もない…」
そう震える声で呟くカイルは、自身がみんなに置いて行かれるような、そんな焦燥感が襲う―――
―――少し昔話をしよう、カイルは物心ついた時にはすでに他人にはない強大な力を持っていた…幸い、周りにいた人たちが良い人たちばかりだったので、力に溺れることはなかった…いや、いっそ力におぼれた方が止めてくれる人がいたかもしれない…結果を言えばカイルの原初の願い「役に立ちたい」という思いもあり、人助けを良くする責任感ある好青年へと育った―――誰にも、それこそ本人すら気づかない歪を抱えながら
幼いながらに力を持つ…それは責任感をカイルに植え付け、『力あるものが周りを助けなければ』という思い…それと原初の願いが合わさり『力が無ければ役に立てない』へと変ずる…そして最終的に『力があるのだから人より優れてなければならない』へと変じていた、それはライザに救われた後も続いた…いや、むしろ将来の為にと力を付けたことにより、強固になった
逆に言えばカイルにとって『人を助ける』=『その人より優れている』ともなってしまう…穿った見方をすれば、新しいことを知って周りに自慢したいだけの子供でしかない行動だった―――周りを含め本人も大人っぽいと思ってしまっていた…しかし実際は10年前から一つの約束に縋りついていた子供でしかない…化けの皮が剥がれた今、カイルはライザたちより優れてないと仲間で居られないと怯える子供でしかなかった…
「おいおい、これからって時に腑抜けないでくれよ、まだまだ冒険は始まったばかりだぜ」
「そうよ、街道の西側に行ったり、北の塔に行ったり色々有るんだから!―――それに無いなら作るだけよ、あたしの錬金術みたいに!」
「そうだよカイル君、無いならこれから作ればいい…それにここにいるみんなは、夢に向かって歩みだしたばかりの、言うなれば夢の初心者だよ?―――だから、変に気負わないで自分の願い見つけ、みんなで一緒に歩もう?」
―――クラウディアの言葉は無意識ながらもカイルを正す―――約束をしてから力をつけ、知識を付け、みんなに教えてあげないと、と上から目線だったカイルをみんなと真に対等にした
―――カイル君もみんなと一緒の
そう、カイルの考え違い…優れてるから助けなければ―――そも仲間って言うのはそういうものではない…得手も不得手もすべてを共有して、一緒に歩むからこそ『仲間』というのだと
「―――ッ!!…みんなと一緒…夢の初心者…ははっ…あぁ、変に大人ぶって要らない責任感じて…ただみんなよりも少し知識があって少し強いってだけで、夢が分からなかった俺が一番子供だったかぁ…」
「そうよ、カイルだって大人びて見えるだけで子供よ」
「変に負けず嫌いなところとかも子供っぽいよね」
「あぁ、そうだな…ようやく自覚したよ…今ここにオレも誓おう―――オレは、新たに夢を見つける…友達として…仲間として、みんな一緒に夢に向かって歩み始めるために!」
そう力強く宣言するカイルもようやく
〇カイル・シュナイダー
・ダイジェストカイルの心理
物心ついた時には強大な力を自覚→せや、人助けしたいねん→無力だと助けられないやんけ→助けられるだけの力あるわい、すごいやろ?→ワイだけ夢が無い→10年前から成長してないのでは?→あかん、みんなより劣ってたら仲間で居られへん→「クラウディアに窘められる」→あぁ…仲間というのは優劣なんて関係なく一緒に歩んでくれる人たちのことを言うのか…みんなと一緒に歩むため、夢を見つけることを
―――そうして歪だった少年は本当の仲間となるために歩みだした
〇クラウディア・バレンツ
・今話のヒロイン
クラウディアは商人の娘故にか気づいていた、仲間と言いながらどこか助けなければと保護者ぶっていた主人公の言動を…主人公の傲慢…常にどこかしら気負っていた勘違いを正す―――みんなで分かち合い共に歩もうと
〇ライザリン・シュタウト
・カイルの矛盾を漠然と気付いていたが、いつか錬金術でびっくりさせてやるんだと意気込んでいた
なお、約束に関しては半分以上忘れてる模様、哀れカイル
〇レント・マルスリンク
・同じくカイルの矛盾に漠然と気が付いていたが、模擬戦で勝ち越せるようになれば対等になれる、鍛錬あるのみと脳筋思想
〇タオ・モンガルテン
・同じくカイルの矛盾に漠然と気が付いていたが、実際年も一番離れてるしあんなもんかな?まぁ年をとれば変わるかとある意味一番大人の考えだった
○蛇足
・カイルがやたら教えたがったりしたのはこの考え違いのせい―――なまじ初めから力があっただけに、誰に対しても常に自分が先に動かなければというノブレス・オブリージュにもにた固定観念がついてしまっていた
○作者
・ライザのヒロイン観は「無遠慮・邁進」クラウディアは「分かち合う・寄り添う」そんな漠然としたイメージで書いていきたいとおもう(小並感
ちな作者はたった一つの約束に10年もひたむきになるようなクソデカクソオモ感情とか大好きです
お願い、ライザ二次ふえて・・・ふえて・・・
今投稿時間結構手探りで色々な時間でやってますが、実際いつ頃投稿すると読者が見やすいか…よければ回答お願いいたします。
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0時ちょうど
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0~5時くらい
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5~10時くらい
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10~15時くらい
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15~20じくらい
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20~24時くらい
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午前中なら
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午後なら
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深夜時間帯なら(22~26時くらい)