ライザのアトリエ~たった一つの魔法の言葉~   作:自給自足すらできなかった敗北者

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「その顔…今にも吐きそうな最低の面構えからすると、おまえも(評価されない未来を)見たな?」
「ならば、話は早い。それは全て事実だ、作者。俺に追いつくとはそういうことだ。もう一度その目で見るがいい、オレ(二次創作作成に安易に手を出した)行きついた世界を…!」

「地獄を見た、地獄を見た、地獄を見た…」



「おい、その先は地獄だぞ」



「これがお前の忘れたものだ。確かに始まりは評価への憧れだった。けど根底にあったものは作品を知って欲しいという願いなんだよ、ライザ二次創作が増えてほしいという願い…これから増えるだろうライザ二次作者の力になりたかったのに…―――結局、何もかも取りこぼした男の果たされなかった願いだ―――」

























というわけでこの駄前書きを見た作者一同はライザ二次を書いて♡


新たなる出会い

―――――初戦闘の余韻も冷めたころ、深緑の森を進んでいく一行はふと

開けた場所に出た

 

―――――中央に廃墟と言って差し支えの無い小さな小屋、小屋のすぐ横には下へと降りる坂があり、潮風も少し感じることから、海へと繋がっている模様である、奥には泉らしきものがキラキラ輝いて見える…そして何より不思議と道中何度か遭遇した魔物の気配が微塵も感じられない不思議な場所であった…

 

 

 

 

「ここは…森の中に、こんな開けた場所があるなんて…」

 

 

「はぁ…!ここはクリント王国の遺跡だよ!村にもいっぱいあるだろ?ほら!奥に見える石垣とか地上部分の建物は朽ちたけど、土台だけは残ってるんだよ!」

 

 

そう興奮気味に早口で捲し立てたタオは一人走り出して思考の海へと潜っていくのだった…

 

「あー…タオの悪い癖がでたな、興味あることが目の前にあると突っ走って…」

 

 

「タオもまだまだ子供よねぇー…あんなに興奮しちゃって…」

 

「いや、ライザ、お前も普段割かしあんな感じだぞ…」

 

 

 

「―――それほど大きくはないね…森の見張り小屋か何かだったのかな…?でもこんなところに見張り小屋を建てて何の意味が…?それとも年月が経ったことによって森がここまで浸食した…?」

 

 

「おいおい、そろそろ帰ってこーい!魔物に襲われても知らないぞ」

 

 

 

 

その時、女性の甲高い声が森に響く―――

 

「きゃああーーーーーーーッ!!!」

 

 

 

「うわっ、ライザ!?ほら言わんこっちゃない!勝手に突っ走るからだ!―――って」

 

 

「あたしはここだよ」

 

 

「だよ…な?―――じゃあ、誰の声だ?タオか?」

 

 

「そんなわけないじゃない!冗談言ってないで!それよりも声が聞こえたのは森の奥からだったよね!?」

 

 

「あぁ、そのはずだ!とりあえず急いでいくぞ!」

 

 

「ええっ!ま、待ってよー!ライザー!レントー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――場所は変わって森の奥…

 

 

「ハァ…ハァ…」

 

 

金髪にイエローダイヤモンドを彷彿とさせる瞳、普段であれば深窓の令嬢と言って差し支えない可憐な少女が荒い吐息と共に魔物に追われ苦悶の表情を浮かべながら小箱を抱え走っていた

 

 

(ど、どうしよう…商隊から離れてコレの練習のために森に入ったら、魔物に追われるなんて…!)

 

 

(これを捨てて逃げれば助かるかもしれないけど捨てるなんてできない…!何とかにげ―――あっ)

 

 

不安定な足場と小石に足を取られついには目の前の魔物―――人の腰丈ほどの可愛らしい少女の姿をしている「花の精」見た目からは想像できないが仮にも魔物、魔法を用いてくる危険なやつである―――に追い詰められてしまった

 

 

このまま抵抗できずに魔物に甚振られる運命であった少女だが、此処には冒険をしに来た少年少女がいた事、これに勝る幸運はなかったであろう

 

 

「そこの子!後ろに下がって!コーリングスター!」

 

「キュイ!?」

 

 

「あ、あなた達は…?」

 

 

「会話は後!今は後ろに下がって…!」

 

 

そうしてまずはライザが追われている子と魔物との間に割り込み、レント、タオも順次追いついた

 

 

 

「ライザ!大丈夫か!?」

 

 

「うん!何とか隙をついて女の子と魔物を離したけど…!」

 

 

「お、追いついた…うぇ!?な、なんかこの魔物すごく強そうだよ…!しかも怒ってるし…!」

 

 

「そらいきなり横から魔法ぶちかまされたら、誰でも怒るよな…!」

 

 

「でも、襲われてる子を見て放っておけないじゃない!戦うしかないわよ!」

 

 

「助けを求める女の子を守って戦う…か、へっ、冒険の出だしとしちゃ上出来だぜ!!」

 

 

「さぁ!来るよ…!!」

 

 

そうして「花の精」との戦いの幕が開けた…

花の精は先ほど攻撃してきたライザへの怒りからかライザが使うコーリングスターと同系統の魔法、魔力を塊にして打ち出す―――をライザへ繰り出す、ある意味花の精なりの意趣返しでもあった

 

 

「!?…(まず、この魔物、魔法を使うなんて…!避けれない…!)」

 

その魔法弾ともいうべき攻撃がライザにあたる直前一つの影が割り込む―――

身の丈ほどもある大剣を盾にライザをかばったレントの行動であった

 

 

「ライザ!油断するな!?」

 

「ごめん!助かった!!」

 

 

「仕切り直しを図るよ…!闇夜の帳!!」

 

ライザに夢中だった花の精はライザよりも後方から飛んできたその魔法を避けるのは無理な話であった

 

「ギュイッ!?」

 

「ナイス、タオ!レントお願い!隙を作って!あまり時間をかけると他の魔物も来るかもだから、一気に決めるよ!」

 

 

「ったく!人使いが荒いな…!行くぞ!ブラッドスラスト!!」

 

 

―――レントは魔物相手、正確には実戦で今日初めて使った技である「ブラッドスラスト」この技を使う際にただ赤色の魔力が血を彷彿させるという理由で名付けたが、その名がある意味で結実する結果を偶然に生み出した

 

先ほどの花の精による攻撃を大剣で防いだとはいえ、幾ばかりのダメージを負っていて本来は発動しないはずであった、しかし、初めての強敵によるダメージと興奮から来るアドレナリンによるものか、技は発動し、さらにレント本人ですら気づいていなかった、この魔法で相手にダメージを負わせると、相手の魔力を簒奪し、自身を癒すという特性があったことが幸いした

 

 

―――結果それはクリティカルという形で花の精にダメージを負わせるのであった!

 

 

―――花の精は追い詰められながらも冷静に状況を分析して勝ちを確信していた、先ほどの大柄な奴の攻撃は確かに効いたが、最初に攻撃してきた生意気な女は今動けそうもなく、大柄な男の方も技を出したばかりでわずかながら硬直している、後ろに隠れてる小柄な男は魔法を使い直ぐには同じ魔法も飛んでこないだろうと読んでいる、故にここから反撃だと、ほくそ笑んでいた

 

 

―――それが完全に慢心だと気がついたのは小柄な影が生意気な女の後ろから飛び出てきた瞬間であった

 

 

―――タオは二人よりも後ろで戦況を見てた分、ライザの大技が少し遅れていることに気がついた、原因は後ろで守っている少女を助けるために魔法を使い、魔力が思ったよりも減っていることであった…

 

「(魔力はさっき隙を作るのに使って暫くは遠距離攻撃はできない…でも、ここで魔物に攻め立てられたら、技を使ったばかりのレントも、大技を用意してるライザも危ない…自分が臆病だって馬鹿にされるのはいい…本当のことでもあるし…だからって今、ここで、友達が傷つくのを黙って見ているのだけは出来ない!!)うぉおおおおお!」

 

―――無我夢中であった、魔法が使えないならもう直接攻撃するしかない…普段臆病なタオが友達の為に奮い立たせた一撃―――ハンマーの柄を使った突進攻撃、後に「操術・絡繰り」と名付けられた技は幸運を引き寄せた

 

 

 

 

―――花の精は後ろから飛び出して攻撃してきた小柄な男の一撃を食らうも、まだ反撃可能だと思って大技を用意している気配の女から攻撃しようとし―――動けなかった

 

―――「操術・絡繰り」この技の特性はランダムな異常状態を相手に付加する、今回花の精が食らった異常状態は「麻痺」極端に言えば僅かながら動けない程度の、普段であれば何の問題もなかった、しかし、今ここでその一瞬の足止めは致命であった…!

 

「ごめん!お待たせ!用意ができたよ!!これで終わり!アストラルスフィアァ!!」

 

 

―――花の精が最後に見たのは大きな真っ白い光であった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ、はぁ…よし、勝てた…よな?」

 

 

「うん…何とかなったよ…」

 

 

「もう…ホント勘弁してよ…」

 

 

そうして強敵への勝利を噛み締めた少年少女は、戦いの原因となった少女へと向き直る

 

 

「あなた。大丈夫?怪我とかしてない?」

 

 

「う、うん…助けてくれて、どうもありがとう。森で迷ってたらさっきの魔物に…」

 

 

「災難だったね、とりあえず森から出ちゃおう、また魔物に襲われないとも限らないし…」

 

 

「そうだよ!森を出るってのはだ、大賛成だよ、は、早く行こう!!」

 

 

「そう慌てるなよ、さっきのタオの雄姿はどこへやら…―――にしても、初めての冒険なのに俺達なかなか上手くやったんじゃないか?」

 

 

「うん、女の子の危機を助けて帰還…レントじゃないけど、まずまずの成果よね」

 

 

そうして今一度自分たちがなした冒険の成果を3人は噛み締めるのだった…

 

 

「あ、先に自己紹介しちゃおっか、あたしはライザリン・シュタウト、ライザでいいよ―――あっちのはレントとタオね」

 

 

「テキトーな紹介だなぁ…別に僕はいいけどさ…」

 

 

「ふふ、私はクラウディア・バレンツ、旅のお父さんについて、ここまで来たの」

 

 

「ふぅん…あっ、もしかしてそのお父さんって村にやってくる噂の商人さんだったり?」

 

 

「かもな、ところでさ、さっきから大事そうに抱えてるそれ、なんなんだ?」

 

 

「うん、これは…」

 

「―――言いたくないなら別にいいよ?レントってば無神経なんだから」

 

 

「今一度助けてくれて本当にありがとう…改めてよろしくね!」

 

 

こうして少年少女らの初めての冒険はひと段落付き、森の明けた場所まで戻るのであった…

 

 

 

 

 

 

 

 




〇カイル・シュナイダー
・本作主人公、なのに今度は名前すら登場してなかった主人公の恥さらし、お前主人公なのに女の子の危機に駆け付けられなくて恥ずかしくないの?

〇ライザリン・シュタウト
・男どもより早く女の子の危機に駆け付ける主人公の鏡

〇タオ・モンガルテン
・臆病ながらも、持つ信念は曲がらず真っすぐの本物である、友達の為、自らを奮い立たせた一撃に運命の女神は微笑む お前が真の主人公だ

〇レント・マルスリンク
・ライザの無茶ぶりに答え、魔物の隙を作った功労者、もともとの予定ではレントがトドメ役にしようとしたが、タオのあまりの主人公っぷりに筆が乗ってしまい、お役御免に すまんな

〇クラウディア・バレンツ
・今回魔物に襲われてた被害者、ただの女の子が見知らぬ土地で商隊を離れ一人になるって、勇気というか蛮勇がすごい子

〇「操術・絡繰り」
・今回のMVP



次回、やっと主人公出る?

それはそうと
お願い、ライザ二次ふえて・・・ふえて・・・(消失

今投稿時間結構手探りで色々な時間でやってますが、実際いつ頃投稿すると読者が見やすいか…よければ回答お願いいたします。

  • 0時ちょうど
  • 0~5時くらい
  • 5~10時くらい
  • 10~15時くらい
  • 15~20じくらい
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  • 午前中なら
  • 午後なら
  • 深夜時間帯なら(22~26時くらい)
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