ライザのアトリエ~たった一つの魔法の言葉~   作:自給自足すらできなかった敗北者

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世界中にたった1人…1人だけでも、評価をくれる人間がいれば作者は救われる…






















というわけでこんな駄文にも初めて評価をくれる人がいました、ちょうだい、ちょうだい、そういうのちょうだい、もっと!(乞食(ありがとうございます!)
というわけでこれを見た淑女諸兄はライザ二次盛り上げて(請願


第二幕 まずは一歩の始まり
―――踏み出す


―――――気分を新たにしたライザ達は家を飛び出し、早速アンペルたちの賃家に行こうとし…出来なかった

 

 

「―――ライザ、どこに行くつもりだい…?」

 

 

「げっ…お、お母さん…」

 

 

「今日は畑を手伝うって約束しただろう?お父さんが待ってるんだから、早く支度をおし!!」

 

 

そう、怒鳴るライザの母を諫める優しい声が話に割り込む、明るい茶髪、に優しげな瞳、普段農作業をしているせいか、線は細いものの程よく鍛えられた体―――彼こそライザの父である「カール・シュタウト」である

 

 

「まぁ、まぁ、母さん、そう怒鳴らなくても、ライザには聞こえているよ」

 

 

「あなたがそうやって甘やかすから、この子は…全く、先に畑に行って準備してるわね」

 

 

そういってライザの母は畑へと向かうのであった

 

 

「―――あたし、今日は大事な用事があったりなかったりなんだけど…やっぱり手伝わなきゃ…ダメ?」

 

 

「あぁ、やることは沢山あるぞ?―――まずは水汲みに、畑の水やりからだね」

 

 

「まずはってところから重労働なんだよ…今日一日くらい、畑も頑張ってくれるんじゃ…」

 

 

「それはいけない!―――ライザ、畑は生き物なんだよ?お前は一日、飲まず食わずで頑張れるのかい?」

 

 

「ううぅ…そりゃ…そうだけど…」

 

 

そうして背中で語ろうとカールは熱弁を始めるのであった

 

「お前には何より、真剣に畑と向き合う心が足りない、向き合って耳を傾けると、ほら…「そこの草むしりをして」「あの畦が壊れてるよ」「こっちには虫がいるからとって」そんないろーんな声が沢山聞こえてくるだろう…?その声に応えて畑仕事をしていると、やがて自分が、畑の一部になったような全能感を感じるようになるんだ、ここまで感じれるようになればあとは簡単さ、声に従い、毎日手入れをして、土の栄養状態を確認して、水を与えすぎないようにする、そうすると島でも味自慢で名を売る我が家のヴァッサ麦ができる…―――想像してご覧、畑一面金色に揺れる穂、風に乗って感じる土香り、果てには―――――」

 

 

 

 

 

 

「―――あなた」

 

 

「―――ん?どうしたんだいミオ?」

 

 

「どうした、じゃないよ、一人虚空に向かって熱弁してると思ったら、またライザに逃げられて…まったく、どうしていつも、ああなんだろうねぇ…」

 

 

「まぁ、あの年頃の子には畑仕事は退屈かもしれん―――だが、根気よく説得すれば、いつかきっと…」

 

 

 

 

―――――こうしてまんまと逃げおおせたライザ一同は思わずつぶやいたのであった…

 

 

「いいのかライザ?お父さんを置いてきて」

 

 

「ううぅ…ごめんね、お父さん!わたしはまだ当分、その境地にたどり着けそうにないのよ…っ!―――むしろ辿りつけちゃいけない気がする…っ!」

 

 

「カールさんも普段いい人なのに、畑のことになると変になるんだよねぇ…」

 

 

「ある意味、あの親あってのライザ…か、納得しか出てこないかもしれん…」

 

 

「僕も同感だね」

 

 

「ちょっとあんたたち!好き勝手言ってくれるわねっ!」

 

 

こうしてやっと目的地に向かうのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――「旧市街」それはライザの家から南下してボーデン地区へ入り、ボーデン地区より西側へ抜けるとそこはある、元々はこの旧市街が島の中心であったが、汽水湖の長年の浸食により少しずつ家々が海へとのまれ、それに伴い人口が島の内側、ボーデン地区へと流れたことにより、そう呼ばれるようになった、今でも浸食は少しずつ進んでるらしく、西側の浜辺へ出れば、浜辺から家の残骸が突き出てる不思議な風景が見れる

 

 

そうして旧市街に入ってすぐ左側、子供たちが学ぶ学舎の横に目的地があった

 

 

「こ、ここで間違いないな?なんだかドキドキしてきたぜ…」

 

 

「なんでレントがドキドキしてんのよ?」

 

 

「ライザだけじゃなくて、僕らにも期するものってのがあるんだよ」

 

 

「タオにも?―――ま、いいか…ごめんくださーい!」

 

 

「―――ん?開いているぞ、勝手に入ってこい」

 

 

「「「「お、お邪魔しまーす」」」」

 

 

―――――部屋に入って目についたのは奥に鎮座している巨大な壺?いや鍋、近くの机上には見たこともない薬らしきものが所狭しと置かれている、そして部屋の主二人が中央より出迎えてくれた

 

 

「四人揃ってお出ましか、こちらは丁度最低限住む分の片づけは終えたところだ」

 

 

「こういう作業はめんどくさい…」

 

 

「そう言うな、野宿は好きじゃないんだ…それで、そちらは…私たちにいかにも用がある、といった顔つきだな…」

 

 

「「「「お願いします!!どうか―――」」」」

 

「リラさん!道中魔物を倒した手際、あの実践的な戦い方を、俺に叩き込んでくれ!」

「同じくリラさん!オレの剣の師匠から実戦経験が足りないといわれた!オレと試合をしてくないか!?」

「アンペルさん!クリント王国の遺跡調査をしてると聞きました!それならこの本を読めるんじゃありませんか!?」

「あたしに錬金術を教えてください!!!」

 

 

 

 

「―――あー…どっから応えるかな…少年少女の願いを無碍にするのもアレだが、私たちはそこまで暇じゃ―――んんっ!?」

 

 

「どうした?アンペル」

 

 

「―――お前さん、タオといったか…その手に持っている本…どこで手に入れた?」

 

 

「ど、どこって家の地下の書庫に…えっ?―――まさか、これ…本当に読めるんですか!?」

 

 

「まぁ…な―――リラ、ここは「当たり」かも知れん」

 

 

「そうか…―――そこのお前たち、この近辺の案内をできるんだったら戦士の心得を教えてやってもいいぞ」

 

 

「本当ですか、やった!やります!なんでも頑張ります!!―――この島のことなら俺が案内できます、後は―――」

 

 

「あぁ、島の外…って言っても船着き場からあまり離れたところは知らないが…ならオレが案内できます」

 

 

「―――あとは、そっちの嬢ちゃんだが…―――錬金術…か、こればかりは教えてどうなるものじゃないからな…」

 

 

「あ、あたしも頑張ります!どんなことだって―――」

 

 

「まぁ、待て、錬金術は他の技能と同じように…いや、他よりも如実に、素質の有無が成否に直結する―――簡単に言えば、いくら努力しても素質が無ければどうにもならないってことだ」

 

 

「そ、そんな…」

 

 

「だが逆説的に、素質さえあれば当たり前にできる、それを確かめてもし、見込みがあるなら…」

「―――教えてくれるんですね!!!」

 

 

「あ、ああ…だが、素質があれば、だぞ?お前さんが見込みありなら、私も助かる」

 

 

「まずはそうだな…初歩的なことから教えるか―――錬金術というのは「無より有を生み出す術」だ」

 

 

「…?」「なぁタオ、カイルどういうことか分かるか?」「んー…?魔法の先生よりそんな話を聞いたことがあるな…魔法は錬金術と違い1をどのような姿に変えようとも1にしかできないとかなんとか…」「さっぱり…というか、僕は錬金術より早く本の読み方を教えてほしいんだけどなぁ…」

 

 

「やはり、いきなり理屈だけ説明しても無理か…」

 

 

「いっそ調合からやらせてみよう、こいつはどう見ても体で理解するタイプだ」

 

 

「そうだな…どのみち、素質を確かめる必要がある―――今一度聞こう、お前さん、名前は?」

 

 

「はい!ライザリン・シュタウト…ライザです!」

 

 

「よし、ライザ―――これから私の言う材料を採って来るんだ、島の船着き場の近くの森にあったはずだ」

 

 

「船着き場の近く…魔石の森かな?わかりました!」

 

 

「採ってくるのは「ナナシ草」だ、錬金術の基本は採取と調合…まずはその一つ、採取からだ―――おい

カイルとか言ったな、確か薬草の採取とかを生業にしてると言ってたな、ライザを手伝ってやってくれ、ただし手伝うのはライザが採取したものの保管方法とか見分け方をだ、決して口を出すんじゃないぞ、これはあくまで素質のテストでもあるんだから」

 

 

「わ、わかりました…!」「分かりました!行ってきます!!」

 

 

「おいおい、すぐそばの森での採取だぞ、そんなに気張るな」

 

 

「いえ、それでも…あたしの第一歩なので!」

 

 

「あとはそうだな…タオ、君に確認したいことがあるんだが、いいか?」

 

 

「赤毛のでかいの、お前には私からだ」

 

 

「は、はい…!」「うす!何でしょうか…!」

 

 

 

 

「ではナナシ草の採取を任せたぞ」

 

 

そうして各々の話が終わりライザ一同は家を出るのであった

そして偶々ボオスたちと鉢合わせる

 

 

「なんだ、また恥ずかしげもなく、四人でうろついているのか」

 

 

「へへっ、今度はお揃いでどこにお出かけだ?古城の飛竜か?渇き悪魔でも退治に行くのか?」

 

 

「…魔石の森よ」

 

 

「フン、近所で冒険ごっこでもするのか?対岸でひどい目にあって、さすがに懲りたか―――大体魔石の森?あの船着き場の近くの広場だろう、あんな場所を森などと言ってる時点で程度が知れるな」

 

 

「言ってなさいよ!もう構ってやる暇はないんだから…いこう!」

 

 

「う、うん」「じゃあな、竜や悪魔はお前らに任せるぜ!」「え?オレは竜とか興味あったんだが…」

 

 

こうしてボオスたちを置いてライザは各々の目的へと走るのだった…

 

 

 

 

 

 

 




〇カイル・シュナイダー
・最初我流で片手剣を学んでいたが、危なっかしくて見ていられなかったアガーテ姉さんより指導を受ける、今では島で2番目の使い手と自負しているが、実戦経験の少なさを補うため、リラさんへと対戦を申し込んだ―――とりあえず今日は家の片付けもあるし対戦させるわけにはいかなかったアンペルの策略によりライザのお供をすることになった

〇ライザリン・シュタウト
・何でもない自分を変えるため遂にその足を踏み出す

〇タオ・モンガルテン
・昨日の対岸で遺跡調査の話を聞いてずっと詰め寄りたかったが、ようやく詰め寄れた

〇レント・マルスリンク
・昔にカイルやアガーテ姉さんに剣を教えてもらおうとしたが、体格差と何より得物が大剣という違いから断念、だが体の基礎を鍛えるための運動だけは教えてもらい今の筋肉質な体へ、体格がしっかりしてるリラさんならと教えを乞うた

〇アンペル・フォルマー
・家の片づけをするのはいいが腰に不安を覚えるお年頃

〇リラ・ディザイアス
・カイルの相手で家の片付けから逃げられると思ったが、アンペルに釘を刺され泣く泣く片づけに戻る―――細かいことは嫌いなお姉さん、かわいい

〇カール・シュタウト
・物腰も柔らかい、いい人―――だが、こと畑に関することになると変人と化す、この一つのことに熱中するのはシュタウトがなせる血筋ゆえか

〇作者
・初めて評価が0から1へ変わりウッキウキ、いやまて、初心を忘れるな、評価を受けたいから書いてるんじゃない、ライザ二次を盛り上げたいから書き始めたんだ…っ!―――それはそうとありがとうございますっ!!

お願い、ライザ二次ふえて・・・ふえて・・・(粉砕

今投稿時間結構手探りで色々な時間でやってますが、実際いつ頃投稿すると読者が見やすいか…よければ回答お願いいたします。

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